もっと超越した所へ。のレビュー・感想・評価
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なんだかんだ4組みともお似合いだよ
それぞれ違う方向にクズな男にハマってしまう4人の女の話。
私は女性なので女性にエコヒイキして見ると、共通するのは男性は人への思いやりや共感力において劣っているし、自分を大きく見せようとして武装したその真ん中に弱い物を抱えてる。その反面女性は共感力が高いから上手く相手に合わせられ、馬鹿な振りをすることだって出来る。
そうやって女性の優しさに漬け込んでいい気になってんじゃねえよゴラァ!!と言いたいところだけど、一方で私はクズ男にハマってしまう女も女だと常々思ってもいる。今作の4人の女性も全員最初から嫌なところあるし、4組のカップルなんだかんだ全員お似合いじゃん。
クズ男を成敗するスカッとジャパンのような終わり方より、今のありのままの最低な自分を認めて走っていく女性たちの瞬間ってめっちゃスカッとする。『わたしは最悪。』『リコリス・ピザ』と似てるカタルシスがある。
クズ男、4人4様違う方面でクズなのだが、私は風俗に通うくすぶってる元子役の人が1番無理だった。その理由は、たぶん自分と似てるから(笑)自分を大きく見せようとするその見栄の張り方がダサい!ダサいけど自分も思い当たる節があって死にたくなった。
全般的にすごくこの作品好きだったけど、千葉雄大の"オカマ"のキャラがすごく訳が分からない。なぜ今の時代にわざわざ"オカマ"と表現してるのか疑問すぎるし、いずれは女性と結婚したいという主張、本当の同性愛者の人からなんか怒られそうだぞ。
ジワる作品かと思ってたら...。
最初は観るつもりは無かったのですが10/16放送のフジTV「ボクらの時代」に根本さんと前田さん、趣里さんが出演されてるのを見たのと、今年既に250本観賞したというtxxxxx_mxxxxさんが『今年度邦画No.1』とインスタにレビューされているのに背中を押されて観ました。
じわじわ面白く、背中ぞわぞわから全身ぞわぞわも感じて結末はどう描かれるのか〜って思いながら観ていたら、まさかの気合で時を戻してヨリも戻すなんて〜www
最後はaikoがまとめてくれました。
感想が難しい
時間を巻き戻した後、出演者たちが前に進んだ様に見えないんですよね。
強いて言えば、七瀬と慎太郎の組合せは、前に進む気配は感じたかも。
ハッピーエンドに思えなかったから、終盤の爽快感が有るシーンも、爽快には感じられませんでした。
そういう概念を超越して観なきゃいけないのかもしれないけど。
正直、面白い映画とは思えなかったけど、つまらないとは思わなかった。
お米よりもパン派がいてもいい
エンタメとして面白い作品ではあるが、合う合わないで言えば、合わなかった。良くも悪くも“超越”のための映画。終盤までは至ってありがちなダメ男のドラマが続き、ラストの“超越”で引き込むものの、そのキーとなる“超越”への動線はパワープレイで、その結果、絵に描いたように大団円を迎えるのも納得いかない点だった。少なくとも、一人くらい超越して巻き戻して再考してなお、「出ていけよ!」と突き放す人物がいてもいいと思う。(というか、最初から沼っていない状態の観客にとって、全カップルなぜヨリ戻す?と疑問だったが)
さらにエンドロールで舞台裏まで見せられてしまったら、映画として真剣に観るよりも、エンタメとして軽い気持ちでダメ男だったなぁと観るしかなかった。その意味で言えば、何も解決してないけれど気持ちは確かに軽くなる。
舞台作品ゆえにセリフで内情すべてを語り尽くすのはやや鬱陶しいが、女性陣はみな演技が素晴らしく、特に伊藤万理華と趣里、男性陣はオカモトレイジがいい演技をしていた。
屋台崩しの仕掛けで言えば、行定勲監督が映画『劇場』で原作小説にない演出をやったすごさを改めて思い出した。
一方で、男性を米を持つ役割にする話は面白く、お米を勘で適当な重さで買う人や、やたら丁寧にお米を研いで炊く人、白おにぎりにする人、レンチンパックのお米で満足の人など、いろんなお米への扱い方があるゆえに、やはり全員都合いい大団円はどうしても違和感が残る。
でも幸せならOKです。
予測不可能、まさに超越した面白さ!
