LAMB ラムのレビュー・感想・評価
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異常なことが普通に感じる
何といてっていいのか不思議な映画でした。
登場人物はごくわずかで
物語は凄いことが起きてるのに淡々と進んでいく。
主人公夫婦のぶれない思いが恐さを忘れさせる。
異常なことが普通に感じてしまう不思議な映画です。
前半は日常生活が淡々と描かれているだけで退屈。 後半に産まれてきた...
前半は日常生活が淡々と描かれているだけで退屈。
後半に産まれてきた子羊の下半身が人間だと判明、今後の展開に興味がわいてくる。
都会で生きていくのは大変だが、人里離れた高原なので大きな問題はないかと思った。
しかし、あのラストは残念。
射殺されるなら、アダの母羊を殺した女性の方だろう。
鑑賞動機:あらすじ10割
アダちゃん、かわいい…のか、かわいいかな、かわいいかもしれない、いや、でも。ある意味魔性の女かも。片手もというのは何か意味があるのだろうか。
アレが何だったにせよ、説明しなさ具合が心地良い。
タイトルなし
なんだコレっ!?て一言に尽きる…と書きつつ色々と書いてみるが、見てはいけない物を見てしまったような気にさせてくれる作品。自分の中ではソレほど高い評価の作品ではないが沢山の人に観て欲しくなる。
なんだかチグハグしていて画がシュール、少しホラー寄りの作品にも関わらず笑いがこらえきれなかったシーンも有って、弟との初顔合わせは「水曜日のダウンタウン」のドッキリ企画を観せられている気分になった。
物静かな作品で中盤辺りまでは会話も殆ど無い。字幕担当の人は仕事が少ないんだから何度も流れるラジオのニュースに字幕を付けてほしかった。本当に静かな作品でエアコンの音が気になり途中で消している。遠近感がバグるロケーションと撮影は良かった。
スローテンポな作品だったが突然やってきた結末には唖然。そのなりでライフルなんかも使うのですね…
ノオミラパスの存在感
とても静かなサスペンス作品。
亡くした娘アダと、新しく二人の元に生まれ落ちたアダ。
羊でない何か、は哺乳瓶を与えてる時点で結構見せていたと思います。
そんな夫婦ですが、ノオミラパスの存在感がやはりすごい
追いかけてきた母羊に命じた時は怖いとさえ。
それはお前の子では無いと突きつけ、さらに不安要素も無くしていく。
そうした幸福の中今一度、そして。
生命の業や因果を感じる、不穏で寓話のような物語でした。
引き込まれました。
広大な自然とその中にある小さな家屋と羊小屋。
ずっと何か事が起こりそうな不穏な雰囲気が
漂っていて、その感じがとても良くて。
羊や山羊を悪魔のモチーフにしている作品もいいし。
エンディングまで緩む事なく観られます。
そして最大の衝撃を是非、味わってください。
かなり余韻が残ります。
異形も怖いけど、不意のおっぱいが一番怖い
ただただ不気味。
台詞も少ないのが異様さを際立たせてる。
アダは最初めちゃくちゃ気持ち悪く感じたんだけど、徐々に可愛くも見えてくる。
そんな自分が怖い。
アダは何故生まれたのか、この映画が伝えたいことは何なのか。
意味がわからんと言えばそれまでだけど、この後味はしばらく残りそう。
崇高な感じだけはするんだけど‥
何だろう、
天からの贈り物だなんて歪んだ解釈、歪んだ愛情、自我の芽生え、種としての疑問、
ホラーのような神話のような、
崇高な感じだけはするんだけど‥
こちらの解釈の選択肢を与えないようなあのラストはいただけない無いなー。
もしかしたら全ては妻の妄想で、夫と義弟と痴情のもつれの末の殺人、とかでもいいから選択肢与えて欲しかったなー。
それだと、途端にチープですけどね。
知らんけど。
A24はこういう作品なんだ!文句あるか?!
前半起伏が全くないので寝落ちしてしまいました。
拉致風に連れてこられた弟が
「うちの娘だ、どうや?」と兄貴にふられて
「・・・・」のリアクション好き。
最後はシープマンが現れるまできっと何か起こるにちがいない
という緊張感もむなしく.....
ノオミパレスも脱ぐものの....
60点
8
MOVIX京都 20220929
別に観る必要ないと思う
異形のものが生まれた…みたいな予告の引っ張りが上手だったので、「一体どんな姿なんだ…!(普通に考えて頭は羊で体は人間、だろうなとは思うけど想像を超えたものかもしれない!」と興味を惹かれたものの、思っていた通りの実態だったので、驚きも面白みもなかった。前情報なしで観てたら、もしかしたらもうすこし面白かったのかも。
BGMはないけど、ぐちゃ、どさっ、かんかんかん…そういう生活音で不穏な雰囲気がでていた。
銃殺しようとしていた叔父さんが、次のシーンでコロッと羊人間に懐柔していたのが、薄気味悪くて不可解だった。
相方は、「じつは時系列がズレていたトリックがあったのかもしれない」とか「キリスト教的な意味合いがあったのかもしれない」とか観終わったあとに色々深読み考察してソースを調べていたけど、結局そんな深い要素もなくて拍子抜けしていた。
綺麗な自然からの不気味さ 72点
不気味な雰囲気から始まる。じわじわ怖さを煽ってきます。普通の羊が生まれたと思いきや人間?羊?いや全くわからない。モンスターと言っていいのだろうか?このまま幸せな生活が続くのであろうか?
