LAMB ラムのレビュー・感想・評価
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最後面食らった。摩訶不思議映画
観終わって頭の中が「?」だらけで監督は何を伝えたかったのかサッパリわからなかった。ある意味衝撃的なラストで置いてけぼりを食らいました。
ワンシーンがとにかく長い。台詞も少なかったので登場人物が何を考えているのかわかりにくい。ただ、怖い映画ではないので、ホラー苦手な人でも大丈夫。しかし、人間と半獣半人の生活の映像を流しているだけなので飽きるかもしれません。
オチがとにかく強烈なので観る際は自己責任で。
想定通りの序盤を観たくはないが
あの風景と鑑賞者の緊張感と恐怖感と期待感を意識したコマ送りはよく出来ている。
それでも時とともに不思議な生物に慣れてもっと見たくなって来る。
よく考えると欧州にはギリシャ神話のケンタウロスやピカソによく出てくるミノタウロスがあるだけにこの種の生物には違和感なく彼等は溶け込めるのだろう。
だからこそ森羅万象、
最後には生きとし生けるものを殺生してはならないことを教えられる。
予想より怖くもなく、数少ない出演者でよく出来た映画だった。
誰かを犠牲にした幸せは報いを受けることになる
羊から産まれたものの正体を明らかにしないまま、日常を淡々と描いていく静謐な映像が、緊張感とサスペンスを高めていく。
それの正体が判明した後は、いくら過去に子供を亡くしているとはいえ、その子と同じ名前を付けて、それを我が子のように育てようとする姿は、やはり異常に思えてしまう。そもそも、それを、可愛いと思う前に、不気味で気持ち悪いと思う方が、普通の感覚というものではないだろうか?
しかしながら、夫が言うように、本人が幸せならばそれで良く、第三者が、人の幸せにとやかく口を挟むべきではないのかもしかれない。
ただし、妻は、それを我がものとするために、本当の母親を亡きものとし、やがて、その報いを受けることになる。
どこか寓意が感じられるラストだが、他者の犠牲の上に成り立つ幸せは、決して許されるものではないということか?
まぁ、こういうサイコスリラーもありってことで
今年277本目(合計552本目/今月(2022年9月度)20本目)。
まぁジャンルとしてはおそらく「スリラーもの」「サイコもの」になるのでしょうか…。ある羊飼いの夫婦が「羊っぽいが羊ではない何か」を生んでしまい、そこからいろいろな悲劇が発生するという趣旨も映画です。
いくつかのチャプター(確か3つだっけ?)には分かれていましたが、いかんせん英語でもなければ英語から推測がつく言語でもないのでほとんど理解がおいつかない状況です。一方で画像はきれいで、その「心の病んでいきよう」は刻々と進んでしまいます。
いかんせん英語圏以外の映画なのでどのような文化事情があるのかはパンフを買わないとわからないし(典型的なパンフ抱き合わせ論点)、まぁ買わなくても、「あそこまで「羊か羊でないのかよくわからない」ものを飼っていれば」そりゃ誰でも精神崩壊しそうですね…。
惜しむべきはこの映画、実はあまり字幕がなく、目線だけだったりという部分が結構多いです(またこの「羊らしき何か」と話をしているシーンでは当然会話などのシーンがないため、結果的に少なく見える)。そのため、細かい描写からも理解を助けるものを探す必要が出ますが、いかんせん文化圏はある程度わかっても英語ではないので調査にある程度制限・上限が出るタイプの映画でしょう。
まぁ多少「病んでいるなぁ」とは思いつつも、「単純に怖いだけではなく、少しずつ精神がおかしくなっていく」系の映画としては推せるし、「動物+ホラー」というタイプで見たい方にはおすすめです(まぁ、最後は全員精神崩壊しますが…。)
殺してまで奪いたい。
ギリシア神話の牧神?夫婦の不幸が癒やされるために産まれた「奇跡」。あまりに切ない物語のクライマックスは、背筋が凍る。公開初日だが平日も、ほぼ満席。予告では伝奇ホラー的なウリをしていたので、若いカップルが多かったが、さすがにカンヌコンペ作品。大半の観客に催眠術をかけていた。
・・・スリラー・・・?
B級映画だろうと思っていました。
でも、う~ん・・・C級かなぁ?
スリラーと言うほど怖くない。
っていうか全く怖くない。
どっちかって言うと、ダークファンタジーかな。
スリラーって言うならもう少し怖いシーンが欲しかったなぁ。
あの生物が産まれた理由、最後に登場したあの生物はいったいどこから?
など、気になる所ははいくつかある。
いろいろひっくるめて自分的にはイマイチだったかな。
マイナーな映画だろうから観客は2~3人くらいだと思ってたら、座席の70%くらい埋まってた。
そこに驚いた。
あんまりだよ
予告でヤバそうと思いつつも鑑賞。
最初はなかなか単調で夫婦のどこか空虚な生活を描いていたから退屈に感じた。
アダが出てから異常さが出てきて面白くなる。
アダを抵抗なく育て、他人に紹介するのもなかなかシュール。
ヤギのアダのビジュアルに衝撃を受けつつも、叔父と同様に気づいたらめちゃくちゃ可愛く感じてる自分にビックリ。
全然関係ないスポーツ観戦やMVの下りが面白かった。
そんな中、ラストの唐突な展開はあんまりだよと思い呆然とした。制作者性格悪すぎだろと思った。
ただ、ちょっとしてから自業自得なのかなとも思い、モヤモヤした。
メイクはよくできていて、アタ羊人間は可愛くてリアリティはあったけど...