驚愕。これはすごい。年間ベスト確定。驚きしかない。テンポよく女の子とクズ男の4組を同時に見せて行きつつ、なんたる奇跡の大ドンデン返し!この爆発力!!セットや映像そう見せるか?!ン十年映画観まくってきて初の体験かも。
クズ男を解く鍵…それは米の重さww
「一人よりはいい」「悪いのは彼だけじゃない」引き止めるために目の前の理由をとりあえず上げていくんだけど、「お米重いじゃん、持ってもらえるし」に爆笑。でもほんとそうなんだよね。
元が小劇場用の戯曲だったと知って、あの見せ方に納得。…いや驚天動地。凄まじい。主演女優陣4人、ほんと頑張った。クライマックスに呑まれながらわたしがどうなったか。まさかの号泣ですよ!泣くようなシーンじゃないのに?謎の号泣。何これ。おそらく「生きる!」というエネルギーを感じたからだ。
予告だけ観てると、ミニシアター系にありそうな「クズ男とそれにほだされる女のドタバタ非喜劇」に見えるかもだけど、想像はるかに超えてた。だって謎の号泣させられて???クズ男との恋愛なんて無縁なのに、「生きよう」ってエネルギーもらえちゃって。これは映画だわ。ドラマではできない。
そして俳優菊池風磨にハマりそう…クズの菊池風磨最高かよ…ナイスガタイな全裸出てくるしさ、、
前田敦子も伊藤万理華も最高。元アイドルなんてもう消えそうなくらい女優だ。
今作で風俗嬢役をされてた黒川芽衣さん、お顔もお名前もどこかで…と思ったら大好きな「いとみち」で先輩メイド役をされてた女優さんだった。どちらも良い味と存在感を残してる👏👏👏
青森が舞台の「いとみち」、今作とはまったく毛色が違いますが素晴らしい作品なのでぜひ観て下さい。
真面目に言うと、ここに出てくるクズたちには共通点がある。
「どんなに揉めても暴力は振るわない」
「二股とか女問題はない(元カノに金もらってるけどそれだけの関係で、終わってる)」
もちろん酒乱でもない。
なので、最低限の一線は超えてないクズなんだよね。だからヨリ戻すこともできるし、観客もなんとなく許せちゃう。
ほんまもんのクズはこれぜんぶやるからなあ。そんな奴らはクズ男とすら呼べないのだ。
スライド式恋愛劇場
序盤はそれなりに関係は良好そう、と思いきや、過去の話で男の印象が一変。
そういうことか、と納得しかけたところで、歴史は繰り返すという。
クズ男とダメ(男吸引)女のお話でした。
最初と最後のお米に対する描写で、それぞれの性格や生活が察せられる演出も上手い。
コロナを絡めることで、現実感と共に更に深掘りされる。
4組とも、ダラダラした会話から感情的な言葉まで、その場で出てきたようにしか見えないリアルな演技は圧巻。
特に伊藤万理華×オカモトレイジは余りにも自然だった。
また、家具や小物など部屋の雰囲気も各キャラクターに厚みを持たせていて、抜かりない。
ラスト15分の展開は評価が極端に別れるものだけど、個人的にはツボでした。
唐突にも思えますが、そこまでリアル路線で淡々と進んできたところからのギャップは、狙ってきてたのではないでしょうか。
セット裏を逆走するシーンでは爆笑してました。
舞台的な演出と映画的な演出のハイブリッドは見事。
自分の予想を遥かに超越したものを観させていただきました。
最後に、千葉雄大(『子供はわかってあげない』に続いて、オネエの芝居が上手すぎる)は別に悪くない気がする。
ポヤポヤした芸術的なのはダメらしい
4組の男女の恋愛模様をみせる群像劇。
流される女と押しかける男、ギャルとチャラ男、女優と恋愛対象が男の自称オカマ、風俗嬢と肯定されたい男な入れ込む客という恋愛と言って良いのか?な関係から始まっていく物語。
誰しも持っている面倒くさいところを拗らせ強調した感じのキャラクターが近づいていったり、馴れ合っていったりをみせていく流れで、そして実は2年前は…女優が元彼が同業って言ってたからなんとなく察しはついていたけれど、見事な90度回転のスワッピングですかw
そしてみんな掛け違っていって…男も女もやらかす側と受け入れる側という立場の違いはあれど、目の前しか見えなくなって繰り返すよねという、痛みやダメさが感じられるなかなか面白いドラマだった………………えっ!?
