ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス

劇場公開日:

ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス

解説

死体と遺族を撮影する「遺体写真家」の男が、無数の悪霊が取り憑く呪われた村の謎に挑む姿を描いたハンガリー製ホラー。第1次世界大戦後のハンガリー。戦争から瀕死の重傷を負って帰還した元兵士のトーマスは、死者と遺族の最後の写真を撮る遺体写真家として生計を立てている。彼は仕事の依頼を受け、戦争とスペイン風邪で大量の犠牲者が出た村を訪れるが、そこは死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村の少女アナと協力しながら、霊を写真に捉えることでその秘密を紐解いていく。そんなトーマスたちに、悪霊たちが容赦なく襲いかかり……。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。

2020年製作/116分/ハンガリー
原題または英題:Post Mortem
配給:プレシディオ
劇場公開日:2022年2月4日

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映画レビュー

3.0壮大なデビルハンターの誕生秘話

2024年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

亡くなった人の遺体で最後の記念撮影を仕事にしている主人公トーマス。
死体は見慣れていると豪語する少女アナ。
共に臨死体験をしており、更には戦争や流行病と死が身近な2人。
写真や録音機という機器もまた幽霊からの干渉を受け、2人は見えない何かからのメッセージを紐解いていく。

ひとりでに開閉するドア、ポルターガイストとか、謎の影とか、見えないところで動く死体とジャンプスケア未満のゾクッとするシーンが散りばめられていて、ハンガリーの田舎風景と相まって、不思議な魅力を醸し出している。
のだが、途中から幽霊たちは人を持ち上げたり、遺体をポージングさせたりと、ダイレクトかつ遠慮がなくなっていくのでシュールな光景や状況も多い。
特に印象深かったのは終盤の臨死体験の世界観。
とてもオシャレ。

かくして村の幽霊騒動を見事解決に導いたトーマスとアナは死が蔓延する次の村へと馬でゆくのだった…(?!)

最後にロープを持って屋根に登る役割はあの人物じゃなくて良かったと思うけど、続編があるならその人とトーマスの交流をエピソード追加してあげて欲しい。

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昭和ヒヨコッコ砲

0.5うーん、ちょっと意味がわからない

2024年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

寝られる

雰囲気はありますが、私にとっては非常に眠たくなる映画で…。途中2回は眠気に抗えず中断、ようやく見終わってほっとしてるところです(汗)
壁から水が出てくる謎も解けず、別に写真家じゃなくてもいいんじゃない?って思ってしまったり、幽霊?悪霊?がチープすぎたりと、とにかく時間が長く感じる映画でした。

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nayuta

4.0結構好き

2023年10月25日
スマートフォンから投稿

ハンガリー映画は多分観た事ないので、言葉も登場人物の風貌も村の雰囲気も全て新鮮だった。
内容はそんなに怖くはないけれど、いい不気味さがあってワクワクする。日本ホラーの影響かここしばらく欧米のホラーに於いても黒髪ロン毛の女幽霊がカート・コバーンの様に佇んでる映画が多くつまんないってば!と叫びたいところがあったので、この映画には独特の雰囲気があるのがとてもいい。
そして、所々ちょっとアートな雰囲気もあるなと思っていた中での終盤の臨死ワールド。見入ってしまった。
まあちょいちょい突っ込みたいところもある。後半特に坊やの特殊メイクが仮装のマスクみたいになっていたのとか。アナの手のひら返しが意味不明だったり。悪霊が瀕死の人に便乗して成仏されたいなら、もう何人も殺しているのだからそれらの人達と一緒に成仏されれば良かったじゃん。なぜトーマス待ち?水との関係は?トーマスのセクシーサービスショットの意味?などなど....
が、そのへん考慮したところでも全体的に好みだった。

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Tamizo

1.0ハンガリー版ゴーストバスターズw

2023年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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徒然草枕