劇場公開日 2022年8月26日

アキラとあきらのレビュー・感想・評価

全295件中、41~60件目を表示

4.0最後まで胸アツな人間ドラマ!

2023年6月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

知的

難しい

幸せ

原作は「陸王」「半沢直樹」「下町ロケット」「ノーサイド・ゲーム」などなど、名作ドラマを世に送り出してきた池井戸潤。WOWOWが一度ドラマ化しており、そちらの主演は向井理と斎藤工でした。映画では竹内涼真と横浜流星。個人的にはこちらの方が役柄は合っていたんじゃないかと思います。銀行へと同時入社した同じ名前を持つ2人の男。それぞれ全く違う思いを抱え、ぶつかり合いながらも協力することになる。アツいですね。単なるお仕事映画じゃないです。魂と魂がぶつかって一つになったような物語でした。

多くの人が感じたことがあると思うんですが、主人公の子どものころや過去の回想があると、物語のテンポがグダつきがちなんですよね。今作もそれに当てはまらなかったわけではないですが、決していらないものでもありませんでした。山崎は子どものときに父親の会社が倒産するという苦悩。階堂は子どものときから親族同士のいがみ合いに遭うという苦悩。全く違うように見える2人ですが、そういった意味では同じような境遇にいたのでしょう。山崎も階堂もあの過去があったから大人になってこうして生きているんだなとしみじみ感じました。そして、2人の銀行員としての情熱は、決して消えない炎のようでした。対立する。でも協力する。社会では、こういったことも生きるためには必要です。世の中、自分と似たような考えの人ばかりではありません。だからこそ、お互いに認め合い一緒に戦わなければなりません。ただ興味本位で気軽に見た映画が、ここまで胸を熱くしてくれるとは、アベンジャーズのようなアクション映画とはまた違った興奮や観劇が味わえました。
そして監督は「ぼくは明日、昨日の君とデートする」「思い、思われ、振り、振られ」「アオハライド」などを手掛ける恋愛・青春映画の名手、三木孝浩監督。恋愛でもないテーマの映画でもここまで仕上げてくれたことに感銘を受けました。

しかも主題歌はわれらが群馬県が誇る大スター、back numberです。「ベルベットの詩」めちゃめちゃ心に刺さる応援歌なのでぜひ聴いてほしいです。

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ニンフィア好き

3.0視覚的にも存在的にも主演二人の胸板が薄い

2023年5月31日
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2022年劇場鑑賞59本目 良作 62点

池井戸潤原作の映画化3作目

当方七つの会議は凄く好きで、1クールに1回くらいは見直す程好きなのですが、今作は正直世間の高評価ほどの印象は受けませんでした。

池井戸潤は会社やお金の流れについての社会派がテーマな作品が多い中、今作はその要素の厚みが薄いというか
主演の2人を若手にしてウケを良くしたんだろうけど、やっぱりこの方の作品は中年の方の方がどっしりしてるし、説得力ある気がする。(ドラマ版の方がよかった)

横浜流星は相変わらずで、声が良い

多分今の若手で1番声の通りというか、声の演技が上手い

竹内涼真は嫌いなんで割愛

高橋海斗は推されてるけど、ジャニーズの演技派のハードルが年々下がっててこれで吐出してる現場がやばい

江口洋介ももうお偉い役増えてきたけど、まだ少し薄いかな〜

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サスペンス西島

4.0池井戸作品ですなぁ

2023年5月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しめました

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あっちゃんのパパと

4.0池井戸潤の銀行員物語

2023年5月7日
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鑑賞方法:VOD

池井戸潤作品はみんな面白い。熱い社会派ドラマ。窮地からのどんでん返し。面白いけど、どの銀行作品も実際の銀行員ってこんなに大変なのかと思ってしまう。

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olivia

4.5経済モノへの入門編

2023年5月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

知人から経済小説を勧められたが、活字が苦手なため鑑賞。銀行員や会社経営者が観ればツッコみたくなる展開もあると思うが、本は読まないが経済モノの作品を観たい人、サラリーマンとして奮起している人には是非鑑賞してほしい。

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Shin K

5.02人のあきらの好演

2023年5月4日
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 少し前にwowowの連ドラで放送して観ていたので、ついつい比べてしまう。
 どんな作品でも先に観た方の印象が残って、後のが見劣りしてしまうことが多いが(私の場合)この映画、演者もそれぞれ素晴らしい。横浜流星もとても良い⭕️私の数多い注目の若手俳優の1人に加わりました。これからが楽しみです。おじ役の2人、児島さんとユースケサンタマリアもピッタリでした。ストーリーもギュッとわかりやすく濃縮されていて、良かった。
 ただ、思うことは、銀行員って大変な仕事だな〜と改めて感じた。

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アンディぴっと

4.0銀行マンの骨太なストーリーは見応えがあった。 WOWOWでもドラマ...

