パティシエさんとお嬢さんのレビュー・感想・評価
全11件を表示
【”ケーキを選ぶヨロコビ。”お互いに名前も知らないパティシエとお客様の恋。二人は手も握りません。キスなどもってのほかです・・。今作はケーキを巡る素敵な純愛恋物語なのです。】
ー 私は、年に2回だけケーキ屋さんに行く。家人の誕生日と、結婚記念日である。花束もショーケースの中の花を見て自分で選ぶ。 それにしても、ケーキ屋さんのショーケースは何で、あんなに魅力的なのだろうと、本気で思う。中に並ぶ、美しいケーキの数々。 そして、ケーキを白い箱に入れて貰い、家に帰る時の気持ちは、オジサンでも嬉しいモノである。ー ■「パティスリー・シュバル」で働くパティシエ・ジョージは、毎週金曜日にケーキを買いにくるお嬢さんが気になっている。 一方で、彼女も名前も知らないパティシエさんに会えることを楽しみにしているようである。恋愛に奥手なジョージは、彼女の名前を知るために策を考える。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・今作では、ジョージはお嬢さんの名前を知るために、スタンプカードを作ったりするが、直接名前を聞けないモジモジ君である。 お嬢さんも、モジモジさんである。 ・故に、二人は言葉を交わせるようになっても、一緒に手も握らない。握らないったら握らない。 ましては、キスなどはトーゼンしない。しないったら、しない。 ・だが、故に今作は、観ていてとても気持ちが良い。ジレッタイが、気持ちが良い。このような清純恋愛映画は久しぶりに観た。 ■特に良かったのは、お嬢さんの為にジョージが、相方のレオの協力を仰いで、多数の種類のケーキを小ロットで作るシーンである。 無駄のない手順を考え、順番に、時に並行してケーキを作る様子が面白い。料理作りもそうだが、ケーキ作りも数学なのだろう。 そして、ジョージがお嬢さんの為だけに開いた小さなケーキ屋さん。テーブルの上には沢山の小さなケーキが並んでいるのである。 <今作は、キスシーンも、手を握るシーンも無い純愛映画である。良い作品だと、私は思います。>
むず痒い
毎週金曜日、自分へのご褒美として店に赴く女性とそのお店のパティシエの恋。 イヤイヤ中学生カーイ! って突っ込みたくなるような、 なんか手の届かないところがむず痒くなるようなやり取りの連続。 いいねぇ♪キュンキュンするねぇ♪ いつまでたっても店の人間とお客様の関係を打破することが出来るのか? とても面白かったです。
お店の人とお客さんって確かにこのくらいの方がリアルなのかもしれないけど
2022年劇場鑑賞124本目。 ドラマ版録画していた気もするけど未見で鑑賞。 うーん、お互いに好きなのは分かったけどドラマ観ていないからか ただの美男美女だからひとめぼれしただけに見えてしまう・・・。 原作はぽっちゃり女子らしいのでなんか一番大事なところを変えてしまったのでは・・・。 それは映画を観てから知ったのでそこに不満はなかったのですが、とにかく話が進まない。 まず名前を知ろう、というだけで映画の3分の1くらい使ってませんでした? 昨日行ったガソリンスタンドで若いかわいい女の子に会員カードを作ってもらい、その後借りたトイレに「女子店員へのデートの誘い禁止」と貼り紙がしてあって、そりゃ毎日来る何十人もの男性に誘われたら断るのもしんどいよな、と思ったばかりで店員と客の恋愛話ですから、慎重になるのも分かります。正直いつも行く映画館の一つによく話しかけてくれる美人の女性店員がいて、なんとかならないもんかなと思わなくもないのですが、客からやっぱりアプローチはマナー違反だよなと思いますもん。これが映画なら全然違う場所で偶然会って食事に・・・とかになるんでしょうけどね! でもこの映画に関してはお店だけで先に進めようとしているので(いやそうでもないか)展開が遅い遅い。他の恋愛映画の半分くらいの段階でこの映画終わります。消化不良~。二代目仮面ライダークウガこと村井良大が出ていたのは嬉しかったですけどね。
じれったい〜!
