ラーゲリより愛を込めてのレビュー・感想・評価
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生きる希望を捨てなかった山本さんに感動。
『ラーゲリより愛を込めて』鑑賞。
*主演*
二宮和也
*感想*
シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された日本人捕虜の山本幡男さんとその仲間達の実話。
過酷な労働を強いられても、山本幡男さんは生きる希望を捨てなかった。たとえ小さな希望であっても絶対に捨てず、愛する家族が待っている日本に帰ることだけを信じていた。
捕虜の仲間達は最初は、生きる希望を飽きらめていたが、山本さんの強い信念に次第に心が動かされていく。
キャスト陣が豪華で、二宮和也さん、北川景子さん、松坂桃李さん、桐谷健太さん、中島健人さん、安田顕さんが物凄く良かった。皆さん演技が抜群に良かった!
あんな酷い仕打ちを受けていたとは、、腹立ちます!
冒頭から泣きそうになって、途中は何度も何度も泣きそうになりまして、終盤は、我慢しきれなくなり、ダムのように号泣してしまいました。。おかげでマスクがびしょびしょだ!
めちゃめちゃ良かったですし、とても感動しました。生きる希望を捨てなかった山本さんに感動しましたし、その仲間達との絆も描かれていたし、終盤は涙腺崩壊、大号泣。劇場の中は、すすり泣きしてました。。
ツラい映画でしたが、本当に素晴らしい映画でした!
映画を越えて、もはや教材
後半、もう涙が長い時間ずっと止まらず。映画館全体がすすり泣き状態でした。
なんとなくはこういうストーリーで、終わり方も概ね予想できていたものの、ああいうかたちで泣かせてくれるとは・・・というラスト。
国語辞典によると、”道義”とは、人のふみ行うべき正しい道、とのこと。そして、ラーゲリでなんとなく分かったという、”人が生きる意味”については、なんとなく想像はできたものの劇中では明確に語られることはなかった。1人1人が考えていかないといけない、ということだろう。
友情、家族愛、親への感謝、戦争の悲惨さ、歴史認識、日本という国、道義、人としてどう生きるべきか・・・。これは映画を越えて、もはや教材です。
桐谷健太みたさに
行ったら、中島健人の演技が凄く良かった。
二宮より上手だと思った。
北川景子が綺麗だった。
裸で埋められていくシーンが悲しくなった。
終始クソロシアと思いながら観てた。
日々に感謝
予想外の展開にショックでしたが、これが現実だったのだろうと...
いや、映画以上に現実はもっと悲惨だったのだろう...
戦争の重みを改めて感じました
平和に生きれる毎日、日本に感謝です
世界から戦争がなくなってほしい
エンディングで、またいろいろと思い出し最後まで泣けました
映画館という環境で集中して観るのがおすすめ
世界中の人に観てもらいたい
今日、少々凹むことがありました。
でも、この映画を観て、全て吹っ切れました。
山本さんのように、100%前向きには生きられませんが、一つ一つ希望を持って毎日を過ごそうと思いましたし、道義を大切にしようと思いました。
人はなぜ生きるのか?
