「この作品を作ったこと自体がすごいと思った」バズ・ライトイヤー 奏枝さんの映画レビュー(感想・評価)
この作品を作ったこと自体がすごいと思った
とにかく予告見た時に、「おーーー???なるほど??」って思った。
いや、バズ・ライトイヤーの作品自体を作ろうって事ですね!たしかにありそうでなかった…そんな事言ったらトイストーリーの世界で10個くらい、オモチャの原作映画作れそうじゃない??なんなら、シュガーラッシュのゲームからでも映画何本か作れそう。
だから、内容気になるってより、予告見て、それは賢いな!!!!!って思ったのが強かったです。ていうかバズに着眼したのが賢い。おもしろそうなSF作れそうだな〜って思ったんだろうな…!
ずっと、こういうのやりたい!って思ってたのかも〜。
今回は吹き替え版から鑑賞しました!追々字幕の方もみたいな…。
最初からこれはアンディの世界で作られたSF映画だ〜って思って見ればいいから、色々すんなり受け止められたのよかった〜と思いました。
元々ディズニー作品ってそういう感覚が強いというか、ミッキーマウスは映画スターなので役者として色んな作品に出てます、っていう見方で作品が出来ているのでわりとアニメーションのキャラクター達が全員役者なんだ、って思ってるところがある。
そういう意味では、この作品作った事自体が、「ミッキードナルドグーフィーの三銃士」のメイキング動画とかを思い出させる"メタフィクション"みたいな感じがあってすごい良いな〜と思いました。正しい使い方では無いと思うんですが、「いわゆるそういう類のやつ」って事ですね。
私はこういうの結構好きなので、あんまり深く考えずに楽しみました。
でも、内容も隙のない構成だったと思う。
時間経過のタイムラグとかの描写もまぁ分かりやすかったし、子供向けSF入門作品としておすすめしたい感じ。
アンディって何歳くらいでこれ見たんだっけ?
私の溺愛する2歳の甥っ子は元々トイストーリーが大好き、特にバズが大好きで、このタイミングでバズ・ライトイヤー上映!なのありがたい〜って感じでした。
内容絶対よく分かってないけど「バジュ〜〜〜!!!!!」って大喜びでポーズ真似したり、スターコマンドと通信してるの見ると、まぁ流石にアンディはもっと大きいですけどきっとこんな感じなのかな〜ってにっこりした。あの世界の中でも、わりと大人向けに作られた作品ではあったのかも。
アンディ「大人になって観ると、意外と深い作品なんだな…」
って言ってそうな気がするし、私自身が自分の中でそういう映画・漫画・ゲームってめっちゃある。
なんか色々書きましたが、「公式が作った二次創作」みたいな感じが個人的に一番しっくりきました。
公式だからやりたい事やれるし!って感じです。
ソックスかわよ…アンディ絶対ソックスも持ってたでしょ…!今からでもトイストーリーシリーズにソックス加えません…?後からの創作だとこういうの難しいから仕方ないですね…。