もっと超越した所へ。のレビュー・感想・評価
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組立と台詞の応酬が衝撃的
2022年劇場鑑賞81本目 傑作 76点
四つ男女の現在と過去を巡り女性側が男性の淫らな格好に如何に妥協して許して、人付き合いとして一つ山を超えていく葛藤をコミカルに描いた作品
終盤のセットの演出や踊り出す演出は賛否が分かれると思う、なんならあそこで冷める人が多いと思いますが、当方はそれまでの怒涛の緊迫シーンや入り混じる男女、偽エンドロールでヒートアップしていたのでそこまで冷めませんでした
各々の発狂シーンどれも実物ですが、千葉雄大の役柄と三浦貴大の演技が好きでした
個人的に2022年劇場鑑賞103本中の12位の作品で結構満足度の高い作品です
是非
面白かった
男女4人の物語。
それぞれ仲良くてお互いが好きな人同士だったが、男性の嫌部分を知ってしまい女性は怒りをぶつけてしまうがこのままでは今まで通りでいけないと思い、女性の方が考えなおしてうまくいったという内容だった。
それぞれの話が独立しているのかなと思いましたが、実はつながっていたんだと思ってびっくりしました。
男性の方が怒りをぶつけたのに女性の方に論破されるのは面白かったです。
それぞれがうまく相性が良かった人と結ばれてよかったなと思いました。
ラストは舞台劇そのまんま!!敷居を取っ払って、気持ちいーい!!
元々が劇団「月刊 根本宗子」で上演された舞台作品。
きっと4つの部屋を舞台に作って並べてるか?
それとも回り舞台なのかな?
でも、並んで4個部屋がある感じだろうな!!
4組のカップルの恋愛模様をコミカルに描いた作品です。
4組のカップルの男性が揃いも揃ってヒモ体質。
よくぞ女性が4人を甘やかしてクズっぷりを許してるのが
不思議でもあり、
面白くもある。
おまけにカップルは互いに入れ替わっている。
はじめ、前田敦子の部屋に転がり込むのが菊池風磨だけど、
過去に遡ると前田の元の交際相手は千葉雄大でして、
その千葉雄大は今はタレントの趣里と暮らしているし、
その趣里がその前に同棲していたのが、売れないタレントの三浦貴大。
その三浦貴大が今、熱を上げているのが、風俗嬢の黒川芽以。
と、お相手は入れ替わっているのだ。
段々とコロナ禍の生活変化やストレスが溜まり、
カップルたちは仲が悪くなって行く。
そして、
ラスト!!
生活力の無い彼氏に愛想を尽かして女が男を遂に追い出す展開!!
と思ったら、
ガラガラガシャーンと暗転して、壁が取っ払われて持ち上がり
舞台は骨組みだけになります。
もう何もかも《丸見え》です。
もっと超越した所?
それはつまり男に多くを求めず価値観を変えること!!
私が男手が必要だとしみじみ思うのは、こんな時です。
1、運転が上手くていつもスーパーの入り口近くに停めてくれる。
(運転・・・長時間と長距離の運転はやはり男に限る)
2、重い買い物を持って運んでくれる。
3、雪かきをしてくれる。
あとは電気系統の修理とか高い所に手が届く。
力仕事をやってくれる時に、必要だなあ、
役に立つなぁ、有難いなぁ、と思うもんね。
(あとは地図が読める・・・とか、
(電気系統の修理とか、高い所に手が届く、とか・・・)
私は生活費は少なくとも半分以上は負担してほしいけどね!!
だからこの映画の4組のカップル、
特に女性は人が良過ぎて信じられないですよ。
家賃を全部払う・・・
ろくに仕事に就かない・・・
全く無理。
もう男に生活費を払え・・・って価値観は変えなきゃダメなのかなあ。
彼女たちの望みは、たったこれひとつ!!です。
《お米5キロを運んでくれること》
その程度しか求めてはいないのです。
潔いです!!
男に期待してないです。
つまり超越した所、とは?
敷居を取っ払って、
「人類皆兄弟」みたいな感じ?
