劇場公開日 2023年2月17日

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BLUE GIANTのレビュー・感想・評価

全659件中、1~20件目を表示

3.5アニメで音楽の激情を表現できるとは!しかもジャズで!!

2024年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

幸せ

静かなジャズで、これだけの激しさを表現できるとは!すげえ!!
「犬王」のようにロックならまだやりようはあると思うが、ジャズだよ。
テンポを速めるのでもなく、爆音にするのでもなく、かき鳴らすこともなしに、
あくまでジャズのメローな曲を崩すことなく、熱い昂ぶりを視覚で表現している。
いつのまにか自然とリズムをとっていたのには自分でも驚いた。
アニメでは難しい音楽表現を、観客が自然とリズムをとるまでに魅せるとは!
音楽のアニメ表現技法という点でエポックメイキングな作品だ。

ストーリーは意外に王道の青春努力型サクセスストーリーでいささか拍子抜けしたが(もっと才能の壁との葛藤があるものと)、ただ、だからこそシンプルな熱さを思い出すことができたのかもしれない。

これはやっぱ映画館で音響の良い観るべきだった!再上映されたら絶対行くぞ!

※音や動きのないコミックでは、この音楽の昂ぶりを表現できているのか?できているとしたらどういう技法で?ぜひ確認してみたくなった。

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momokichi

4.5ジャズとは何か

2023年2月20日
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鑑賞方法:映画館
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猿田猿太郎

4.5演奏家の体内の熱を感じさせる描写

2023年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭のシーンで、主人公の宮本大の顔にあたった雪が体温でジュワッっと溶けるという描写がある。あれがすごく好きだ。これは雪を解かす情熱の物語なんだなと理解した。実際、その後に続く物語は熱さの連続だった。雪どころか雨だって蒸発しそうなほどに熱量がほとばしっていた。
本作は全編のうち、4分の1ほどが演奏シーンだそうだが、音楽を題材にしたアニメの中でも演奏シーンの分量が極めて分量が多い。それだけに演奏シーンをいかにアニメーションで描くのかが大事となる。本作は、モーションキャプチャ、アナログなロトスコープなど、様々な技法を組み合わせ、演奏者の内側を直接表象するようなアプローチを試みた。演奏している時のミュージシャンの脳内で何が起こっているのか、それを抽象絵画のような絵を駆使しながら描いていく。アニメーションで演奏をどう描くかには、日本アニメもいろんな蓄積があるのだが、本作は、ただリアルな演奏を見せるだけでおわらず、アニメーションならではのアプローチでミュージシャンの内側に入っていくような描写に挑んだ。
音楽という言葉にならない感性をさらに言葉にならない映像を重ねていく。このことによって音楽に触れる原初的な喜びを映像に定着させたと言える。果敢なアプローチだ。

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杉本穂高

3.5音楽シーンの勢いや良し!

2023年2月28日
PCから投稿

すごい音楽シーンがいくつもあった。その音楽シーンの中でさえ、2D、3Dのマッチングがうまくいってない気はするが、それでも怒涛の演奏と映像表現に押し切られる。なにかクリエイティブなものを描く作品で、劇中に出てくる表現がショボくて心が離れることがあるが、『ハケンアニメ』の劇中アニメのクオリティがみごとだったように、『BLUE GIANT』の音楽(ドラマシーンのBGMは除く)は作品の中の演奏として力がある。

ただ、音楽シーンに注ぎ込まれた熱量とスキルに比べて、ほかのシーンの演出、作画、セリフ、ストーリー面との落差が大きすぎるのではないか。全カットに同じエネルギーを注ぐことはできず、どこに力を入れるか配分するのがスタッフの腕の見せ所だと思うのだが、ちょっとクオリティの上下幅がでかくてノイズになってしまっているように思う。あとこれは本作に限ったことではないが、マンガやアニメの多くは、年配のキャラをどう描くかに向き合ってこなかった弊害があるのではないか。

