「主役二人が同名の意味はナシ」アキラとあきら uzさんの映画レビュー(感想・評価)
主役二人が同名の意味はナシ
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原作が上下巻とのことでしたが、特に破綻なく纏まっており、脚本家の手腕が光ります。
楽しみにしていた眼鏡スーツの萌歌さんが中盤まで出なくても気にならないくらい、テンポも良かった。
演者も達者な方が多く、主演ふたりは勿論のこと、江口洋介の重みのある演技が非常に印象的。
経年や血縁の配役も素晴らしく、特にユースケ・サンタマリアと児島の兄弟設定は上手いな、と。
ただ、厚みが足りないところは否めない。
特に山崎サイドは『過酷な幼少時代』がないため、繰り返される「育ちがいいな」も響かない。
左遷された件も、瑛の性質を深堀りしてはいたものの、現地でのエピソードは東京でも出来る内容で、いい人そうだった先輩がそれきりだったのが残念。
また、あらすじにある主役ふたりの『対立』はなく、信念は違えど初めから互いを認めているようにしか見えなかった。
それは後半のスムーズさに繋がった反面、彬の変化を小さくしてしまったように思います。
ラストシーンは私服の方が、シーンとしても自然だし、全編スーツだった反動からより開放感が出たのではないかなぁ。
とはいえ、決済印のアップは震えたし、専門知識なくても十分楽しめました。
それにしても、晋と崇はバブルに踊らされた面もあるが、龍馬は碌に調べもせず50億も動かし、起死回生の一手も瑛の発案で彬は頭を抱えてただけ。。
と、東海郵船の今後は不安です。笑
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りかさんのコメント
2023年12月12日
こんばんは♪
そうですね。同じ名前の意味‥‥わかりませんね。意識するというからかな。
ドラマ、良かったです。大体長く時間かけた分、ドラマが勝ちがちですが、本作短い時間で二人の情熱がよく描かれていたな、と思います。