「そこに愛はあるんかい?」母性 いとーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
そこに愛はあるんかい?
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と、言わんばかりに大地真央さんから孫への愛が溢れていた…
それなのに…
それなのに肝心な完全なターニングポイントで大地真央さんが
「この子に愛を注いであげて!」
なんて言うもんだから、思わず笑ってしまったじゃないか!
おかげで戸田恵梨香の愛のない闇覚醒が、
「そこに愛はないんやな…」
って架空の台詞が脳内で再生されてしまった…
高畑淳子さんのドギツい嫁イビりに途中で胸クソ悪くなるけど、娘が駆け落ちで居なくなった後、孫に手を上げようとグッと堪える場面も、人目を憚らない泣き叫ぶシーンは、確かにそこに愛を感じた
でも圧巻はラスト近くの認知症の演技
自分の身内も認知症がいるから分かるけど、あんだけ常にデカい声で怒鳴るような演技の後で認知症の演技を見ると、やっぱり役者は役者なんだと思い知らされた
そして永野芽郁
もうそろそろ高校生の役はキツいと思う
「そしてバトンは渡された」でも、ちょっと違和感あったのに、今作は本当にキツいと思う
戸田恵梨香は闇堕ちが、なんであんなに似合うんだろ?
そんで痩せすぎだから、もうちょい肉を付けたほうがいいと思うよ
面白い映画ではあるんだけど、大地真央さんの一言で笑ってしまう映画
そこが個人的に残念
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たかりんこさんのコメント
2022年11月24日
親も十人十色、愛情表現も得手不得手ある。それを個々に感じたし、自分も親として現状ある立場だが、それぞれ一生懸命現状と向き合っていることは、感じた。昭和を思い出します。