劇場公開日 2023年2月17日

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BLUE GIANTのレビュー・感想・評価

全653件中、1~20件目を表示

3.5アニメで音楽の激情を表現できるとは!しかもジャズで!!

2024年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

静かなジャズで、これだけの激しさを表現できるとは!すげえ!!
「犬王」のようにロックならまだやりようはあると思うが、ジャズだよ。
テンポを速めるのでもなく、爆音にするのでもなく、かき鳴らすこともなしに、
あくまでジャズのメローな曲を崩すことなく、熱い昂ぶりを視覚で表現している。
いつのまにか自然とリズムをとっていたのには自分でも驚いた。
アニメでは難しい音楽表現を、観客が自然とリズムをとるまでに魅せるとは!
音楽のアニメ表現技法という点でエポックメイキングな作品だ。

ストーリーは意外に王道の青春努力型サクセスストーリーでいささか拍子抜けしたが(もっと才能の壁との葛藤があるものと)、ただ、だからこそシンプルな熱さを思い出すことができたのかもしれない。

これはやっぱ映画館で音響の良い観るべきだった!再上映されたら絶対行くぞ!

※音や動きのないコミックでは、この音楽の昂ぶりを表現できているのか?できているとしたらどういう技法で?ぜひ確認してみたくなった。

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momokichi

4.5ジャズとは何か

2023年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.5演奏家の体内の熱を感じさせる描写

2023年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭のシーンで、主人公の宮本大の顔にあたった雪が体温でジュワッっと溶けるという描写がある。あれがすごく好きだ。これは雪を解かす情熱の物語なんだなと理解した。実際、その後に続く物語は熱さの連続だった。雪どころか雨だって蒸発しそうなほどに熱量がほとばしっていた。
本作は全編のうち、4分の1ほどが演奏シーンだそうだが、音楽を題材にしたアニメの中でも演奏シーンの分量が極めて分量が多い。それだけに演奏シーンをいかにアニメーションで描くのかが大事となる。本作は、モーションキャプチャ、アナログなロトスコープなど、様々な技法を組み合わせ、演奏者の内側を直接表象するようなアプローチを試みた。演奏している時のミュージシャンの脳内で何が起こっているのか、それを抽象絵画のような絵を駆使しながら描いていく。アニメーションで演奏をどう描くかには、日本アニメもいろんな蓄積があるのだが、本作は、ただリアルな演奏を見せるだけでおわらず、アニメーションならではのアプローチでミュージシャンの内側に入っていくような描写に挑んだ。
音楽という言葉にならない感性をさらに言葉にならない映像を重ねていく。このことによって音楽に触れる原初的な喜びを映像に定着させたと言える。果敢なアプローチだ。

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杉本穂高

3.5音楽シーンの勢いや良し!

2023年2月28日
PCから投稿

すごい音楽シーンがいくつもあった。その音楽シーンの中でさえ、2D、3Dのマッチングがうまくいってない気はするが、それでも怒涛の演奏と映像表現に押し切られる。なにかクリエイティブなものを描く作品で、劇中に出てくる表現がショボくて心が離れることがあるが、『ハケンアニメ』の劇中アニメのクオリティがみごとだったように、『BLUE GIANT』の音楽(ドラマシーンのBGMは除く)は作品の中の演奏として力がある。

ただ、音楽シーンに注ぎ込まれた熱量とスキルに比べて、ほかのシーンの演出、作画、セリフ、ストーリー面との落差が大きすぎるのではないか。全カットに同じエネルギーを注ぐことはできず、どこに力を入れるか配分するのがスタッフの腕の見せ所だと思うのだが、ちょっとクオリティの上下幅がでかくてノイズになってしまっているように思う。あとこれは本作に限ったことではないが、マンガやアニメの多くは、年配のキャラをどう描くかに向き合ってこなかった弊害があるのではないか。

一点突破の強度に乗っかっていくか、どうしても気になる箇所で躓いてしまうかで大きく評価も変わる作品だと思うが、音楽シーンはやはり無視できない魅力がある。個人的には、観てよかったとはいえ、もっとイケたはずだともったいなく思う。

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村山章

4.5原作を読んでいる人ほど観て欲しい。 以前観に行ったジャズライブで得...

