アキラとあきらのレビュー・感想・評価
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安定の面白さ〜このシリーズ好きなら是非!!
金曜レイトショー『アキラとあきら』
以前、ドラマでもやってた池井戸潤原作の銀行シリーズ
生まれ育った環境の違う2人の”あきら”が、各々の境遇をバネにバンカーとして対峙する。
同期入社の2人の思想は水と油ながら、共にエリート行員として突き進むのだが・・・
人生そんなに甘くない。
終盤は、バンカーと経営者として倒産危機に直面した企業の立て直しに人生を賭けて立ち向かう!
ある程度筋は読めますが、テンポも良く、役者さん達の演技にも引き込まれるので、あっという間の128分
竹内涼真・横浜流星W主演ながら物語を引っ張る主演感は・・・
竹内涼真さんに軍配って感じですが、横浜流星さんの冷たい演技は安定してますね。
この作品の場合主演男優賞の選定どうなるんだろう!?
ゾンビ作品に韓国ドラマのリメイクと賛否浴びながらスキルアップしてる竹内さんに主演男優賞獲って欲しい!
「弟」はアホばかり!?
原作未読、TVドラマ版未観賞
大手銀行に同期入社した超有能な生い立ちの違い過ぎる2人の「あきら」が繰り広げる企業融資の話
小学生の頃親父の経営するプレス工場が倒産した経験をもつ山崎と、祖父から引き継いだ大企業を巡って揉める父親と叔父達をみてきた皆堂という設定で、皆堂はただただ有能でけど山崎は情に流され過ぎてヤバイ様にも。
池井戸潤作品の映画化の割には演技やセリフ回しの大袈裟さは控え目な印象。
ストーリー展開はとてもドラマチックだし面白いけれど、エピソードの詳細は中学生でもそんなアホなとツッコめそうな寓話レベルのアホっぷりの連続で笑えてしまう程。
最後だって、逆にそれを通さないとかあり得んだろうっての。
まあ掴みのベアリングだってプレス工場ではつくれるものじゃないしねw
そんなチープなエピソードをまとめたら、それなりに面白いものになっちゃうんだから大したものだとは思うけれど、もう少しでいいからリアリティを持たせてほしかったし、巨大な損失に加担した龍馬の最後の表情もやっぱりアッフォ丸出しってことで。
横浜流星と竹内涼真が良かった
父親の経営するプレス工場が倒産し貧乏な幼少期を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司だが会社を継がなかった階堂彬の2人のアキラはメガバンクに同期入社した。人を救うバンカーになるという理想を持つ山崎と、情を排し冷静に仕事をこなす階堂という正反対の性格の2人は入社早々のグループ対決からライバルとしてしのぎを削っていた。しかし山崎は、債権先の子どもの命を守るため銀行に不利になる情報を伝えた事で左遷されてしまった。一方、順調に出世する階堂も、父の急死から親族同士の争いや弟の独善での経営で父の遺した会社が倒産寸前に追い込まれた。山崎は階堂の会社を救うための稟議を上申するが、・・・てな話。
なかなかスリルがあって面白かった。
横浜流星と竹内涼真の演技が良かったし、江口洋介やドランクの塚地も良かった。
ユースケと児島もバカな弟役が似合ってた。
140億くらいで倒産するくらいの規模の会社の社長が運転手を付ける必要は感じなかったが。
売上数100億のグループ企業なら自分で運転しろよ、なんて思った。
池井戸節全開の友情ドラマ
(池井戸潤原作は)レベルの高い合格点を超える映画、オールウェイズ出してくれる。
池井戸原作と実写映画(ドラマ)は相性が良いのか、半沢直樹にしろ空飛ぶタイヤにしろ七つの会議にしろ本作にしろ、作品としてのクオリティが保証されているので安心して鑑賞できますね。
