バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティのレビュー・感想・評価
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マズルフラッシュで 目がチカ チ カす …。 かゆい うま
1996年にPlayStation用ゲームとして産声を上げたゾンビ・アクションゲーム、『バイオハザード』を実写映画化。
2002年〜2016年にかけて全6作品作られた、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の映画とは繋がりを持たないリブート作である。
製薬会社「アンブレラ社」が引き起こしたバイオハザードにより地獄と化した街「ラクーンシティ」を舞台に、街からの脱出を図るクレア&クリス兄妹とその仲間たちによる死闘が描かれる。
各メディアで酷評されまくっている本作。
どれだけ酷い出来なのかヒヤヒヤしながら観賞してみたのですが、意外や意外、普通に楽しかったです!😆
ちなみに私は『バイオハザード』シリーズを一作もプレイしたことがございません!
旧映画シリーズも『1』だけしか観ておらず、それもどんな内容だったかほとんど覚えていない。
登場人物の名前だけはうっすら知っているという、ほとんど真っ新な気持ちで観賞した人間のレビューとなりますので悪しからず。
『バイオハザード』といえばゾンビを銃でバンバン撃ちまくるというイメージがあったのですが、本作はそういったアクション要素よりもむしろホラー要素を強く押し出している、といった印象。
冒頭の孤児院のシーンから、良質なホラー映画的な雰囲気がプンプンしてくる。
雨が降り続く街、ラクーンシティの描き方は抜群に良い。
陰気臭い寂れた地方都市の感じが痛いほど伝わってきたし、髪の抜けた親子や目から血を流すおばさんなど、不気味な要素がたっぷり。
こういうヤバい街描写は大好物なので、もっとたっぷり見せて欲しかった。
開始から1時間くらいはほとんどアクション要素はなく、ちょっと物語の立ち上がりにもたついているな、という印象も受けたのだが、恐怖映画としての盛り上がりを丁寧に積み上げていると思えたので、個人的にはそこまで気にならなかった。
本作の主要キャラクターは全部で4人。
かつてこの街の孤児院で育ったクレア&クリスのレッドフィールド兄妹と、ダメダメな新米警官レオン・S・ケネディ、銃の扱いに長ける婦人警官ジル・バレンタイン。
この4人は原作の人気キャラクターらしい。
ゲームファンからすると、その再現度に不満もあるようなのだが、ゲームに思い入れのない自分にとっては中々バランスの良い4人組だと思った。
本作の良いところはこの4人を始め、誰一人として事態の全容を掴んでいないところ。
内通していた警察署長やウェスカーですら、一体何が起こっているのか把握できておらず、混乱のどん底に突き落とされる。
この登場人物たちの混乱っぷりが観客の心情とリンクするため、とにかく臨場感がある。
「え、これ今どうなってんの?何が起こってますのん?この後どうすれば良いんですのん?」という興味の持続が続き、クライマックスまで退屈しなかった。
主要キャラクター4人がバラバラに行動し始め、最後に全員が一つ所に集結するという展開。
全員ちゃんとした見せ場があり、キャラクターも立っていた。もっとこの4人の戦いを見ていたいと思えたし、4人が集合したところは結構燃えました!
地下列車に乗っての脱出や、ロケットランチャーぶっ放しなど、ゲーム原作ならではの荒唐無稽なバカバカしさも楽しい。
ゾンビ映画なんて、ゾンビがワーッと襲ってきて、キャーキャー言いながら怖がって、最後にボカっとボスを殺せばそれで合格💮
ちゃんと怖くて、ちゃんと楽しけりゃそれで良い。それ以上のものを望んでいないし、この映画はそれをクリアーしていると思いますよ。
ただ、まぁやっぱり手放しでは誉められない問題もある。
はっきり言って、終盤に色々詰め込み過ぎ。
特に問題なのは本作のラスボスであるウィリアム・バーキン博士。
この人のキャラが薄過ぎて、なんか知らんオッさんがモンスターになって襲ってきただけにしか思えなかった。
一応この人クリスの育ての親なんだから、もっとクリスとの関係性なんかを深掘りすべきでしょう。
あれだけ正体を引っ張ったリサ・トレヴァーが、ただのお助けキャラでしか無かったのも残念。別に登場させなくても物語上問題ないやんけ。
人皮マスクという強烈なルックスのキャラクターなのだから、もっと活躍の場面が見たかったし、もっと重要な役割を彼女に与えてあげてほしかった。
孤児院から逃げだした後のクレアがどうやって生き延びたのかもよくわからんし、クリスがなぜ人体実験の対象にならなかったのかもよくわからん。
クリスやクレア、ジルなどラクーンシティで育ったキャラ達のバックボーンが殆ど描かれていないので、正直物語に入り込みづらかった。
あとはちょい画面が暗過ぎ。
何が起こっているのか分かりづらい場面が多々あった。
それと、あのマズルフラッシュの演出は流石にナシでしょう😅
目がチカチカしすぎて頭おかしくなるかと思った…。
前半のホラー展開がGOODだっただけに、後半のゴチャゴチャ感には勿体なさを感じてしまう。
いっそのこと、完全にホラーに振り切って映画化してしまえばもっと評価は上がったかも。
とはいえ、個人的にはこの映画は普通にアリ👍
興行成績的に続編が作られるかどうか微妙なところだと思うけど、『2』があれば観てみたいと思えるほどには楽しめましたよ。
むしろ原作を全く知らない人にオススメかも〜。
原作ファンです。この監督はオリジナルを作った方がよかったのでは?
正直に書きます。原作ファンの方は見に行くと損します。
これはバイオハザードの同人映画だと言われたら納得できますが、同人にしてはお値段高すぎです。
バイオの映画は同人作品しか作らないのかな?と悲しくなりました。
同人誌でももっと設定忠実ですよ?
