「思ったのと全然違った」母性 はらこさんの映画レビュー(感想・評価)
思ったのと全然違った
以下、本作品解説の一部抜粋です。
「女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。」
まず、冒頭で死亡する"女子高生"は永野芽郁ではありません。従って"発見した母"も戸田恵梨香ではありません。何故このような誤解を招く解説が許されるのか、非常に疑問です。後半の記述も「羅生門」の様な展開を予想してましたが、ほんの一部にとどまっており、それらの意味するところも私にはよくわかりませんでした。
全体的に緊張感を持った場面が続きますが、最終的に何を描きたかったのか不明のまま観終わりました。
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