2023年4月30日
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銀行マンの骨太なストーリーは見応えがあった。
WOWOWでもドラマ化されたが、本作はおもしろさが凝縮されている。

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省二

3.02023 61本目

2023年4月29日
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今話題の2人が共演
社会派ドラマシップだが
残念ながらスリルがない。
どうせ最後は、、とも思ってしまう。

惜しい作品でした

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しゅん13

5.0池井戸潤の原作なら 誰が演じてもそこそこのいい作品ができると思うのだが竹内涼真の演技は良かった。これは彼の代表作になると思う。

2023年4月19日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

動画配信で映画「アキラとあきら」を見た。

劇場公開日:2022年8月26日

2022年製作/128分/G/日本
配給:東宝

竹内涼真
横浜流星
髙橋海人
上白石萌歌
児嶋一哉
満島真之介
塚地武雅
宇野祥平
奥田瑛二
石丸幹二
ユースケ・サンタマリア
江口洋介
戸田菜穂
野間口徹
杉本哲太
酒井美紀
山寺宏一
津田寛治
徳重聡

動画配信のサイトでは人気がある作品だとは知っていた。
横浜流星という役者を知らないので敬遠していた。

が、原作が池井戸潤と判ったので見ることにした。

竹内涼真の父(杉本哲太)の経営する町工場が倒産した。
銀行の融資が得られなかったせいもある。
竹内涼真は後に銀行マンとなった。

横浜流星は巨大企業の経営者の父(石丸幹二 )を持つ。
家族間のしがらみを避けたいと父の会社には入らないで銀行マンとなった。

その巨大企業の経営が傾いていた。
原因としては経営手腕の乏しさ、
親族間の嫉妬や妬みや恨みもあった。

横浜流星は銀行マンを辞め、
父の残した会社を立て直そうと決意する。

竹内涼真は同期の横浜流星の会社をなんとか支えようと奮闘する。

しかしそこには多くのハードルが待ち受けていた。

塚地武雅の

「人生はいろいろある。
たくさんの困難が待ち受けている。」

というセリフが終盤でジーンと来る。

池井戸潤の原作なら
誰が演じてもそこそこのいい作品ができると思うのだが、

竹内涼真の演技は良かった。

これは彼の代表作になると思う。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

4.0王道の池井戸映画

2023年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

WOWOWのドラマは視聴済みです。ドラマ版が大好きなので、本作観賞前は不安がありましたが、面白かったです。ただやはり、長い話を2時間にまとめてあるので、少し物足りなさは感じました。本部長役の江口洋介はいい味を出していましたが、キャスティングもドラマの方が好きかな。上白石萌音は大手企業を一人で担当するのには若すぎるのでは?
終盤の畳み掛けるような展開は、まさに池井戸作品。ラストの後味もすごく良い。安心して楽しめる良作です!長くても良いならドラマ版の方がおすすめかも。

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ぎー

3.5宿命に挑むふたり

2023年2月20日
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興奮

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しゅうへい

3.5ドラマ>原作>映画かな、、、

2023年2月13日
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鑑賞方法:VOD

原作・ドラマも好きなため映画も鑑賞。
正直、ドラマ>原作>映画の順だと思った。
映画も面白かったが、この素晴らしい物語は映画の尺に収まりきらない。
十分面白かったが、いろいろと良いストーリーがはしょられていた。
尺的にしょうがないが、そのはしょられたストーリがあるうえで最後に向けて盛り上がっていくため、
ドラマ・原作を知っている身としては物足りなかった、、、
演者は、横浜流星は良かったが、竹内涼真はドラマの斎藤工の方が正直役にはまっていた。
あと、石丸幹二だけドラマのままなのが意外だった。
是非映画が面白いと思った方にはドラマ・原作を読んで欲しい。

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ペキ

4.5がむしゃらに仕事をした方はハマると思う!