この監督は普通のオリジナルストーリーのホラーを書いた方がもっといいものが出来たんじゃないかな?と思います。監督ご自身は、インタビューで「自分でプレイして、洋館で初めて白衣の坊主ゾンビに出会ったゾンビに衝撃を受けた」とおしゃってました。
なので、監督ご自身が感動したのはゾンビにのみ感動した、ただのオカルトマニアなのでしょう。
その証拠に建物の再現が不完全な点と他の登場人物のキャラクター性は適当のように感じました。
建物の再現については、うっすらした記憶でしか洋館を覚えてないか、チェックしてないんだろうなって思いました。構造的に無理なのかもしれませんが…。
美術さんは頑張ったんだと思いますが、警察署も洋館もめちゃくちゃスケールが小さいです。
洋館なんて内装ミニチュアかと思いましたし、外から見るより狭い感じがして心の中で『どしたん?施工工事失敗したん?』って思いました。
そこまで大きいスタジオを借りれなかったのか、内装が近い建物内でロケをしたのかわかりませんが、兎に角洋館のロビーが狭くてびっくりしました。
CGで作ってもいいので、もっと奥行きを持ってほしかったです。
例のゾンビがいる場面でも、部屋と廊下の感じが違って残念でした。
キャラクターについて、適当だと思ったところは人種と性格です。
(人種差別をしているわけではありません。)
レオンは白人の金髪碧眼ではなくインド系の男性で、キャラクターも終始なよなよおどおどしてて、レオンのかっこよさが出ていませんし、ジル・バレンタインも髪がブラウンの白人ではなく褐色の美女でした。
お二人の演技が上手いだけに原作ファンとしては本当にイライラしました。
このレベルの白人の役者を持って来い!と。
以前、舞台版の「ハリーポッター」でハーマイオニーが黒人の方で、ひと悶着ありその際にJ・Kローリング氏が「(ハーマイオニーの)肌の色について言及したことは一度もない」と言って、その場を収めたことは有名ですが、今回に限っては原作はゲームで肌の色も、キャラの容姿も性格も公式のカプコンがちゃんと設定しているのに、そこを忠実に守らないで何がゲームを忠実に再現していると言えるかと思いました。
例えば、今回のバイオがゲームの「バイオハザード5」を元にしていて、今回ジルを演じた方が、シェバなら何の問題もないわけです。むしろ、歓迎です。絶対合うと思いました。そう思う原作ファンも多かったはずです。
でも、今回演技のみで選ばれた…。実力はあると思います。だからこそ惜しかったです。
あと、シーンの繋げ方が下手糞でした。警察署と洋館が同時進行で進んでいき、ちゃんとシーンに繋がりを持たせないと、取っ散らかって見てる大半は置いてきぼりになった方が多かったのではないでしょうか?
私は同時進行で進んでいるんだなと理解出来ましたが、後ろのカップルは小声で「どういうこと?」って言ってました。
とにかく、この監督がしたかったことは、人がどのようにゾンビに変異していくかと、クリスが洋館の食堂で弾が切れてジッポを使って照らしていたけど、途中で付きににくくなったジッポをゾンビが迫りくる中付けたり消えたりしてもう次食われる!って瞬間に目の前からゾンビが消えて、後ろからガーッとくるのがしたかったでしょうね。
あのシーンを見た時にこれが本当はやりたかったのかと思いました。
バイオ!って思ったところは、変異した敵と対峙する時敵にまだ自我があり「妹は賢くて、お前はなんでそんなに馬鹿なんだ?」って煽られた時、心の中で『いや、だってクリスはゴリラだし』ってツッコんだのが、バイオを唯一感じた場面でした。
バイオハザードって題名じゃなく、キャラクターを使用しなければ、普通に楽しめたと思います。
これは私の予想なんで別に読まなくていいですが・・・
この監督ゾンビ映画好きでオリジナルで書いていったらバイオのパクリみたいになって、最終的にバイオにしようってなったか、ゾンビは好きだけどバイオは知らなくて、こういう映画作りたいんだけどっていう話が来て、とりあえずプレイしてみるか!と思って、プレイしてみたけど、最初のシーンと「かゆ うま」ワードしか印象に残ってなくて、それをぶち込んどいたらファンは喜ぶんだろ?って感じで作ったのかな?と思うような展開とキャラ付けでした。
兎に角、監督はレオンが嫌いな事は何となく察しました。
金払ってみるもんじゃない
とにかく画面が暗い!
役者の顔が分からないし周りも何があるか分からない!
暗いところからゾンビがバーン!!どデカい効果音ドーン!!の連続です。
ホラーだからこうしとけばビックリさせれるし良いだろという製作者の手抜き感や熱意の無さが伝わります。
何度も同じ手法をとる(というかそれしかない)ので見てる方は「またか…」とうんざりさせられます。
映画館のような音響設備でやられると低音が内臓にくるので体に悪いです。
登場人物の扱いも悪いです。
基本名前が判明するのは皆で喋っているシーンが終わってシーン転換する直前です。
名前が出て、誰がどのキャラクターか分かった瞬間に原作を知っている人なら少しテンションは上がると思います。
そうやってファンを喜ばせる演出にしたいのは分かりますがキャラが分かった途端にシーンが変わってしまうので置いてけぼり感が強いです。
ちなみに主要キャラのほとんどは同じような手法で名前が分かるワンパターン方式ですw
ほぼほぼ名前を呼ぶシーンが無いので分からなくなることもあります。
あと全然原作の見た目に寄せられていないので誰が誰だか分かりません。
説明や設定がほぼ解説されないので原作を知らない人を置いてけぼりにしたままストーリーは進みます。
原作を知っている人ですら理解できないストーリー構成なので誰も一生理解できないでしょうw
洋館のエントランスホールや警察署など原作再現を頑張ったのは分かりますが明らかに狭いですw
洋館内を捜索してるシーンも原作への愛がないです。
というかエントランスホール以外が暗すぎて何がなんだか分かりません。
セリフや小道具に小ネタ入れておけばファンは喜ぶだろうという短絡的な考えも見て取れます。
特にバイオハザードで最も有名な『かゆい うま』も映画中に出てきますが原作へのリスペクトすら感じさせない使い方です。
ラストに出てくる定番の武器も出しときゃウケるだろという感じです。
トラックやヘリも簡単に爆発しすぎです。
1と2をリンクさせながらストーリーを進めようとしてたのは分かりますが変にオリジナルストーリーを入れたりしてるのでゴチャゴチャになります。
普通にゲームのバイオハザードをそのままオリジナルストーリー入れずにやれば良かったのではないでしょうか?