とにかく、どの作品観ても面白い。会話劇がメインなのに全然ダレない。内容は難しいことを話しているのに、脚本や演出のおかげで経理の知識が無くてもちゃんと理解できる。どの作品も安定して☆4以上を出してくる印象があります。
正直不満点は全然無いんですけど、とある映画レビュアーさんが「池井戸原作は毎回展開が同じで先が読める」「主人公の父親が町工場の社長で銀行から融資断られて会社潰れる展開は見飽きた」って言ってるのを観て、確かにそうだな~と思っちゃいましたね。不満点は強いて挙げるなら「展開がお馴染み」ってところですね。
ただそれは、今までの池井戸原作の作品をいくつも見ているからこそ感じる不満点ですので、そこまで池井戸原作の作品に触れてこなかった方からすれば、非常に面白い作品に仕上がっていることは間違いないと思います。
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国内有数のメガバンクである産業中央銀行。同期入社の中で群を抜いて優秀な社員として二人の男が入社する。父が経営する町工場が倒産して厳しい生活を送ってきた山崎瑛(竹内涼真)と、大企業の御曹司として育てられたが次期社長の座を拒み行員となった階堂彬(横浜流星)。対照的な二人は行員として切磋琢磨するが、情に流されやすい山崎と機械のように冷静沈着な階堂の間にはどんどんと差が開いてしまう。そんな中、階堂の父親である東海郵船社長が病に倒れて亡くなってしまう。父の遺言により会社を引き継いだ階堂であったが、社長代理を行なっていた弟と彼を目の敵にする叔父らが起こしたリゾート事業による多額の負債があることが明らかとなる。
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私個人的に池井戸原作の実写作品は一つもハズレがありません。どれを観ても間違いなく楽しめるという安定感と安心感があります。本作においてもそれは健在で、「絶対楽しいだろうな」という確信をもって公開初日に劇場に赴き、「やっぱり面白かった」と満足しながら劇場を後にする。そんな感じの映画でした。
他の池井戸映画(『七つの会議』とか『空飛ぶタイヤ』とか)を鑑賞して楽しめたという方ならば、本作も絶対楽しめると思います。安心して劇場に来ていただきたいですね。
池井戸作品の魅力として、難しい題材を知識のない人でも分かりやすく説明するのが異常に上手いというのが挙げられます。『空飛ぶタイヤ』であれば車の部品のことであったり、本作や『半沢直樹』であれば企業の会計などの数字について。通常ならばある程度知識がある人でなければ理解できないことを、難しいところを上手いこと端折って分かりやすく描いています。観ていてなんだか自分の頭が良くなったような錯覚を抱くんです。ここが、池井戸作品の魅力ですね。
また、キャラクターの描き方が上手いのも魅力の一つですね。
本作に限らず、池井戸映画はキャラクター数が非常に多いんです。特に2019年に野村萬斎主演で映画化された『七つの会議』に至っては台詞分量がそこそこあって「メインキャラ」と呼べる登場人物が30人くらいいる。他の映画と比べると異常な多さです。
しかし、その多すぎるように見えるキャラクター達にしっかり映画としての役割が与えられ、キャラが立っていて、魅力的に見える。こんなにキャラクターの描き方が上手い映画ってなかなかないように感じます。『七つの会議』に引き続き、本作でもそのキャラの魅力がそのまま映画の魅力につながっていました。
本当に面白い作品でした。知的なのに分かりやすく楽しめる作品と言うのは希少ですので、ぜひ多くの方に観ていただきたいですね。オススメです!!
