BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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ジャズ 素人でも没入できた。ストーリー展開、アニメーション技術も良いが、シロウトの心に染みる音楽❗️
ワシ、音楽。ロックはともかく、ジャズはわからないし、趣味では無い。
でも「シャイロック」観るくらいならこちらの方が、暇つぶしに、という気持ちで観た。
どうせつまんなくて失速するだろうと思った。事前の無料リーフレットのイメージではね。
ただ「サイダーのように言葉が湧き上がる」アニメ作品同様
パンフレット有料が独特のアナログレコードサイズ。有料パンフ集めが趣味のワシ的には
手に入れたかった。
でも、当たり前だけども、「映画館で観ない作品は買わない」の鉄則だから
しぶしぶ本作観た、期待値ゼロ
ところがどっこい
テナーサックス🎷
ピアノ🎹 ドラム🥁のサウンドが ライブハウス感覚で臨場感が最高
赤ん坊連れてギャーギャー泣いてうるさい客【赤ん坊は入場禁止だろや・・】
いたのだが、それを凌駕する迫力のサウンド
ジャズは実はロックと違いツウ好みでよくわからないのだけれども
わかりやすいアニメとストーリーとの結合で、魅せる。
イャアジャズってこんなにイイものだったんだね。
まあ普段、【雰囲気のある場所】のBGMで実は誰でも馴染みだったりする。
同じ18歳とは言え、天才的なピアニスト沢辺
力強い叩き上げ感が半端ないサックス主人公宮本
どシロウトでぎこちないが熱意だけは半端ない玉田
3人のデコボコトリオだけれども、合わされば最高のジャズトリオ❗️サウンドが半端ない❗️
あとストーリーがわかりやすい
3人の若者の熱意、天才は天才なりに、叩き上げは叩き上げなりに、技能が未熟な素人はそれなりに
若い衆が挫折感も味わいながら成長、そして急転直下・・というのが誰でも共鳴できるのだ。
アニメーションも、演奏場面の立体感が【モーションキャプチャー、アバターで聞いたなぁ】
半端ない。
脇役の渋さ、背景の渋さ 学生の安アパート、小綺麗なアパート リアルで大変良い
とにかくワシにとって敷居が高すぎる ジャズの世界を堪能できた。
ストーリー、と、アニメーション技術 が 音楽とコラボで調和、ハイテンションでした
大入りも納得の作品。もともと原作漫画が売れてるそうだから・・
密度が濃厚で、オシッコ行けなかった、我慢だった。
その点と、ジャズどシロウトのワシの経験則、知識のなさで星⭐️マイナス▼0・5
タイトルなし(ネタバレ)
泣ける!
漫画の評判が高いことは知っていたが読んでいないので、ストーリーなど全く知らずに鑑賞した。漫画見てる人からしたら、もしかしたら次の展開がわかっていて、もしかしたら退屈かもだけど、初見の私は満足だった。
特に雪祈には泣かされた。
雪祈が日本最大のジャズバーSOBlueの平氏にピアノのスキルをダメ出しされた後の、吹っ切れての演奏は感動した。自分をさらけ出したかのような激しい演奏と映像にやられた。そしてSO Blue出演を決めたあとの不運な交通事故。右腕が破壊されて、おそらくもうピアノが弾けないだろうと思うと、とても悲しい。
SO Blueには大と玉田の二人で出演するが、病院を抜け出した雪祈がアンコールに駆けつけて、左手だけで最後の演奏をするのも悲しい。
実際にピアノやサックスを演奏しているのは馬場智章、上原ひろみだそう。彼らの演奏無しには成立しない映画だ。
残念なことは、おそらく漫画はもっとスローテンポではないかと思うが、映画の尺に合わせてトントンと話が進んでいくためJASSの三人以外のエピソードが薄い。雪祈が幼い頃に一緒にピアノを習っていた女の子がJASSの演奏を聴きにSOBlueに来ているが、特に説明はないし、なぜいるのかも分からない。
JASSが普段の練習に利用していたバーのオーナーの女性も、おそらく昔jazzバーで歌唱していたであろうが、エピソードが無いから彼女への感情移入もない。
大にサックスを教えたであろう人物についても、彼については描かれないので、カメラに向かって話す姿にも何も感じない。
本作の演奏に感動したものの、おそらく濃い内容の原作が凝縮されて内容が薄くなってしまった、そんな印象の映画だった。
他の人のレビューに書いてるCGについてのダメ出しは、私は気にしない。演奏シーンを滑らかに描こうとした選択だと思うし、そんなに気にはならない。
かっこいい!たぶん原作越え(知らんけど)
原作は読んでいませんが、評判が良いので見に行きたしま。せっかくならばとドルビーアトモスです。
原作知りませんが、多分原作より面白いのでは?