中途半端に原作出してくるよりもミラ・ジョヴォヴィッチ版のバイオハザードのように設定や世界観を利用したものにすれば楽しめたと思います。
こちらとしてはゲームのように洋館内で鍵を探したり大蛇やサメに翻弄されながらも探索するバイオハザードを見たかったです。
期待しすぎた
バイオの実写ということで結構期待して観に行ったのですがかなりガッカリ、期待しすぎてたのもありますが
、、、良い点はバイオハザードというコンテンツと実際にゲームやってる人ならわかるキャラやネタ、ムービーなどがある位、残念な点はまずキャスト、レオンとジル誰やねんもう少し似せてよ、ストーリーも尺ないのか謎のオリ展開で詰め込みすぎてぺらぺら、レオンとか出す意味あんの位の立ち位置次の伏線の為か?リサ出す意味もあるか???あれ出す為に謎の孤児院入れたのか?序盤のクレア襲われた時の子供?とかいや誰やねん、普通に1か2のゲームを再現して要所要所に原作BGM流すとか(使えるのか知らんが)すればテンション上がるのに、クリス戦闘時の謎の暗闇フラッシュ攻撃も目やられるし
ゲーム原作って難しいのかね
プレステのバイオハザード1, 2はやったが、昔過ぎてストーリーは全く覚えてない…。
しかしとにかくゲームは雰囲気が怖く、たくさんびびらされたので、それが再現されてるといいなーと思って観た。
酷評が多いが、思ったほど悪くはない。
シーン単体、映像単体で観るとよくできてると思う。
序盤の孤児院のパートはホラー映画として丁寧な導入になっていると思う。
しかし脚本が悪い。ゲームの1と2を合わせたストーリーなのだろうが、やたら散漫。
いたるところに説明不足があって、シーンとシーンがつながらない。キャラたちの目的が明確に示されていないか、あっても弱い。
いろいろな疑問点を保留したり、気にしないように意識しながらでないと観れないので、集中できなくて疲れる。
ゾンビとのファーストコンタクトはもっと丁寧に描いてほしかった。
ふつう、怪我だらけの人が襲ってきたとしたら、それを攻撃していいのかどうかは葛藤があるはず。
それがどういう存在なのか、まず知ろうとするはず。そういうあたりまえの心の動きがない。
また、攻撃してもまた復活するのを認識したら、普通はどうしたら致命傷を与えられるのか考えるはず。
そういう、「この世界のルール」を、推測したり試したりしながら徐々に理解していくところが、シリーズもの第一作目の醍醐味で、絶対に面白くできるところなのに、なんてもったいないんだ~!と思った。
ゲームのバイオハザードもそうだけど、定番のホラー映画の構造って、「隔離(隔絶)された場所」を舞台にして、脱出(もしくは生き残り)が目的となり、限定されたメンバーが一人ひとり殺されていく、というもの。この映画は、場面がたくさんあって、いろいろ移動するので、「隔絶されている」感が弱くなっている(ただし、いちおうラクーンシティそのものからの脱出が目的なので、ホラーの構造は維持されている)。
また、キャラが多すぎて、1人1人の掘り下げがないから、誰にも感情移入しにくい。ウィリアムは、妻と娘には良いパパなのに、残酷な人体実験をしているマッドサイエンティスト、という設定が非常にドラマになりそうなのに、全くストーリーに活かされなかった。娘は父親が化け物になって襲ってきたというのに、完全にモブの反応しかしない。
リサ・トレヴァーも、まるで彼女の存在がストーリーの核心をにぎるものであるかのような演出で登場するわりには、単なる助っ人キャラとして出てくるだけ。
こうしてみると、ゲームの1のストーリーをふくらませる形で、ホラーの雰囲気を丁寧に演出した映画にした方が良かったんじゃないかって思う。バイオハザードというゲームは、戦闘時は動的な恐怖が大きいけど、非戦闘時はジャパニーズホラー的な静的な恐怖がある点が秀逸だと思うので。
ほかのレビューを観ていると、どうもゲームのファンからすると、「~~が再現されている」というような点がこの映画の見どころのようだ。そういうのは全然気づかなかったな…。タイプライターも映画のどこに登場したのかさえ気づかなかった。
人気のゲームやアニメを原作とした映画って、難しいものだ。「映画としても面白く、原作も再現されている」ことが理想だし、ファンはそういうものを望む。しかし、予算の都合とか、監督の力量不足でそれが難しければ、「映画単体としての完成度を高めるために、原作の要素は限定的にする」か、「原作を再現することを優先して、映画としては体裁を保てる範囲の完成度で妥協する」のどちらかの選択をしなければならない。
前者は、結果的に面白い映画にならなかったら、「原作を再現していない上に面白くない」という悲惨な結果になるという、非常に大きなリスクがある。それに比べると後者は、映画としての面白さがいまいちだったとしても、「原作が再現されている」ということで、少なくとも原作ファンは満足できるので、比較的リスクが小さい。この映画はどちらかといえば後者よりなのかな。
個人的には、映画は純粋に単体としての面白さを(リスクが大きいとしても)追及するべきだと思っているので、「~~が再現されている」という視点では評価したくない。良い原作であればあるほど、原作を表面的になぞるだけではなく、原作の本質的な面白さとは何か、ということを深くつきつめることが大事になってくるのだろう。
ゾンビ数が!街の広さが!ラスボスが!
※ゾンビは総勢7名くらい!
※ヘリで調査に行った先から徒歩で帰還!
※脈絡なく爆音でジャーニーなども流れるよ!
※ラスボス変身後も、水色のかわいめTシャツは着たまま!
※アンブレラは何をしていたのかはなんとなくで!
みんなわかってるもんね!
バイオハザードってどんなゲームだったっけねぇ…
記憶領域にウィルスを仕込まれちゃうゆるめホラー
ハイスピードB級ホラー映画!
