デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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2時間半が長く感じない、IMAXとの相性抜群の大作
キャスト陣が豪華すぎるからそれだけで話題になるけど、中身もちゃんとすごいから映画史に残る作品。
戦闘シーンやサンドワームが荒ぶるシーンは映画館の音響で観ると圧倒される。一方で豪華キャストなだけあって、キャラクターにフォーカスしたシーンは音がなくても惹き込まれる完成度。
スケールのデカさで魅せるシーンと俳優の演技で魅せるシーンの塩梅が良くて、約2時間半が全く長く感じなかった。
サントラも良い意味でハンス・ジマーっぽくなくて良かったなあ。
ハンス・ジマーが担当すると「あ、ハンスっぽい」ってなることが多いけど、今作はハンス・ジマーの世界観ではなく、デューンの世界観としての楽曲に溢れてた印象。
P.S.
娶るんかーい!と叫びたくなったのは私だけじゃないはず
ラストのチャニの表情がなんとも言えない。不穏すぎ
独特な世界観に浸れる!(途中、話がすっ飛んでたけどw)
PART2を観たとたんにPART1を観たときに感じた面白さが戻ってきた。
かなりの長編だが水分補給さえコントロールすれば楽しんで観ることができるw。
途中2か所くらい、いきなりポールがフレメンの戦士として活躍したり、行くことを拒んでいた南のエリア(名前は失念)で早々に青い液体を飲むくだりなどは、話の流れが唐突でストーリーがショートカットされているように感じた。(原作を読んでいないのでカットのされ具合は何とも言えないが)
そのあたりもしっかり描いて3部作くらいにしてもよかったのに・・・と思っていたら、パート3の制作が決定したと後日知り、また期待を膨らませている。
とにかく映像化不可能と思われていた作品の一つだと思うが、ロード・オブ・ザ・リングと同様にCGによる映像表現の大進歩の恩恵を受けて成就した映画だと思う。
古き良きSF
古き良きSFつまりSFの皮を被った歴史ドラマ。
ローマ帝国っぽい銀河帝国の植民星で暗殺された公爵の子ポールが、現地の人々を従え下剋上する。
ポールが救世主として現地人に認められ、支持が広がり、救世主として覚醒していくのは良かった。
最後の戦いがちょっとあっけなかったのと、救世主になることにためらっていた主人公の背中を押したヒロインがいざ主人公が救世主になると背を向けるのは『?』だった。
まあ歴史ドラマとして概ね面白かった。
Part1は地味地味くらいままで終わったので65点くらいだけど、Part2はそれなりにカタルシスがあったので80点くらいあってもいい。
備考
SF要素については、現代のウクライナ戦争を見ている我々からするとあまりにも…と思うことがよくある。
メカはでかくなり、鎧はシールドがつき、剣は振動して切れ味をマシているが、1950年代をパワーアップさせただけに感じた。
あんなに人は強くないし、わざわざ地上に降りずに宇宙から攻撃すればいいし、皇帝がわざわざ砂の惑星まで降りてくるのも?だった。
Dolbyで!
Dolbyで鑑賞したので評価マシマシ!あのサンドワームの振動すごい迫力だった...
そしてあの奇妙な空気が漂う世界観最高。ベネゲセリットが気持ちいいほど気味が悪くていい!すき。
また、1を復習してから観たのでなんとかストーリーにもついて行けて全体的に楽しく鑑賞した。長い映画だったけれどあっという間に終わってしまった感じ。
最後のゼンデイヤの無駄に水分を放出しないフレメンとしての(本来なら泣いている筈の)なんとも言えない表情がとても印象的で感動した。
映画館で鑑賞推奨
映像美が凄かった。映画館の大画面で見た方が絶対に良い。その反面、砂嵐のシーンなどは迫力がありすぎて、自分も砂まみれの中にいるような気にもなるほど。
物語はちょっと「スターウォーズ」の雰囲気があるのですが「高層ビル街だらけの未来都市」的なシーンがないのと、衣装、宗教的な表現などが差別化を図っているかと。
主人公ポール役のティモシー・シャラメの「王子様オーラ」が個人的にはこの作品の一番惹かれる理由なのですが、パート1では「大切に育てられた王子様」からパート2では「有無を言わずに試練を与えられ、予見してしまったことで葛藤し皇帝の座を選ぶ」ことで逞しさ、それも清濁併せ呑むしたたかさを兼ね備えた逞しさを見事に表現していたと思います。
そして、オースティン・バトラー演じるフェイド・ラウサが実に素晴しかった!狂気に満ちたオーラにゾクゾクしました。凄まじかったですね。パート3でも活躍するかと思っていたので、まさかの展開は残念でした。誕生日式典の闘技場のシーンがモノクロになる演出がカッコ良かった☆
個人的に「皇帝」の皇帝感が低い印象。全宇宙を統べるようには見えない。。。。
それともう一つサンドワーム(砂虫)の上に乗るシーンがあるのだけど「上に乗る」までは理解が出来るが「コントロール」出来る理屈が全く触れられていないのが消化不良。ましてやフレメンの一人が飛び乗るだけではなくて、数十人が乗って民族大移動みたいなことをしているのは全くの疑問??? それと操縦時は全く地中に潜らないんでしょ?都合良すぎやしないか??
