配信開始日 2021年12月16日

  • 予告編を見る

雨に叫べばのレビュー・感想・評価

全13件を表示

4.0内田英治版「蒲田行進曲」

2022年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

内田英治の真骨頂が詰まった意欲作。今サイトのインタビューページや評論ページで多角的に記事を執筆しているので多くは語らないが、これほどまでに継続して魅力的なオリジナル脚本を手がけ続けてきた内田監督のもとに、意欲溢れる俳優陣が集うのは必然といえるのではないだろうか。主演の松本まりかをはじめ、若手、中堅、ベテランと芸達者な面々の躍動ぶりを見届けてほしい。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
大塚史貴

4.0🌀『記憶に残る破壊力‼️』これが映画なんだろう。映画愛

2024年9月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

雨に叫べは(R15版)

🌀『記憶に残る破壊力‼️』これが映画なんだろう。🤔めちゃ映画愛伝わる❤️

1988年🇯🇵東京都とあるスタジオ

🔵かーるくあらすじ。
映画初監督でプレッシャーに負けている女監督が主人公。幼少期の母親が男を連れ込んだ金で生活しているが、母親の妖艶な姿を見に焼き付けていた。

主人公は妖艶なシーンや心の描写を撮りたいのだが、初めての映画監督でスタッフやプロデューサー演者、助監督、などの取り巻きに翻弄される!

主人公は映画を完成させられるのか⁉️R15指定の成長劇。
★彡監督の体験談をアルアルネタを盛り込んだ一作‼️

◉84C点。
これが昭和の映画だ‼️と言わんばかりの破壊的なスッキリエンディングやった。

#️⃣ちなみに1988年の時代背景として。
東京ドーム完成、ソウルオリンピック開演、ドラクエⅢ発売、となりのトトロ、映画「レインマン」アカデミー賞の時代。

🟠良かった点。
1️⃣初監督で女性がいじめられる?
★彡予算や時間そしてみんなの気持ちを汲む事もなくアホなのか?監督だからと言っても観ていてイラッとくる💢。そこが肝なんやね。きっと。

2️⃣これぞ映画と思わせる、破壊力抜群のラスト‼️
★彡記憶に残るこれぞ映画ですな。

👄💋👁️🫂🩲👙🍩🎥💡🪜🚬🚿🛌💮📣

コメントする (0件)
共感した! 0件)
シネマを喰らう

4.0あのころの夢

2024年6月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

様々な困難を乗り越えながら映画を撮るミュージカル風の作品。
その視点は、幼い頃の林花子の非現実的な生活が「夢」の如きだったことと、今監督としてデビューするという「夢」そのものを経験していることであり、それはもしかしたら、自分の人生そのものをまるで「夢」でも見ているかのようだと言いたかったのかもしれない。
業界的にその1988年ごろが映画に対する概念が交錯していたのだろう。
映画とは何か?
当時、その原点が問われていたのかもしれない。
レーティングか表現か?
お金を出す奴の言うことが絶対なのか?
どんな業界にでもある話であり、当然紆余曲折もあっただろうが、最近の邦画は素晴らしい。
それは作り手の思いを視聴者が理解しようとしていることに現れている。解釈にバイアスがかかるのは当然だ。それを見越しながら作っている。言いたいことが少し隠されているから考える。ヒントは必ず作品の中にあるし、なければならない。
個人的には、評価は「作品」であるべきだと思う。指揮者という監督は不可欠だが、誰の指揮だから面白いのではない。作品から直接感じたことが「純粋な感性」というカタルシスであったり余韻だったりする。
曲が変われば指揮も変わる。その変化した指揮が見せる作品の何が心に響くのか? それは個人の持っているバイアスによって異なる。それでいい。
わからなくてもいい。それは今はそれなだけなのだ。
さて、
エロス作品と美人監督のデビュー作 幼い頃見ていた母と見知らぬ男とのSEXと激しい雨
それを作品と考える思考 夢 憧れ 男が使う「女」という言葉 妥協、妥協、妥協の連続
この作品にはストーリー性はまるで感じられない。
映画を撮る情熱そのものが本気で描かれている。
そこにある既存的ものの破壊。思い込みの破壊。破壊して成長する自分。
「本気」と「情熱」
悪くはなかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
R41

3.0映画作品を製作する苦悩を題材にしており、面白く描けている。企業PV...