ホラー映画の閉塞感やどん詰まり感とは無縁の、バイオハザードらしい主人公達によるラクーンシティ大脱出劇!の、ダイジェスト版。
原作ゲームではファイルを拾うことでわかるアレコレはほぼ全部すっ飛ばしているため(拾っている場合ではない)、原作を知らなければ何が起きているのかわからない。
だが、作中のレオンも同じくらい何もわかってないままなので、今作はファイルを拾わないプレイヤーのプレイだったのだろう。
また、最近の大手IPを使った大作映画と比べると低予算感があり、そこがまたローポリ時代の初代と2のB級モンスターパニックのノリに近くて楽しい。
いくつもの原作完全再現のセットと、そっちにお金をかけすぎたのか予算のやりくりが見えるような場面もあるのがB級らしく微笑ましい。
モンスターパニックよりもゾンビやホラー演出に力を入れていて、原作にも無いような怖いホラーシーンもあるので、
ホラー映画好きであれば是非とも映画館の大画面で観てほしい。
最後のシーンで全て持ってかれた
監督脚本ヨハネス「ゲームシリーズに基づくホラー映画を目指した」
はあ?
だったらもっと良いキャスティング出来たでしょ。
なんだよあのエイダの顔。リリー・ガオって誰やねん。ウェスカーの情報提供者として最後にポッと出で登場。初めから終わりまでゲームネタはあれど、ツッコミどころ満載で終わったエンディング後。RE:2で着ていたコートを下から上へ移動するカメラワークで「彼女が出てくる!エイダだ!」と楽しみにしていた気持ちは崩れ去りました。あまりの酷さに逆に笑う始末。ゲームを全部プレイしてきた身としてワクワクしながら観に行ったのが大馬鹿でした。最後くらい寄せた顔の女優さん出てくるかな〜と思ったら全然違う。
言いたい所は沢山あります。
クレアはバイクでじゃなくヒッチハイクでRE:2序盤トレーラーおっさんの隣に乗っている
ゾンビ轢いた後おっさんが帽子外すもハゲてない
で、その轢いたゾンビはハゲを噛まずどっかに姿を消す(一緒に乗っていた犬がゾンビの血を舐めて感染、戻った車内でおっさんを噛んでハゲも感染)
ちなみにウィリアム・バーキンはなぜかハゲてるおっさん。
新人警官のレオンはレストランでジル、ウェスカーらと一緒にいる
「かゆい うま」の出現が雑
警察署内でクリス、ジル、ウェスカーと一緒になぜかリチャードがいる
ヘリで森へ降りたあと、洋館へ辿り着くまでにゾンビ犬が出ずぬるっと洋館に到着
そのせいでブラッドが仲間を置いて逃げるシーンはなく、運転席で仲間を待っている間にゾンビに噛まれパニクって洋館にヘリを墜落させる(RE:2で警察署に突っ込むヘリのイメージ?)
なぜかジルがウェスカーを好きみたいな描写(ヘリ墜落に巻き込まれた2人は無事を確認する時おでこを合わせるシーン。はあ?いらんだろ)
最後の脱出するシーンがボス弱すぎ
ヘタレ路線のレオンが急にロケットランチャーを持って一瞬で倒す。(特等席にあったんだ、とか抜かす)
クライマックスのラクーンシティが崩壊するシーンはぬるっと終わり、崩れかけの列車出口からシェリー、クリス、ジル、クレア、レオンがアルマゲドンばりにゆっくり歩いてきて映画は終了。
1900円無駄にした気分ですマジで。はあ疲れた
ようやくバイオハザードの内容が分かりました(笑)
友人から借りてプレイした事はありますが、そこまでやり込んだ事が無かったバイオハザード。
そもそもゲームをする趣味が無いのですが…
オリジナルゲームが原作との事で、プレイ中に見たようなシーンが多々出てきて、思わずニンマリしました。
内容的には、後半のストーリー展開がちょっと説明不足と言うか、息切れしたかなとは思いましたが、十二分に楽しめました。
ゲームもまだまだ続編が出てきてますし、映画も続編に続きそうですし、これからも期待してます♪
バイオハザード?
バイオハザード=ゾンビ では?
途中からエイリアンになっている。これで興醒め。
それにミラ・ジョボヴィッチのイメージが強すぎて、他の人ではショボく見えてしまう。
そういう意味ではこのシリーズも既にオワコンなのでは?
シンプル
バイオ実写映画。ミラジョボ版はDVDや配信などで観たことがあり、1と2は中々面白くて、3はまだ良くて、4以降、特に6は酷いもんでした。バイオハザードはゲーム実況を見ているくらいで、実際のゲームは友人がやっているのを横目で見ていたくらいなので、リアルプレイの体感はないですが、ストーリーだったり用語だったりは頭に入っていました。
そんな中まさかのリブート、しかも原作にリスペクトを捧げており、監督は「海底47m」シリーズのヨハネス・ロバーツときたら期待するしかないなぁと思い鑑賞。休日でしたが人混みはマチマチ。
観終わった後に出てきた感想としては「普通だなぁ」でした。ゾンビ映画、アクション映画、ホラー映画、どのジャンルに当てはめても普通としか言い切れない出来でした。ジャンプスケア的な驚かせ方にはしっかり驚きましたし、ゲームリスペクトのゾンビの演出はとても良かったです。クリーチャーの弱点など、細部にまで拘りを感じられました。
ただ、キャラクターひとりひとりの描写が薄くて、クリスとクレンの兄弟としての関係、ウェスカーの暗躍する姿、バレンタインとウェスカーのラブラブっぷり、レオンのクールさ、どこか描き込みが足りない気がしました。特にレオンは何があったのかと思うくらい情けない姿ばかりでした。最終的にロケットランチャーぶっ放すのが最大の活躍というのも雑で残念でした。ウェスカーはゲームとは大きくキャラが異なっていましたが、トム・ホッパーのムキムキ具合も合わさって割と良かったです。悪役として小物感だったのは否めませんが。
クリーチャーとのバトルも薄味だったのが残念でした。基本的にゾンビに襲われるシーンもそこまで無く、基本銃でバンバン撃ちまくる感じなので、ゾンビ映画らしい爽快感はあまりありませんでした。アクション映画というよりかはホラー映画として観る方がいいのかなとも思ってしまいました。クリーチャーのデザインは原作準拠なのでそこは良かったです。あとカプコン製のヘリはしっかり墜落してくれたのでそこだけでも◎です。
