BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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熱い情熱と素晴らしい音楽。 視覚効果の妙が素晴らしい
原作見てたので、
見に行ったのだけどライブ中の音楽と視覚効果が素晴らしい。
アップ時の映像表現や身体に来る脈動感や、ジャズの楽しさを味あわせてくれる。
ただ遠目でライブを写す時にやたらと動きがカクカクしてるのが正直気持ち悪くて仕方ない。
あれがなければ星5つつけても良かった。
ストーリーはさすが単行本10冊分を1本の映画に濃縮してるので場面のキャラが入れ替わっていたり、
削られたシーンがあったりしたが、
基本ストーリーはそのままで変な演出もなく素晴らしい作りで
情熱の大。努力の玉田。クールな雪祈。
どのキャラも良かった。
特に雪祈が殻を破るシーンは鳥肌モノだった。
唯一大きな改編はエンディング直前の1曲であろうと思うがあのシーンは実際不可能であるにも関わらず
劇場版として必要なシーンだったと思う。
見に行ってよかったと思う素晴らしい作品だった
大画面で極上のジャズを堪能して欲しい、という原作者の期待に十分すぎるほど応えた一作
原作を未読な上、ジャズについても全くの素人という状態で鑑賞した観客による感想です。そんなないないづくしの観客でも、ジャズの魅力に引き込まれる作中の登場人物と同様、その演奏の生命力、迫力に圧倒され、もっとこのライブを聴いていたい、映画が終わって欲しくない、と思わせてくれる一作でした。
『THE FIRST SLAM DUNK』が最先端のアニメーション技術を使ってバスケットボールそのものの魅力を描いた作品だとしたら、本作はアニメでしかできない表現を用いてジャズの魅力を伝えてくれる、紛れもない傑作です。
主人公宮本は、天賦の才に恵まれ、ジャズに対する熱意のまま自分の進路を切り拓いて行ける、言わば主人公らしい主人公で、その言動にはほとんど一切の迷いを感じさせません。一方、彼のルームメイトで、音楽自体素人同然なのに必死に宮本達に食いついていく玉田は、常に熱意と失意、そして悔しさと喜びの狹間にある、いわば多くの観客の感情と共感を引き受ける役割を務めます(物語後半の沢辺も)。この、ともすれば陰に隠れがちな玉田の描き方がとても素晴らしく、物語が進むにつれ、観客もまた彼と一緒に成長している感覚に陥ります。
本作が生命力に溢れ、かつ魅力的なものとなっている要因として、こうした人物描写の巧みさはもちろんのこと、もう一つの主人公である、ジャズという生きた音楽の存在があります。原作には当然音がないので(楽譜はあっても)、JASSのメンバーがどんな曲を演奏しているのか、想像するしかなかったのですが、それが本作においてついに実体化しただけでなく、アニメーションでしかできない表現方法を駆使して、それぞれのプレイヤーがどのように演奏を通じてやりとりしているのか、どんな感情を今、ここで乗せているのかを直感的に理解できる工夫が凝らされています。長い原作をドラマ化する企画もあったそうだけど、大画面で多くの観客にジャズのライブを味わって欲しいという、原作者の石塚真一の意向で劇場アニメーション作品となったとのこと。本作はそんな期待に十二分に応えてくれる内容となっています。
なおパンフレットは通常の価格帯より少し高めですが、レコードの装丁に細部まで徹底的にこだわっており、映画を楽しんだ人であれば絶対満足できる作りとなっています。インタビューも解説も、いろいろ新たな発見に導いてくれる内容が多くて、読み応えがありました。
ジャズ漫画を映像化する凄さ。
原作の大ファン。映画化が楽しみでありながら、音が無い状態で完成されていると言っても良いくらい素晴らしい作品だと思っていたため多少の不安もあった。
実際に観てみると素晴らしい作品だった。
演奏時の没入感を加速させる描写が美しかった。漫画の巻末で見られる未来の大へ向けた登場人物の一言を随所に織り込ませているところも良かった。海外へ飛び立つまでを1本の映画に落とし込むのは非常に難しかったと思うが、素晴らしかったと思う。
原作時に大好きでどうしても見たかったシーンが一部無かったこと、玉田の叩く描写に違和感があるシーンが多いこと、尺の都合上仕方ないのだろうがテンポ良く進むためシリアスなシーンが軽く見えること。
気になる部分もあったが、原作を知らない人にも楽しんでもらえると思う。是非これを観た後に漫画版BLUE GIANTも読んでもらいたい。
ジャズっていいな!
