デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
全495件中、161~180件目を表示
中世ヨーロッパ物語のSF版かな?
スター・ウォーズ的な娯楽大作です。大きなスクリーンで観ることをお勧めします。
ただ、内容は私の好みじゃなかった。香辛料、預言者、救世主、貴族階級、虐げられた現地民… 科学の発達した宇宙的な物語のはずが、地球の昔話のようなストーリー展開でした。
アラビアのロレンス
圧倒的体験型異星戦争
ドゥニ・ヴィルヌーヴの真骨頂、人間対異物(巨大砂虫、巨大採掘機、巨大宇宙船)のばっちり決まった構図のショットをしっかり堪能しました。
そこにいる、ある、存在感は前作同様凄く感じられた作品でした。
前作からアップデートされた映像表現はあったかと言われるとあまりないようにも思えるんですが、前作の衝撃が凄すぎたということで良しとしましょう。
ストーリーが少しノイズになって気になるところがチラホラ(搾取する側の理屈のみでストーリー進みますよね)とありました。
主人公の人物描写が、前作ではナイーブだけど正しくあろうと強く思い行動する青二才がサバイブするために人を殺す通過儀式を経て大人になる、とじっくり描かれていたと思いますが、今作では結構おざなりというか、最終的に強いドラッグやって人格変わりましたくらいの印象にもなりかねない感じで、この約3時間の映画なのに不足してるなと思いました。
きちんと目線や姿勢で役者は変化を伝えようとしているし、きちんと受け止められるようになってはいるんですが、それでも。
まぁパート2だからかな!次もあるんだよね!と思い飲み込んだ状態にします。
当然次も期待します。
アニャテイラーが1分登場
重厚なSF大作
パート1を遥かに超える
面白かった転落物語(part1)と長くて退屈な成功物語(part2)
父を失い、家を失い、仲間を失い、残ったのは母と指輪だけ。1作目はすべてを持っているポールがすべてを失う物語で、緊張感が持続し、大変面白かったです。重厚な世界観もリアルな映像も新鮮でした。
では2作目となる本作はどうか。母子は砂漠の民フレメンに拾われたところからスタートします。ポールは仲間になるための試練に当然成功します。母は教母となる試練に当然成功します。成功するのが分かっているので緊張感がありません。1作目でワクワクした画像表現にも、もう新鮮さはありません。とってつけたようなイチャラブシーンも美しくもなければ官能的でもなく、退屈さに拍車をかけています。フレメンは男女平等でチャニの見た目も男の子っぽい。見ていてなんか気まずくなるラブシーンでした。彼女も手に入れリーダーになるというポールの成功物語はなんとも退屈。しかも「現地の女」であるチャニは、男子の本懐を遂げた後には捨てられる運命にあるのも、予知能力がなくても分かります。
ポールの予知夢の能力はなんの役に立つのかわかりません。夢を見ては逡巡を繰り返すだけで、物語の推進力を著しく損なっています。幻覚シーンも多く挟まれますが、表現は実験的でも斬新でもありません。監督はもっとドラッグ表現を研究したほうがいいのでは。
1時間半を使って、ポールは原住民たちの救世主に祭り上げられることに成功します。これも典型的な「白人救世主」物語であり、モチーフとされた中東のみなさんがどんな思いで本作を観るのか、気になります。そもそも中東系の俳優が起用されていないことに対してすでに批判の声が上がっています。純朴なフレメンのみなさんを見ていると、征服に来たスペイン人を救世主と勘違いしたアステカ王国とかインカ帝国の人々のことを思い出してしまい、悲しくなってしまいました。
後半、やっと物語が動き始めます。問題はハルコネン家のみなさんに魅力がなさすぎること。醜く、バカで、乱暴。美&善vs醜&悪。でラスボスの皇帝がまた醜く、愚かで、弱い。そんなんでよく皇帝になれましたね…。
