四畳半タイムマシンブルースのレビュー・感想・評価
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コレは良い四畳半
ノイタミナ枠で放映された四畳半神話体系の締めくくりともいる私と明石さん、そして愛すべき厄介な仲間たちとの再会を楽しみました。
作品として完成度も高く、単体で見ても楽しめます
予想できる伏線が楽しく種明かしされるなかで、予想の斜め上を行く伏線がどんどん回収されます
ほんとにそれで辻褄合うのか?と頭を抱えながらも納得してしまう奇想天外かつヘンテコなタイムパラドックスストーリー
TVシリーズでテーマソングを歌ったアジカンの歌うエンディングソングで締まります
私は自分自身の情けなくだらしなく愛すべき学生時代をこの作品に重ねて観ています
みなさんも少なからずそんなところがおるのではないでしょうか?
サマータイムは短くそして永遠に繰り返す
京都の鴨川デルタは時間の特異点なのでしょう
もうサイコー!
これこれコレですよ!!
俺達の神話大系が映画的パワーアップして帰って来たぞ!
見たかったヤツ、欲しかったヤツ。
もう個性溢れるキャラクターの魅力そのままに、ストーリーの面白さ倍マシマシ。
神話大系好きなヤツは今映画館へ行くべき。
やっぱ浅沼 晋太郎サイコーですよ!
【”時を駆けるクーラーのリモコン・・。”脳内フル回転で鑑賞した、京都青春タイムループラヴストーリー。”私”の苗字は、絶対に”田村”である、と私は確信しながら劇場を後にした。懐かしいなあ、京都・・。】
ー 京都の夏は、暑い。灼熱地獄と言って良い。そんな中、出町柳付近にあるオンボロ下鴨幽水荘にたった一台だけあったクーラーのリモコンが、飲みかけのコーラに浸り故障した・・。
”私”は突如現れたヘンテコなタイムマシン(形状が、畳上の上に座椅子が設置されているという気の抜けた代物・・。)に乗って、前日に戻り壊れる前のリモコンを持ってくることを思いつくが・・。-
◆感想
・キャラクターの独特なデザイン(特に、小津と、樋口)が、「夜は短し歩けよ乙女」を彷彿とさせる。
・特異な設定にも関わらず、クーラーのリモコンを追って、タイムマシンに乗って右往左往する”私”達の姿が面白く・・。
ー この辺り、脳内フル回転で面白く鑑賞する。そうか、あの辺りって大正時代は沼だったんだ・・。という事は、下鴨幽水荘は下賀茂神社より北部にあるんだな・・、などと関係ない事まで考える私。-
・そこに現れた25年後からやってきた、田村くん・・。彼がタイムマシンを持ってきた事が判明する。
ー 何故にやって来た?-
・そして、”私”が突き止めホワイトボードに書いた、クーラーのリモコンの行き来の図。
ー 成程ねえ、論理破綻してないね・・。-
<そして、”私”は念願だった映画研究会の明石さんに、”五山の送り火”を一緒に観る事を了解してもらう・・。
で、恋の行く末は・・。
”私”の苗字は、絶対に”田村”である、と私は確信しながら劇場を後にしたよ。
面白かったなあ。>
ネット以前の学生生活の香り、ジジイも学生時代思い出した、京都ではないけどね【テネットの超ミニマム版に思えた】
独特の画風、森見登美彦の作風にマッチしている。味がある。TVアニメは未見。
まあ時間も短いし、一瞬、なぜかワシののうな、大学学生時代が走馬灯のようにシンクロした。
懐かしいねぇ。雰囲気が、没入できた。
森見登美彦+タイムマシンの戯曲【舞台、映画】と合体。
難点を初めに挙げておくと
①主人公の「私」の一人語り一人称で淡々と進行するからあまりに受け身だと眠くなる。言葉遣いは完全に学生運動以前だろから
②クーラーのリモコンをめぐってタイムマシンの微妙な時系列が意外に難しい
「テネットの京都・四畳半版」だと思った。有料パンフに時系列図解があるが、それでもよくわからない
でも元は取れる「不毛さと懐かしさ」の感じの良い作品でした。
ただし、少しだけ眠った😪ので・・星マイナス▼1・5
でもアナログな貧乏学生の熱気
スマホ、パソコンSNS関係なしの
人と人生身の付き合い・・膨大な時間だけど、カネは無い。異性への猛烈な興味
ただ、現実にはぎこちない・・
そう、「神田川」ほど古く無いけど、アナログ時代の学生の熱気、ただし学生が故のショボさ。
京都は昔から学生比率が圧倒的に高い
原作者も京大と同志社だから、京都で学生時代過ごした人にとっては懐かしいだろね。
「・・・回生」だよなぁ関西の学生は
初見だけど、なかなか味があるアニメでした。
昨日と今日の対比、貧乏下宿の細かい描写が良い。
表情にあまり変化無いというか目が動かない作風もレトロというかアジが有り
四畳半シリーズは以前から気になっていましたが見る機会が無くそのまま...