2025年3月6日
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原作を読んでいる人ほど観て欲しい。
以前観に行ったジャズライブで得た高揚に近いものを感じた、映像と音楽とストーリーが完全にマッチしていて感情を揺さぶる感じ。まさか映画で同じような体験ができるとは。。。

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ハラオ

4.0わたしはジャズが嫌いだ

2025年3月5日
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ジャズは苦手だ。やたらとくねくねして軸がない。サックスが発するバリに近い音がするたび内蔵が冷える。わたしは雪祈に近い人間だろう。冒険はできない。

この映画は大が主役なんだと思っていた。違った。ソロが巡るように物語のスポットが雪祈に移るたび気を揉んだ。こんな残酷なことがあるだろうか。

繰り返す。わたしはジャズが嫌いだ。
それでも二人で始まったライブの成功を祈った。保護者の気持ちでJASSを応援していた。映画館でso blueのようにこの映画を楽しみたかった。配信で観てしまったことを悔いている。とても青く、いい映画だった。

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うましか

4.0色々と青い。

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アツい演奏の炎は、赤を通り越し「青く」燃え上がる。若さやあどけなさ、拙さ、歪さの中に灯る、観る者聴く者を圧倒する力強さ。音楽への純粋な憧れ。
感動し、うち震えた。
原作は連載中とのことで、主人公たちの今後もとても気になる。観に来てよかったぁー!(ドリパス上映会、秋葉原UDXシアターにて)

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FMov

4.0胸が熱くなる!

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

元々漫画で読んでいて、大好きな作品でしたが、映画やっているのをみて、見たいなーと思っていたらAmazonで発見!

早速見たら、漫画同様とにかく熱くて最高でした!
最後は久しぶりに見て涙も出て感動!

細かい内容の記載は避けますが、夢に向かってまっすぐ突き進む姿はかっこいいし、ドラマがある。

自分の人生も生涯そうありつづけようと決めた作品でした。
夢があるって幸せですね。

僕の夢はルクアで経営しているお店からエシカルを広めていくこと
事業として行っている音楽イベントとしてフェスを開催すること
です!

主人公、大のように夢の実現に向けてチャレンジしつづけます。

合同会社everfree、梶清智志

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梶清智志

4.0青春

2025年1月10日
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鑑賞方法:VOD

ジャズとか知らないけど泣けた
音楽がしたくなる作品。
避けてた作品ほど良いものやなと感じた。

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nun.sk

4.0青春物語として個人的に最高

2025年1月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

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たくわん

4.0一期一会

2025年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

原作既読。映画も良かったとの評判を聞き鑑賞。

原作から多少改変されているが大筋は変わっていない。真っ直ぐな大と、勝ちにいく雪折と、愚直な玉田と。
当たり前だけど、コレというものに出会い没頭できている彼らの輝き、眩しくて仕方がない。
合間に挿入される関係者の後日談、積み重ねていくことの大切さを思う。

so blue・平さんの雪折への苦言、原作でも沁みたがまたココでも。人としてどうか、って最後の最後に効いてくる。そんなことを改めて思う。

ラストのステージ、原作と異なり観客として、あんな人やこんな人も。
そしてアンコール、まさかそんな演出をしてくるとは。2025年元旦早々、初泣きしてしまった。jass、素晴らしかったよ。

タイトルblue giant と 店名so blueが本作を観て初めてリンクした。そう、その日ステージの上で、彼らはあまりに青かったのだ。

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Nori

4.0ジャズに魅せられて‼️

2024年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

興奮

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活動写真愛好家

5.0ジャズは知らないが、感動

2024年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人から薦められて、レビューも高評価なので鑑賞
原作未読でジャズも詳しくないし正直良さもよく分からなかったが、これはジャズの生演奏を見たくなる
映像の壮大さに音が追いかけてくる。見ているこちらが息を吸うのを忘れるくらいの圧倒的な迫力と熱量
アオハルの部分も素晴らしいのでテレビでも面白いとは思うが映画館の大スクリーンで見てこそと個人的には感じた。
すでに一年以上たっているのに20~30人が観客として来ていた。素晴らしい映画は色褪せない。

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ダルメシアン07

4.0ぜひ音楽に注目して頂きたい

2024年10月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

絶対に大音量のスクリーンで観るべき映画。
音楽がとにかく素晴らしい。
アニメーションは最初はものすごく気になるものの、途中から音楽が素晴らしすぎて気にならなくなる笑
JAZZ好きとして終始熱くなりました。
好きなものってやっぱり最強。自分もより極めていこうと改めて胸がアツくなりました。