一点突破の強度に乗っかっていくか、どうしても気になる箇所で躓いてしまうかで大きく評価も変わる作品だと思うが、音楽シーンはやはり無視できない魅力がある。個人的には、観てよかったとはいえ、もっとイケたはずだともったいなく思う。

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村山章

4.0私をあの頃に連れていって

2025年6月9日
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鑑賞方法:VOD

公開された時ちょっと気になっていたが、観る機会に恵まれずスルーしていた「BLUE GIANT」。
たまたま弟が観たいというので一緒に観ますか、となったわけだが観たがっていた弟よりも私の方が心打たれて泣いてしまった。
まぁ、音楽の良さとかよくわからないし、原作も未読、ついでにアニメファンでもない私の心を盗んでいったのは玉田と、玉田を演じた岡山天音だ。

玉田に対する気持ちは、体育会系の青春の記憶と、体当たりで成長していく玉田に対する「見守り」の気持ちの合体だったんだと思う。
ちょうど作中で玉田に話しかけるおじいちゃんが代弁してくれている。メンバーの中でド素人・ド下手だったドラムの子がだんだん良くなっていく。それがわかってしまうと、もうドラムの彼から目が離せない。
もう若者ではなくなったからこそ、がむしゃらに打ち込んで輝いていく玉田が眩しいのだ。
そして、玉田はわかっている。今ジャズに打ち込む気持ちは、大と雪祈とこの時間だけの特別な青春であることを。
だから、3人の大きな夢が叶った瞬間は絶頂であると同時に、彼の青春の終わりでもあった。勝っても負けても、叶っても叶わなくても、全てを賭けて打ち込んできたものが終わっていく。
その思いもまた、誰の心にも眠り続ける「あの時」の記憶と結びついて、玉田の思いに心揺さぶられるのだ。

玉田を演じる岡山天音は実写映画でも名バイプレイヤーとして様々な役柄を演じているが、大がアパートに転がり込む頃の「東京に馴染もうとする大学生の玉田」から「仲間に心を許して素直な気持ちをぶつける玉田」、さらにはインタビュー映像の「大との思い出をドヤる玉田」まで玉田俊二という人物の移り変わりを感じさせる、声の名演技を披露してくれた。
最初は岡山天音だと気づかなかったくらいだ。

映画は彼ら3人の「音の輝き」を視覚的にも表現していて面白かったが、逆に言えば音単体ではそこまでの「震えるほどの興奮」を出しきれなかった面もあるように思う。
まぁ、音楽には疎いのでこれは私の問題かもしれないのだけれど。
ともあれ、主人公そっちのけで青春の熱さと儚さを思い出させてくれた玉田のおかげで、熱量のある青春映画にはなったと思う。

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つとみ

4.5正直、全く期待してなかった(けども!)・・

2025年5月25日
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泣ける

興奮

幸せ

日本の、音楽系の作品と言えば、やっぱり『のだめカンタービレ』は欠かせないと思う。
のだめに関しては、俺的に→実写から入って、アニメと原作は未見のままだ。

で?

ブルージャイアントに関しては・・
原作から入って、コッチ見た♪( ´θ`)ノ

原作知ってるから、アニメ版全く期待してなかったけど、まぁ良かった!!!

原作が素晴らし過ぎて、実写化は絶対無理!て思ってたんよね?
当然、アニメ化も!(音源どうすんねん、と!)
でもね、並んで来たし、何ならある意味で、コッチが超えてるとも、思う!

素晴らしかった(=´∀`)人(´∀`=)

ストーリーの後半?オチは、原作とは違うオリジナルストーリー。
賛否有るかもだけど、コレはコレで良いと思う。
(*コレで一本の映画として成立したと思う。)

見た後に飲みたいお酒】
 赤ワインか?バーボンソーダか?どっちかだ!絶対だ!
見た後にすべき事①】
 原作の読破を!(笑)
 アニメも凄いけど、原作も凄いぞ!
見た後にすべき事②】
 上原ひろみさんだ!上原ひろみさんのライブ!
 〜は、流石に急には無理だろうから、CDなりDLを!