音楽ものなので、音が鳴るのは良い事かと。また、演奏シーンがとてもかっこいい!リズムの表現が色々あってすごいなと。
唯一、人間の動きがちょっと不自然でしたが。
不自然ついでに言うと、オチというかクライマックスというか、、、ネタバレ無しで説明しにくいですが、あの展開になることの前フリがわかり易すぎた。「あ、いまなんかフラグたった」ってわかってしまった。お隣さんのお客さんが、泣き始めたので、あー、そういう展開ね。って分かってしまったのは残念。フリなしでいきなりああなった方が感動できたかな。
ストーリーとしてはよくある青春ものと言えるかもしれないけど、JAZZという珍しい設定で、大人の世界で良い。
また、主人公の3人は10代ですが、周りの大人たちが、優しくてかっこいい。
何ヶ所か嗚咽寸前で泣けました。
プロの声優使え!と言いたいけど、3人とも上手でした。山田裕貴だけすぐに顔浮かんでしまったけど。
もう少しこうして欲しい!とも思いましたが、本当に好い映画でした。
唯一の欠点としてアニメとCGの境目が分かってしまうという点こそあっ...
唯一の欠点としてアニメとCGの境目が分かってしまうという点こそあったが、それを除けば話運びも丁寧で初見でしたが問題なく観れました。
とはいえ今作の魅力はなんと言ってもジャズライブパート、演奏に終始聴き惚れてしまい、ラストのライブでは最高潮といった感じで、もうたまらなかったです。
うーむ、謎の残念なCGは残念だけど…。
今年55本目(合計707本目/今月(2023年2月度)21本目)。
ジャズをテーマにした、その結成と練習、そして大舞台にたって、それから…を描く映画です。アニメ作品(元作品あり)のようです。
多くの方が書かれている通り、ジャズ音楽をテーマにしたという事情があるので、音楽面はもう150点くらいつくのですが、残念なのが謎の、途中で変なCG(コンピュータグラフィック)に変わってしまう点で、???な状態になります(積極的な悪意はないのだと思いますが…)。
もっとも、この映画はそれこそ「音楽映画」であるので、その部分が多少残念でも、そこまで減点対象か?というと微妙です(作者の裁量の範囲に過ぎない程度、ではある)。
ジャズ音楽をテーマにしたものなので、一般的な楽器のことや楽譜の読み方(とくに五線譜の読み方、コードネーム(和音)のこと等)はある種常識扱いにされています(特にコードネーム関係はものすごく深いことまで聞いてきます)。ほか、音楽に関するいろいろな用語も特に断りなくどんどん出てきます。
※ 私は15までエレクトーンをやっていたので(6級持ち。プロを目指さないなら一応、趣味の範囲では終着点とされる)、一定程度は当然わかります。
さて、彼らの目指す「最高の舞台」に登場人物3人が「何のトラブルもなく」たどり着けるのか、そして、その「最高の舞台」を終えた彼ら3人が選択したものとは…?
ここからはネタバレになってしまうのでやめておきましょう。
確かに謎のCG(ここでも他の映画評価サイトでも結構酷評されてる)は残念ですが、この部分も「残念だなぁ」であり、「音楽映画である」ということを考えた場合、そこまで減点するのはどうか…と思えたので、そこはあえて減点なしにしました(むしろ、"DAug"などにはじまる、一般的ではない和音(コードネーム)の表記などはある程度配慮は欲しかったです。知らないわけではないですが、演奏でそう使うわけではないです(エレクトーンの場合は)。
特にそれらまで考えると減点対象が見当たらないし、法律的にあれれ?と思う点もいくつかありますが(ラストに至る前の「最大の試練」に関すること)、そこも「まぁ展開を優先させたいのだろう」ということで扱いがなく、一方でそれ(法律的なトラブル)を扱う映画でもないことも考えて減点なしのフルスコアにしています。
多くの方が書かれている通り「画像面が少し残念」ですが、映画館、それもいわゆる「ドルビーシネマ」等の音響が良い映画館で見ていただければ、と思います。
CGだけが残念
原作未読。でも名前は知っていて映画も高評価なので急遽鑑賞。
すごくイイ!!