男は女を養う・・・みたいな過去の価値観を捨てて、
価値観の変換・・・こそが、
超越した所。
と言う結論なんでしょうね!!
社会構造を変える・・・なんて、
無理っぽいから、
意識を変えて、まぁそこそこ楽しくやりましょうよ!!
だねっ!!
ひとことReview!
4つのストーリーから、ぶっ飛んだラストへ。なるほど、舞台を映画化した作品なんだな。確かに、観る者の感情を「超越」させてくれる作品だ。メインの8人の演技は見事。
そこじゃない感。
な、なんじゃこりゃ。超越ってこういうことなん?まさか過ぎた。予想外ではあるけど、そこじゃない感満載。オチのカオス展開は納得できないわ。そもそも長いのよ。もうこの終幕にするならもっと尺短くしてハイテンポでやってくれないと中盤かなりダレてしまった。
4組8人の男女が4つの部屋で繰り広げるドタバタコメディ。あっちゃこっちゃで色々あって、とにかく長くて(2回目笑)こうなってくると役者陣にも不満を言いそうになってしまう。
見終わった後の消耗が激しかった。どっと疲れる映画です。ただ、本職ではないロックバンドのドラマーオカモトレイジが一番様になってたってのには感動した。
満足❗️
今年映画50本以上は見てるがかなりいい映画だった。
最後皆で集まるシーンがありえないけど素敵だった。
グリルズプレゼントするシーンとか笑えるところもたくさんあり最後のあっちゃんの言葉とかめちゃめちゃいいセリフ言ってるシーンとか有りすごく楽しかった笑
最後は実際にある家を使ってるんじゃなくて全部繋がってる❗️舞台があんな感じになってるのを、見れてすごい!!って感じだった。
最後の踊りは【ん?】ってなったが俵を持っててなるほどなぁと思った❗️
アホやな
いやいや時空を超えた不思議な映画でしたな、笑。最後なにそれ!っていう。ほんと舞台ならいいけど、映画でいきなりあれやるとはなかなかの掟破り。すごいと思うか、これは無理って思うかは人次第でしょうねー俺は両方ですねー斬新ーっていう思いと一気に冷めた感じと、笑。
内容はまずまずおもしろかったでーす。役者たちも頑張ってましたな。にしてもクズ男ばっかりだ、笑。
4×4
すごい!本当に超越してきた!
職業も生活も環境も性格も何もかも全く異なる女4人と、彼女たちに侍る男4人。
愚かで強かでくだらなくて真剣なそれぞれの男女模様を描いた痛快なドラマだった。
コントのような掛け合いに笑い、溢れる激情のぶつかり合いに泣き、リアルなトーンと劇場的なトーンのバランスに揺さぶられる、大変楽しい映画であった。
4×4のキャラクター、関係性とその変化、感情の機微、全てが面白い。
どいつもこいつも若干狂ってやがるので感情移入してたまらないということは無かったけれど、「あるある」と「ないない」の混ぜ込み方がとにかく絶妙で、観察しているつもりが徐々に引きずり込まれていく感覚になる。
4組の棲み処を行ったり来たりしながら同時進行で物語が進むテンポの良さが好き。
映画的にこの人たち絶対どこかですれ違い干渉し合っていくでしょと思っていたら、予想以上に奇妙な繋がり方をしていたのも面白かった。
普遍的な価値観をもっと超越してたどり着く全員の答えは最高に痛快。
もう見てらんないって。
飲み込んで飲み込んで何が残るのか!?ループか!?好転か!?
恋愛の情ってどうしてこうも滑稽で愚かで、どうしてこうも深くて尊くて、どうしてこうも興味深く面白いのだろう。
それなのに私が自分の人生でこういう物語を紡げないのはどうしてだろう…と少し虚無にもなりつつ。
お米の描写でそれぞれの生活の違いをあらわす見せ方が好き。
たしかにお米持ってくれる人がそばにいるのは心強いだろうな。
私は重い荷物を持ちたくないのでいつも徒歩30秒圏内の激ショボスーパーで2㎏のお米を買っています。トイレットペーパーとティッシュも。メインの買い物は徒歩15分くらいの激デカスーパーで買っています。
この映画の影響で久しぶりに納豆ご飯を食べたらものすごくおいしくて最高だった。
ラストでそっち行っちゃうんだ〜〜っていうのが一番かな… 引きとめち...