2023年劇場鑑賞41本目。
そんなに音楽に造詣が深くない自分なので、劇中 大が言う「ジャズに興味のない人に届けばすごいべ」というまさにそれです。努力はもちろん人一倍しているにしても、やはりある程度のずば抜けた才能がある主人公がどんどん成功していくストーリーは見ていて気持ちいいですし、原作の漫画では絶対描くことのできない、本物のジャズの音を感じることができるのがアニメの強みだと思います。
伏線を張りすぎてある程度予測していた展開になりますが、それでもクライマックスのセッションではずっと泣いていました。
すごい演奏状態に入ると各人が光るようになっていて、それはレベルによって光り方も各人違うという演出も視覚的にすごさがわかって面白いなと思いました。
声優を知らずに観に行ったのですが、聴いた瞬間「あ、山田裕貴だ」と分かりました。どの役でもうまそうとは思いませんでしたが、この役にはばっちりハマってましたね。間宮祥太朗と岡山天音は全然分からず普通の声優だと思っていたのでそれはそれでうまいってことなのかな。
とにかくジャズを知らなくても思わずノッてしまうような、素晴らしい映画でした。観終わったあと息をするのを忘れていたように「はーっ」と深呼吸してしまったほどです。
面白かったー! んだけども…
面白かったー!音楽アニメとしては最高に好き!
なんだけども、、
仙台編が抜けてるのがとても気になった。あの時間こそが話の根幹だし、地元での人間関係が大の人柄を形成したし、大を育んだ時間と性格が物語のガソリンとなるんだからちゃんと描いて欲しかった。 この辺は【ver.0.5】とかできちっとアニメの描き方でやって欲しい所だなぁ。
それに大の「ずっとジャズをやる」努力とユキノリの苦悩をもっと描いてもよかったかな。じゃないと2人はスーパーマンとしてしか感じない。 玉田の描写は良かった!
ライブの描写は素晴らしい!アニメならでは! ただジャズは魔法じゃないしなーって。 クライマックスもなんか、ドラマチックにしすぎなような… あと泣きすぎ なw
bonus truckはエンドロールでやれば良かったんじゃないかなー。。
サントラは素晴らしい!さすが一流プレイヤー達。
原作が大好きなのでいろいろ思う事書いたけど、面白かったです。
興行成績次第で2もあるんだろうけど、楽しみにしてます!
ついに音が聞けた
ライブシーンに全振りして正解な作品
JAZZは正直あまり馴染みがないのですが、一人の音楽ファンとしてライブシーンが圧巻と感じました!音楽も疾走感に溢れ耳障りよく躍動的でもあってJAZZ初心者でもすんなり入ることが出来ました。もしその場にいたら控えめにですが自然と足を踏み鳴らし、軽く手拍子したくなるだろう素晴らしい演奏でした。ちょっとJAZZライブは参加したことがないので流儀が分かりませんが(笑)。
特に、ライブシーンの演出上良く分かってるなあと感じたのは、観客のノリや反応がこと細やかに、そして心情描写も豊かに描けていたことです。決してモブも背景になっていなかった・・・これは本当に大切なことです。
ライブの独特のあの熱狂的な雰囲気作るのは演奏者はもちろんですけど、そこで彼らと一体となって全身で音楽を浴びて心躍らせる観客です。
丁寧な描写により、映画の中の観客の気持ちに容易に心情をシンクロ出来た時点で、この映画は8割方成功したんじゃないかな、と思いました。
また、原作は未読で映画独自の演出か、原作由来かは分かりませんが、演者のバックグラウンドストーリーをライブシーンにオーバーラップさせる手法は斬新!心地よいビートに刻まれながら、走馬灯の様に回想シーン(といってもストーリーでは初出)が流れる様はスピード感がありつつも親和性が高かったと思います。
最後のライブは決して泣く様な曲じゃないのに、心が揺さぶられ、ライブ会場の客・・・といっても彼らに近しいファンの心情に複層的にシンクロしてしまい、ずっと涙が溢れて止まらなかったですよ。
音楽の力が凄まじい映画です。必見!