戦い方も、銃器もミサイルも核兵器もあるのに、集団戦闘はチャンバラ。雌雄を決するのはナイフで決闘。整合性がありません。
原作を充実に映画化したのかもしれませんが、何しろ物語の構造が古臭いし映像は既視感あるしで、なんとも退屈な3時間でした。
タイトルなし(ネタバレ)
ドルビービジョンで鑑賞しました
映像、音響、素晴らしかったです
有名な俳優さんがドンドン出て来ます
映画館で観て良かった
前日にアマプラで1作目を予習して行きました
1作目は日本趣味多めでしたが、2作目は見当たらなかった気がします
スターウォーズの元ネタらしく思い当たる場面がチラホラありました
デビッド・リンチ版の補完ではありませんでした
(原作は読んでません)
ハルコンネンのオイル風呂の場面でスティングを思い出しました
メカや衣装も美しく眼福でした
砂漠の描写も綺麗でした
重低音が凄く良かったです
政治や宗教が少し分かりづらいですけど
(主人公が皇帝になろうとするのは闇を感じます)
鑑賞をオススメします
ティモシーシャラメとオースティンバトラーが引っ張ってる感じが良かったです
度肝を抜かれました!ぜひ劇場で⭐️
圧倒的な映像に度肝を抜かれました。
資源と権力をめぐる戦争。
守護神が現れるという予言。
砂の惑星の民たちに平和な未来はあるのか?
ポールを中心に血統、民族、宗教が入り組んで来て、パート3‥4‥5‥どこまで行くの?という感じですが、この世界観は凄い!吸い込まれます。
物語の展開を予想するのも楽しいです。
(原作は読んでません)
正直、僕は登場人物に感情移入というところは無かったし、例えばスターウォーズのように学ぶべき精神論も見つけられず‥そういう意味ではもっと深いところまで潜りたかった感じはあります。しかし、とにかく映像が凄いので、それだけでも劇場に行った甲斐はありました。
PART 1 も観ていましたが、ストーリーが飛んでいました。復習してから観た方が良いですね。僕はYouTubeの解説観てから行きました。ちょっとサボった感じですが、功を奏しましたね。
是非、劇場で⭐️
砂塵
圧倒的なスケールの大きさだった。
視界を覆いつくす程の砂漠、サンドワームの巨大さ。この舞台こそがDUNEの生命線だと思われる。
このスケール感ってか、この発想力はハリウッドにしか出せないように思われる。
もう筋金入りのドSFで…映画館でこそ観るべきだと思われる。考え抜かれたセットのデザインとか、衣装とか…眼福でした。
物語も相応なスケール感があって、復讐劇ではあるものの、その前段階に救世主への覚醒みたいな事もあって、一本道でありながらもちゃんと起伏を持たせてくれる。今作の最後に明かされる血縁みたいな事もあって、驚きもするのだけれど、今更って感じはした。
それよりも彼が下した政治的決断にたまげる。
それが最善なのだろうとは思うが…その為に手放した者は大きすぎるような気もする。
皇帝の娘との政略結婚。
しかも、ほぼ強制だ。こんな結末になろうとは。
前半の「私が助けてあげなきゃ」感は全くなくなり、眼光も鋭く皇帝に詰め寄り、足で恫喝する様はもはや別人だった。
今作のティモシーも、その広大なロケーションに全くヒケを取らない。壮大な砂漠のロケーションを背負って尚、それすら凌駕してるように思う。中に中に籠るんじゃなくて外に外に響いていくようだった。
衝撃的な事は他にもあって…
命の水とその原料とか、サンドワームライドとか、核弾頭とか!
何世紀にも渡る記憶を受け継ぐって…その効果がサンドワームの体液にはあって…飲んだ母親の胎児が、お腹の中から母親に話しかけたり…シャーマン同士でテレパシーが使えるようであったり…規格外!
ライドに至っては、サンドワームの存在価値さえ揺らぐ。アレは乗ってるだけなのかな?それとも操縦できるのかしら?操縦できるのだとしたら…砂漠の脅威というか、極限の象徴ってポジションだと思ってたのだけど、てんで可愛く見えてしまう。
予告編にあった地平線をひっくり返すようなサンドワームがもたらす破滅感が霞む。
次作もあるのかしら?
