三度目の、正直のレビュー・感想・評価
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製作者は誰も才能は無いと思うよ。黒い真田雌犬の尾っぽダネッ♥
2022年2月22日に封切れば良かったし、精々、二組にして、精々、二人称で話をややこしくしないで簡単に済ませば良かろう。ショスタコーヴィチのセカンド・ワルツが生きてこない。
そうでなければ、短編を3篇作るとか、思いきってオムニバスにすれば良いと思う。
優生保護法の国による責任が、本日(2024年7月3日)最高裁で可決されたようだ。詳しい事は分からないが、子供が出来ない事が、こんな感じ出鱈目な話にはならない。また、優生保護法も中絶の問題等もあって、大変に難しい問題である事を鑑賞者は知るべきだ。こんなク◯映画で感動する前に。
☆☆☆★★ ちょっとだけの感想で。 お寒いラッパーの姉と嫁。 この...
☆☆☆★★
ちょっとだけの感想で。
お寒いラッパーの姉と嫁。
この2人の女性を中心とした妙な物語。
姉にはその昔、《とある過去》があり。その過去を埋める存在として、【記憶喪失君】を抱え込む(寧ろ引っ張り込む)事となる。
一方で、お寒いラッパーの奥さんには(おそらく)重い病いがのしかかっているのだが、、、
脚本・主演の川村りらがとても良い。
時折見せる狂気じみた表情と共に、疲れた中年に差し掛かった女の怖さに味がある。
正直なところ、途中で何度も興味を失いかけたのだけれど。その都度に映る彼女の(狂気性と言っても差し支えないが)演技を見ているだけで、何とか時間が保てる…と言ったところ。
ただ、引っ張り込んだ記憶喪失君の名前に関する情報を。観客側にしっかりと説明していたのは要らなかったと思う。
それまでの台詞等で、観ている観客側にはそれとなく伝わっていたのだから。
終盤には寒いラッパーと嫁さんとの邂逅が、これまたとんでもないお寒いラップで展開される(笑)
リズムを付け始めた瞬間に、何となく理解してはしまったのだが。いや〜これがまたお寒いことお寒いこと。
ところが、、、ところがなんですよ!
これがまた何故だか、「どうしようもねえな〜コレ!」の状態だったのに。段々と一周して悪くない雰囲気が出て来るのですからあら不思議!
最後は意外にも「アレ?上手くまとまったんじゃない…」と(・・?)
2022年 2月5日 キネマ旬報シアター/シアター2
エキセントリックすぎて・・・
エキセントリックだらけで気持ちがついていけなくなってしまいました(笑)まぁ、ドラマですからいいんですけど、こんなにたくさんのイレギュラーな人物設定が必要な物語なのでしょうかね?とてもとても狭い社会内で繰り広げられるお話で、暗くて重い「ビバリーヒルズ青春白書 四十路編」みたいと思っちゃいました。え?それってあり得る?の連続で、ダメでした。
あまりに共感できないが故に、僕が住んでいる世界とは別次元で繰り広げられているんじゃぁないか?と思えるような感覚になってしまいました。うーむ、波長が合わなかったとはこのことを言うのかなぁ。だから嫌な面ばかりが目についちゃいました。
春の執着心の源泉がよくわからん。その執着心を生むほどの出来事にもかかわらず、元旦那の関係がよくわからん(だらしない?)すごいトラウマあるはずなのに、その仕事やれる?フラッシュバックとかないの?とか。
宗一郎の話、安易過ぎない?。こーいう設定見ると作り手の医療へのリスペクトの無さ加減を感じてしまい思いっきり引くのです。ちゃんと考えなさいって思います。もっとやりようあるべ?とか。
唐突な男の登場とそのあり得なさに引いてしまう・・・とか。まぁ色々・
唯一良かったのは車の中の毅と美香子の会話シーン。二人の気持ちのすれ違う様、気持ちを探る様、気持ちの一方通行、ソレジャナイ感、気持ち離れていく感じ、、、いい塩梅でヒリつきました。これができるのに、なんで全編あの感じだったのだ?しっかりできるのにー、って思っちゃいました。ただね、、、確かに前振りあったけど・・心をさらけ出せるって言ってたけど。。。その大事な場面でリズム刻むなよ・・・失笑しちゃうじゃないか。
まー、いろんなパターンで「三度目の正直」を実現するための葛藤と精算、ちょっぴりの前進のお話かな?うーむ、よくわからん。「ハッピーアワー」が大好きなので期待したのですが当てが外れてしまいました。ハッピーアワーのような変わらぬ日常の、薄皮1枚剥いだ下にある生温かい何かをつまびやかにしていくような物語を見たかったんですがね。残念でした。
私は…誰?
お腹を痛めた子供を持った事が無い春(川村りらさん)の捉えどころのない心の動きが共感し難く、惜しいと感じた。
一方で、ラッパー毅(小林勝行さん)に尽くす妻美香子(出村弘美さん)が、助手席で夫に思わず叫んだ台詞が胸に刺さった。
幸運にも野原監督、川村りらさん、出村弘美さんによる舞台挨拶を。皆さんの優しさに満ちたお人柄、作品を作る大変さを、至近距離で拝見させて頂き、貴重なひと時となりました。有難うございます。
映画館での鑑賞
箇条書き
流産や性的虐待の被害等の過去を持つ中年女性と、周辺人物の寂しさと自己主張の話。
バツイチ同士で内縁関係の夫と連れ子の娘がいる主人公が、その娘の留学を機に、養子が欲しいと言い始め巻き起こって行く。
1or2ターンぐらいの会話がされてはシーンや人物が行ったり来たり、あんた誰?何の話?と兎に角取っ付きにくい立ち上がり。
誰が誰だかみえてきて、一つ一つのシーンも長くなっては行くけれど、何だか凄く狭いところの話なのね。
唐突だったり一方通行だったり、取りあえずみんな好き勝手言いたいことを言って人の話は聞かずを繰り返されるし、ボソボソ喋るし、まったりテンポだし、最初から最後まで冗長で自分には何も響かず、最後まで観るのキツかった。
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