山本さんのノートが気になりますが、映画のメッセージは自分で考えて!ってことなんだと思います。
涙堪えられなかったですが、みんな泣いてたので、気にせず泣きました笑笑
また、改めて日本人って素晴らしい民族だなぁと思いました。
あんな日本人になりたいです。
これが実話とは驚くばかりだ
『シベリア抑留』の言葉だけは知っていても、その過酷さは微塵も理解しないで生きてきた。
どんな状況下でも希望を失わず、まわりの日本人捕虜たちにも希望を与え続けてきた山本さんと、その遺書を届けに来る4人の仲間。多少の脚色はあるだろうが、これが実話とは驚くばかりだ。
館内のあちらこちら聴こえる鼻水を啜る音。そうでしょうとも、私もマスクの中はグチャグチャでしたから。
それにしても二宮くんは、いい役者さんだとつくづく思う。
文句無しのキャスティングだが、唯一気になるのは美しすぎる北川景子。演技自体は悪くはないが、あの時代に子供を育てながら、夫の帰還を何年も待つ妻は、もう少し見た目が地味な女優さんの方が、よりしっくりするかと。
あくまで、個人の感想です。
涙が出て止まらない
単なる戦争反対映画ではないとのレビューを見て鑑賞した
これが実話を元にした?涙が止まりません、こんな人がいたのだとそしてそれが他人をも包み込んでしまう愛で溢れていたのかと、シベリア抑留は義父がいた満州には両親が若い頃に居た、そんな戦争映画は見たくもなかった、でもそんな過酷で人が憎しみあう戦乱の世の中でこんな愛の物語があったのか、他人をこんなにも思いやり自分を犠牲にできるものなのか、そして信じ続けられるものなのかと深く感動した
二宮の演技も素晴らしいが北川景子がとても良かった
油断するとまだ泣けてきます
他の方も書いていたけど、ロシアのどこかの地名かと思っていた「ラーゲリ」は収容所だったのですね。
ある意味、というか私は経験がないので勝手な印象ですが、戦争をしている国にいて、いつ空襲受けるか分からないでいるより過酷な収容所の生活…
あんな極寒の地で、粗末な食事、不衛生で休まらない環境、過酷な労働、何かあれば暴力に晒されて、営倉で南京虫に襲われるとか、もう考えられないことばかり。
そんな中で、人や未来に愛を持ち続けるとは、何と立派な男だったのだろう山本。
穏やかな笑顔と、包容力や知性を感じさせるニノの演技は、立派だけれど普通の人であることを思わせて、とても良かったです。
そんな山本を信じて、笑顔を絶やさず4人も子供を育てる素晴らしい女性を演じた北川景子が見事でした。
元々好きな女優さんで、演技も世間からはあまり認められてないようだけどいやいやなんの、私は好きだったのですが、今作を持っていよいよ文句を言う人はいなくなるのではないかと思っています。
遺書を伝えにくるという展開は全く予想しておらず、再会できて感動するものと期待していた平和ボケの私にはショックも大きかったのですが、その、遺書を伝える面々の名優ぶりは言わずもがなでした。
記憶するという発案、そのキッカケとなった「頭の中で考えることは誰にも奪えない」という意味のセリフ。
これ、ライフイズビューティフルにも同じようなセリフがありましたよね。
私自身も昔からずっと思っていることですが、本当に、生きていく上で一番大切なくらい、大切な心がけと思うんです。
心は自分のもの、ということを忘れないって。
それが本当に感動的でした。
あの過酷な状況にも関わらず、遺書を記憶して、家族に届けるという使命をそれぞれが果たす。
またその使命が、生きる力を生むということ。
話は飛びますが癌になった原因に、あの過酷さや南京虫の懲罰が無関係とは到底思えないと劇中ムカムカもしてしまい、戦後の混乱でどうにも出来なかったとは言え今なら人権問題にしてとか考えてもみたが、皮肉にも訴えたい相手は今またこんな時代に戦争をしている…
悲劇ばかりを生むと分かりきっているはずなのに、今またこんな時代に。
この世にある悲しさで泣き枯れる戦争映画を強制的に全部観せて思い直してもらいたい。
しかし悲しいかな、それをしてもきっと、あの国の自由な心は、戦争をやめないのだろうな。
早く平和になりますように。
そうだ、愛しのクレメンタイン子供の頃から好きな曲で、心の中で共に歌いました。嬉しかった。
結婚式で始まり、結婚式で終わる
「戦争って酷いもんだな」という山本旗男の言葉が象徴するように、反戦色の強い作品だった。未だロシアの蛮行は終わることを知らず、現代の状況をも重ねて見た人も多いことだろう。ソ連時代だからと言って今と変わることなく、大国主義と共産主義の名を借りたスターリンのファシズムだったと思う。
山本旗男が託した未来が今。平和憲法で戦争をしないと記されているのに、敵基地攻撃云々の議論がされ、大増税を考えている政府与党。色々考えさせられます。周囲の人の中にも、北朝鮮をミサイル攻撃すればいいと過激な意見を述べる者も・・・
社会派作品中心の瀬々監督。ただ、社会派要素よりも戦争や捕虜生活の悲劇による号泣要素の方が強かったかな~と感じました。えぇ、しっかり涙腺波状攻撃にやられちゃいましたよ。しかも劇場の観客は俺一人。周りを気にすることなく号泣、嗚咽、鼻水状態。観る前は茶化そうと思ってたんですよ・・・ラーゲだったらやらしいな・・・とか。
二宮和也の演技はもちろん良かったのですが、最もやられたのは北川景子の演技。庭に突っ伏す姿に泣けないはずがない。そして、脇を固める助演男優たち。松坂桃李や桐谷健太はもちろん、安田顕の変わり方が最高。そしてもちろん、犬のクロの演技力。
ロシア語が出来るだけで有利になるかと思えば、スパイ容疑だとか・・・50万人以上もシベリア抑留されているので様々な話があるのだろうけど、日本人として、平和を愛する者として忘れてはならない史実ですね。ちなみに俺は記憶力が弱いので、遺書を暗記することはできないと思います。調べてみると、93年にテレビドラマとして放映された際には山本旗男役が寺尾聰だったという。「Oh My Darling Clementine」も歌われたのだろうか?