ボールの復讐としては節目であるとは思っていて…この後に起こる戦いは規模も趣旨も違う。
自由と尊厳を勝ち取る戦いになるのだろうか。なんかまだ続きそうな雰囲気はあって…てっきり2部作だと思っていたのだけれど、3があるなら楽しみだなぁ。
DUNEを舞台にやってほしい。星間戦争とかになると、オリジナリティがなくなるような気もしなくはない。
砂漠がホントに美しく…。
コレ砂漠でロケしたんだよなぁ、たぶん。そうじゃ無けりゃ説明のつかない事とか色々あんだけど。
冒頭のシーンとか、部隊が散開してくような動きがあって、まっさらな砂漠の上を歩いてく。
歩けば足跡が残るのは当然で、一発OKならばソレなのだけど、そうでないなら結構大変な事にもなる。
現場は相当大変だったんだろうなぁー。
復習必須!
2からみて1もありかも ワームの迫力が最高
壮大!IMAXでの鑑賞がオススメ
友達が1作目を大絶賛していたものの見ていなかったのですが、今回続編が公開され、アマプラで1作目が見れるようになったので、前日に1作目を見て今日の2作目。
とりあえず1作目はなんとか理解できたものの、今作はさらに複雑になっていてなかなか追いつけない。
まず登場人物の名前が覚えられない。
なんとなく…で見ている自分に気が付きつつも、映像が素晴らしく多少ついて行けなくても見る価値ありと思いました。
あっという間に時間が過ぎたので長編でしたが全く飽きず、色々理解していればもっと楽しめるんだろうなぁと感じました。
これから見る人には予習してから行くことをオススメします。
私もわかりやすい解説探して復習するつもりです。
オースティンかっこよかった。
長尺が苦痛に感じたSF超大作
最初から最後まで最高のビジュアル
登場人物の多さと設定の複雑さで完全に置いてけぼりになり「映像凄い」しか感じられなかった前作。
今回は事前に前作を復習し、今作で描かれるであろう部分の大まかなあらすじ(原作設定)を予習して挑んだので、前作よりも楽しめました。
今回も、とにかく映像面の素晴らしさがとんでもない。パワーアップした迫力に圧倒されっぱなしです。戦争シーンが増えたことで見応えもマシマシ。砂漠の砂埃を体感するような爆風や、サンドワームの巨大さ、戦艦の壮大さなど、本当に素晴らしく、ハンスジマーのズンッと響く音圧も相俟って、ビリビリと世界観を体感できました。
衣装、美術、細かな画造り、デューンという砂の惑星の世界を細部まで構築した映像に酔いしれ、アート性が高く新鮮な映像表現は最後まで圧巻。
ただ、やっぱり長い。笑 物語としては、クラシックというか、面白みは今作もあまり感じず。
恐らく小説を読まないとこの作品は理解できないのだろうなというくらい、なんとゆうか断片的な印象は受けました。
でも、こんなにも映画館で観るべき、というか、映画館で観ないと意味がない作品も数年に一度なのではないでしょうか。
凄い映像体験でした。
見応えあった
前作より3年経ってしまい
ストーリーや設定を
ほぼほぼ忘れて鑑賞しました
スターウォーズのように、冒頭で前作の説明などないままPART2はスタート
「香料ってなんだっけ?」
「なんで砂漠にいるんだっけ?」
前作の記憶を辿りながら
掘り起こして、なんとか付いていく
前作では少年の香りを残したシャラメが
今作では背も高く、立派な戦士として成長するだけでなく
クライマックスでは更に登りつめる
鈍重で3時間46分は、尿意と眠気の闘いだった
ケチをつけるなら、皇帝がジイさん過ぎて
威厳のカケラもないのが残念
それとCGが凡庸で、大勢兵士がいるシーンなどは、粗さが目立ち、レベルが低いと感じましたね
とは言え
最後の最後で報われるエンディングもあり
最終章に繋がるサーガだった
全495件中、161~180件目を表示