2023年11月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映画作品を製作する苦悩を題材にしており、面白く描けている。企業PV製作も同じって笑えた。笑

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ホンマサ

4.0面白い

2023年10月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

80年代映画社会が垣間見える。
後半になって面白さが増してくるので、
途中でやめないように。
無名の俳優陣がいい味出している。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
TZW

3.0映画に生きる人々

2023年7月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いい絵を撮りたい。
いい作品を残したい。
けど、大人な事情もある。
色んな葛藤がある中でも、必死に映画に生きる人々。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
上みちる

3.0映画の裏側が覗ける

2023年7月23日
iPhoneアプリから投稿

女性の新人映画監督が、少しずつ監督として成長していく姿が描かれる。ストーリーとしてすごい面白いかと言われるとまぁまぁな気もするが、映画撮影の裏側、古い職人たちの扱いずらさなど、そうだろうなぁと面白く観れた。
脇を固める役者たちが個性派揃いで楽しめた。
そして、実はエンディングの曲が良くて、動画鑑賞なのに最後まで聞いてしまった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ニョロ

3.5新人女性監督の奮闘。 最初はベテランの現場の人間の言いなりになり、...

2023年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

新人女性監督の奮闘。
最初はベテランの現場の人間の言いなりになり、ふてくされるのが関の山だったが、次第に自分の意見もしっかりと口にできるようになる。
スポンサーの意向を無視して撮影するのはあり得ないし、最後のダンスは何なのかという疑問はあるが、映画としてはおもしろかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
省二

3.5俺はこの映画を世に送り出したい!

2023年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2021年。「ミッドナイト・スワン」の内田英治監督作品。
個性的な映画です。
時は1988年。
30歳の女性・花子(松本まりか)は念願の初監督作品に
ナーバスになっている。
プロデューサー(加藤和也)はスケジュールが超過していることと、
予算オーバーで花子を責めるたてる。
しかし花子にはどうしても初作品で伝えたいことがある。
それは10歳のある日。
大雨で部屋の中は雨漏りがひどいボロアパート。
そんな雨の夜に「映画館へ行っておいで」と金を渡した母親が、
花子の居ない間に男と蒸発した日の記憶。
そしていつも隣室で繰り広げられれ情痴シーンを盗み見してた記憶。
その場面や経験を映像に刻みたいのだ。

主役の女優の楓(大山真絵子)は落ち目のベテラン女優で、
起死回生の一発逆転の人気回復を狙っている。
そこに絡むアイドル新ニ(須賀健太)が絡む。
新ニは「映画なんか七面倒くさい」とボヤいていたが、いつか映画の魔力に
取り憑かれていく。

いかにも湿気たっぷりのロマンポルノみたいな設定。
しかし撮影部、音響、大道具、美術、メイク、衣装。
そのひとりひとりがプロで映画を愛している。
セットや撮影現場、荷物やクレーン車が行き来する現場は、
なかなか面白い。

花子はパワハラや時間オーバーに経費超過などを乗り越えて、
無事初監督作品を完成することができるのか!!

映倫ならぬ映検の係員(大和田伸也)が、お目付け役で登場。
楓の入魂の演技(お漏らしシーン)はクレームが早速付く。
(お漏らしはもちろん管の水)
濡れ場シーンにうるさく口出しして、花子はキレそうになる。
しかし大和田伸也は次第に理解を示してアドバイスなどくれる。
ラストはアメリカ映画の「雨に唄えば」さながらの
ミュージカルシーン。
それまでの4畳半的ロマンポルノ+映画製作現場から、
一気に明るく、歌って踊って終わる。
だから題名が、「雨に唄えば」に似た「雨に叫べば」なのね。
ジーン・ケリーが土砂降りの中、軽快に歌う踊る「雨に唄えば」も、
思えば映画界の楽屋裏を描いたミュージカル映画だった。
「雨に唄えば」のオマージュとも取れる「雨に叫べば」
ミュージカルシーンは突然で、いかにも唐突。
今までの苦労は、《雨に流す》という感じかな!

「ミッドナイト・スワン」
「異動辞令は音楽隊」などの、内田英治監督作品。
濱田岳、渋川清彦、モトーラ世理奈、矢柴敏博、矢本悠馬、
個性派脇役が大挙出演している。
もう少し時間をかけて脚本を練り込めば良かったと思います。
内田監督の撮りたかった映画は、やや不完全燃焼!!

