BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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原作を読んでいても、読んでいなくても◎
まず、約10冊分の内容を分かりやすくこの短時間で表現したことに感服。
そのために仙台での出来事は端折られたわけだけど、それを上手く師匠のインタビューでカバーしていたと思う。
演奏シーンでは映像が音楽に負けていると思ったけど、最後のライブでそれも納得。
雪祈のピアノが圧巻!! さすがでした。
ライブの映像が途切れた時に思わず腰が浮いた。残念ながら、羞恥心が勝ってしまったけれど。
漫画を読んでいるなら頭の中で補足できる。
そして読んでいない人も楽しめるし、きっと漫画を読みたくなるはず……
これから漫画を読む人は、漫画を読みながらあの音楽が頭の中で鳴り響くのか。それはそれで羨ましいなぁ。
さーて、そろそろドイツ編読み始めるか!
やはり無理がある
映画化にあたり、東京編のみで一作品にまとめるのは無理があると思った。
まず、主人公である宮本大固有のエピソードがほとんどなかった。
仙台編を端折ったせいでジャズプレイヤーを目指すきっかけや努力の軌跡や家族との絆などのバックボーンの説明に乏しく、むだに前向きで独りよがりな安っぽい少年漫画の主人公のように見えてしまった。あらためて東京編は大ではなくユキノリと玉田の成長物語なんだなと思った。
また最後の脚本改変も良くない。
原作では不幸な事故のあとユキノリの口から解散を切り出させたことにダイが激しく自己嫌悪に陥り、そこからの海外への挑戦を決意するという流れが感動を生むのに、妙な達成感、前向きな解散からの明るい海外渡航になっている(悲しい事があっても後ろを振り返らず「へでもねっちゃ」と自らを鼓舞するのが良かったのに)。
そもそも車にはねられて重体の患者が2日であんなに元気に演奏できる訳がない。バキの死刑囚編の加藤清澄じゃないんだから。
良かったのは劇中のオリジナル曲である『FIRST NOTE』と『N.E.W』が実際の曲として(しかもかなりカッコ良い)聞けた事と、間宮祥太朗のユキノリ役が思いのほかハマっていた事くらいか。
海外編は映画の尺でまとめるとエライご都合主義展開になるから続編は無理だろうなあ
音楽は最高だな!と改めて、本当に改めて教えてくれる作品です。
原作をスペリオールで読んでいます。
漫画には音がなく、読んでいくと勝手に自分の経験で得た音が付けられていく感じで、「最初から強く行くぞ」と言われても、その音の正解がわからなかった。
映画では音はプロの演奏で付くわけで、答え合わせのように「そう来るのね」とニヤニヤしながら楽しめます。
後半はそうも言っていられない展開で、最高の音楽を楽しむわけで、それに加えて映像も魅力的で「漫画のキラキラが映像になるとこうなるのか!」と思いながら、所々号泣しながら、音に酔いしれるながら、つまり最高なのです。
DolbyAtmosで鑑賞しました。
1/4はライブシーン、練習も入れると半分は音楽シーンなので、音は良い方が良いに決まっていますw
おすすめします。
パンフレットはレコード型。なんとSoBlueTOKYOからのリリースになっています。SoBlueのマグカップ欲しいなw
あのライブはとても青かった
ハマりました
好きすぎて3回観た
好きすぎて3回観ました。あっという間の2時間。圧倒的な熱量と、真っ直ぐさ。主役のJASSの3人のそれぞれ全く違うパーソナリティと、だけど3人とも真摯に自分に向き合う姿が、本当に尊く、本当に心洗われる。また、彼らを支える人たちの姿にも心打たれる。
1回目は漫画2巻まで読んで立川シネマシティの極上音響上映で。仙台で練習してた頃の様子を見るだけで涙出て来る。漫画未見でも全然楽しめるし感動する。半分くらいずっと泣いてた。凄い音で聴けて幸せだった。
2回目は8巻くらいまで読んで、また極音上映で鑑賞。映画には出てこない仙台時代の様々な逸話ともいえるエピソードや、上京してきてから、ドラムが決まる経緯、映画では細かく描かれない平さんの心情などなど、そういった背景を知った上で映画を観ると、より解像度が上がり、もっと泣けてくる。彼らに期待して見守ってきた人たち、掛け値なしに支えてきた人たちが、涙を流しながら演奏を聴く様子にもらい泣きしてしまう。
3回目はたまたま仙台に用事があり、仙台のTOHOシネマズのDolby Atmos上映。東京に比べるとお客さんが少ない。聖地なのに。もったいない。地元ではあんまり盛り上がってないのかな。でも、上映が終わったあと、電気がついてもお客さんが立ち上がらない。立ち上がれないくらい感動して放心状態になってるのが伝わってきた!地元の誇り!仙台市民の皆さんにみてほしい!