話自体はよくあるスポ根青春部活モノのような、野生の天才と秀才型の天才と超努力する凡才で夢を掴もうというテンプレ構図。
でも王道だからこそ、それぞれの個性が表現できれば安定して面白いし、ストーリーもきちんと各キャラのバッグボーンと繋がっている。
映像も手書き部分では大胆なカット、構図だったり音のイメージだったり、工夫を凝らしてある。
厳しい大人が調子づいた若者をきちんと導いてくれているのもイイ!
惜しいのは皆が指摘しているCGの部分。明らかに2世代ぐらい前の出来。手書きとは全く違って浮いてるし、ちょっと笑えるぐらいポリゴン感が強い。これなら適当なイメージの手書き画像でよかったんじゃないかな?
他に残念な点を上げれば、主人公にスキがなさ過ぎて完璧超人なところ。
どうしても他の二人のエピソードが強めに映ってしまって終盤は演奏以外は空気。
ライブ音響とか音のいい映画館で観るとまた評価上がるかもしれない。
ドルビーシネマ、IMAXはないのかな?
鼻の奥がツンとして、そして涙が込み上げる
個人評価:4.2
ついにあの漫画から音が出る時が来た。
不安以上に期待して鑑賞。その期待は裏切られる事なく音と共に胸に刻まれる。
原作を読んだ時の、鼻の奥がツンとして、そして涙が込み上げるあの感覚。本作はその感動の技を確かに備えていた。
物語としては、大よりも雪祈と玉田に焦点を絞ったものになっており、それがとても映画的で良かった。
演奏もとてもカッコ良かったが、大の演奏よりも、上原ひろみの演奏に引き込まれてしまったのは意図的かな。
モーションキャプチャーの3DCGはこだわりの演出だったのだろうが、音を受け止める絵力は無く、手書きのシーンの方が音の熱量は伝わったのは残念。
しかしながらあの素晴らしい原作を見事に映像化していた。
真っ直ぐな気持ちに感情がぐわんぐわんに揺れ動く
正直ここまで感情が揺さぶられる作品だと思っていなかった。
約2時間程度の作品で、主要登場人物の3人を鮮やかに描かれていく。
それぞれのバックストーリーを的確に描かれているから、終盤どの登場人物にも感情移入してしまい、彼らを応援したくなるし、目頭が何度も何度も熱くなった。
音楽シーンの表現を彼らのパフォーマンスの凄さ、観客の興奮が伝わってくる表現で良かった。
原作ストーリーを見ていないが、おそらく2時間にまとめるためにいくつものエピソードをけずっているのだろうと思うが、それを感じないストーリー展開でダイジェスト感は全くなく、重厚なストーリーになっていた。
真っ直ぐで強い思いはひとの心を動かすことになることを実感した作品だった。
音楽が良い
こんなに感動するとは
ぜひパンフを買うべき
映画も熱くて最高です。
漫画(原作)は現在1部~3部まであるようで、映画は1部(全10巻)の話です。
今回、BLUE GIANTが映画化されると知ってから、
これを機に漫画を読んでおこうと思い、1部(10巻)までを読んでから鑑賞しました。
漫画を読んだ感想は、熱くて最高でした。
映画の大体の流れは漫画と同じで、尺の都合上などもあるため所々で事柄の順序が
違ったり、省略されている部分があるといった感じです。
あとは、ラスト30分くらい漫画と違う部分があるのですが、
漫画と映画どちらも良かったと思います。
そして音楽が素晴らしいです。
漫画を読んでいかなくても十分楽しめる作品だと思うので、
とりあえず映画を観てから、気になったら漫画を読んでみるのもありかと思います。
ジャズへの情熱、仲間への友情、演奏の熱量に涙する!
「シャイロックの子供たち」を観た後に時間があったので、本作をハシゴ鑑賞。原作はマンガらしいですが、その存在も知らず、劇場ポスターとフライヤーでジャズを扱ったアニメ作品であることぐらいを見知っていた程度で鑑賞してきました。そもそも音楽にあまり興味もないので期待していなかったのですが、圧倒的な熱量でものの見事に打ちのめされました!