完全制御できなければ、こんなことは出来ないし、完全制御できるのならサンドワームでハルコネン家統治下時代に主要拠点を襲撃できるだろうと。全く説明なしにいつのまにかそんな便利な存在になっているのが納得出来ない。無粋だが、どうしても引っかかる。
判りやすく構成されてはいるのですが、流石に情報量が多いので何回か繰り返し見たいですね。
映像・音楽・衣装・配役・演技は素晴しかったのですが、ストーリーというか、構成がちょっと全体的に長すぎるかなと言う部分と、はしょり過ぎかなという部分が感じました。
こじんまりしていた
part1を観ていたので慣性力でこちらも映画館で観た。
悪くなかったがすごーく良いところもなかった。
砂漠に向かうポールとチャニの雰囲気は良かったし戦闘シーンも1より良かった。また浮遊砲台みたいなのが大砲ぶっ放すのも好みだった。俳優陣なんて最高だし、世界観には痺れる。映像も音楽、音響も素晴らしい。。。
だがしかし、何でだろう単調というか、ストーリーの広がりが無いというか、こう、こじんまり感が拭えない。もしかしたらDUNEの惑星に慣れてしまったからかな?
コレは三番煎じはキツいのかな、でも私はpart3も出たら観に行くが。
追伸
映画館は自分以外の客はゼロでした!それはそれで貸切映画館状態で良かったが、興行がシンバイ。日本人よ、もっとSF作品観よう!
また3年も待つ、 のか…
遂に見られたぞ!IMAXじゃなかったけど。前後編の完結編かと思ったけれど、そうは問屋が卸さない雰囲気。胎児だった妹ちゃんが本編上映前予告で出てきたヒュリオサだったし。これでは「ホビット」ごとく、完結するまで死ねないわ…
堂々と愛人宣言されたチャニちゃんが不憫でならないわ…
スケールのデカさに圧倒されまくる
なんかもうスケールデカすぎて、
全集中するしかない。
全てにスゴってなっていました。
宗教、政治、資源(スパイス)
未来の話なのに、現実の過去も現在も変わらない理由の戦争…
進化してるのかしてないのか…やるせなくなるけど、
そんな気持ちも、スケールのデカさで飛んでいくところあり、
内容把握は原作読むかなぁ…。
もう、これは最後まで見届けるしかない!
歴史的瞬間に立ち会ったかのような衝撃
最近の映画では珍しい三時間、長いと思わず是非見てほしい作品です。
パート1も映画館で鑑賞し正直テンポは遅いけど映像がすごい映画という感想でしたが、パート2は映像はさらにすごいしテンポもよくてあっという間でした。世界観が本当にすごいです。リアリティがある。ラストの展開はまるで現実の歴史的瞬間に立ち会っているかのようで、前のめりで見てました。
ただパート1を見た方が楽しめるかと思います。
こんなにすごいものをこの値段で体験できるなんて映画はやはり映画館で見るべし、と思わせるとてもいい作品でした。
古典SFらしい重厚さ
良いところ
救世主伝説ではあるが圧倒的な超常能力によるものでなく、地味で地道な活動の上で成し遂げる説得力ある展開
ん?なところ
皇帝が割とあっさり入れ替わるのを見ると何をもって権力体制を維持してるのかよくわからん
名作古典SFの映画化2作目。虐げられた民族と共に家族を殺された主人公が皇帝となるまで。大量の設定や世界観など説得力をもたらす描写はあるんだけど、今一つ封建体制の維持機構がわからなかった。ひいては皇帝の権力がなぜ担保されるかもわからんから、あんな簡単に帝位簒奪が起こっても実のところ何も解決してないんじゃないかと。これが超常能力とかならまだわかりやすいけど、そこら辺は割と地道で地味な戦闘で進むし、うーん。これはあの聖母集団が裏から支えてるのかな。とにかく見えてない部分も多く、そう言うものだと納得するか、原作を読むかのどっちか。
ついていけるかな?
