マーズのレビュー・感想・評価
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火星で無くてもいいです。寧ろ火星という背景に期待してしまったら駄目です。
ヒューマンドラマです、シリアスです、閉鎖的です。
そしてテンポはゆったり目で途中からこんな風に終わりそうって読めてしまって、実際そんな感じで終わっていきます。
火星ってものを観たがる客層と実際に出来た作風が違いすぎて火星を楽しみにしている客層からのウケは厳しくなると思う。
30日はなんだった?
地球から火星に移住してきた夫婦とその娘が、突如何者かの襲撃を受けて巻き起こる話。
周囲に建物はなく、家族3人だけで暮らす家に、不穏な気配が近寄って来て巻き起こっていく立ち上がりで、両親は何事かを解っているようだけど…。
ということで、襲撃する何者かと対峙しながらその辺を明らかにする展開かな?と思ったら、あんた誰?父親はいつの間に?に始まり、今起きていることは判るけれど、背景や何事なのかは判らない。
そして、えっ!?トゥルーマン!?と一瞬迷子になりそうになったり、娘はそんなに拒絶する程の経験も知識もないんじゃ!?なんていうツッコミどころもありつつの…えっ!終わり!?
「それ」だけの話?
もうちょいちゃんと話をみせて欲しかった。
3人の関係性の変化の物語
ライオンが群れで生きていることはよく知られているが、群れが常に平和な訳ではない。子供のうちは親から面倒を見てもらえるが、雄は成長すると群れを追い出される。そしてサバンナをさまよい、別の群れを見つけて、そこの雄ライオンに戦いを挑む。運よく勝つことができたら、群れから追い出す。負けた雄ライオンは、老兵は死なずただ消え去るのみで哀れに逃げていく。
勝った雄ライオンはその群れの子供を残らず噛み殺す。すると雌ライオンはどうするか。発情するのである。育てる対象の子供がいなくなったためらしいが、ライオンのことなので、本当の理由は定かではない。ただそういう感じで群れが新たに形成されるようである。
人間をライオンにたとえるのも語弊があるかもしれないが、本作品を観て、ライオンの群れのことを思い出した。人間もライオンも生命で、生命とは自己複製のシステムである。あらゆる細胞は一定の期間で…続きを読む
次に◯ぬ人のお知らせ?
地球を離れ火星で暮らす3人の家族を武装集団が襲撃し、生き残った母子と男が始める奇妙な暮らしを描いた作品。
まず始めに、あらすじ解説されている内容を回収するまでに一時間程かかります。。テンポ悪い・・・。
襲撃の理由は語られるが、それならば母子は生かすジェリーの気持ちはわからないし、後に変化していくイルザの気持ちはガチで意味わからんし、唯一悲しみに暮れるレミちゃんだけに共感できる。
後にジェリーが2人を生かした理由はわかるが、全体を通し見所と言えば最後のちょっとと、成長前のレミちゃんの悲哀くらいで、それ以外はず~っとまったりとした感じ。
ジェリーも暴力で支配するような輩じゃないだけマシかもしれんが、これはこれでちょっと気持ち悪い。。
良い所もあったけど・・・終わってみて、実は100分程しか上映時間なかったことに驚き。
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