超 西遊記のレビュー・感想・評価

妖族を灰にすることも解放することも出来る錫杖を巡り闘う妖怪と玄奘のお供を描いた西遊記を題材にした話。 九環錫杖を霊山に運び妖族を灰にする使命を受けた玄奘＆錫杖を護る孫悟空の前に、孔雀王により孫悟空のそっくりさんになった六耳という妖族が現れて巻き起こるストーリー。 ワイヤーアクションバリバリのバトルは迫力があるけれど、紫藤って誰？から始まって、何で六耳は錫杖奪取しないの？と後でわかるけれど、その時々ではそれでどうなるの？な展開が繰り返されるのでイマイチ入って来ない。 自分はオリジナルの西遊記の知識を全然持っていないけど、知っていたらもう少しすんなり入ってくるんですかね？ ラストはゲームのイベントバトルみたいなスリリングさの欠片もないやり過ぎ演出だし、自分にはハマらなかった。

地味目なアクションだったな。これだと着ぐるみきたスーツアクターのアクション合戦になってしまった感あり。肝心要の悟空の判別方法もいまいち良くわからなかった。中国映画の悟空作品は多々あれど面白いと感じたものがなくて残念。