コメントする 1件)
共感した! 3件)
琥珀糖

3.0映画は誰のもの?

2023年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

新人女性監督(松本まりか)の第一作目の撮影で起きる、楽屋落ち的な話を面白おかしく、時には悲しげに描いている。
監督にリーダーシップがないため、出演者やスタッフは不満をつのらせていく。
そしてみんながわがままを言い始め、収拾がつかなくなる。
R指定にはしたくない気持ちもよく分かる。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.0名作とは言わんが

2022年11月1日
PCから投稿

制作過程を描いて映画愛を語る邦画として「ラストシーン」「ザ・マジックアワー」「地獄でなぜ悪い」等が思い浮かぶが,それらの域には達していないものの映画愛は十分伝わってくる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ひろちゃんのカレシ

2.0う〜ん、なんか残念。

2022年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

新人女性監督が昭和感残るパワハラ、セクハラの中、
アダルトチックな映画制作に奮闘するストーリー。

あえての演出かもしれないけど、せっかくいい役者さんが
揃ってるのに終始、ちょっと安っぽい茶番な匂いがする。
そもそも、なんでこんなに現場を回せない人が
監督に抜擢されたのかもよくわからない。

映画が好きな人が集まって一生懸命している感じは
伝わるけど、特に後半がご都合主義なところも目立って
どこにも誰にも感情移入できない。
好きな俳優さんがいっぺんにたくさん見れて良かったけど、
ほんとにただそれだけって感じ。
テーマとキャストは悪くないのになんか残念。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
セリカ

5.0才能は関係ない。妥協できる奴が生き残る

2022年7月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

監督と脚本は『獣道』『ミッドナイトスワン』の内田英治

劇場公開ではなくアマゾンプライムビデオ
昨年の12月ごろから配信
昨今のオリジナル動画配信となると昔のVシネマよりクオリティーが高い
それにしてもなぜ映画館で上映しなかったの?
動画配信なのになぜかDVD販売DVDレンタル
いろいろと事情があったんだろう

1988年夏
東映東京撮影所
ありがちな映画撮影の舞台裏を描くリアリティーコメディー
ヌード多め

役者たちの我儘やベテランスタッフたちのいびりになかなかやりたいことができずストレスが溜まる新人監督
ゴタゴタが続き監督を降ろされてしまう

松本まりかがこの役にハマっている

衝撃作という煽り文句だが全体的はあるあるでそれほど衝撃的ではない
だが「監督は誰でもいい」というセリフは自分としてはショッキング
そうではないだろうと

映画現場ではそれぞれの役割を〇〇部っていうのね
俳優は俳優部

カラミありの官能映画で本番やりましょうと言い出し全裸になる落ち目の大女優・須藤楓
本当にやった方がいい芝居ができるらしい
本当にやったらそれは芝居でなくドキュメンタリーだろう
嘘を本当のように表現するのが芝居じゃないのか
昔こういう女優がいたという話はよく聞く
殺人のシーンで本当に人を殺すわけじゃないんだから濡れ場で本当にSEXする必要はないと主張する女性活動家の理屈が通用しない人は女側にも存在するのだ

大山の全裸もあるが須賀健太も
若いんだしもう少しお尻に張りがあってもいい

終始眠たそうな顔をしているがはっきり起きているモトーラ

最後はなぜかミュージカル

わりと好き
よくまとまっている
特に減点になるほどの欠点は感じられないので星5

新人映画監督・林花子に松本まりか
脚本家・奥村順三に本田博太郎
映画の責任者でアメリカ帰りのファルコンビデオ企画部長・井上研二に渋川清彦
プロデューサー橘芳正に高橋和也
演出部チーフ助監督・渡辺四郎に矢柴俊博
撮影部・太田清に相島一之
撮影助手・佐藤よしえにモトーラ世理奈
照明部・三田村権蔵に菅原大吉
録音部・柳楽浩太に森下能幸
特機部・金子勇介に濱田岳
メイク部・矢嶋薫に内田慈
メイク助手・神野幸子に石川瑠華
主演女優須藤楓に大山真絵子
主演を務めるアイドル俳優・瀬川新二に須賀健太
新進俳優・樋口和人に矢本悠馬
瀬川新二マネージャー北山知子にふせえり
日本映画検定委員の河合道夫に大和田伸也

コメントする (0件)
共感した! 1件)
野川新栄