劇場公開日 2023年1月20日

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母の聖戦のレビュー・感想・評価

全42件中、21~40件目を表示

3.5目には目を・・・

2023年1月28日
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悲しい

怖い

メキシコにて、誘拐された娘を取り戻す為に身代金を払うも娘は帰ってこず、警察も誰も助けてくれないことから、自ら犯罪組織を追うことを決意した母親の物語。

終始、陰鬱な雰囲気の狂おしい作品。

罪のない娘が攫われ、こちらもまた罪もない母親が苦しむ・・・う~ん、こんなことがあって良いハズは・・・。

そんなことを思っても、所謂誘拐ビジネスというやつは、メキシコにおいて年間何万件、実態はそれ以上にあるというのだから恐ろしいですね。

序盤から、誘拐ビジネスをする男達には途方もない怒りを覚える。そして頼れるものがいないと悟った母親が単身捜査に乗り出す姿は非常に見応えがある。針の穴程の小さな情報・希望から娘を探そうと動く姿は、まさに強き母の意志を感じる。。

悪者のアジトで見つかる数々のものには戦慄を覚える。こんな所に大切な人が・・・と思うと、それだけで苦しいですね。

また、メキシコの葬儀社の実態も酷いですね…。彼女も彼女で恐ろしい何かと闘っている。
味方の軍隊中尉も、相手が女性でも容赦がないですね。
まぁ、こんな恐ろしいことをするやつらに、生ぬるい正義なんかが役立つわけもなく…。まさに目には目を、といった手が必要になりますね。

そんな感じで、中盤まではゾクゾクとするような展開が続くものの、いよいよ物語が動くかと思った所からは、ブレーキを踏んだままアクセルも踏むような、どうにもテンポの良くない展開が続き・・・。

尺自体も130分越えのやや長めなのに、その先に辿り着くのがこういう終わらせ方とは、、、ワタクシとしてはもうちょっとストンと落ちるモノが欲しいと思ってしまいましたね。

メキシコって治安が悪いイメージはガッツリあるけど、それにしてもこんな誘拐ビジネスや麻薬カルテルや悪魔崇拝みたいな作品が殆どですよね。本当に怖すぎる。

映画としては、中盤まではかなりの傑作になる予感がしたものの、後半が少しダレてしまったのが残念。まぁでも、楽しむって感じの作品ではないし、リアリティを描いているわけなので、こうもなるのかな。

本当に、こんな思いをする家族が増えてほしくないと心から思わされた作品だった。

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MAR

4.0我が子を探す力強さ

2023年1月27日
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悲しい

怖い

難しい

わけも判らずいきなり平穏な日常を壊され、我が子を探す母親の哀しみと怒りに涙。誘拐がビジネスとなった世界が恐ろしい。

"墓地"へ行くシーンでBone to Runという本で著者が走ったのは、こういう風景なのかと思った。

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はる

4.0最愛の娘を取り戻すため、涙を拭い怒りを燃やせ...  誘拐ビジネスの蔓延する社会の狂った常識に与せず娘を追い続けた母が冷厳な現実に対峙する!

2023年1月27日
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鑑賞方法:映画館

 だらしない夫と別居中で年頃の娘と慎ましく暮らす平凡な中年女性が、人知れず娘を誘拐されたことで全てを失い娘を取り戻すべく修羅と化していくショッキングなドラマ。
 誘拐がビジネスとして確立してしまって日常の延長線上に存在するメキシコ北部の狂った市民生活を淡々と白日の下に曝していく、実話ベースの物語です。
 派手派手しい一大非合法カルテルや公権力の腐敗といった映画的な誇張は極力抑えられており、それだけに家族を奪われた親族の慟哭と無念、諦めに至るまでリアルな日常の一部として映し出されている有り様には純然たる恐怖を禁じ得ません。
 最初から最後までただひたすらに重く張り詰めた悪夢のような現実を映し出す作品でしたが、誇張も抑制も無いがゆえに有無を言わさず此方に叩き付けるような迫力が有りました。
 娘を誘拐によって奪われた過酷な現実と闘い続けた母親と、頑なに諦めない彼女をまるで聞き分けの無い幼児のように扱う周囲の人々、はたして狂っているのはどちらなのか...?

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O次郎(平日はサラリーマン、休日はアマチュア劇団員)

4.0【歪んだ社会構造の一端を目撃】

2023年1月27日
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Chang Koh

3.0人間不信に。

2023年1月26日
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怖い

興奮

寝られる

確かにメキシコ治安悪し。大体の多くの国が治安悪く薬物、誘拐、殺人等々横行しているのだろう。初めから途中まではメキシコの日常に困惑していたが。後半、中弛みになったのかいつの間にかうとうと。結局どぅなったのかわからぬままエンドロールに。あ~あ。

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Cinemaオタク女

4.0善悪ってどこにあるの?