ラクーンシティからの脱出で物語は締まりますが、ゲームリスペクトの終わり方なので、若干の消化不良感はありました。でも普通に楽しめた一本でした。吹替版がとても豪華な配役で、ファイルーズあいさんの演技はお見事です。
鑑賞日 1/29
鑑賞時間 11:20〜13:20
座席 I-26
これはこれでよしっ!!バイオハザード
今回は箇条書きで感想を書きます。
・B級に近い懐かしいホラーだと思う。
・ゲーム設定に8割よせて観やすい。
・ロック音楽で少しビビらす感がいい。
・割とゾンビが90年代スプラッターものに近くメイクされている。
・レオンが意外にも情けない役なので少しもどかしい。
・クレアが主人公でたくましいし、役どころとして女優の人も綺麗。
・ウェスカーが悪役っぽくないのでキョトンとした。
・ウィリアン・バーキン役の俳優が1番合ってるしミステリアスな感じ好き。
・その娘リサがリッカーを殺るほど強かったので戦闘を回避出来た、笑い。
・レオンが持ってきたロケラン一撃でラストが早く終わってしまい少し残念。
・映画の途中で入れる24みたいなタイム表示はいらないと思う。
・ゲームの1.2を上手いこと一作にまとめて来たが短いかなと後で感じる。
・エンドロール途中のシーンにやっぱり出演したエイダ(あんまし可愛くない)。ウェスカーの問いに対してニヤリと謎めく顔にこちらも思わずニヤリ。
・「2」も制作すると思われるので今度はゾンビとビシバシ戦ってほしいのと映画としてのイマドキ感をもう少し出してくれればもっと一般受けするだろう。
これぞ、ゾンビ映画!ホラー映画
まず始めに。バイオハザード映画1〜6まで視聴、ゲーム未プレイ、ホラー映画ほぼ見ない状態です。
今までのバイオが、アクション強めだったから今回のは少し拍子抜けというか、怖く驚いた。今までが、アクション5・ストーリー3・ホラー1・その他1くらいだったけど、今回は、ホラー7・ストーリー2・その他1くらいな感じ。バイオを初めて見た時は、怖さよりストーリーに惹き込まれアクションシーンにワクワクした。けど、思い描いていたゾンビ映画ではなく怖さもそこまではなかった。(最後の方とかほぼアクションだし、バトル映画だしなんなら、異能バトル)だからこそ、今回はカメラワークを始めとした見せ方や音楽に恐怖した。ゾンビの怖さや暗い中で襲われる恐怖、灯りの大事さ等これがホラー映画・ゾンビ映画だ!って思い恐怖しながら楽しく見れた。
まぁ、ストーリーに関しては、バイオキャラもそんな詳しくないのでなんとも言えないが、よく言えばわかりやすい。悪くいえば薄い。そんな感じ。話が進むにつれて内容がわかる感じがほとんどなくサラッと説明し終わる。なんで?みたいなとこも結構あるけど(バイオ初めての人は?な所がそこそこにあるかも)まぁ、ゾンビ映画ならこんな感じだろうな〜と割り切ればいい映画。
ガチのバイオファンとかなら、批判も多そうな気もするけど、ふんわりとバイオのあらすじを知っていてゾンビ映画みたいって人はオススメかも?しれない。
やっぱり、大音量で大画面のホラー映画は、心臓に悪いね。怖いし驚くね。
原作ファンでない方が楽しめるかも
バイオハザード、犬で挫折した自分としては、
原作を忠実に再現しなくて正解だった気がしました。
良い意味で映画向けにアレンジしてる。
ただ、出演者大勢な上、幼少期を描いて重ねたりする分、
あれ?この人とこの人ってどんな繋がり?
ってところもチラホラ。
個人的には研究者がラボにウイルス取りに行くところはもう少し丁寧に描写してもよかったかなと思う。
あとウェスカーが見えない、見えないって言いながら見えない目でグラサンかける意味ある?って最後、純粋に思って笑ってしまった。
クオリティは凄いがカットが多過ぎ
バイオハザード1~2の実写版。最初からホラー感があって良かった。警察署やスペンサー邸、孤児院でのゾンビやリッカーとの戦闘シーンも迫力満載でクオリティが高く、満足出来たがここからが問題。ゲームなら下水道を通って地下研究所に行くのだが、下水道がまずまず登場しない。その地下研究所も大幅にカットされていて、広くハイテクな未来感のある研究所を期待していたのにウィリアム・バーキンの普通な解剖室と列車の格納庫しか映らなかった。ウィリアムの妻もゲームなら色々な登場場面や活躍シーンがあるのにウェスカーにあっという間に銃殺され、G生物となったウィリアム・バーキンとの戦いもすぐに終わった。第1形態と第3形態しか登場しなくて、なんと第3形態はロケラン一発打っただけで倒された。なんという物足りなさ。これではGウイルスの脅威と凄さを伝えられていない。あとゲームでの最後の列車にへばり付く第五形態との戦いがなくてがっかりした。こんな急展開をするのなら1と2で分けた方が素晴らしい出来になるのに残念だった。次作に期待しよう。
アトラクションに乗った様な映画
見終わって思ったのは、原作1,2を同時にジェットコースターの如く追体験した感覚でとても面白かったです。
この作品はゾンビ映画好き+バイオハザードシリーズファン向けの映画ではありますが全く分からない内容ではないし、モンスターパニックホラーとして新規のお客さんでも楽しめるのではないでしょうか。
今回は製作側にいるポール監督のミラ・ジョボヴィッチ主演に過去6作のバイオハザードを見ている人はストーリーはすんなり入ってくると思います。
グロテスクな描写が苦手な人はちょっと注意です。
ただもちろん賛否両論は否めません。しかし個人的には大満足。
感想ですが、若干ネタバレ含む程度ではありますが参考程度に↓
【映像技術】
B級感が否めない=低予算だったとしても、その中での工夫が映像には出ていると思いました。
バイオハザード1と2の原作に沿ったカット撮影、1998年の架空の町を演出する映像技術、これに関しては個人的にはとても好印象です。
洋館に入ってくるシーンや警察署のエントランスなど若干原作ゲームより狭く感じますが再現レベルが非常に高くサブタイトルにある通り本当にラクーンシティに来た様な感覚になりました。