どうも作りもの感が。
美談で素晴らしい話だし、
あまり好きではない二宮さん含め役者は好演してるんだけど、
演出が仰々しいというか、わざとらしく感じて、、
それと北川景子さんはどんなに貧しくて苦労してても、お顔が輝いて美し過ぎるし、二宮さんも死の間際でもお肌がツヤツヤだった。
現実にシベリア抑留は相当に厳しく辛い事実だからこそ、
白々しく感じてしまって全く泣けなかった。
善人ではなく人
感想としては、素晴らしいの一言。
主人公が上官に裏切られ、絶望する下りが最高でした。
常に前向きで、希望を捨てない者が、絶望に堕ちる。
太陽のようであっても、必ず陰る。決して聖人でなく、
人である。この描き方は本当に素晴らしい。
これは全くの個人的になるものですが、南京虫の下り、
私も苦しめられたことがあり、記憶が蘇ってしまいました。星ひとつ足りないのは、そこです。
因みに、南京虫に刺された後が奇麗になくなるまで、10数年費やしました。
思った以上に重く切なく涙する作品〜劇場で観て良かったです!
TOHOシネマズデー『ラーゲリより愛を込めて』
演技派の俳優さんが次から次へと泣きの演技で魅せる予告
原作は読んでませんが「収容所から来た遺書」って題名で結末は読めました。
松坂桃李さん演じる松田目線での語り・・・
役名が役名だけに自身の名前が何度も呼ばれてるようで劇中に入り込んだ感覚でした。
孤狼の血 Level 2の後の撮影だったのか、顔つきも肉体も役作り完璧でした。
二宮くん演じる山本の優しさ強い信念に徐々に階級なども超越して各々の帰国への思いが伝わってきます。
そんな矢先に山本は病に・・・・
ここからのやり取りが物語を深く重く切なくエンディングへ
山本の病んでやつれていく姿は直視出来ないくらい辛い描写、、、二宮くん凄いです。
予告でちょっと演出過多じゃないと思った安田さんと桐谷さんも追い込んだ演技されてたんですね。
健気な妻を演じる北川景子さんも良かったし、足の悪い青年を演じた中島健人くんの好演も光ります。
子犬の頃から収容所に住み着く野犬クロの忠犬ぶりにも涙。。。
帰国時のシーンは、南極物語のオマージュのようでした。
いやぁ〜戦後10年近く理不尽に捕虜として生きるって考えたくもない史実ですね。
観て良かったです〜年明けの賞レースノミネートは確実だと思います。
「希望」を胸に
戦争後もこんなことがあったのかと知らさせる映画でノンフィクションということを忘れるくらい壮絶で残酷でそれでいて感動する話だった。この話がたった100年前だということも驚いた。
誰かが誰かを思って生きる。ソ連軍に捕まり、ラーゲリという収容所に連れて行かれて罪人みたいな扱いを受けるのにみんな、母のためや妻のため、家族のために生きることを諦めないことにすごく感動させられた。
水浴びや野球などで大人たちが子供みたいにはしゃいでるのを見てすごく複雑な気持ちになった。戦争中も戦争後も楽しみなんて少なかったんだろうなとか考えてしまった。
終盤の手紙の内容、伝え方、伝えられた人の反応すべてに感動した。
涙を堪えるのに必死でした
実話に基づいた第二次世界大戦後のシベリア強制収容所に勾留された山本幡男さんの物語です。
改めて戦争の悲痛さ、絶望感を認識するとともに、その中でも家族との約束を唯一の希望とし懸命に生き抜いた男の姿に涙なしには観られません。
同時に、今の日本がいかに平和で、そして便利であることに甘えている自分に気付かされました。
本当に大切なものが何なのか…改めて考えさせてくれる映画として心に残ります。
愛と希望
誰もが絶望感を覚えるラーゲリで、そして、ラーゲリから、たくさんの愛と希望を与えてくれた作品。