なるほど舞台劇の映画化なんですね!!をもろに感じる超ありがちな転換ですねw
そしてとりあえずの大団円ですか。
ここまでやるとコントですよね。
これはこれで面白かったけれど、テイストが変わりすぎたし、それが解ってからをみせるのは長ったらしくも感じる。まあ、元が舞台劇だから仕方がないか。
映画としてみてしまうので、個人的にはそのままモヤモヤや痛みを残して終わるか、コメディにするなら更に90度回転させて、匂わせとして次と出会うぐらいのところをみせて終わるのかなと思ったし、その方が好みかな。
超越
と言う意味はラストにあるのですね。恋愛に関してもっと高みを目指そうとと言う意味もあると思ったのですが、ラストシーンのぶっ飛んだ終わり方が普通を超越してましたね。ただ、自分はこの演出イマイチでした。逆に出して欲しく無かったかな?と言う気持ちが強いです。更に一捻りあって、更に彼氏がその前も違う人と付き合ってた!なんてあっても良かったかも。黒川芽以さんのファンなので、0.5増しの評価です🙇♂️
個人的には、、、
予告で気になり、評価が良かったから鑑賞。
個人的には楽しめなかったかな。
作品の中盤で彼氏と彼女がローテーションしていた構造とかは面白いし、ラストの演劇的な作りとかセットの演出とかも分かりはするけど、、、
んー、、、端的に言ってしまうと面白くなかったな。
他の人の感想で超越じゃなくて妥協って言ってる人もいたけどその通りな気がする。
こっからさらに彼氏彼女のチェンジもう1ローテションとかあるのかなー?って期待したような見方してたせいかもしれないけど。
演劇的なセリフ回しとか舞台セットの展開とかも嫌いではないけど、個人的には唐突感が強すぎたかな。
演劇として舞台を見るのであれば、この唐突感は受け入れられたのかな?
映像としては、もう少し伏線的な演出があった方が呑み込めたのかも。
俺が気づいてないだけかもしれないけど。
趣里の演技がめちゃくちゃ良かった。
36/100
そうきたか。
ほぼ4つの部屋だけで物語が進行するのは舞台的。
前半はちょっと退屈と思っていたら、元カレ・元カノの展開から俄然面白くなってきた。現在と過去の繋がりが秀逸なよくできた脚本でした。
ダメ男は治らないし、ダメ男を引き寄せる女たちも同じでループ状態。
ラストのどんでん返しも斬新でよかったです。このラストはハッピーエンドなのかアンハッピーなのか意見が別れるところだと思いますが、僕は女性たちにとって不幸のループを選択した後者だとも思いました。
お米は生活
めっちゃ面白かった!
観る前はそんなに期待してなかったから余計に笑
見終わったら、女同士で話し合いたい笑
舞台を映画にしたからなのか
こーゆー展開になるとは
面白い✨
男と女
8人のストーリー
男はクズ
それを愛する事で
恋愛になるのかな
女は強く
男は弱い
妥協することで関係は続くけど
多分また同じことを繰り返すだろう笑
千葉雄大君
最近こうゆうキャラばかりね
好きだけどね
オカモトレイジ君演技頑張ったね
初々しい
菊池風磨君
裸のシーンはファン向けか?
クズっぷりよかったです
三浦貴大さん
もっと身体を引き締めて欲しかった
モラハラ野郎上手く演じてます
女優人4人
皆さん熱演良かったです
最後
4人で話し合う展開面白かった!!
お米を持ってくれるだけでも良いよね❗️
お米から始まる4組8人のそれぞれの物語。4カ所をテンポよく行き来しながらのカットが
どんどんスピードアップ。過去と未来も行ったり来たり。関係無さそうな8人が面白いようにつながっていき前半を引っ張る。後半はダメ男に対しての不満が爆発した女子たちの怒涛の説教タイム発動。カット割りも更に早く。特に前田敦子さんの菊池風磨への説教は本当に正論。あれを言われたら泣くしかないな。名言として残したい。4組の別れが同時進行に進みダメ男達は転がり込んでる家のドアを開けて出て行く。ガチャリ。
えっ?終わったの?