完全に両片想いなんだけど、なかなか進まない2人。
ストーリーは大きな波もなく淡々続くのだけれど、飽きさせない。
もどかしくじれったい感じがずっと続くんだけど、それが凄くオクテな2人を応援したくなる。そしてニヤニヤしちゃう。
あと、スイーツが美味しそう。
上映劇場と上映本数が少ないのが残念…。
もどかしさだけでほぼ出来てる映画だけど、とても面白かった
ドラマが有ったみたいで、その続きみたいですね。
それでね、序盤にその振り返りみたいなシーンが入るんですけど、その最初のシーンがケーキを買うだけなのに、メチャクチャかわいいんですよ。
岡本夏美さんもかわいいのだけど、崎山つばささんもかわいいの。
二人の照れながら会話する表情が良いから、素直に応援したくなるんです。
それで、ここからはもどかしい展開が続くの、と言うかなかなか展開しないの。
普通これだけ展開しないとダレそうなんだけど、全然飽きないんですよ。
お互いの名前を知れた時なんて、見てるこっちの方まで嬉しくなっちゃいました。
そして、ラストシーンの終わり方も綺麗なんですよね。
「好きです」って聞けて、ハッピーな気分で観終わる事が出来るんです。
同僚の亜紀ちゃんが「好き」を飛ばして「付き合う」に行くのも、この二人の「好き」の重みを増しているかな。
映画の殆どが、もどかしいシーンだったけど、とても面白かったです。
ゆるくていい
淡々と進む緩さがいいの。感情の起伏もそんなに起きないから、すごくくつろいで観てられんの。 岡本夏美が主演だから観たんだけど、岡本夏美がお嬢さん役でいいのかな。すごく魅力的な女優さんだけど、見た目だけで「かわいい!」ってなるかというと、少し違う気がすんのね。 そして岡本夏美の演技を観ながら「どっかで観たことある演技だな」と思ったら、《賭けグルイ》の浜辺美波の演技に似てた。 オクテの二人が、すごくじっくりと恋を育てていくのを、ゆったりと観ている作品だから、いいね。 もう一つの恋は動きがあるけど、その展開ものんびりと観せてくれて良かった。 監督は《のぼる小寺さん》の人なんだね。同じゆるさが良かった。なんと《ロボコン》と《武士道シックスティーン》も撮っている。 古厩智之監督の他の作品も観てみようと思ったよ。
イライラするくらい純情な2人
OLの芙美子は、パティシエの丈士が働く「パティスリー・シュバル」に、毎週金曜日にスイーツを買いに寄っていた。彼女にとってそれは、1週間働いた自分へのご褒美だったが、名前も知らないパティシエさんに会えることも楽しみにしていた。一方の丈士も、自分が作ったケーキを選ぶ彼女にひかれていた。しかし奥手な丈士は、彼女に名前を聞くこともできず、互いに思い合っていながらも、「特別なパティシエさん」と「特別なお客さん」の関係のまま出会いから1年経った。兄で店のオーナーパティシエの稜にも後押しされた丈士は、気になる彼女の名前を知る方法としてポイントカードを配ることを思いついた。さてどうなる、という話。 1年も名前さえ聞けないような純な男、いまどき居る?って思うくらいの奥手な丈士役を演じた崎山つばさは良かった。 芙美子役の岡本夏美も可愛くて良かったが、家で料理作ったりトイレ掃除するのにカチューシャやフリル付きのワンピース?は無いだろう、と思った。お嬢さんの設定だからかな? 芙美子の会社の同僚の亜紀ちゃんは超積極的で面白かった。 ケーキも美味しそうだったし、良かった。
久しぶりに、いい映画みたかな?
地方テレビの延長です
テレビの時、感じた違和感 納得かな!
音楽はあまり使用しないで、役者の目線、間のとり方、
少ないセリフ、90分と少し長いかなと思わせずに、ラスト
もう少し、見たいのと、エンドロールに余韻を楽しめたのは
久しぶりです
映画よりDVD.サブスクで、夜みるのも いいかも
公開劇場が、少ないのが残念なため
★4つです
関係者の方々、ありがとうございました
続きは見たいけど、この物語は、ラストのセリフが
最高のため、fin.
全11件を表示