とても面白くて感動するエンターテインメント映画
TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞。
「乗り越えられない宿命なんて無い。必ず乗り越えられる」という言葉が心に残るエンターテインメント映画の佳作。
さすが、池井戸潤原作の映画化🎥
とても面白かった‼️
マスクの内側が、「感動の涙」でビショビショになったのは、初めて😂💗
池井戸潤原作の映画は本作が3本目で、3本とも公開時の映画館で観ている。
『空飛ぶタイヤ』で運送会社vsトラック製造会社のドラマに感動し、『七つの会議』では会社を舞台に野村萬斎の凄い演技にアッパレだった。
本作では、対照的な宿命の二人の青年(アキラとあきら)が銀行を舞台に、情熱と思いやりを行動で見せてくれるエンターテインメント映画であった。
この「他人を思いやる気持ち」が心にグイグイ来るので、感動させられて泣いてしまうのだ…(笑)
物語は、「小さな町工場の息子」と「大会社の御曹司」を対比させながら、育ち方は違っても人間の目指す理想は……というドラマ。
(詳細は長くなるので割愛)
ドンドンと物語が面白くなっていくが、やはり「池井戸潤の原作映画に外れ無し!」だと思ってしまう。
<映倫No.122883>
見どころは二人の熱演
バンカーのパーパス
キャスティングにノイズ
山寺宏一と山村紅葉が邪魔。誰が何を考えてこの二人をあの役にしたのか全く理解できない。
アキラ100%とコジはギリセーフかなぁ。
ユースケと武雅ちゃんは良かったと思う。
話自体も他の池井戸作品に比べて薄い。土下座して和解しておしまいって…。せめてそこに説得力を持たせるような伏線くらい張ってくれよ。
総評:事有る毎に「宿命」と云う言葉を使うが、全く感情移入できない言葉である。ハッキリ言ってダサい。
宿命に立ち向かう二人の姿がカッコ良かった。
『アキラとあきら』鑑賞。
*主演*
竹内涼真
横浜流星
*感想*
原作は知っていますが、読んだこともないです。また、ドラマ版は観たことはありません。でも、七つの会議、空飛ぶタイヤは観たことはあります。
銀行の話は少し難しかったけど、めちゃめちゃ面白かった。
小さな町工場が倒産して、過酷な幼少時代を過ごした山崎瑛と、大企業の御曹司の階堂彬。
ライバル同士だった二人は同期入社し、初めは、反発し合いながらも、少しずつ認め合うのが熱かった!
個人的に瑛(竹内涼真)目線と、彬(横浜流星)の目線の描き方がとても良かった。過酷な幼少時代を過ごした瑛、大企業の御曹司として育てられた彬。瑛と彬を交互にストーリーが進行し、交差する所がまた良かった。
山崎瑛は、数々の困難に抗いながらも、恩人の言葉を思い出しながら、すぐに気持ちを切り替え銀行員として奮闘するところが良かったです。上司の不動(江口洋介)は、氷のように冷たいし、確実性じゃなければ、即却下する恐ろしい人物だったなー。
階堂彬側は、身内がイヤ~な奴ばっかで、腹立ちました。(^^; 幼少時代から親族同士の争いにうんざりしていた彬は、グループに継ぐのを辞めて、銀行員になります。
三兄弟の内のユースケ・サンタマリアと児嶋が嫌い!弟もプライドが高くて地味に嫌な奴でしたw
あと、彬が時折見せる口角上げた笑みが印象的でした。
ある経緯があって、グループの危機に直面した時、山崎瑛と階堂彬は、お互いの信念をぶつけ合いながらも、少しずつ認め合って乗り越えようと、宿命に立ち向かう二人の姿がカッコ良かった!
ラストも良かったですし、豪華俳優陣の中にお笑い芸人が出演してましたが、皆さんとても上手かったです!個人的にに塚っちゃんが良かった!声優の山ちゃんも良い味出してた。演技上手かった。
総じて、難しかったけど、めちゃめちゃ面白かったです。ラストが素晴らしかった!\(^^)/
サラリーマン特にバンカーのジレンマ
手に汗を握ったり爽快感よりも人情味
#64 銀行員の仕事
がただお金を貸すだけではなく、経営のコンサルティングまでおこなっていたとは知らなかった。
だってら何故バブルの頃むやみやたらにお金を貸して焦げ付きを出してしまったんだろう?