些細な事で不満に思ったり、当たり前を当たり前だと思って平和慣れしてしまっている人に観てもらいたい。(自分にも言える)
マスクの中で涙と鼻水を抑えるのに必死でした。
ハンカチをお忘れなく。
タイトルを変えた意味
号泣かましました。
原作は知りません。
でも、遺書がかなり長いのに対してかなり端折って読まれていたので、全文読んでほしかったなぁ、と思っていたらエンドロールにて原作のタイトルは「収容所から来た遺書」だと判明。
なるほど、タイトルを変えたのはこの映画では「遺書」は重要視されておらず、あくまで山本の性格から周囲の人間に希望を与える話にフォーカスし、日本に帰った家族も山本の存在自体を希望として生きている、そんな映画を作りたかったのだと納得。
原案とまではいかずともあくまで“原作”
それに長々と遺書を読むのは映像ではなく文章で十分。
きちんと2時間強の映画としてストーリー破綻させず上手くまとめ、尚且つ映画だけ見る勢にタイトルで「遺書ほぼ関係ないじゃん」とさせない原作リスペクト。
原作も読んでみたくなりました。
最近、原作に敬意を払わず、脚本家とは?となる映画が量産されている中、それぞれの映画のプロたちが集結し映像音楽演出そして脚本全て熱意を持って製作したであろうこの映画を私は愛を込めて讃えたいと思います。
こんな漢がいたとは知りませんでした
邦画にしてはよく出来ていた。久しぶりに涙した。
余計な所が無かったとは言わないしできれば日本兵捕虜はもう少し痩せてた方が良かったかな。
細身だけど栄養が行き届いていた体つきだったので。役者は役作りが大変だろうけど。
事前の情報はシベリア抑留位しか知らず、どんな話なのかと。
言ってしまえばシベリア抑留の過酷な労働とそれを耐えて生き抜く捕虜と残された家族の話だ。
それにしても実話を元にした映画だが、主人公は飄々とした優男なのに芯が強く、優しく、明るく、曲がったとこが嫌いでそれを押し通す。ロシア語が話せるからと通訳をやるが、それだけで共産主義者と後ろ指をさされてその為に一部の仲間からも嫌われロシア兵にもロシア語で意見してボコにされ営倉(独房)入りもしょっちゅうで他の人よりボロボロ。ある意味楽な生き方ができない、いつもどんな時でも実直だ。
ボロボロでもいつも希望を抱き仲間を励ます。
その一途な姿勢は皆の意識を変え慕われて希望を持って過酷な労働に耐えて帰国できる日を待ち望む。そんな映画。立派な人間の見本としか言えない。こんな生き方ができるだろうか。
細かいことは実際に見て欲しい。
夢も希望も失いがちな現代にも通づる
見る価値のある映画だ。
追記 物語に出てくる収容所で飼われていた黒い犬のクロ。物語のアクセントだと思っていたら実在した犬でした!名前もクロで皆んなにかわいがられており、ナホトカ港から最後の引き揚げ船を追いかけて流氷の海を泳いで船に収容され日本に行く。これが全て事実だったとは!
完全に仕込みだと思っていましたが事実は小説より奇なり?ですね。
Stayin' Alive!
過酷な状況の中で出会った人々がお互いを信頼し、闘病の末に亡くなってしまった山本さんの為に協力する描写がとても切なかったです😭
この映画の歴史について知らなかったので、1945年終戦後に日本に帰れない人がいたことに心苦しく感じました…
山本さんの意思が遺言書を通じて、日本にいる家族に届くラストが素晴らしかったです👏🏻✨
俳優さんが、それぞれの役にとても似合っていたので映画として完成度が高い印象でした!
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