「「水は本来タダ」ではない」渇水 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)
「水は本来タダ」ではない
主人公が行動を開始するのが映画がほとんど終わりかけた頃。ダルいし、辛気臭い。もっと早く行動を起こさせて状況を改善すべくアクションを起こしてくれないと映画にはならない。
そもそも「水は本来タダであるべき」って思想、いくらなんでも無理があるでしょ。ここに乗れる人っているの? 現代社会で水がタダのわけないじゃん。
こういう無理な思想であればそれを観客に納得させる展開が必要。
ところがこの映画では無条件にそれが良きことのように語られている。まるで水を供給して対価を得ることが悪であるかのようにだ。
作り手の中で「これはちょっとおかしくないですか?」って人はだれもいなかったのだろうか。
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