☆⑤付けても全然良いのですが?!
まぁ、半分齧って!テ事で。

もう一回言います。
(原作もコッチも)名作です、ガチです☆ミ

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えびかに伯爵/二世

4.5果てしないアツさに、誰もが息を呑む

2025年5月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

最高に"アツい"映画だった。この物語は決して壮大な物語ではない。なのに、なぜこんなにも彼らの演奏に魅入られ、目頭が熱くなるのか。果てしなくアツいからである。登場人物がそれぞれ乗り越える壁、想い、わすが1年半というバンド期間、どの瞬間にも他の作品にはない熱があった。

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苦笑する大学生

5.0ジャズの映画は数々あります その中でもナンバーワンの作品だと思います

2025年4月19日
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鑑賞方法:VOD

blue Giant

2023年公開
アニメ映画
途中から感動で涙が止まらなくなりました
クライマックスの三人揃っての演奏シーンには号泣していました
JAZZが好きな人には刺さるどころか、突き刺さる名作だと思います
ジャズの映画は数々あります
その中でもナンバーワンの作品だと思います
ジャズの素晴らしさを十二分に表現した映画です
実写でなくアニメの方がそれを表現するのに最適であったのかも知れません

物語は現代の東京、三人の18歳のジャズ好きが出会い、主人公が世界一のジャズマンを目指すというもの
そう書けばやけに陳腐ですが、アニメだからこそ、そこに適度な現実感が生まれています
音楽の映像表現としても古くはディズニーのファンタジアのようにアニメとの相性は良い訳です
かといって、本作はそこにテーマや重点が置かれてはいません
あくまでもテーマはジャズの素晴らしさ、楽しさの表現です
肝心の楽曲も音質も高いレベルのものでマニアの期待を決して裏切りません
心から感動しました
観て良かった映画です
お薦め致します
ああ、自分は本当にジャズが好きだったんだと心の底から思いました
タイトルの意味はラストにある登場人物のセリフとして語られます

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あき240

3.0映画と音楽がうまく噛み合わさってない

2025年3月11日
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音楽がアツく素晴らしいのは感じる
しかし、映画という表現方法で味わうにあたってなんだか馴染んでいない感じが否めない

ストーリー、キャラクター、演出
申し訳ないが浅く、冷める。

普通に上原さんのライブ見ていた方がよっぽどアツいのでは?
と、頭をよぎってしまいました。

また、セッションと比較してしまっている自分もいる
それくらいセッションは映画として本当に良かった

今作は期待値が高かっただけに残念でした…

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さかもと

5.0原作漫画は読んでいない。別物として楽しむ。

2025年3月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

原作漫画に思い入れがある方とは、受け取り方が違うと思う。
映画作品として楽しみました。

上原ひろみの音楽を体感したくて、映画館で鑑賞しましたのが、2023年3月1日。

感想は、その時と余り変わりませんでした。

実際に音が聞こえない漫画と違い、映画は音楽も映像も聞こえて動く。
アニメ映像が演奏中は、激しく躍動感溢れて動く感じ。
インタビュー風の回想が入り、唖然とする展開もある。

楽しく鑑賞しました。

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naomi

4.5原作を読んでいる人ほど観て欲しい。 以前観に行ったジャズライブで得...

2025年3月6日
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原作を読んでいる人ほど観て欲しい。
以前観に行ったジャズライブで得た高揚に近いものを感じた、映像と音楽とストーリーが完全にマッチしていて感情を揺さぶる感じ。まさか映画で同じような体験ができるとは。。。

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ハラオ

4.0わたしはジャズが嫌いだ

2025年3月5日
iPhoneアプリから投稿

ジャズは苦手だ。やたらとくねくねして軸がない。サックスが発するバリに近い音がするたび内蔵が冷える。わたしは雪祈に近い人間だろう。冒険はできない。

この映画は大が主役なんだと思っていた。違った。ソロが巡るように物語のスポットが雪祈に移るたび気を揉んだ。こんな残酷なことがあるだろうか。

繰り返す。わたしはジャズが嫌いだ。
それでも二人で始まったライブの成功を祈った。保護者の気持ちでJASSを応援していた。映画館でso blueのようにこの映画を楽しみたかった。配信で観てしまったことを悔いている。とても青く、いい映画だった。