ストーリーは、世界一のジャズ演奏家になることを夢見ていた仙台の高校生・宮本大が、東京に出て凄腕ジャズピアニスト・沢辺雪祈と出会い、互いの才能を認め合ってバンドを組み、この二人に感化された大の同級生・玉田俊二も加わってジャズバンド「JASS」を結成し、ジャズミュージシャンの憧れ「So Blue」のステージを目指すというもの。
単純明快なストーリーながら、音楽にかける宮本大の情熱、そこから生まれる友情が熱いです。もうそれだけで胸がいっぱいになるほどなのに、そこにこれでもかというほどの熱すぎる演奏が加わります。とにかく宮本大の熱量とその真っすぐさがハンパないです。それに雪祈や玉田がぐいぐい飲み込まれていきます。そして、彼らの演奏を聴く観客も、それを劇場で見る私たちも、あっという間に飲み込まれていきます。
はっきり言って音楽にはかなり疎く、ジャズに至ってはバーのBGMぐらいにしか思っていませんでした。そんな自分が、JASSの全ステージで涙してしまいました。作中の人物が彼らの演奏を評して「リズムが合ってない」とか「小手先の技術で…」とか言うのですが、そんなことは1ミリもわかりませんでした。それでも涙があふれてくるのです。それがなぜなのか、自分でもわけがわかりませんでした。こんなに涙を持っていかれたのは初めてです。しかも、エンドロール後の映像でさらにとどめを刺されました。
劇場でこの作品に出会えて本当によかったです。眼前に広がる大スクリーン、整った音響設備、演奏者と観客の息づかいを感じるカメラワーク等、劇場ならではの没入感のおかげで、本物のライブに勝るとも劣らぬ臨場感を味わえました。自宅のテレビでは、この10分の1の感動も得られなかったと思います。
主演は今やドラマに引っ張りだこの山田裕貴くんで、聞いた瞬間に彼とわかる声でした。彼の声質はCVには向かないと思っていたのですが、なかなかどうして宮本大にうまくハマっていました。雪祈は間宮祥太朗くん、玉田は岡山天音くんがそれぞれ務め、こちらもなかなかの好演。声の演技はプロの声優に任せるべきだと常々思っていますが、これだけの演技をされるのであれば、このキャスティングを認めざるを得ません。
『坂道のアポロン』と比較してみたい
自分は音楽は聞きますが、ジャズは全く解りません。所持してるiPhoneには約650曲のアニソンが‥‥w(ソレ以外の曲は入っていません)。そんな自分なので、実は本作品の音楽の描写については何とも言えません。
よってこの作品は、原作ファン、ジャズファン、最低でも音楽をこよなく愛し、多少楽器も弾ける方ならワリと楽しめるかと思います。映画館の音響で聞くソレは心地よく響くモノがあるでしょう(音自慢の箱なら尚更)。一方で音楽には殆ど興味がなくアニソンすら聞かない方はどうかな?と(そんな人最初から観ないw)。
ですが、アニヲタの目から見るとチョッと微妙かと思われます。
動画のCGが劇場版としては稚拙で手描きキャラと相似しておらず、魅力に欠けた事。加えて楽器の質感が弱く、シーンによっては木管の様にも見えてしまう一方で、ピアノやドラムが部分的に生映像?と見紛う箇所が散見されます。この辺は、京都アニメーションという一流処の手による『響け!ユーフォニアム』なる作品を観てしまってるが故に、どうしても評価が低くなります。
また、演奏の力強さ・音の迫力・カッコ良さを表現する『演出描写』のギミックが、あまりスムーズではなく好みではありませんでした。総じて、動画のクオリティがあまり高くなかった事が残念です。中の人は及第点ですが‥‥
ストーリーはどうでしょう? 実はコレもかなり駆け足のせいか淡泊、ご都合気味でありふれたネタにしか映りませんでした。主人公の大や雪祈が冒頭から凄腕なのは、深夜アニメで見飽きた『俺TUEEE』の流派にも似たテイスト。雪祈や俊二はまだ多少の紆余曲折の描写がありましたが、大は最初から最後まで挫折知らずの真っ直ぐなド天才。若干面白みに欠け、キャラ付けに他に何かネタが欲しかったです。
個人的には『澪』や『ぼっちチャン』の方が、ウザいけどアニメらしい質感を感じましたw
そんな訳で『観覧客を選ぶ作品』である事は間違いありません。原作ファンは勿論、ジャズ好き・音楽好きはマスト。ビジュアルやストーリーなどクオリティにイササカ事欠く内容でも『耳』で楽しめる事ができる人でないと、満足感は得られないのではと。
本作品は、その位の熱量をお持ちの貴兄には楽しめるかと思われます。ガンダムパイロットの『イオ・フレミング』みたいな?w
余談ですが、同じジャズを扱った『坂道のアポロン』と云う作品があり、コチラは地元作品なのにチャンと観ていないので、本作品を期に俄然興味が出た次第です。相乗効果ですね〜。
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