気持ちのいい音楽に浸る
青色巨星の誕生に立ち会えた幸福
これは絶対映画館
青い炎のようにアツい音楽映画。
巷で「音の出るマンガ」と言われているBLUE GIANTが動くらしい、ということで鑑賞。原作未読なんですが。
欠点は1つだけ。
演奏中のキャラクターに一部CGを用いるのですが、
それがあまりにCGっぽい。
手先のCGは問題ないけど
全身が映し出された時に
ゲームの身体つきっぽくなる。
欠点はこれだけ。
それ以外は本当に完璧といっていいくらい
アニメ映画として、音楽映画として
青春映画として素晴らしい。
既に努力した天才、
努力してこなかった天才、
これから努力していく凡才
三者三様、各々の描かれ方がとても良く
それぞれに見せ場があり、
脇役含め浮いているキャラがいない。
原作がある場合、あからさまに
「次」を匂わせるような
終わり方をする作品が多いが
話の締め方もとても気持ちがいい区切り。
一本の映画として非常によくまとまっていました。
とはいってもここで終わりではなく、
イイ意味で未来が気になる終わり方なので
続きが見たくて仕方ないです。
あくまで原作未読派の意見ですが
この映画で始まりから区切りの良いところまで描いてくれているので
原作の履修はしなくても楽しめると思います。
むしろこの映画を見たら続きが気になると思うので映画を観た後に原作を買いたくなる事かと思います。自分は買いました。
先に書いた欠点を差し引いても
映画代を払って観に行く価値は十二分です。
眩しすぎて
最高に感動。映画化に感謝
こんなすごいの初めて
ラストの映像表現には脱帽
アニメも最高かよ♪
【格好いい】しかない映画。良い意味です。
映画もJazzも大好きで
さらに漫画もアメリカ編までずっと読んでます
今回1番気になっていたことは
皆様も同じかと思いますが
漫画の音
漫画のイメージがどこまで
伝わるのか?
でした。
答えはびっくり
予想を遥かに超えた音でした。
これが宮本大の音なんだと
ビシビシ伝わってきました。
超一流のミュージシャンの演奏に
ずっと興奮してました!
原作より三人の仲間の友情をフィーチャーした感じも、良かったです。
ブルーノートに早速発掘活動に行こうと思いました。
【”ジャズは情熱”大音量のグルーブ感溢れるテナー・サックス、シンバルを繊細に、激しく叩くドラミング、絶妙なメロディーを奏でるピアノ。一流のジャズセッションを聞くが如き、物凄い熱量が伝わって来る映画。】
ー 私事で恐縮であるが、ジャズは詳しくない。
映画で言えばチェット・ベイカーの半生をイーサン・ホークが枯れた演技で演じた「Born to Be Blue」、かの有名な「セッション」(厳密に言えば、ジャズ映画ではない。)”ビル・エヴァンス"のドキュメンタリー映画「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」etc. 他数作を観ただけである。
だが、私が住む街は”ジャズの街”として、ソコソコ有名であり、私もジャズセッションは時折観に行っていた。
それにしても、今作の画面から伝わって来る”ジャズ”の熱量と圧は凄かった・・。ー
◆感想
・2時間の映画であるが、体感1時間であった。
4年間テナー・サックスに憑りつかれ、一人練習して来た大、18歳の大の級友の素人ドラマー、玉田、4歳からピアノの楽しさに目覚め腕を磨いて来た沢辺。3人の関係性の変遷は勿論面白い。
・だが、今作の超一流のジャズセッションを間近に見るが如く、大スクリーンに魅入られるのは、3人が結成した”JASS"の楽曲から発せられるパワーとグルーブ感である。
ロックンロールのギグや、コンサートには若い頃から何度も足を運んだが、それに近い衝撃を受けた。
・資料に記載されている通り、今作の楽曲を世界的ジャズピアニストである、上原ひろみさんが担当された事が、この作品の完成度に繋がっている事は間違いないであろう。
<念願の”So Blue"での演奏が決まった”JASS"に訪れた悲劇。
だが、彼らはそれを圧倒的な情熱でクリアーし、大観衆の心を鷲掴みにしていく。
観ている側も、アドレナリンと共に、真に良き音楽を聴いた時に出る心地よき涙に眼が潤む。
ラストの大と玉田の異例のツーセッションの圧倒的音量、圧に引き込まれ、”JASS"の全ての曲を書いた沢辺も加わったジャズセッションシーンの凄さは、筆舌に尽くし難い作品である。
今作、本当に、観て良かったです。>
原作10巻分を上手くまとめられてる
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