グレイマン

劇場公開日:2022年7月15日

解説・あらすじ

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ エンドゲーム」のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟がメガホンをとったアクションスリラー。「ブレードランナー 2049」「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリングと、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・エバンスが初共演し、命をかけた工作員同士の攻防を描く。通称「グレイマン(見えない男)」と呼ばれる優秀なCIAの工作員コート・ジェントリーは、ある日、組織の超重要機密を知ってしまったことから、命を狙われるはめになる。非情な工作員のロイド・ハンセンはコートに賞金をかけ、あらゆる手段を使ってコートを仕留めようとするが……。コートをライアン・ゴズリング、ロイドをクリス・エバンスが演じるほか、「ブレードランナー 2049」「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」で2人とそれぞれ共演経験のあるアナ・デ・アルマスが、コートを援護する工作員のダニ・ミランダ役で出演。脚本を、「アベンジャーズ」や「キャプテン・アメリカ」シリーズなど、マーベル・シネマティック・ユニバース作品の脚本を数多く手がけてきたクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーが担当。Netflixで2022年7月22日から配信。それに先立つ7月15日から一部劇場で公開。

2022年製作/129分/G/アメリカ
原題または英題:The Gray Man
配信開始日:2022年7月22日

その他の公開日:2022年7月15日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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Netflix映画「グレイマン」7月22日(金)より全世界独占配信開始、7月15日(金)より一部劇場公開

映画レビュー

3.5 Netflix史上最高額の製作費を謳うだけのことはある

2022年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

CIAにリクルートされた犯罪者が極秘ミッションのコマに使われる。既視感のある設定を、『アベンジャーズ』シリーズを数多く請け負ったルッソ兄弟が、途中で重要キャラの1人に恐らく意図的に『スーパーヒーローという呼び名は嫌いだ』などと言わせて、ここでは建前上生身のアクションで全編を繋げていく。

しかし、その皮肉はあまり効果的じゃない。ライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが演じるコマたちの不死身ぶりは、やはりここでもかなりスーパーだからだ。

展開は早い。悲劇的な運命を背負った殺人者たちvsCIAサイドの息詰まる攻防が、バンコク、ウィーン、プラハ、クロアチア、アゼルバイジャンと世界各地を転々としながら描かれる豪華なフォーマットは、Netflix史上最高額の製作費(2億ドル)を謳っているだけのことはある。

俳優たちの仕上がりはどうか。嬉々としてヴィランを演じるエヴァンスに鮮度があり、そのエヴァンスとは『ナイブズ・アウト/名探偵と刃物の館の秘密』で、また、ゴズリングとは『ブレードランナー2049』で共演しているアナ・デ・アルマスも、同じくアクション俳優としての初々しさをキープしている。しかし、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でファンを魅了したコケティッシュな躍動美の復活は、次作までお預けと言ったところだろうか。

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清藤秀人

5.0 こういう映画減ったよな

2025年10月14日
iPhoneアプリから投稿

フレッシュなアクションシーン満載。
リアルな格闘シーン、ド派手なアクション、わかりやすいストーリー。
最高じゃん?スクリーンでやって欲しかった

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共感した! 0件)
90's

4.0 ガムを噛んで、普通の木曜日…

2025年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

驚く

ドキドキ

Netflixが仕掛けた、工作員同士が激しく激突するスパイ・アクション大作。次々と迫り来る危機を、命がけで乗り越えていく主人公の姿に、『ボーン・シリーズ』や『ミッション・インポッシブル・シリーズ』にも引けを取らない、面白さを感じた。またそのロケ地も、アメリカから始まり、フランス、タイ、アゼルバイジャン、クロアチア、オーストラリア、そしてチェコと7か国に渡り、2億ドルの製作費をかけた製作陣の本気度も覗える。

その主人公の工作員・シックスを演じたのが、ハリウッド・トップスターのライアン・ゴズリン。その最大の敵となるのが、『キャプテン・アメリカ』では正統派ヒーローを演じたが、今回はそれとは正反対の、劣悪非道でサイコパスなマッチョ工作員・ロイドを演じたクリス・エバンス。この2大スターのアクション共演というだけでも、観る価値あり。

父親殺しの罪人で服役していたシックスのもとに、その殺人の手腕を買われ、CIAの極秘工作員の仕事が舞い込む。その仕事を承諾し、暗殺者として生きることになったシックス。その18年後、シックスのターゲットとなって暗殺された男は、最後にCIA本部長の不正を暴くデーターをシックスに託す。そこから、シックスの運命は暗転する。本部長は、そのデーターの流出を防ぐ為に、極悪非道の工作員ロイドを送り込み、シックスは追われる身となる。

シックスは、かつての上司だったドナルドを頼りに、ロイドの追跡を躱そうとするが、ロイドはドナルドの姪のクレアを誘拐し、ドナルドまでも拉致してしまう。ロイドは、あらゆる手を使って、シックスを追い詰め、データーを取り戻そうとする中、ロイドを憎む工作員ミランダの助けを得て、反撃に出る展開。

本作は、何と言っても、激しいアクション・シーンが見どころ。輸送機内での激しいバトルの末に、輸送機を爆発炎上させてしまい、そしてその輸送機からの脱出劇は、際どいシーンの連続。後半の世界遺産の街・プラハでのカー・アクションも、いろいろ制約はあっただろうが、爆破や激突、破壊の連続で、そんな制約は微塵も感じさせないアクション・シーンの連続。プラハの街を走る路面電車は、電車ではスピードが出ないため、バスを改良した電車を作って、スピード感のある映像を撮ったと言うほどの入り込み具合。

更に、本作を撮影するに当たり、ライアン・ゴズリン自身も優秀なスタントマンから様々な武道スタイルを学んだり、元デルタフォースの人物が、アクションのアドバイスをになったたと言う。そして、ミランダを演じたアナ・デ・アルマスも軍隊的な訓練を受けての撮影だったということだ。ラスボスがまだ分からない所を見ると、シリーズ化することも十分期待できる。

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bunmei21

4.0 ライアン・ゴズリング主演、こういうのでいい

2025年9月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Netflix映画
CIAの秘密裏に暗殺をする”グレイマン”のシエラ・シックスが陰謀に巻き込まれ逃亡劇
父親同然のCIAのリクルータ、フィッツロイとその姪が人質に取られ・・・
という極めてよくあるスリラーのプロット

俳優が豪華、吹き替え声優も豪華(中村悠一の悪党役は貴重)
カメラワークが面白い
アクションがキレがあって、その場にあるもので解決していくのも良い

ド派手な爆発もあり、アクション作品としての満足感は高い。
こういうのでいい、こういうのがいい

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tabletap

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