プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星のレビュー・感想・評価
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コミカルなボルシチウェスタンだぜ♥
題名に左右されたり、表現に左右されないで見るべきだ。
実にグロくて、タブーばかりだが、そのグロさが余り感じない。
理由は全体的に演出の仕方がうまいのだか、つまり、ハリウッド的にお化け屋敷的でないと言う事。加えて、カットが物凄くうまい。決定的瞬間がカットされているって事かなぁ。そう言った理由で
グロさが軽減されている。
では、この映画の主旨は?
人間の飽食文化に対するアイロニーと僕は見た。
もう一つあるが、それは仮想敵国を意識したプロパガンダ映画になる。しかし、この映画見てナショナリズムは湧くまい。
だから、むしろ、
コミカルなボルシチウェスタン♥だね。
もっとも、ボルシチはウクライナ料理だが、この映画もロシア映画ではない。
なんでこうなったw
シネマンションの一人あんこさんのチャンネルで特集してて、気になって検索したらAmazonレンタルにあったので視聴。 明らかに低予算映画だけど、あまりチャチには見えないよう画面をざらつかせる加工をするなどの工夫は好感が持てた。 豚と人間を掛け合わせた生物兵器「マズル」の造形やゴア描写なども力が入ってたし、アクションも中々。 物語的にも序盤で大まかなルール説明がなされ、中盤までは一本道なので割と楽しく観られるんだけど、後半、突然急ハンドルを切られて頭の中が「?」だらけに。 いや、それまでにも主人公のお姉さんにヒゲが生えてたり、お姉さんと普通に致してたり、お尻丸出しヘンテコパンツ一丁の男が開脚したり、何の説明もなく主人公がテレポート(タイムスリップ?)したりと、謎設定・謎演出は多いし、無駄におっぱいがいっぱい出てくるところも含め、いかにもZ級映画っぽいんだけど、嫌いではない。 上映時間も79分と見やすいしね。
鑑賞動機:未体験ゾーン5割、ごく一部の評判5割
もちろんz級覚悟で観ましたが。
アクションシーンで時々「おおっ」と思わせるのと、マズルの造形は中々。特にアスホールって何これさいこ…サ、サイテイデスネ。あとロボ爺も。
あの終わり夢オチかと思ったら夢じゃないオチ? 姉ちゃんの髭は汚れかあ、ってそんな納得感いらないんだけど。
まあでも基本的にはキチャナイ。豚さんはもっと清潔好きだもの。
酷い映画だが・・・最高に面白い!!!!
とんでもないです。トンでもない映画です。 まさに「未体験の映画ゾーン」とはこのことか!ヒューマントラスト渋谷さん、、、やるなぁ〜。ついにゾーンに誘ってもらえましたよ、わたしは!もう足に来ましたよ、殴られすぎて・・・。 さておきっ! いや・・・もうね・・・めちゃくちゃなんです(笑)クラックラします。頭がグワングワンです。ストーリーとか設定とか背景とか伏線とか辻褄とか演出とか相関関係とか・・・・そんな次元の話じゃないんです。ハッパやりながら作ったんじゃねーか?それともL◯Dか?そんなのもうないか?(笑)常人には理解できないシーンと展開・・・そして「んな、アホな!!!!!」な驚愕のラスト!!!!締めるか!それで!俺たちの、いや俺の心と頭をここまでグッチャグチャにしておいて、それはないだろーーーー! もうね、様々なセオリーをぶっ壊してくれる怪作。いや、その清々しさたるや快作と言ってよいかもしれません。まともな話ではありません!それは・・・ <以下、ネタバレなんですがさっぱりわからないからネタバレにならない記述です。鑑賞された方はわかると思います。> めちゃくちゃカッコよくてグロい戦闘シーンでツカミはOK!!!・・・なんですがぁ・・・・アスホールアスホールと言い過ぎだし、壁から体半分出てきてぶっ放すわ、最高尻のメンズがカーッン!って開脚決めポーズ決めるわ、いきなりの「俺が兄貴だ」カミングアウトに、謎の髭に、おっぱい越しのシリアスシーン。なぜか声が変わるし、これでもかのボカシのオンパレードでチョイ赤面、助手になるためのプロトコル(手順)にこれまた赤面。クリロナもどきのボレーシュートに、やたら時間がかかる袋開け。ゴレンジャー出てきそうな特撮と思いきや、弾無くなったらキスして天まかせ。え?と思う間も無く登場するテレポート能力は、フォースの力が拡大するディズニー版SWの時以来の衝撃!!!しっちゃかで、めっちゃかやん!しっちゃかめっちゃかやーん! これはギャグ?コメディ?いや、そんな枠に収めるのは無粋だ。まじめに作られたであろうこの近未来を描いた「途方もないボタンの掛け違い大作」いや「壮大な間違い探し巨編」が与えてくれる快感は伊達じゃぁない。これはこれで貴重な映画体験。まさに未体験。こんなん癖になっちゃいます。映画としては破綻していますからこの評点ですが、僕はめちゃくちゃ面白かったんです。ですが、万人にお勧めできません。きっと大多数の方々は「なんだこれ?」っておっしゃると思います。怒られたくないから友達にもお勧めしません(笑)ただ、僕にとっては・・・ラスト見終わった時の放心状態は・・・2022年ベスト級です・・・真っ白な灰になりました。 だけどね・・・ラスト(クライマックス)の戦闘シーン内のセリフは、なかなか本質ついてるものだったんです。グッときました。僕は好きだなぁー、これ。
マチェーテにお目にかかるとは
ボバフェット風の豚人間賞金稼ぎとか、ヒゲを生やした巨乳姉ちゃん(ホントに姉)とか、じいさん型アンドロイドなど思いつくままスクリーンに押し込んだおバカ作品。 詰め込みすぎたせいか、例の手法でオチをつけてしまったのが残念。どうせだったら、マチェーテが暴れて欲しかった。
あれ?弱くない?
WW3中に造り出された豚と人間を融合させた生物兵器にして人間を捕食する「マズル」と闘うレジスタンスの話。…マジメに観ちゃダメですよー。 マズルに狩られ殆ど人間がいなくなった世の中で生き残ったレジスタンスがマズルのリーダー「マザー」を倒す為に行動するストーリー…とのことだけど、始まって早々に、あれ!?パロディ?えっ!?コメディ?w そしてヒゲは面白いか?ww 一応ゴア描写やエロ描写は多くあるけれど、グロさもエロさも感じないし、寧ろ汚らしさを強く感じてしまったのは自分だけ? まあ、それでもストーリーがそれなりにでもあれば良いかなとも思うけれど、話があっちこっちに飛びまわるし、夢だし幻覚だし、テレポートだし…最後の最後もそんなオチ!? クスッとなる部分はいくつかあったけれど、自分にはこれは…。 2018年に公開された「KUSO」が何度か頭を過った。
カザフスタンブルガリア…
なかなか独特な出来具合。ギャグ…?かってな展開が随所にあるんだけど…なんだか納得。ざらついた画面とチープなんだけどそう感じさせない映像世界。豚人間の出来栄えは見事。話の展開も結末も、なんじゃこれ、の世界だけどなんか西部劇感な世界とマズルと人間の戦いは楽しい。オープニングのサンダーボルト風なアクションで見事にこの世界に引き込まれちゃったのでした…。
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