からの超越したどんでん返しエンディング。驚きというより、巧みな脚本に感心してしまいました。記憶に残る作品になるでしょう。コロナ禍を堂々と扱ったこともかなりのチャレンジだと思う。違和感なく観れた。
4カ所の部屋が別々と思いきや、演劇の回転舞台のように同じ空間にいるようなラストは面白い。8人のみのキャストも全員が主役と言っても良いくらい素晴らしい演技。見終わった後に全キャストの顔、演技、キャラを鮮明に覚えてる作品なんてなかなかないですよ。
面白かったけどエンディングが。。。
凄く面白かったです!登場人物達の掛け合いが凄く面白く、そこがこの映画の1番の強みだと感じました。一人一人の登場人物がどんな人なのかを細かく演技や演出で描かれていて、凄くよかったです。
演者達は全員役にはまっていて、私は特にオカモトレイジさんと伊藤万理華さんの掛け合えが好きでした。
最後の大団円は、この映画は舞台の原作だと聞いて、なるほど!と思いました。この演出は好きでした。女子達が集まる事で凄いテンション上がりましたし、可愛かったです。でも美和に「あなたが一番ダメだよ」と言うのはどうかなと。だって子宮がんってさっきわかったんだよ!もっと優しくしてあげて!
でも四組ともよりを戻すのがな。。。メッチャ嫌でした。え?これは我慢できるの?絶対もっといい人いるよ?全カップルには言わないですけど、そのまま別れればよかったのにと思いました。
トミーはゲイとの事ですが、そのことを知ってるのに好きになってしまったと彼のせいにするのはどうかと思ってしまう。それに女性2人とも好きになってしまうのが少し納得できませんでした。まるで男女間の友情は存在しないと言われてるみたいで、そうとはハッキリ言っていませんが…ゲイと知っているのに好きになってしまうのはそっちに責任があるのではと思ってしまいます。でもまあ、千葉雄大さんならゲイだと知ってても好きになるかぁ。
でも流石に最後の「女の子って柔らかいね」とトミーが言うセリフには頭を抱えてしまいました。ゲイからストレイトになった。。。風を描く「ハッピーエンド」は嫌です。
書いた通り嫌だなぁと思うところは多々ありましたが、それは登場人物を想っての「嫌だなぁ」なのでそれは凄くいい映画の証拠です。なので凄くお勧めする映画です。
【”仕事もせずに、すいませんでした!”所詮、男とは女性なしでは生きられないおバカな生き物なのである。4組のバカップルの曰くある2年間を描いた作品。女性は留飲が下がる事、間違いない作品でもある。】
ー 本作は、舞台の映画化だそうであるが、構成が面白い。そして、後半は正に映画は舞台となっていく・・。ナカナカ無いパターンである。-
<4組の、バカップルの人達>
1.お米に拘るデザイナー(前田敦子)×突然転がり込んできたヒモ男(菊池風麿)
2.子役で売れて以来、エキストラが続くプライドだけは高い男(三浦貴大)×シングルマザーの風俗嬢(黒川芽衣)
3.子役上がりタレント(趣里)×かわいい顔をしたお姉男(千葉雄大:ピッタリ!)
