「出てくるキャラ皆、こういう人いるいるな話」母性 あむあみさんの映画レビュー(感想・評価)
出てくるキャラ皆、こういう人いるいるな話
出演者の演技は全員素晴らしかったです。
母性ってなんだろう…とつくづく考えさせられました。
母と娘って…下手すると独特の世界ですもんね。家族なのに父親も入れない感じや、母息子ではこうはならないんじゃないかな。
娘側の人生観、恋愛観にかなり影響してくる関係性だと思います。
でも一つ言えるのは毒親になるも賢母になるも娘が社会に出てであった事象や人間次第です。ようするに親を超えるような生涯かけて大切にしたい友人、仕事、伴侶。この3つのうちどれかを見つけられたら、その子の親は賢母になります。その上で子供が選んだものを応援する親は賢母。反対して突き放したり、子供が思い通りの人生を辿らなかったと子供を責める親は毒親になる可能性大です。
親を超える者に出会わせる機会を親は積極的に与え応援してあげて、その先で親を超える出会いがありさえすれば、子は産んでくれた親に自然と感謝します。だから、子には旅をさせたほうがいいです。
今の世の中の社会問題、全部この母性に関わる気もしてちょっと怖いですね。可愛い子には旅をさせよを合言葉に、あまり親子でべったりしすぎるのは考え直したほうがいいです。
※全部、個人的な感想です。不快に思った方はすみません。
真面目な社会問題をここまでエンタメに仕上げられたのはすごいので星4。
親子の関係、色々立ち位置があるし、姑と奥さんとの関係も非常に厳しい面色々ある。そういったことが如実に現れていた。全体的に個々の一生懸命さは、とくに伝わってきた。人生経験により伝わり方も違って見える作品。家族関係は、真面目に接すれば接するほど気苦労も計り知れない!最後は、姑の懐具合にしっかり入り込んでいる戸田恵梨香の役の様を見てほっとした面と子供からの朗報にしっかり受けとも切れていない様は、悲しみを感じた