「島国根性」マイスモールランド いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
島国根性
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この国を如実に物語っている、まぁウルトラライトな人達からのエクスキューズが聞こえてきそうなストーリーである。
前述の所属者からすれば、『こんな不良外国人共は早く国に帰れ』と宣うであろうし、上から目線で『住まわせてやってるんだ』とばりに、糾弾することが容易に想像出来る。
今作品を観て、直ぐに頭に思い浮かべたのは、小松左京著『日本沈没』。こんな国、早く沈んでしまえばいいんだと思っている自分とすれば、どうせ他の国に亡命したって上手く世渡れない矮小な民族感に打ちのめされて、ざまぁみろとほくそ笑む妄想に駆り立てられる自分がいるw
主人公の女の子は強かにこんな腐った国でも生きていける。弟妹も面倒みれる。それだけのポテンシャルを充分表現した演技だからだ。
さて、周りの日本人達はどうだ。他国へ難民として行くにはそれなりの持参金が必要だぞ。全部没収だけどねw
それならば、地球が隕石に衝突する、その瞬間迄、家族と過ごした方が幸せなのかもしれないね・・・
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