2023年2月12日
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最初は主題歌のbacknumberの「ベルベッドの詩」にどはまりし、
歌詞に魅了され、
この歌はきっと映画によせて作ったんだろうなと思い鑑賞。
大号泣しました。

「晴れの日には傘をわたし、雨の日には傘をとりあげると思われているかもしれない。でも土砂降りのなかを一緒に走りたいと思う銀行員もいるんだ」
というシーン。

理想を掲げて走ってもうまくいかない現実との葛藤。

江口さん演じる不動さんも意地悪そうでとーーーっても実は大事なことを小さな想いの集合体のことをちゃんとわかっている人で感動。

そして最後、階堂家の兄弟と甥の和解のシーン。
特にユースケさん演じる兄が泣くところは、アマプラで何度も見ては、泣きました。

「青臭いなんて青臭い
綺麗事だって言われても
いいんだ
夢見る空は青い方がいい」
ベルベットの詩より

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吉田大輔

4.5確実性か?温情か?

2023年2月4日
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小さな町工場で育ったあきらと御曹司として
育ったアキラが対照的に描かれていました。
町工場で働く従業員の男性にもらった
ベアリングに夢を叶える希望が込められていました。少年時代に手にした模型の船が
乗りかかった船、舵を取る、沈みかけた船
仕事や家族と人生を切り拓いていく状況に
表現されていたように見えました。
ラストの生まれ育った故郷の自然が
宿命、困難な状況を乗り越えた清々しさがありました。2人のスーツ姿もスタイリッシュでした。配信にて観ました。

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美紅

4.0熱い

2023年1月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

若い経営者、
若いバンカー、
2人の諦めない情熱が「乗り越えられない宿命は無い」を実現させた。
出来すぎのストーリーだけど、心熱くなる。

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上みちる

3.5池井戸潤の面白さ

2023年1月27日
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鑑賞方法:VOD

少し「宿命」など語るには言葉が足りない大きなテーマ設定だったと思うが、そのテーマを排除したヒューマンドラマとしては面白かったし、池井戸潤だった

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WALLE

1.0原作の見せ場を全て潰した作品

2023年1月24日
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原作ファンで、同じWOWWOW制作でのドラマは原作に忠実に再現されて素晴らしい出来だったのに対して、いいところを全て端折られたやっつけ作品になってた。そもそもこの2人の関係はここまでギスギスしておらず、天才2人が一緒にタッグを組んで行くはず。池井戸潤の作品の醍醐味でもある「大逆転」が一歳なかった。見たあとフラストレーションしか残らなかった。まあこれは原作ファンであり、ドラマも見た人だからの意見だとは思う

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CUJO

3.5やはりWOWOW films ドラマあっての映画

2023年1月24日
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泣ける

知的

長年のWOWOWドラマのファンであり
「アキラとあきら」も何度も繰り返し視聴
池井戸作品だけでなく、証券、建設、銀行などなど
骨太な、地上波では描けないであろう内容を
映画のような映像で見せてくれる所が本当に好きだ

地上波なら12話で、余計なエピソードも入る
ところを、5話程度で濃厚に作り込んでいる

ドラマのアキラとあきらは、向井理と斎藤工を
W主演とし、周囲の人間関係や家族との関わり
互いの繋がりを描き、心情も掘り下げている
それを何度も見た上での、映画視聴

2時間余りで、どう繋げるのかと半信半疑で
主演2人を眺める映画になるのではと訝っていたが
階堂彬をビジネスライクなキャラとして
山崎瑛を真逆のキャラとして、対立の位置を
作る事で映画としての成立を目指したのだろう

が、彬の非情さは面に出さず、彬が誠実さで
コツコツと積み上げるキャリアを全面に押し出す
事で爽やかに仕上がっていた

けれど、ドラマを見ていたから面白かったと
言える部分は大きい

キャストいいっすね
ドラマのキャストと比べながら見てた
けど、やっぱドラマの勝ち(笑)
向井理の、優しいのにビジネスに対して
決意を持って社長として方針をシフトする辺りは
身震いする

内容が凝縮されてる分、映画の方が泣けたけど

是非ともドラマも見て頂きたい

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fool

4.0情と育ちと宿命と

2023年1月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

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近大

4.5仕事は"人"なのだなと

2023年1月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

今まで観た池井戸作品の中で一番好きだと断言できる。
難題に突き進む瑛と冷静沈着な彬。新人研修でみせるやりとりはスリリング。緊迫する空気、戦略の凄さ、諦めない強さ、思いやる心。それぞれ大きな壁にぶち当たろうとも巻き起こす奇跡の逆転劇、終盤に向けて様々な人物が絡んでの結末がスカッと爽快で面白い!やはり仕事は「人」なのだな、と。
内容は勿論ですが、豪華俳優陣の演技に圧倒されっぱなしの120分。飽きがこない展開が続き、とにかく最後の最後まで楽しめました。
最高の作品をありがとうございました。

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ミミ