4.部屋の中が矢鱈汚いギャル(伊藤万理華)×軽いノリのフリーター(オカモトレイジ)
<感想>
・上記、4組のバカップルの遣り取りが、入れ替わり描かれるが、会話と行動が面白い。
特に好きなのは、
(1)三浦貴大演じる売れない俳優が、いく時に”風俗嬢”に演技を褒めて貰わないと、イケナイシーン。こういう人って、居るんだろうなあ・・。脳内で”過去の栄光男”と即座に命名する。
(2)千葉雄大演じるお姉男が、趣里演じる子役上がりタレントに甘えつつ、キスをされると”止めてよ!”と口を漱ぐシーン。
◼️全く、皆キチンと働きもせずに、良い御身分ですな。
・面白いのは、4組のバカップルの組み合わせが、現在と2年前と違っている事が分かる後半である。
ー 何だ何だ、何でそんなことになっているんだ!-
・だが、序盤、伊藤万理華演じる部屋の中が矢鱈汚いギャルの台詞の中に、仕掛けが微妙に含まれているのである。
”あ、お金振り込みに行かないと・・。”
”今日、高校の友達とパーティするから・・。” 成程。
<4組のバカップルの男に共通する事。
それは、彼らは彼女らに対しマウントを取りに行こうとするも結局は、甘え、強がり、良い恰好をしようとしつつ、弱音を吐くところである。
そんなダメ男達を女性達は一度は一喝し、(男ながら、スカッとします。正論ですから。)家から放り出すも、女性達はキチンと仕事をし、厳しき現実を受け入れ、必死に生きている故か、懐が深く再びダメ男達を呼び戻すのである・・。
今作は、男女の本質をエネルギッシュ且つコミカルに描いた作品である。>
だめんずにも程がある
4組の恋愛事情。
1周目は失敗して追い出される。
2周目は相性が良かったのか、学んだのかうまく行きかけたのに、、。
いきなりのエンディングで「え?」
、、、そうだよね。
でも、、それって。
ここは好みの分かれるところ。
鎌田行進曲風エンディング。
それでスズナリが出てきたのね。
よりによってなんでこんなダメ男とくっつくのか?
いや、女がダメ男にしてしまうのか。
超越すれば解決するのか?
米をもりもり食べて考えたい。
観客がまばらだったのが残念。大勢の人にみてほしい。
時間を巻き戻せない、この世界の男女への教訓。的な。
やっぱりあの時、追い出しておけば良かった!と後悔するよ、多分w
コレは素直に面白かったです。最後の大団円演出は、やり過ぎな気がするけど。そもそもドジョウ掬いはお祭りなんかw
細切れカットで4組の男女関係を並行進行で描写します。過去の繋がりも押し込んで来るんで、ともすれば情報過多でグダグダしちゃうパターンですが、4人の職業・人格のコントラストが明確なのと、4組8人のみしか登場人物がいない事、4つの部屋が舞台として固定されてる事、更に男女の「現在」のみで物語りを進めて行くんで、混乱する事も無くスッキリしてます。
カット数が、やたら多いんですが、手抜き感がありません。画も良いです。セリフ回しも好きだし、会話も噛み合ってますし、役者さんにも穴が無い。前田のアッちゃんが一番不安になるくらいに粒も揃えてます!なクオリティ。サマーフィルム以来のハダシ監督、最高でした。
ダメンズを追い出して終わったぁ。からのゲゲゲゲゲな展開に戸惑いつつも、4組の「一時的」かも知れない逆転のハッピーエンドには、ホロリと来ました。
時間は巻き戻せないから、後悔する事のない選択を、だったり。正直に自分の気持ちに素直に、って事だったり。4組4様のオチにも、脚本の技巧が感じられて好き。
だけどだけどだけど。
最後の、あの演出は、要るんか?
もっと他にやりようはないもんか、ってのはありましたw
いずれにしても。
良かった。
面白かった。
かなり。
超越というより妥協
四つの恋愛が絡むかと思いきやそんなことはなく、それぞれ単体で進む物語。そのため各々の話が浅く感じられる。
そしてそれぞれに事件が起き、それによる男女の関係に軋轢が出来たことで、女性たちのうっぷんが爆発する。
そのことで別れることになるのだが、そこから突然ミュージカル化し4人の女性が絡み合う。
確かに驚きはあるのだが、そこに持って行く伏線が全くないのに、この流れはどうしてもモヤモヤ感が残る。
その後の復縁の理由付けもなんだかスッキリしない感じがし、超越というより妥協した選択。
おもろかった!!
公開して間もないのに、人の入りは正直あんまり。
しかも見てる途中、退室者が2名もおり
ダメな人はダメなんだろうなと苦笑い。
だけど個人的にはめちゃくちゃ面白かった!
演出も演者たちの演技も良かった
ラスト各々集結するところも
エンターテイメントならでは
舞台演劇っぽさもあって満足でした
見終わった後なんだか妙にスッキリして
元気が出てきます
ただ……
男性陣はダメ男だろw
脚本の妙
オープニングから“最初の”エンド・クレジット迄は、彼女達主観の群像劇。最後の最後、一転、彼ら主観のハッピーエンド。いや、お見事。
全編、セリフの妙のオンパレード。笑い通しました。
全41件中、21~40件目を表示