2023年1月25日
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アンビリバボーかなんか別の番組だったか…実話として取り上げられてましたね。報復を恐れて警察に通報せず、かと言って身代金を支払っても戻ってこない。少し前までは警察も報復を恐れて何も出来ない。今は一応動いてくれるのか?軍だから動いたのか?

この手の誘拐ものや事件ものが多いですね、メキシコは。そして、ほぼ母親が諦めず探し出す。そこは万国共通で母は強し。

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Oyster Boy

4.0決着はすれど、結末は見えず

2023年1月25日
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悲しい

怖い

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uz

4.0ひど過ぎる

2023年1月24日
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悲惨過ぎて泣けた、震えた。
実話を基にした映画らしいのですが。
地元の土地勘、地の利を生かしているとはいえ、一介の主婦が尾行するだけで簡単にアジトが突き止められるほど杜撰な犯行グループなのに、警察も取り合ってくれないし、軍も協力的な人はすぐに異動させられちゃうし。
逆にどれだけ警察は無能なのかと。
犯人たちはつくづく屑だし。
希望はどこにもない、どれだけひどい状況なのかを伝えたい映画だったと思う。

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コージィ日本犬

3.0メキシコの闇の深さをあらたて実感する

2023年1月22日
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娘さんの救出どころか真犯人の逮捕すらできずに、庶民はただただ耐えるしかないのか。折角味方になって主人公の力になっていた将校さんまで異動させられてしまうとは。無力一杯の映画だった。

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M.Ooi

4.0だからメキシコ嫌い

2023年1月22日
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2023年劇場鑑賞15本目。
金持ちでもなんでもない一般女性が娘を誘拐されて、頼りにならない警察や軍に見切りをつけて自分で探し出そうとする実話を元にした作品。
メキシコの治安が悪いのは知っていましたが、市民が犠牲になるのは流れ弾に当たる時くらいと思っていたら、ガッツリ犠牲になっているんですね。警察は完全に機能していなくて、軍ががんばっています。
いやそいつまだ情報持ってるよ!なんですぐ殺すん!
主人公の母親はモデルということで細部はかなり違うのでしょうが、こういう事は起きているのだろうと思うとやり切れないですね。

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ガゾーサ

3.0レイトショー 中尉がいないと 眠気勝つ

2023年1月22日
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ゆゆゆう

4.0この世は地獄か

2023年1月22日
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泣ける

悲しい

怖い

メキシコでは実際に、このような誘拐ビジネスが横行しているのだと聞く。
その意味で本作は、一種の「実話」と言えるかもしれない。
モデルとなった「母親」もいるようで、
エンドロールの直前に、彼女への謝辞がクレジットされる。

誘拐された娘を取り戻すため、孤軍奮闘する母親の物語り。

身代金を支払ったにもかかわらず、子供は戻されず、
父親である夫は及び腰、加えて、地元警察は全くの非協力との
四面楚歌の状況のなか。

一市民にしか過ぎない母親が打てる手は限られ、
彼女には裏ルートへ繋がる筋も無く。

ましてや相手は銃で武装した集団。
衆寡敵せずの表現通り、個だけではあまりに無力。

娘のボーイフレンド、街の顔役、警察官、商店の主人、
死体安置所の責任者、軍隊の新任の中尉と、多くの人物が周囲に現れる。

しかし、別居している夫や彼の今の情婦も含め
誰が味方で誰が敵なのか、或いは
犯罪組織と繋がっているのかいないのかも判然とせず。

近隣の住人でさえ、主人公を簡単に売ってしまう可能性さえ否定はできぬ。

疑心暗鬼になりながらも勇気を奮い
『シエロ(アルセリア・ラミレス)』が
果敢に立ち向かうことで、
真相は一歩ずつ彼女の側に近づいて来る。

強固な意志に裏付けられたその顔がアップになるシーンが多く用いられ、
時として絶望を、そして疲れを、また微かな希望を感じさせる表情が変わる度毎に、
我々もその強靭さに感じ入る。