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うましか

4.0色々と青い。

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アツい演奏の炎は、赤を通り越し「青く」燃え上がる。若さやあどけなさ、拙さ、歪さの中に灯る、観る者聴く者を圧倒する力強さ。音楽への純粋な憧れ。
感動し、うち震えた。
原作は連載中とのことで、主人公たちの今後もとても気になる。観に来てよかったぁー!(ドリパス上映会、秋葉原UDXシアターにて)

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FMov

4.0胸が熱くなる!

2025年2月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

元々漫画で読んでいて、大好きな作品でしたが、映画やっているのをみて、見たいなーと思っていたらAmazonで発見!

早速見たら、漫画同様とにかく熱くて最高でした!
最後は久しぶりに見て涙も出て感動!

細かい内容の記載は避けますが、夢に向かってまっすぐ突き進む姿はかっこいいし、ドラマがある。

自分の人生も生涯そうありつづけようと決めた作品でした。
夢があるって幸せですね。

僕の夢はルクアで経営しているお店からエシカルを広めていくこと
事業として行っている音楽イベントとしてフェスを開催すること
です!

主人公、大のように夢の実現に向けてチャレンジしつづけます。

合同会社everfree、梶清智志

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梶清智志

4.0青春

2025年1月10日
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鑑賞方法:VOD

ジャズとか知らないけど泣けた
音楽がしたくなる作品。
避けてた作品ほど良いものやなと感じた。

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nun.sk

4.0青春物語として個人的に最高

2025年1月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

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たくわん

4.0一期一会

2025年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

原作既読。映画も良かったとの評判を聞き鑑賞。

原作から多少改変されているが大筋は変わっていない。真っ直ぐな大と、勝ちにいく雪折と、愚直な玉田と。
当たり前だけど、コレというものに出会い没頭できている彼らの輝き、眩しくて仕方がない。
合間に挿入される関係者の後日談、積み重ねていくことの大切さを思う。

so blue・平さんの雪折への苦言、原作でも沁みたがまたココでも。人としてどうか、って最後の最後に効いてくる。そんなことを改めて思う。

ラストのステージ、原作と異なり観客として、あんな人やこんな人も。
そしてアンコール、まさかそんな演出をしてくるとは。2025年元旦早々、初泣きしてしまった。jass、素晴らしかったよ。

タイトルblue giant と 店名so blueが本作を観て初めてリンクした。そう、その日ステージの上で、彼らはあまりに青かったのだ。

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Nori

4.0ジャズに魅せられて‼️

2024年12月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

興奮

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活動写真愛好家

5.0ジャズは知らないが、感動

2024年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

人から薦められて、レビューも高評価なので鑑賞
原作未読でジャズも詳しくないし正直良さもよく分からなかったが、これはジャズの生演奏を見たくなる
映像の壮大さに音が追いかけてくる。見ているこちらが息を吸うのを忘れるくらいの圧倒的な迫力と熱量
アオハルの部分も素晴らしいのでテレビでも面白いとは思うが映画館の大スクリーンで見てこそと個人的には感じた。
すでに一年以上たっているのに20~30人が観客として来ていた。素晴らしい映画は色褪せない。

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ダルメシアン07

4.0ぜひ音楽に注目して頂きたい

2024年10月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

絶対に大音量のスクリーンで観るべき映画。
音楽がとにかく素晴らしい。
アニメーションは最初はものすごく気になるものの、途中から音楽が素晴らしすぎて気にならなくなる笑
JAZZ好きとして終始熱くなりました。
好きなものってやっぱり最強。自分もより極めていこうと改めて胸がアツくなりました。

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