DOLBY CINEMAで鑑賞。
見逃したため、PART1をライブ音響上映で慌てて鑑賞。
原作未読。
登場人物が多いし設定も複雑。
「誰?この人。。。」
「なんでこの人、ここにいるの?」
と、思考がフル回転でした。
ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターを何とか全作見ることができたレベルの私には、若干不安。
スター・ウォーズもマーベル作品も、断念してしまったので。。。
作品自体は楽しんで鑑賞しました。
映像も音響も素晴らしい。
そして、レベッカとオースティンが美しすぎて見入ってしまう。顔の骨格が美しい。
映画館で見るべき作品ですね。
特に音響。
次回作も映画館で見たいので、PART3を楽しみにしてます。
Oneを観ておくとより愉しめる
各家系の関係性、対立の軸など押さえておいた方が良いと思いました、今作単体でも十分に楽しめますが、特に前半、淡々とも思える展開なので置いてきぼりを喰らうかもです。
ラスト1時間弱の怒涛の展開までしっかりついていくにはやっぱり予習は肝要かと。話自体はそう入り組んでいないので、各家系の立ち位置だけは把握しておくべきです。エンドロールでヨルダン、ナミビアの砂漠で撮影されたことを知りました。俳優がどの程度、砂漠での撮影に参加したのかはわかりませんがVFXの威力を併せ考えても過酷な撮影だったと思います。
ティモシー・シャラメ、「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」の続き、超大作への起用。ミュージカルから一変、アクションをこなすハリウッドの若手俳優期待の星となりました。ドラマからラブロマンスとジャンルの幅が広いいい俳優として順調。美貌が際立つ(男として羨まし( ´艸`)名優です。
その星の名は
パート1を観た後、原作を読もうと思っていたけど、結局読まないまま、パート2が始まってしまった。さあ、話についていけるだろうか…。あーあ、やっぱりついて行けなかった。ストーリーが早回しか、ってくらい省略の嵐。疑問は次々浮かぶが、後回しにしないと「わからない」が積み上がる一方だ。ヴィルヌーヴさ〜ん、原作通りに進めてるのかもしれないけど、もう少し、優しくしてよ〜。
ポールはチャニのどういうところを好きになったのか。逆に、チャニはポールの何を好きなの?どうしてこの2人が愛し合うのか、きっかけとかが全くわからない。いつの間にかそばにいた、って感じ。レディ・ジェシカは胎児に操られてるのか?妊娠していることが、有利に働いているのか?青い水を飲んで、フレメンの教母になって、ベネ・ゲセリットの力がより強くなったのか? フレメンは(ポールも)砂虫に騎乗してたが、砂虫と意思の疎通は可能なのか?砂虫はふだん砂の中で生きているのに、人を乗せてる時は、どうしてずっと砂の上を這ってるのか?思い通りに砂虫を動かせる仕組みが知りたい。
あと、ハビエル・バルデムがなー、ひねりの効いた役なら、もっと濃い味が出るのに、「リサーン・アル=ガイーブ!」って叫ぶだけじゃ宝の持ち腐れよ。実は皇帝のスパイだとか、裏切り者とか、何か切り札はないものか。ジメジメしたものや、オドロオドロしさを醸して、もっとハビをおもしろくしてくれー。
ハルコンネンも、前作では不気味だったのに、あっけない終わり方だよね。甥2号のルックスは良いのだが、やはり若いし、それほど悪いにおいがしない。えっ、まさかただのアクション要員? 甥1号もダメダメだし、ハルコンネンは自分の足で立てないし、ポールと戦う人材が必要だからなぁ。結局甥2号は、1作で消えてゆくのであった…。ハルコンネンの血縁について、次作で展開があると期待してよいのかな。
前作に引き続き、映像はほんとにいい。機械や建物のデザインはかっこいいし、位の高い女性たちのお召し物などもすてき。フローレンス・ピューは品があるし、レア・セドゥは色っぽいし、レベッカ・ファーガソンは妖しい。ゼンデイヤは本人はもっとセクシーなのかもしれないが、役柄から言って彼女らしさは出てないのでもったいない。女優陣については、不満はないっす。音楽は前作から連投の、ハンス・ジマー。私は、女性の強いボーカルで始まる曲が好きだったので、今回は少し印象が薄い。
前作にはジェイソン・モモアがいたが、今回はやはりいない。さみしい。弁慶不在で、義経が頼朝になってしまい、やはり政治色が強まった。上総介を殺した鎌倉殿のように、ポールもこれから血を流しながら救世主となっていくのだろうか。グダグダ書いてしまったが、それだけ期待していたわけで、パート3に展開するため、中継部分ゆえに難しかった、ということにしておこう。ちゃんと次も観るし、こうなったら、映画が完結してから原作読むわ。
パート3が待ち遠しい!!興奮おさまらず
約3時間、たしかに砂の惑星にいました!!!(笑)
それぐらいに、圧倒的な映像と重低音の音楽で、
砂漠の砂を体中に浴びているような感覚‥忘れられない感動。
とにかく豪華なキャスト陣の存在感も凄くて、
特にシャラメの覚醒シーンは、鳥肌で心酔‥!
本当に終わってほしくない至福の時間で、
パート3が待ち遠しいです。
個人的には、進撃の巨人と重なるところもあって興奮おさまりませんです。
全443件中、21~40件目を表示