ゾンビ犬、リッカー、G第2形態などのモンスターの再現もゲームと引けを取らない程良いものになっていたと思います。CGと特殊メイク両方使っていると思うのですがこれがなかなか怖い。
ゾンビに関してはところどころロメロ映画を感じさせるようなゾンビが出てきます。ちょっと古さを感じますが、1998年を丸ごと演出したと考えると悪くないです。むしろ良い。
洋館のゾンビと街のゾンビに統一性が感じられなかったのですが、TウイルスとGウイルスが同時に流出した事、町の水が汚染されている事、感染の度合いの考察からゾンビを使い分けている様でこれはちょっと説明不足かなと思いましたが、この使い分けが逆に段々と町の住人がゾンビ化していく様が強く表現されており、とても怖くて良かったです。
ゾンビの戦闘においては警官だけどこんな化け物たちと戦うのは初めてだよって感じなアクションですがそこがリアルで良かったです。
クリスが途中銃からナイフとライターに切り替えて戦うところは怖すぎてこれぞホラーと思わずにはいられなかった。
明暗の強調、大きな音、叫び声のビックリ要素ってベタなんですけどホラー映画の醍醐味のひとつだと思います。
レオン絡みでギャグかと思わせるシーンがありましたが個人的にはああ言う演出は好きです。とくにレオンが音楽聴いてる最中のシーンはちょっと笑ってしまいました。
【原作と今作のキャラの相違】
キャラクターに賛否両論がかなりあり、得にレオン、ジル、ウェスカーなどにそれが強く出ていますが、原作ゲームの彼らはどこか人間離れしている理想像が強いキャラクター達だったのに対し今回の映画ではより人間味が強まったキャスティング、キャラ設定改変だったと思います。
個人的にはウェスカーはサングラスかけてほしかったと思いしましたが最後にそこは裏切らなかった。むしろ自然なサングラスの必要性にかなり好印象です。ゲーム版ではただかけているだけの印象だったので。
原作ではただただ自分の目的のために他人を犠牲にする男だったのですが、今回はかなり人間味が強く、次回作があるとしたら果たしてどういう立ち位置になるのかかなり気になります。
ジルも原作より男勝りな性格であるものの裏切られたりすると悲しんだり、バカにされている後輩を励ましたりと見た目は違うけどちゃんと本来ジル・バレンタインが持っているものを演じきっていると感じました。白人黒人問題は正直いらないです。誰が演じてもちゃんとジルが演じられているならそれで良い。
レオンに関してかなり賛否が分かれていると思うのですが、これは恐らく原作ゲーム4以降のレオンの印象がかなり強いからだと思います。
しかし、2のレオンは本当に新米警官なんです。これも2の新米臭さを少し誇張しすぎかなとも感じましたが話が進むに連れて新米ながらも市民であるクレアと共に脱出を試みる姿は確かにレオンでした。
あとクリスとクレアは全く見た目も演技も違和感なかった。この二人はベストなキャスティングだったと思います。
今作は見た目を合わすのではなく本来キャラクターがもっていた個性に新しい要素を加え、雰囲気もおさえており、それを演技に出していた点がとても良かったです。しかもキャラの服装も原作と寄せていてもそれを強調させない着こなしはこれはもう見事です。
ブライアン・アイアンズにすら愛着がわきます。この人は海外ドラマゴッサム見てる人ならわかりますが署長役には抜擢です。
ちゃんと俳優、女優の演技や見た目、原作キャラとどこまで合わせてどこを削るかのバランスをよく考えないとここまで調和のとれた演技やキャラクター性は撮れないと思います。
【ストーリーは急ぎ足】
ストーリーは1と2を融合させることによって生じる壁をなんとか切り抜けた感じです。
特に辻褄が合わないところはなかったかと思います。
確かに1時間40分くらいなのでかなりの急ぎ足でウイルスの説明やリサ・トレヴァーの説明なども一切なく、知っている用語が出てきても深くはつっこまず伏線みたいな扱いになっていたり、やはりゲームの内容を知っていないとちょっとキツイかもしれませんが、このレビューで荒れている様な感覚にはならなかったです。
ただあますことなくバイオネタをつっこんでここまで短くまとめたのはかなりすごいと思います。しかしどうしても急ぎ足なのは否めない。
【字幕or吹き替え、どっちで見るべき?】
これは吹き替えよりも字幕で見る事を強くオススメします。
見なくてもわかる人はわかると思いますが、声優さんは全員実力派の人たちですが、キャスティングがよくわからない。レオンの俳優の演技や声質からして何故高い声の梶裕貴さんに無理させるのか。
ジルの沢城みゆきさんは大ファンなので聴いてみたいと思ったけどこれも女優の演技やキャラの設定からしてかなり挑戦的な気がします。
ここだけでもかなり気になったので自分は字幕で見ました。
もともと原作ゲームも英語の吹き替え字幕からスタートしていたので違和感はなかったです。
日本語版はサブスクで配信されたら見ようと思います。
【最後に】
ヨハネス・ロバーツ監督のバイオハザード愛がかなり伝わってきました。
自分がもし好きな原作を使用して自分なりの解釈で映画を撮らせてもらえるならこう撮るとう強い意志、雰囲気、色が映像に強く出ていたのでとても良かったです。
もし次回作を作るなら絶対見に行きたいです。
クソ映画で観るのは時間のムダかと思います。
ゲームを再現してると思いきや、まったくの別物です。
最悪の誇大広告で、詐欺にあったような感覚に襲われます。
バイオバザードを知らない人が観ると、たぶん、よくわからないでしょう。
なぜかというと、ラクーンシティに何が起きていて、原因がなんなのか、はっきり説明もしていません。
ゲームをして、ゲーム好きで観た人は、期待外れすぎて涙が出てくるはずです。
カプコンとソニーは、本当にこの映画を観て、面白いと思ったのか。
感覚がビジネスに偏りすぎてませんか。
海外の映画プロダクションにだまされず、ゲーム作品をもっと大切にしてほしいです。
くだらないクソ映画でした。時間の無駄でした。
バリー? ウェアイズ バリー?
