三度目の、正直

劇場公開日:

三度目の、正直

解説

黒沢清監督の「スパイの妻」、濱口竜介監督の「ハッピーアワー」で共同脚本を務めた野原位の劇場監督デビュー作。パートナーの連れ子がカナダに留学し、寂しさを抱えていた月島春は公園で記憶を失くした青年と出会う。過去に流産の経験がある春は、青年を神からの贈り物だと信じ、青年を自身で育てたいと願う。一方、音楽活動を続けている春の弟・毅は、精神の不安を抱えながら、毅の創作を献身的に支える妻・美香子とともに4歳の子どもを育てていた。それぞれが抱える秘めた思いが、神戸の街を舞台に交錯する。「ハッピーアワー」でも舞台となった神戸で撮影され、「ハッピーアワー」でロカルノ国際映画祭の最優秀女優賞を受賞した川村りらが春役を演じた。神戸出身のラッパー・小林勝行が俳優に初挑戦した。

2021年製作/112分/G/日本
配給:ブライトホース・フィルム
劇場公開日:2022年1月22日

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映画レビュー

製作者は誰も才能は無いと思うよ。黒い真田雌犬の尾っぽダネッ♥

2024年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5☆☆☆★★ ちょっとだけの感想で。 お寒いラッパーの姉と嫁。 この...

2024年3月21日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆★★

ちょっとだけの感想で。

お寒いラッパーの姉と嫁。
この2人の女性を中心とした妙な物語。

姉にはその昔、《とある過去》があり。その過去を埋める存在として、【記憶喪失君】を抱え込む(寧ろ引っ張り込む)事となる。
一方で、お寒いラッパーの奥さんには(おそらく)重い病いがのしかかっているのだが、、、

脚本・主演の川村りらがとても良い。
時折見せる狂気じみた表情と共に、疲れた中年に差し掛かった女の怖さに味がある。
正直なところ、途中で何度も興味を失いかけたのだけれど。その都度に映る彼女の(狂気性と言っても差し支えないが)演技を見ているだけで、何とか時間が保てる…と言ったところ。
ただ、引っ張り込んだ記憶喪失君の名前に関する情報を。観客側にしっかりと説明していたのは要らなかったと思う。
それまでの台詞等で、観ている観客側にはそれとなく伝わっていたのだから。

終盤には寒いラッパーと嫁さんとの邂逅が、これまたとんでもないお寒いラップで展開される(笑)
リズムを付け始めた瞬間に、何となく理解してはしまったのだが。いや〜これがまたお寒いことお寒いこと。
ところが、、、ところがなんですよ!
これがまた何故だか、「どうしようもねえな〜コレ!」の状態だったのに。段々と一周して悪くない雰囲気が出て来るのですからあら不思議!

最後は意外にも「アレ?上手くまとまったんじゃない…」と(・・?)

2022年 2月5日 キネマ旬報シアター/シアター2

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松井の天井直撃ホームラン

0.5濱口監督の真似ごと

2022年2月12日
iPhoneアプリから投稿

とにかくセリフの棒読み、不穏さの演出など濱口監督のスタイルを真似ただけの駄作。
何を言いたいのか伝わらない。
主演の人も『ハッピーアワー』だけで終わらせときゃ良かったのに…という感じ

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フラ

1.5エキセントリックすぎて・・・

2022年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

エキセントリックだらけで気持ちがついていけなくなってしまいました(笑)まぁ、ドラマですからいいんですけど、こんなにたくさんのイレギュラーな人物設定が必要な物語なのでしょうかね?とてもとても狭い社会内で繰り広げられるお話で、暗くて重い「ビバリーヒルズ青春白書 四十路編」みたいと思っちゃいました。え?それってあり得る?の連続で、ダメでした。

あまりに共感できないが故に、僕が住んでいる世界とは別次元で繰り広げられているんじゃぁないか?と思えるような感覚になってしまいました。うーむ、波長が合わなかったとはこのことを言うのかなぁ。だから嫌な面ばかりが目についちゃいました。

春の執着心の源泉がよくわからん。その執着心を生むほどの出来事にもかかわらず、元旦那の関係がよくわからん(だらしない?)すごいトラウマあるはずなのに、その仕事やれる?フラッシュバックとかないの?とか。

宗一郎の話、安易過ぎない?。こーいう設定見ると作り手の医療へのリスペクトの無さ加減を感じてしまい思いっきり引くのです。ちゃんと考えなさいって思います。もっとやりようあるべ?とか。

唐突な男の登場とそのあり得なさに引いてしまう・・・とか。まぁ色々・

唯一良かったのは車の中の毅と美香子の会話シーン。二人の気持ちのすれ違う様、気持ちを探る様、気持ちの一方通行、ソレジャナイ感、気持ち離れていく感じ、、、いい塩梅でヒリつきました。これができるのに、なんで全編あの感じだったのだ?しっかりできるのにー、って思っちゃいました。ただね、、、確かに前振りあったけど・・心をさらけ出せるって言ってたけど。。。その大事な場面でリズム刻むなよ・・・失笑しちゃうじゃないか。

まー、いろんなパターンで「三度目の正直」を実現するための葛藤と精算、ちょっぴりの前進のお話かな?うーむ、よくわからん。「ハッピーアワー」が大好きなので期待したのですが当てが外れてしまいました。ハッピーアワーのような変わらぬ日常の、薄皮1枚剥いだ下にある生温かい何かをつまびやかにしていくような物語を見たかったんですがね。残念でした。

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バリカタ