四畳半シリーズは以前から気になっていましたが見る機会が無くそのままに。ですが今年新作アニメーション公開とのことでアニメが再放送!!(有り難い。)早速予習も兼ねて視聴しました。題材としてはループ物ですが個々のループが他のループにも関係し最終回に帰結するストーリーは確かに秀逸で作品の雰囲気も独特。所々の実写シーンや何より主人公の「私」独特の語り口調を主演の浅沼さんが見事に語り、演じきっているのには感嘆でした。
…前置きが長くなりましたがそんな訳でアニメ本編は大変満足のいくクオリティであり、そんな作品の新作でしかも劇場版アニメとのことで期待大!!…だったのですが1つだけ懸念事項が。監督の交代です。四畳半シリーズといえば湯浅監督。それが今回は夏目慎吾監督とのこと。監督自身はアニメシリーズにスタッフとして携わっており全くの無関係ではないのですが個人的に当たり外れが大きいイメージだったのでそこが不安でした。(ACCAシリーズは良かったのにサニボは合わなかった)
そんな中挑んだ鑑賞でしたが…要らぬ心配でした。アニメシリーズの雰囲気そのままの新たな不毛で馬鹿騒ぎがそこにありました。今作は脚本担当の上田さんの舞台を四畳半スタッフで小説・映像化とのことで正に悪魔的融合 笑、な作品でした。クーラーのリモコンが壊れたことからの怒涛のタイムリープはキャラの個性も相まって混沌を極めつつ徐々に辻褄があっていく様子はこれぞ四畳半シリーズといった感じで非常に良かったです。今作が初見でも十分に楽しめると思いますが場面場面の描写などアニメシリーズを見ていると尚楽しめると思います。
1つだけ残念だったのは公開2日目にも関わらず特典が既に終了とのこと。もっと数を見て欲しかった…
観たかった四畳半がここに
「四畳半神話体系」が大好きすぎて、ハードルが勝手に上がってしまい不安でしたが、
最高でした。
テレビアニメを知らない人にも観てみて欲しい。
クーラーのリモコンだけでここまで熱くなれる彼らに脱帽です。
リモコンの遥かな旅路
夜は短し…は何とも不思議な作品だったけど、とあるProの方のレビューを読んで京大生のお話か!とちょっと納得 興味があったのでディズ+で関連作の四畳半を視聴 こちらは早口の私と悪魔な小津との攻防が楽しい もちろんその他の人達もユニーク そんな人達のタイムトラベルストーリー 面白くない訳ありません レトロなクーラー、リモコン、普通15年位で買換えしなくちゃいけないと思うのですが?途中やっぱりてんやわんやになり、城ヶ崎先輩のあれが一番可笑しかった ちょっとごちゃごちゃしてますが、最後にはちゃんと伏線回収
ファンは満足できて初見でも十分に楽しめる良い作品。
作品ファンである四畳半主義者達はすぐに見に行ってください。間違いなく満足できます。
主人公と明石さんはもちろんのこと、小津の小物悪人っぷり、樋口師匠の変人っぷり、羽貫さんのお調子者っぷりなど個性豊かなキャラのバカドタバタを存分に楽しめます。四畳半の面々の新作が見たい!という欲求に素晴らしい品質で答えてくれていました。
初見の方、前作(TV)を見ていない方へ
脚本が良いので初見の方でも間違いなく楽しめます。大学生の青春ドラマでタイムマシンというちょっとSF入ってますけど、テンポ良しのダレ場無し、無理な展開や心情面でのちぐはぐが無い非常にすっきりした展開です。最近良いドラマとか映画見れてないなぁという人は是非にお勧めです。94分しっかり楽しめますよ!
元がTVアニメなんで、映画館の大画面大音量で見るべきか?と言われれば「まぁTVでいいんじゃないかな」と言う所ですが、少なくとも作品のクオリティーは十分です。そもそもが箱庭劇のような作品なんでアクションシーンとか大スペクタクルとかではありませんし。あと凄いどんでん返しとか今までになかった展開!とかは無いオーソドックスな作りです。逆に言えば安心感のある脚本と言うか。映画版ドラえもん程度の複雑さですので小学生高学年ぐらいなら十分理解できる程度の良作。「これでイイんですよ。」いや「これがイイんですよ。」ってニッコリできる感じですね。
「劇場に見に行ってください」というべきでしょうが、個人的にはネット配信などのご家庭の視聴環境でも十分かなと。ディズニープラスで見れるみたいなので気になる人は是非とも見てみてください。で、もしこの作品が気に入ったのならTV版全13話の視聴をお勧めします。こちらはアマゾンプライムで見れますね。
予想を裏切らない良作
”サマータイムマシン・ブルース”を四畳半神話大系のキャストでやるとこうなるのか・・笑
という作品でした。もちろん両方の作品を知らなくても楽しめます。
慎重なメンバーと、おまえ碌なことしないな!といったメンバーの比率が絶妙でした。
唯一にして最大の謎(矛盾?)は明石さんをデートに誘った起点がどこにあるのかということですね。
タイムマシンによる歪みが力になって”決められた枠”に滑り込ませたといったところでしょうか。
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