「奔走」ドント・ストップ ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
奔走
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未体験ゾーンの映画たち。中々観れておらず、ほとんどはレンタルでの鑑賞になるだろうなと思いつつ今作には手を出せたので無事鑑賞。サービスデーでしたが人は少なめでした。
序盤のなんでもない日常が無差別に銃で撃たれて非日常へと化す瞬間の緊張感は素晴らしかったです。実際の事件を元にしているようなので妙にリアルで悍ましかったです。頭体問わず撃ち抜くので容赦がありませんし、直接的な描写は少なめですが、しっかりと流血はあったのが良かったです。爆破シーンからのタイトルも◎
そこからは爆弾を身につけた少年を救急隊員2人が運び込んでそのまま搬送するというのが物語の肝になっていきます。様々な箇所へと移動すると同時にいつ爆発するかの緊張も常に煽られておりソワソワします。ただ、ここでの少年との駆け引きがそこまでされなかったり、同じ絵面が続くというのもあり少しダレてしまいました。
少年の両親が気が気でない様子も合間合間に挟まれており、そりゃそうだわなと思ってしまうくらい慌てていました。子供との距離感が遠いとこのように何かを崇拝してしまうという恐ろしさも短いながらもしっかり描かれていました。
無難に面白かった、けれど予想を超える何かは無かったかなぁという印象です。これが未体験ゾーンか…。悪くはないんですけどね。
鑑賞日 3/9
鑑賞時間 18:20〜19:44
座席 C-3
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