バイオハザード
カプコンが誇るサバイバルホラー
シリーズで累計1億本を超える
大ヒットシリーズ
アドベンチャーゲームという
ジャンルの定義から
家庭用ゲームにおけるゴア描写の
限界までバイオが定めたものは
計り知れない
元々シネマティックな演出や描写が
売りでありキャラクターを操作して
ゲーム内の自由度を維持する
関係上シナリオから受ける印象は
B級ホラーのそれであったため
バイオを映画化するという話に
関してはゲーム版は大好きだった
ものの映画にしたらB級じゃん
と思っていたので前出の映画版は
興味全然ありませんでした
実際なんかゲーム版とはまるで
違う関世界観でどんなファンを
取り込みたいのかと首を
かしげていました
今作は予告で見る限り新規シリーズ
非常にゲーム場面の再現度を
高くしているようでこういうのを
最初にやったら良かったのにと
ちょっと期待してみることに
しました
で感想としては確かに世界観は
再現度を重視しているものの
キャラ設定の改変が行き過ぎ
なのとそれが映画としての面白さ
に特に繋がっていないように感じ
過去作映画ファンもなんじゃこりゃ
ゲームファンもなんじゃこりゃ
ってなってないかと感じて
しまいました
例えると
東京にある沖縄のサテライトショップ?
確かに名産がそろってるけど
ここは沖縄じゃねえとムードが
盛り上がらない的な感じです
1998年のアメリカのとある
巨大製薬会社アンブレラ社の
企業城下町「だった」ラクーン・シティ
アンブレラ社は移転し残ったのは
各公的機関と引っ越せない
低所得者層のみ
そんな街へトレーラーに乗せて
もらいながら移動する一人の
女性クレア・レッドフィールド
2で主人公の1人だった彼女は
かつてラクーンシティの
孤児院で育ちましたが脱走した
過去がありましたが街で
警察官の兄クリスに
伝えることがあり会いに
行こうとしていました
トレーラーのおっさんは
ウザがらみしてきてよそ見をして
いると人をうっかりはねて
しまいますが気が付くとひいた
女性はいなくなっており
連れてきた犬がなぜか倒れた
場所の血をぺろぺろします
(なんで?)
その後街の入り口でクレアが
降りたおっさんはなんか様子が
おかしい犬に噛まれてしまいます
同じころコーヒーショップに
溜まっているラクーン警察の
警官たち
血の気が多いジル・バレンタイン
ひょうきん者のウェスカー
そして酒を飲んでウトウトしてる
ボンクラ警官レオン・S・ケネディ
ゲームファンからしたら
は?と思うほどのバイオハザードの
シリーズを形作る重要なキャラ
ばかりですがかけ離れた姿に
驚いてしまいます
レオンをおちょくりに来た
他の警官たちが
山の上のスペンサー邸で
殺人事件あったらしいから
現場行くわと告げて去って
いきます
レオンはジルに惚れている
ようですが相手がいるから
やめときなとコーヒー屋の
おばちゃんに言われます
するとレオンは
そのおばちゃんの目から
血の涙が垂れていることに
気が付きます
クレアは兄の家を訪ね
今作では恋人(?)の新聞記者
ベン・ベルトリッチがアンブレラ社
が毒を垂れ流し街が汚染されたから
アンブレラ社が逃げたという
ビデオを見せますがクリスは
アンブレラに育ててもらった
ような街だと取り合いません
ゲームではクリスが初作の
主人公としてアンブレラの
陰謀を暴いて周囲に広める
立場でしたからこれは首を
かしげる改変です
すると全域放送で家から出るな
というアンブレラからの通達が
ありクリスは警察署へ向かって
しまうと残されたクレアに
様子のおかしい住民が
突然襲い掛かってきます
このさい血文字で「かゆい うま」
と記すシーンも原作の名シーン
のオマージュですね
クレアは兄のバイクで脱出
兄を追いかけると途中で
ぶつかりかけたクルマの
運転手が因縁の孤児院の
所長のウィリアム・バーキン
でした
そして警察署では
アイアンズ署長がクリスやジル
ウェスカーらを集め情報を集めろ
などいろいろ指示を出しますが
レオンは遅刻してきてまた
バカにされます
レオンのボンクラ感は
なんでって位ひどいです
クリスらはスペンサー邸
行った奴ら帰ってこないから
追いかけようとヘリを使って
みんなで向かいますが
レオンは置いて行かれ
仕方がないのでゲームの
まんまの再現度の受付で
またウトウトしていると
そこへ冒頭の犬に
かまれたおっさんの
トレーラーが暴走してきて
目の前でひっくり返って
大炎上しおっさんが
火だるまのまま署内に
入ってきますがレオンは
寝てますが
それを署長が脇から
撃ち抜いて助けます
レオンの扱いは最悪です
原作では大統領特命の
エージェントとかやるのに
片鱗もありません
その捜査に向かう中で
ウェスカーだけが
謎の情報元からPDA
(今のスマホみたいな端末)
にラクーンがあと6時間で
消滅することを知ります
とここまでの話でも
原作といろいろ違うとこ
ありますが
洋館事件中心の1と
警察署パニックの2の
エピソードが重なって
いるんですね
話は2か月違いで
1も2もラストは研究所
(まぁバイオのお決まりの展開)
なのでくっつけれちゃう
またゾンビパニック前夜の
話は原作でもなく
この辺を取り上げたのは
面白いと思いました
設定がメチャクチャなのは
なんとも言い難いですが
で洋館探索と警察署立てこもり
のダブル展開となりますが
まず洋館は入ってみたら
中はゾンビだらけで
先行した警官は皆食われて
死んでるかゾンビになっており
キャーキャーやってると
バイオでは墜落することが名物の
駐機したヘリ内にいたブラッドも
襲われてしまいます
あっじゃあ飛んでないから
落ちようがないやと
思ってたらジルとウェスカー
がいるとこらへんに
ヘリが墜落してきます
なんでやねん
ジルとウェスカーはなんとか
回避します
ウェスカーはPDAの指示
どおりにピアノを弾いて
出てきた隠し扉の先へ
行こうとしますがジルは
クリスらを助けるべきだと
止めますがウェスカーは
そこで自分が金が必要で
