劇場公開日 2022年2月18日

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「暗黒女子から愛国女子へ。」愛国女子 紅武士道 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0暗黒女子から愛国女子へ。

2022年2月18日
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幸福の科学・大川隆法総裁製作総指揮による映画。
日本の国防を憂う女子・大和静が、日本を没落させようとする霊界の悪魔を退治するファンタジー。
冒頭から、シナリオはギクシャクした展開を繰り返し、この映画が伝えたい日本の精神性を表現できない。
言いたいことはわかるが、ストーリーが語ることはなく、街頭演説ですべてを語ることになる。
殺陣(たて)のシーンは、かなりお粗末。にわか仕立てでやっていることは、誰が見てもわかる。
エンドロールの後に映し出された、大川隆法総裁の気合のこもった竹刀さばきは1時間でも拝見させていただきたいが、本編はダイジェストで30分程度に短縮して観たいところだ。
もう少し、シナリオに手を加えて、俳優陣は殺陣(たて)の練習をしないと、映画としては成り立たない。
ファンタジーならファンタジー、リアルならリアル、どっちつかずではなく、どちらかに徹してつくらなくてはならないだろう。
俳優陣の演技も気になる。シナリオが不自然なので、演技しづらいのではないだろうか。
信者の方々が観れば、いつものようにランクインするのかもしれないが、劇場公開しているのだから、それでは甘いのではないか。
最後の結論はミサイル迎撃?な霊界ファンタジー映画を観たい方は、ぜひ劇場でご覧ください。

caduceus
caduceusさんのコメント
2022年2月19日

そうですね。イスラム教のように、あまり原理主義になりすぎると、周囲との摩擦が起こります。
無神論も宗教を許容しないために、無神論原理主義になってますね。

caduceus
シンゴジラさんのコメント
2022年2月19日

その通りですね!
ただ、日本ではあまり主張ばかりする宗教は馴染まないし一般的には好かれないことも確かです。

シンゴジラ
caduceusさんのコメント
2022年2月18日

欧米の映画はキリスト教的価値観でつくられているものが、たくさんありますし、日本では日本神道や仏教、世界ではイスラム教やユダヤ教、ゾロアスター教というものまであります。
どうみても、信教の自由のある国の方が、人権は尊重されていることは明らかでしょう。
日本も、創価学会があり、幸福の科学があり、エホバの証人があり、信教の自由が保証されているから、強制収容所もなく、言論の自由や表現の自由もあるのではないでしょうか。
外部から閉ざされない限り、なかなか洗脳なんてできないものです。

caduceus