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畠山央至@飲食コンサルティング

5.0キャラクターの心情・楽曲の映像演出が全てリンクしている、気持ち良すぎる演奏シーン

2024年10月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

制作陣の楽器やジャズへのこだわり、キャラクターの演奏への熱量が両方とも演奏シーンに乗っかっている。楽器とリンクする映像、曲中に展開されるキャラクターの心情、キャラの心情により更に盛り上がる演出と音楽、これらが相まってとんでもないトリップ空間になっていた。制作陣に拍手!

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kagami

4.5疾走、その残影を見届けて

2024年10月2日
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わずか3年の独学でテナーサックス吹きとしての才能を開花させた宮本、幼少期からピアノの修練を積んできた知性派ピアニストの沢辺、大学のサッカーサークルを退部し突如ドラマーを目指し始めたド根性の玉田。3人の18歳が伝説的ジャズバー「SoBlue」での演奏を目指す青春グラフィティ。

特にもう何か具体的にアレが良いとかコレが良いとか擁護する必要がないくらい面白い。偶然あるいは運命に導かれてジャズアーティストとしてのスターダムを駆け上がっていく3人の疾走、その残影をただただ唖然と見届けるばかり。

演奏の終了と同時にエンドロールへと突入する演出は同じくジャズを題材としたディミアン・チャゼルの出世作『セッション』へのオマージュだろう。思えば直前で交通事故に遭いながらもほとんど気力だけで舞台に上がろうとする沢辺の人物像もどことなくニーマンを彷彿とさせる。

昨今の劇場版アニメ映画の醍醐味といえば精緻な背景作画だが、本作は新海誠作品に見紛うほどの美麗な東京を我々に見せてくれた。それでいて演奏シーンでは湯浅政明が『犬王』で見せたような誇張的で観念的な作画演出が次から次へと飛び出す。作画の振れ幅の大きさがジャズ音楽の緩急自在さとうまいことシナジーを生んでいたように思う。

にしても玉田の生き様が本当にグッときた。いくら生粋の努力家とはいえ天賦の才や長年の経験を有している宮本・沢辺にはそう易々と追いつけない。そして最後まで追いつけなかった。それでも玉田が折れなかったのは、彼のモチベーションが「二人と演ること」にあったからだ。

気の置けない友達とかけがえのない時間を過ごしたい、そんな素朴な熱意が彼を日本一のジャズバーにまで押し上げた。ここは素直におめでとうと拍手を送りたい。卒業後は普通の会社に勤めるという踏ん切りの良さも清々しい。夏の甲子園を制しながらも誰一人としてプロの道に進むことがなかった2007年の佐賀北高校のようだ。燦然と輝く思い出が振り向けばいつでもそこにある、というのは本当に素晴らしいことだと思う。

エピローグからしておそらく続編もあるんじゃないかという期待が高まるが、さすがにここまで爆発的に売れればほぼ確実なんじゃないか。いやー面白いなアニメ映画は…

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因果

4.0引き込まれた。

2024年10月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

面白かったし、号泣してしまった。
何処の世界にも天才と呼ばれる人はいて、努力だけでは…って、話も聞くけれど、成長に向かい努力を努力とも思わずがむしゃらに進み続ける事が出来る人が天才なのかもしれないと思う時がある。話聞くとさ、練習してるのよ。信じられないくらいの時間。
青春が甦ってしまった。楽器吹きたいな。ご近所トラブル避けるならカラオケボックスかな~。
この映画で唯一許せない事は楽器を濡らした事。木管楽器は寒暖差にも水にも弱いのです。サックスは木で出来てはいないけど…楽器が傷む‼と雪の河川敷はこんな日まで練習して凄い、とはなりませんでした。

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ぽちゃこ

4.010代最後の成長物語

2024年9月23日
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鑑賞方法:VOD

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さく

3.0爆音映画祭で見ました

sさん
2024年9月14日
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ジャズが好きならもっと楽しめたはず

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s

4.5胸が熱くなる映画

Kさん
2024年9月14日
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鑑賞方法:VOD

演奏シーンでキャラクターの心情を表してる

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K