この洋館の奥に行かなあかん
と言い出し走り去ってしまいます
ウェスカーは原作でも
裏切者なんですがなんか
違う・・
一方警察署では一人で車で
逃げようとした署長が道が
封鎖されているので署に
戻ってきたところをゾンビ犬に
襲われそうになりますが
クレアが助け合流
立てこもる武器をレオンと
探していると武器庫の奥から
出せーと聞こえてくるので
クレアはレオンに見て来いと
指示(パシリか)
すると留置所内にベンがいて
はよ出せと言ってきますが
レオンがモタモタしてるうちに
檻内のゾンビにベンは食われて死亡
レオンも危なくなると
クレアが助けますが変わり果てた
ベンの姿に言葉を失います
だったら最初から助けに行けよと
少なくともレオンが俺が見てくる
とかにするべきでしょう
だんだんシナリオのクソっぷりが
際立ってきました
で署内ももうゾンビ入ってきて
だめだというところで署長は
孤児院に行こうと言い出します
隠し通路があると
その孤児院に行くとクレアは
昔の記憶を思い出しますが
レオンはそこで人の顔の皮を
かぶり手かせを付けた謎の
生物に出くわします
これがリサ・トレヴァーと
いう原作のリメイクで追加された
敵キャラなんですがまあこれが
恐ろしくクオリティの低い再現で
驚きます
案内してもらおうと思った
署長はあっさり天井裏にいた怪物
リッカーに殺されてしまい
クレアとレオンもピンチに
なりますがなんとリサがリッカーを
やっつけてくれます
原作ではそんな奴じゃなかったのに
クレアは友達と認めており
隠し通路教えてというとあっさり
教えてくれて鍵まで渡してくれます
リサはこんなんじゃねー
まあいいやもう
でここでやっとレオンクレア
クリスジルが同じ場所に集まり
原作ファンはそれなりに熱い展開
のはずなんですが設定が違い過ぎて
なんか微妙
中ではバーキン一家がウィリアムの
研究していたウイルスを回収しようと
しているとウェスカーがそれを
よこせとやりあってるうちに
撃ち合いになってウェスカーは
バーキン夫妻を射殺
娘シェリーが銃を向けたところで
ウェスカーも撃たれます
ウェスカーは死に際に
地下に列車あるからそれで逃げろと
言い残します
こいつも原作では(以下略)
ウィリアムは死に際に自分に
超生物化するウイルスを打って
しまい怪物化してしまい
クリスらを襲ってきます
ウィリアムは怪物化してる
わりには皮肉を言ってきたり
しますが無視して倒し
列車を起動して脱出
しますがウィリアムは
さらに変化して襲い掛かってきて
大ピンチというとこで
レオンがこれまたバイオ名物
ロケランをぶっ放して
あっさり倒してしまいます
ここでレオンの面目躍如
というわりには
コメディリリーフで
終わってしまいました
エピローグでは
生きていたウェスカーと
指示を与えていたのがエイダと
いうことが分かってあたかも続編が
ありそうな感じで終わります
まあ何というか
以前にバイオハザード映画
に対してゲームよりの設定に
戻して自分のようなゲームしか
興味ない層を狙ったのかな
と思うと設定の改変がきつすぎて
その層も怒らせてる気がします
各所の原作名シーン再現が
あてがってある感じですが
「コード・ベロニカ」の
アシュフォード双子のムービーは
かなり忠実に再現してありました
でもストーリーに特に関係は
なかったです
続編なんかはもっと設定が
メチャクチャになる気がしますが
そこでバリーやレベッカも
出すのかなぁと思いつつ
やっぱり面白かったのは
予告までだったなという
事でした
ゲームのバイオファンとしては駄作としか思えない。
バイオファンとしては予告がゲーム原作寄りだったから楽しみにしてたんだけど、ゾンビやホラーを少し楽しめるただのB級映画だった。
【良い点】
・ちゃんとホラーしてた。
・トラックの運転手がまんまRE:2のおっちゃんだった。
・クリスの見た目がちゃんとクリスだった。
・クレアが美人でたくましい。
・原作ファンとしては嬉しい警察署や洋館、孤児院の再現。
・映写機や孤児院の気味悪いぬいぐるみ、「かゆい うま」などの小ネタ。
・洋館のゾンビが振り返るシーンの再現。
・ゾンビ犬のリアルさ。
・ベンやリサ・トレヴァー、アシュフォード家など原作好きが「おっ」となるキャラたちの出現。
【悪い点】
・全体的に詰め込みすぎて恐らくゲーム未プレイの人には理解できない設定であること。そしてヤマがない。
・クレアが主人公で他みんなモブだったこと。(1番許せないのはレオン)
・クリス:なんでそんなクレア毛嫌いしてんの?
・ジル:誰?
・ウェスカー:何この弱そうなキャラ。誰?
・レオン:くっそ雑魚キャラだし弱々しいし見ててイライラする。誰?
・シェリー:ほとんど喋らなかったな。誰?
・エイダ:絶対こいつエイダじゃんと思ったけど信じたくなかった。誰?
・署長:なんでちょっといいキャラ感出してんの?お前悪い奴じゃないの?クレアに助けてもらったとき礼言えよ!
・リサ・トレヴァー:ママを探しておらずフレンド探してる。なんか味方になってる。恐怖感0。
・え?これハンク?
・アネットめっちゃ簡単に死ぬじゃん。
・ライターのくだり。そんな近くにいたらライター使ってる暇ねぇだろ。銃構えろ。
・ボスがボスじゃない。弱すぎて見どころがない。あっさり倒しすぎ。
・ロケランの威力そんなにあったら周りのクリスやクレア被弾してる。
・ラストが「え?これで終わり?」
完全なパロディ、二次創作だと考えれば面白い設定ではあった。レッドフィールド兄妹が孤児院育ちでバーキンにお世話になってるところは、なるほど〜と思ったけどそれだけ。
クリスがジル好きだけどジルはウェスカーウェスカー言ってて恋愛要素あるんだかないんだかよくわからんからマジでいらんと思ったし、G-ウィルスやT-ウィルスが結局なんだったのかよくわからんし。
原作ファンはもやもやすると思う。残念。
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