そうした「義」の有る側に敵対する
犯罪をする側の態度はあまりにストレート。

悪びれることもなく、さも当然との風に対峙する。

あまつさえ、罪の意識は微塵もなく、
自分が害を及ぼした相手にすら
呪いの言葉を吐く始末。

何が彼等をこのようにさせてしまうのか。
一方で自身の一族に対する愛情は人並みに持っていることが、
あまりにアンビバレンツ。

他者の側に立ち憐憫を感じることのできぬ精神構造が
如何にして形作られるのかと暗澹とした思いにも囚われる。

『テオドラ・アナ・ミハイ』は女性監督で
本作が初の長編作品と聞く。

準備に時間をかけ、
且つ、彼女の才気も十分なのだろう、
重いテーマの中で、主人公が際立つ造りは鮮やか。

観る人により、
どうにでも受け取ることのできるラストシーンも含めて。

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ジュン一

4.0“聖戦”という言葉はこの映画が描く孤立無援の中で一人抗い闘う母の姿には相応しくない(日本語としても適切でないし)。 まだ『ある母の闘い』とかにした方が良かったように思う。

2023年1月22日
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鑑賞方法:映画館

①邦題では所謂“母物”というジャンルを先ず想像してしまう。誘拐された娘を何とか取り戻そうとする母の愛と勇気の物語…
しかし、原題の『La Civil(一般市民くらいの意味?)』からは、警察も軍も当てにならない社会で生きていかなければならない民衆という意味合いが伺い取れる。
②母親が子供の為に命をかけて行動する姿を描いた映画はこれ迄にも沢山あったし、私には子供がいないので(母)親の気持ちは想像できるだけで実感は難しい。
③私がこの映画を観て先ず感じたのは、

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もーさん

4.5いろいろと惜しいが、日本ではありえない、ある国の日常の現実を描く良作。

2023年1月21日
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今年28本目(合計681本目/今月(2023年1月度)28本目)。

内容的に結構地味なところもあり、大阪市で扱っている映画館は1つだけ。その理由があるのか、あるいは他のメディアで取り上げられたのか、100人ほどのミニシアターで4割埋まりほどといった「そこそこ」の入り方です。

公式HPなどで触れられている通り、メキシコにおける「誘拐ビジネス」を扱った内容です。一見ドキュメンタリーのように見えますが当然作話の範囲…と思いきや、実際にあった事件をもとに(後述通り、このような事件はメキシコでは当然のように起きている)つくられています。一方、ストーリーを淡々と描くだけで、公式サイトその他にある「誘拐ビジネス」を描くことはわかっても、それを批判的に描くのかどうなのかという点が映画内ではっきりとせず(おそらく、製作国であるところのメキシコ政府から何か言われた?)、そこは類推するところがあります。
ただ、多くの方は公式サイトを見ていなくても、語として明確に出てこなくても、いわゆる「誘拐ビジネス」が論点にあるのだろう、ということはわかると思います。

ただ、一歩踏み込んで考えたとき、なぜメキシコ(など)で誘拐ビジネスが当たり前のように起きるか、です。

一般的に犯罪には刑罰がつきます。したがって、犯罪をおかすものにとっては、その「リスク」と「リターン」を考えることになります。また、国家(司法)は刑法を策定したり刑務所を作るといったことだけでなく、「そのような犯罪を起こさせない国・社会づくり」ということが求められ、その「せめぎあい」となるわけです。

そこで、なぜメキシコなど(南米に集中しているのが特徴で、ほか、アルゼンチン、コロンビア等)でこれらが見られるのかと考えると、

 ・ 自動車が(お金と免許があれば)購入できるだけの経済力があり、また公道等も普通に存在するか
 ・ 「ローリスク・ハイリターン」かどうか(逆にハイリスク、ローリターンな行為はどこでも誰でも普通はしません)
 ・ 司法や警察行政など、取り締まる側が事実上存在しないか、癒着していたり、あるいは捜査技術等が低く事実上機能していないといえるかどうか
 ・ 一方で、職業につきたいと思えば(ある程度は制約はされても)選べるほどに経済力が豊かな国か(失業率が30%とか40%とかと言われたら、やる気があっても何もできません)

 …という4つの論点があることがわかります(参考:大阪市立図書館など)。

 車すら購入できないような最貧国(主にアフリカなど)では、そもそも「車を使った誘拐ビジネス」自体が成立できません。また、日本やお隣韓国、アメリカのように、(賛否両論あるとはいえ)監視カメラが多くあるいわゆる「監視社会」が成立しているか、また(これも賛否両論あろうかと思いますが)いわゆる「スピード違反取締カメラ(ビデオ)が高速道路などに多く設置されているか」といったことがこの「誘拐ビジネスが行えうるかどうか」という「実は最も大きいポイント」になります(まさか自転車で、とはなりませんし、日本はご存じのようにあちらこちらにあるので、やるだけ無駄という以外の何物でもない)。