メイクはよくできていて、アタ羊人間は可愛くてリアリティはあったけど、そこだけで、独りよがりっぽい。俳優もいいし、自然もいいけど、あまり感情移入もできない。音響も仰々しい。北欧っぽい出来損ない感。
あなた方、その現実をすんなり受け入れるんですか?
そんな疑問をスルーして物語がどんどん進んでいくから、いつの間にかアダが彼らの家族であることに疑問を感じなくなってしまう。イングヴァルが、当たり前のようにアダを弟に紹介するシーンは、吹き出しそうになるくらいシュールだったけど。
登場人物は、大人3人に半獣の子1人、牧羊犬1匹、飼い猫1匹だけ。冒頭から、ほとんどセリフなし、ナレーションなし、スクリーンからの情報は、場所がアイスランドの山岳地帯で、ポツンと一軒家で羊を飼っているということ。霧に覆われたアイスランドの風景は、何かが起こりそう。
説明セリフがないというレベルではなく、何を感じるかは観客におまかせというスタイルで、猫の表情すら何かを語っている。
インパクトあって記憶に残る。そんな作品でございました。
追記
初回から4回目までソールドアウト。あの予告編を見ると、気になりますよね。
不条理、アイスランドの曇天、不気味な雰囲気、コレで全て言い表せる単純作品。
連休初日だからか、朝イチにもかかわらず、7割の入り
しかしこの作品
不条理、アイスランドの田舎の曇天。不気味な雰囲気、
チョット弟が兄貴の嫁に手を出そうとするのは日本人ではわからない感覚
ただ、それだけ・・これ以上はネタバレだから・・
終始、曇天に伴う、暗い不穏な雰囲気はなかなか良い。
その感覚を味わう作品。
話の筋を理解するには
「不条理」というハードルを越えないといけない。
なぜ?なぜ?と感じてはいけないのです。
桃太郎や浦島太郎、かぐや姫 レベルの
「そうだよ、それでこそ浦島太郎だよ」レベルで自分を納得させないといけない。
そうそう、酸素がどうたら、玉手箱開けたら、なんで年取るわけ・・アインシュタインもビックリ
という疑念を抱いてはいけないのです。
酸素とか水圧関係なく「龍宮城は🏯龍宮城」
「玉手箱は玉手箱」
という「あるがままを受け止める」度量が大人には必要です。
だからぁ、ヤギのお父さんに疑問持ってはダメ【この部分だけチコっとネタバレ】
暗い、アイスランドの田舎、スマホが📱ないから時代特定できない
電波届かないのか??という野暮なこと言うのやめましょう。
雰囲気を楽しむのです。そんな作品。ただひねくれた「屁理屈ジジイ」には・・・
人生いろいろ、映画作品もいろいろ。時間は短く感じた。その点は大感心。故に平均点。
強引に手に入れた幸福はいずれ代償を支払うことになる
強者と弱者は表裏一体という視点もあるのかなと。
思っていた以上にそのまんまな作品でした。見方によってはいろいろと楽しめる話かもしれませんが、敢えて観たものそのままのストーリーを楽しんだ、という視点から星3かなと。
あまり書くとネタバレになるので、ここまで。
アイスランドの美しい自然 3人と 犬, 猫, 羊 そして… 漂って...
アイスランドの美しい自然
3人と
犬, 猫, 羊
そして…
漂ってくる不穏な空気
夢は悪夢か
天使か悪魔か
魅力的で人を虜にする
ファンタジーのようなホラー⁈
親子の愛情物語⁈
神話的・宗教的なこの作品は
傲慢な人間への報復⁈
まずは予告編に惹かれた
なんだかよくわからないものに惹かれた
そして観た者は皆"アダ"に惹かれるはず
想像できない展開を見せる映画
オンライン試写会にて鑑賞。
いやぁ~、こんな展開は想像できない…。
田舎の自然豊かな風景の中で、トンデモないドラマ。
これはホラーか、スリラーか……???
アイスランドの田舎で静かに暮らす羊飼いの夫婦。彼らは羊小屋で次々と生まれる羊の赤ちゃんを取り上げていた。羊たちも自然な演技をしているように見える。
このあたりは、ホントに静かな映画。
ある日、羊から産まれたのが “羊ではない生き物”で、夫婦は産まれた“その生き物”を自分達の子供のように育てていく。最初のうちは平和に見えるが、この夫婦の“普通の生活”が変わって行く…。
この映画、どこまでレビュー記載して良いのか迷ってしまうのだが、とにかく、観る者をビックリさせること間違いなしの映画。
グロい描写が苦手な方でも安心して観られる映画であり、「驚く映画が好きな人」にはオススメの作品。
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