登場人物が少ないかつ大自然、不気味である作品はA24にしか作れないと思う。
万人受けなんかしません。マニアックな映画だと思います!
これだからA24にハマってしまうのだろうか?
こっわ、きっも
ってならないんですか????
びっくりした。人間とのハイブリッドこわすぎwww
全然可愛くない!!
自分たちの亡くなった子と同じ名前つけるか?
あれは誰がどうみても羊なの!
アダの親父こっわ\メェ/ 🐑
どこから現われた?どこに消えた?
自分の旦那よりアダかよ!!!
あとさ後半、羊の世話どうした?
奇特さと静謐では覆い切れない平々凡々さ
自然への軽率な冒涜が人間の理知の埒外にある自然(=超自然)によって断罪される、というのは文芸全般にお決まりのパターンだが、本作がそこから何か有効な差異を生み出せていたとは思えない。予想通りのことが予想通りに起きていき予想通りの結末を迎える。ビジュアルの奇特さと無駄に持続する静謐だけでは覆い切ることができないくらい平々凡々さ。
映像に関しても特筆すべき点はなく、アイスランドの原風景はのっぺりしたCGによって本来のざらついたテクスチャを奪われている。文芸チックな落ち着いた長回しが多い一方、アダのビジュアルを不自然なくらい出し渋ったりジャンプスケアのようにアダの父親を大写しで唐突に登場させたりと撮影・演出のトーンに統一性がない。しかもその統一性のなさが画面に不吉な違和や緊張をもたらすといったこともなく、単なる技術的瑕疵として露呈していただけという始末。ここまでつまらない、なおかつ心にも残らない映画も珍しい。
思わせぶりなシーンがたくさんあるのにそれを生かしきれない残念な脚本。そしてこれは男性が書いたものだという不満。ちょっと方向性間違った感。
子どもを亡くした母親が、「アダ」を有無を言わせず横取りすることは、本当の母親をかつての自分(子を亡くした母親)と同じ状況にすることと同じだ。亡くした子どもの代わりを「天からの贈り物」とするにはもう少し違ったアプローチがあってもよかった。母性とは同じ「産む性」である対象にも目を向けることができるはず。ファンタジー性の高い寓話であるがゆえに、残念だ。
動物や、強風・雨・霧といったアイスランドの天候を最大限生かした撮影は、暗くセリフの少ないストーリー展開に一役買っているものの、時間軸のハッキリしないカットの多様でもったいない。
途中から表れるペートゥル(ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン)が緊張感をもたらすものの思わせぶりなだけだ。
最初全然台詞ないからえ?思った 最後もえ?誰よ!?やったけど笑 奇...
最初全然台詞ないからえ?思った
最後もえ?誰よ!?やったけど笑
奇妙に思えるアダちゃんも段々可愛く見えてくるから不思議
自業自得なんやろけど、あんなに愛情注いで育ててたのになーとちょっと可哀想になりました
良い
アダかわいいんだけど、どうにもゾワゾワする。前半の静かすぎる夫婦の生活を考えると、弟と一緒にテレビ見たりしてるのは明るくて楽しそうだけど、そうじゃないんだよ感が見事。最後のお父さん出てきちゃったシーンはあちゃーと思ったけどまあそれもそれでありなのか?と思わせるほど全体の空気が良かったです。
不気味でシュールだったけど、面白かった。
『LAMB/ラム』鑑賞。
*主演*
ノオミ・ラパス
*感想*
牧羊を営んでいる夫婦が羊の出産に立ち会った際に、産まれてきた羊の赤ちゃんがなんと、頭が羊、下半身が人間という奇妙な羊の赤ちゃんが産まれる。
そして、マリアとイングヴァルは、かつて子供を亡くしており、その亡くした子供の名前「アダ」と名付けた。
演出一言でいうとシュール。
登場人物はかなり少なめだし、台詞もほぼあまりないです。
始めは、シュールすぎてあまりノレなかったけど、だんだん雲行きが怪しくなって、ホラーかスリラーっぽくなってきて、やっとノレた感じ。
肝心な所を見せない所が絶妙。
アダが可愛かった。
最後は思わず、「えぇ?!」って叫んでしまいました。でも、なんかモヤモヤが若干残ってしまった。
ただ、メッセージ性が強く思えるような映画でした。なんとなくこちらにも伝わってきました。
総じて、不気味だったけど、なかなか面白かったです。(^^)
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