今回は全巻読んでから観た。ラストのあのシーンは原作にはなく、賛否両論だということを知ったけど、私は賛成。彼にプレイさせてくれてありがとう、ファンへのご褒美だ!という気持ち。
エンドロール途中で席を立つ人は一人もいなかった。そのくらい、見終わったあとの余韻がすごく残る映画。そして、エンドロール中に涙を乾かしたのに、そのあとのシーンでまた泣いてしまう。
演奏シーンだけ急に顔が変わって、動きもぎこちなくて不自然さを感じたのが残念だったけど、音楽が素晴らしいので、気にせず観るのが良いと思います。
ほんとに歴史に残るアニメ映画だと思いました。続編も希望します!
感動、泣きました!素晴らしい!
序盤から引き込まれました
原作ファンです
さあ、お前はどうする?
演奏シーンのエフェクトが素晴らしい
ライブシーンの没入感がハンパないジャズバンドのアニメ。 本年度ベスト!!
バンド系の映画が好きなので気楽な感じで鑑賞。
メッチャ熱いストーリーで大満足。
この作品にはやられました!
仙台から上京し一流のサックスプレイヤーを目指す宮本大。
ピアノの先生を親に持ち4才からピアノを弾く沢辺雪祈(サワベユキノリ)。
東京で大の居候先の住人の玉田。
この3人がバンドを組んで日本の最高峰のジャズクラブでの演奏する事を目指すストーリー。
サックスを始めて3年目の大。
かなりの努力家って感じのシーンが熱い。
大に影響されジャズに目覚めドラマーを試みる玉田。
音楽教室に通ったり電子ドラムを買い本気度はマックス(笑)
出だしから順風満帆に進む展開が怪しい(笑)
案の定、ピアノの沢辺が自分の才能に挫折する展開。
さらにそれを上回る衝撃的な事件が起こりスクリーンに釘付け。
大が東京で最初に訪れたジャズクラブのママ。
彼女が彼らを支える感じでポイントが高め。
終盤のライブシーンの表情がとても良い!
そのライブシーンの没入感が凄い!生のライブを観ている感じで、アンコールの演奏は圧巻!
ラストの展開は悲しいけど続編が出来る事を祈るばかり。
音響の良いスクリーンで観たからなのか?
低音がお腹にズンズンと響いたのも良かったです( ´∀`)
映画館でこそ"音"を楽しめる映画
評判以上の作品だと思うし、十分楽しませてもらいましたが……
原作未読で、評判以上の作品で十分楽しませてもらった上でですが、あえて下記2点は指摘したいです。
・彼らの未来の予期させるようなインタビュー映像風の演出
・クライマックスでの交通事故起因によるメンバーの離脱
前者はある程度のボリュームの原作を2時間にまとめる上で、効果的と思って映画版スタッフが付け加えたものでしょう。彼らの成功が物語の延長線上に見えていることは十分承知ですが、その証言を早めに入れすぎていてシラけます。さらに、玉田が早々に後のトリオから離脱することをあのタイミングで知らせる必要はないはずです。
後者は原作がそうであったのでしょう……、それを予期させる展開や演出もありましたが……、一本の作品としてすっきり見れないです。
作品のクライマックスの盛り上げとJASS解散のために、作中の人間とはいえ、一つの才能を都合よく潰したようにしか見えないため、最悪の展開です。
左手でピアノを弾いていたユキノリと出会い、左手でピアノを弾いていたユキノリと別れる、という意味で美しく物語的にも一致しますが、演出の手段としては非常に安易と指摘せざるを得ません。
後、ダイジェスト的展開のせいか、大のことがあまり好きになれませんでしたね。これは原作を読めばいいのでしょうが、上記のような展開を知っていて読む気は起きません。
好きを極めるワクワク
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