 そこで、「車は買えるし道もあるが、そうした監視カメラや高速道路の追跡システム等はまだ整備されていないか、その途中」といった国において成り立つのだ、ということがわかります(証拠が残らないので検挙がきわめて難しい、など)。こうした国は限られていて(アフリカの多くの最貧国クラスだと、「車すらそもそも購入が困難」だし、インドレベルの発展途上国だと普通に監視カメラが多くあるので、やはりできない)、そうした国において特有で、それがたまたまメキシコであったり、アルゼンチン等数か国に限られるのです。

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 (参考/短時間誘拐(express kidnap)について)
 外務省の当該国(当然、メキシコ含む)の注意喚起として、この犯罪の特徴の「ローリスク、ハイリターン」をさらに推し進めて「超ローリスク、ミドルリターン」化したものに、「短時間誘拐」があげられます。1日限りの誘拐で、日本と同じようにATMで1日にカードでおろせるお金には(設定を変えないかぎり)通常限界があるので、その限界額(メキシコでは6000~7000ペソが多い模様。7000ペソでおよそ16500円程度)まで要求するという、まさに「超ハイスピードで、すぐにはじまってすぐに終わる誘拐」もあります(参考:外務省)。
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 これらのことは映画はおろか公式サイトには何も書いていませんが、こうした発展的知識も持っていないと、映画自体の主張が少ないので(上記通り、おそらく政府からケチがつくんでしょうね…)、そこは調べる必要があります。

 採点に関しては以下の通りです。

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 (減点0.3/趣旨は理解しても、やや説明不足な点は否定できない)

 何度も書くように、この映画の背景や問題提起が何も明示的にないのは、おそらく当該国(この映画はメキシコを含む数か国の合作映画)の政府からの干渉その他だとは思うのですが、それでもあるかないかではかなり違います。

 ただ、ここまでの知識を前提とするかはどうかとしても、一般的にいう、いわゆる「誘拐ビジネス」の論点がある、ということは多くの方にはわかりうると思いますし、ミニシアター中心である以上、行かれる方はある程度調べていかれるのであろう(私もそうしました)という点では減点は(作者側に裁量権が少ないのであろうと思える現状は)限定的です。
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yukispica

4.0メキシコ映画、誘拐事件に巻き込まれた母の変容が見どころ、メキシコの警察を批判しているとも取れるので本国での反響が気になります

2023年1月21日
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KSクッキー

3.5なんか、凄かった そして、じわじわ来た

2023年1月20日
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なんか、凄かった

そして、じわじわ来た

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jung

4.0不可知の敵と戦い、不可知であることを受け入れる。

2023年1月20日
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文字読み

5.0修羅と化した母の表情に、とても引き込まれた

2023年1月20日
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悲しい

興奮

メキシコで主人公の母のシエロが、誘拐された娘のラウラを捜索する物語です。
ドラマチックな演出はないのですが、かなり引き込まれました。
ラストのシーンがとても印象に残っており、あの人物(ラストにアップされる人物)の気持ちを感じとることができました。
シエロの修羅と化した母の姿に終始引き込まれ、東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞したのも納得できました。

追記 私のレビューのすぐ上のレビュー(文字読みさん)は、一部ネタバレしているので、その方のレビューは、観る前に読まないでください。

1月21日追記 未だにじわじわ来る物を感じるので、星5に評価を上げます。凄い映画です。

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ゆきとう

2.5痩身術かもね

2023年1月20日
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悲しい

怖い

興奮

10代後半と思しき娘を誘拐された母親が奔走する話。

彼氏とデートという娘を送り出し、車で出かけて用事を済ませていると、見知らぬ男達に止められて、娘を誘拐したと告げられて巻き起こって行くストーリー。

別居して若い女と暮らす旦那をなんとか巻き込み身代金を用意したが、娘は帰ってこずに値切ったからと更なる要求。
それに応えても…。

街中でどうどうと顔を晒して誘拐を告げる犯人って、警察が宛てにならない国は恐ろしい…。

そして自分で何とか手掛かりを追って、希望の芽が出て来て、映画としてかなり面白くなってきたけれど、ドンの件あたりから少しダレ気味に。

まあ、そういう境遇に置かれた母親の心境をみる作品といえばそうなんだろうけれど、その後も結局もやもやっと。
最後も恐らくそういうことなんだろうな…というちょっとだけ期待させる様な締めで、余韻が中途半端に感じた。
途中まではかなり良かったんだけどね…。

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Bacchus

3.5母の静戦

2023年1月20日
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ゆう