ラストでそっち行っちゃうんだ〜〜っていうのが一番かな…
引きとめちゃうことでまた同じこと繰り返しちゃうのに、本当に変わりたいなら次はクズ男と付き合わないようにすることが正解なのに。
でも恋愛ってそういう正論ではどうにもならないことだよねって事を見せつけられた感じ。
何か正当な理由、お米もってくれるし!ってこじつけでもどうしたって好きって気持ちは制御できない、どうしたって惹かれるし目を瞑ってしまう、そんな彼女達もまたクズ製造機でもあるという…
でもそれでも、っていう感情こそが、全てなんだと思う。
舞台ならばありだけど…
どうも舞台の映画化作品というのは昔から苦手なのだが、好きな女優さんが出ていたので観に行った。4組のカップルがそれぞれの部屋で繰り広げる会話劇を交互に描きつつ話は進み、終盤、驚きの展開を見せていくという構成。なのだが、その「驚きの展開」部分にさっぱりついていけず、星3つ評価からこの評価にダウン…。4人登場メインの女優さんの中では趣里が一番良かった。わたしがファンなのは違う人なんだけど。
そんそん
最初からそうだろう?馬鹿な男ばかりだが、あんたらの見る目のなさも揃って大概だと思うよ…などと思っていたら思わぬ反転。うーん、しかしこの男共でいいのやら…コメディだから良しとするか。恋愛アルゴリズムが折角組み込まれたわれわれだから、同じ阿呆なら踊らにゃ。
舞台ベースのようだが演出もかなりそれに寄った感じで、映画的には少しキツさも感じた。
群像劇?
なかなか面白かったというか、いわゆるクズ男に何度でも引っかかってしまう女性達…。
ならば、逆転の発送で…という内容だったのかな?(笑)
最後の阿波踊りとか獅子舞はなんで?って感じだったけど、本当に、あんなセットで撮影していたんだろうか?と気になったけど、終わり方も良かったのではなかろうか?
泣く要素とかはないけど、演者はみんな泣いてたなぁ(笑)
あるあるというか。
まぁ、あるあるだわな。
どちらかと言うと、若い頃あるある。
けど、振り切ったダメ男ではないから
尚更あるある 笑
浮気しまくりで借金ありまくりとか
振り切ったダメ男は現実的でないけど
これくらいなら、まぁまぁあるよね、
しかもそれを母性本能で好きになる女子もあるある。
人によっては拒絶反応で嫌いかも。
シーン事に繋がっていくのは新しくて面白いと思ったけど
ラストの流れは(あたしは)好きでは無い。
果てしない二人
元は舞台で演じられていた作品ですが、その存在はこの作品を観る直前に知ったので何も知らない状態での鑑賞。
クズ男の見本市かの様なバリエーションの豊富さに笑い、呆れ、怒れる作品でした。これは役者陣のパワーが段違いで素晴らしかったです。特にOKAMOTO'Sのオカモトレイジさんのフレッシュなヤンチャさがとても良かったです。千葉くんの無垢なクズっぷりも最高!
後半のどんでん返しというか1つのセットとして物語を締めくくりに行き、壁を壊して取っ払って思いの丈を吐き出して、妥協を決意するという終わり方には少しもやっとしました。彼らは妥協をせずに自分第一に考えているのに対して、彼女たちは妥協して共に歩む人を決めるというのはいかんせん納得がいかず…。ついさっきまでキレ散らかしていたのにいいのか…。
舞台から映画への昇華というのは好きですが、あまり活きてはいなかったなぁという印象です。前半がとても面白くてのめり込んだだけに惜しかったです。
鑑賞日 10/31
鑑賞時間 17:20〜19:30
座席 H-11
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