それは置いといても、この誠実でまっすぐで困っている人を助けるアキラの役は竹内涼真のイメージにぴったり。
横浜流星のあきら役は、ちょっと違う感じがしたがどっちのあきらをやるかと言えばこっち側か。
あきらがアキラに向かって言う「おまえ、育ちが良いな」というのは、裕福な家庭に育ったという意味ではなく親から愛されて育ったという意味なんだろうな。
WOWOWドラマ版も見てみたくなった〜。
共感はできたが意外性に欠ける
話題性の高い映画ということで、公開日に見に行きました。
WOWOWのドラマを見ていないので、因果関係等が全く分からず「何かを詰め込んだ?」といった感じにしか見られませんでした。
大事な役なのに、ジャニーズ俳優の演技レベルが低かったり、台詞だけで「無理矢理ストーリーの漏れ」をカバーするようなところが、目につきました。
また主役の二人が「東大卒同志」と言うのも気に喰わなかったです。
く「東大と京大(または一橋)」のほうが面白かったのでは?と思います。
同じ大学出身だと、既に大学で出会っていると思いますし、最近同じ大学卒(かつ同じ学部)の人間が、同じ会社に入らない傾向もあるので。
一番良かったところは、奥田さんの登場シーン。頭取としての威厳が全く違いました。
また冷徹だった江口さんが、最後に人間味のある対応を取られたところも良かったです。
私自身、自営業で稼業を閉じる経験と、「銀行員は冷たい」と感じる経験はすでに持っていたので、新鮮味が全く無かったというのもあります。
また、永年のトレーダーでもあり、プロマネでもある私には、ストーリーにも意外性を感じられませんでした。
そもそも、期待が大きすぎたというのもあるかもしれません。
「誰が土下座するか」というシーンは、「これまでの池井戸さんの傾向とは違った」という点は、評価したいと思います。
経済エンターテイメントとしては面白いが、情や善意を信じ過ぎてはいないか?
情に厚い熱血漢と冷徹な合理主義者の出世競争の話なのかと思っていたが、後者の役割は、もっぱら江口洋介が演じる上司が担うことになる。前半、竹内涼真が演じる瑛に対比させる形で、横浜流星が演じる彬の冷血漢ぶりが強調されていれば、一族の諍いを和解させるための定番のシーンも、もっと感動的になったのではないかと、少し惜しまれる。
映画全体として観れば、紆余曲折のある話を2時間程度によくまとめているし、負債や融資といった取っ付きにくい題材を、分かりやすく、見応えのあるエンターテイメントに仕上げているのは立派である。
ただ、無能な上に性格もネジ曲がっている叔父たちが、ちゃんと痛い目にあって反省する場面がないのは、勧善懲悪という観点からは物足りない。
それから、人情や善意の大切さばかりが強調されているが、世の中には悪意を持った人間も確実にいて、そういう輩に裏切られたり、利用されたりすることがあるのも事実である。そうしたこともしっかりと描いて、瑛だけでなく、彬の言うことにも一理あるというバランスも取ってもらいたかった。
うーん
ドラマ版が好きでそれこそ繰り返し何回も観てる。他の方のコメントにもあるように、長時間のドラマ版と比べ2時間ほどにまとめるのだから、それはどうしても無理がある。しかし、そのドラマの内容どうこうよりも、どうして横浜流星さん演じる海堂はあんなにひねくれたキャラ設定になっていたのか。しかも窮地に追い込まれた時にあんなに冷静さに欠くなんて‥経営者に向いてないんじゃないか。そして、逆に竹内涼真さん演じる山﨑さんは爽やかすぎる。笑顔で乗り切る感じが、これまた東大卒のデキる銀行マンにみえない。そして、2人の体格が違いすぎる。2人は名前が同じ、年齢が同じ、出身大学が同じ、就職先が同じ。なのに身長と骨格が違いすぎる。目線が合ってない。
そして、ドラマでは結構重要な役どころの大日麦酒の沢渡役が‥違いすぎ。
ドラマ版を観なければ、普通に楽しめる映画かもしれない。
そして、back numberの歌も今回はなんだかなぁ。
素晴らしい!…が、ちょっと時間が足りなかったかもしれない…。
序盤が惜しい!3時間コースでもいいので、瑛と彬の子供時代を時間をかけて、ゆっくりと描き、ある程度のプロローグをつくってほしかった。
この内容からすると、全十話のドラマにすると、かなり見ごたえがあるものがつくれるかもしれない。
中盤から終盤にかけては迫真に迫り、観るものをスクリーンの中に引き込んでいく。
三木孝浩という監督はやはり素晴らしいと思う。ラブストーリーはなくとも、人間の心を鮮やかに描き出す。
キャストも素晴らしい。杉本哲太、塚地武雅、戸田菜穂、上白石萌歌など細かな配役も効いている。エンドロールで酒井美紀の名前があった。劇中ではわからなかったが瑛のお母さん役だ。
時間は足りなかったが、128分という尺の中では最大限に面白かった。そして感動した。
back numberのエンディングテーマ「ベルベットの詩」が素晴らしい~♪
ぜひ、劇中でお確かめください!
#139
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