ハウス・オブ・グッチのレビュー・感想・評価
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大店(おおだな)は三代目が潰すと云いますが・・・
GUCCI一家の実話にヒントを得た映画。リドリー・スコット監督作品。
初代は馬の鞍作りの匠だったんですね。二代目が鞄。そして三代目が・・・という話。
落語ではよくある話でして、大店の若旦那が吉原通いで身代(しんだい)を潰してしまう。うーん、だいたい三代目なんですな。
あんまり気持ちのいい話の映画ではありませんです。
身につまされたお方も多いんじゃないかとお察し申し上げます。
見所と言って良いのか悪いのかわかりませんが、レディ・ガガとアダム・ドライバーの身長差。おおよそ35センチ。レディ・ガガは頑張ってウエスト絞って来ましたね。たぶん、ライザップに相当通ったんじゃないでしょうか。アダム・ドライバーは「最後の決闘裁判」の時よりもさらに激しい腰使い。レディ・ガガの頭がガガガッ、ガガガッって激しく動いておりました。
レディ・ガガはイタリア系ですので、ハマり役だったと思いますねぇ。
しかし、全編英語です。
ただし、アルパチーノが日本語で「こんにちは~」「まいどあり~」って言う以外は。日本の経済もバブリーな頃でした。
個人的に印象に残ったのはメキシコ出身のキュートなサルマ・ハエックがいつの間にか三枚目路線になっていて、レディ・ガガと気が合う占い師を演じておりましたことと、最近出演作品が目白押しのカミーユ・コッタンが40歳過ぎてからめきめきと頭角を現して来たことです。フランスの女優さんですが、英語もバッチし。才女ですねぇ。
実際にあの占い師はどの程度彼女を操作したのでしょうか?気になりましたね。ちょっと、お隣の女性大統領の失脚を思い出しました。
貫禄のアルパチーノにいとこのパオロ役のジャレッド・レトがよかったです。
グッチ祐三にも有名ないとこがいましたね。
🎵はぁー、はぁー、はぁー、はぁー
🎶ビューティフル・サンデー
流行りましたなぁ。
田中星児。
モト冬樹とエド山口は実の兄弟。
ナイツの塙宣之とベースで歌うはなわも兄弟ですね。関係ないけど。
またもや2時間超えかと覚悟して見に行ったけど、どのシーンも無駄がな...
脇を固めるキャストまで凄い
一流ブランドの知られざる裏側!銃が出てこないだけでマフィアの抗争と同じだ!!
イタリアのファッションブランド「グッチ」は、その名の通りももともとは、グッチオ・グッチによって設立され、その後もグッチ一族によって引き継がれた企業であった。しかし、現在は「グッチ」というブランドにグッチ一族はひとりもいない。
企業の歴史を辿ると、創業者一族が誰もいなくなっているということは、決して珍しい話ではないが、これほどまでに劇的な結末を迎えた企業も珍しい。
今作は史実として、1995年に起きたパトリツィア・グッチによる、夫マウリツィオ・グッチ暗殺事件を描きながら、パトリツィアの目線で描かれる。
リドリー・スコットとしては、『ゲティ家の身代金』に続いての実話ベースの作品となる。
誰を味方につけ、誰を敵とみなす、誰が信用できる相手か見抜く……いった駆引きは、剣や銃が出てこないだけで『グラディエーター』や『最後の決闘裁判』『アメリカン・ギャングスター』など、多くの駆引きによる心理描写を描き続けてきたリドリー作品と共通するものも多く感じられるし、リドリーが監督に選ばれた要因のひとつであるだろう。
事件のこともあって、世間一般的には、財産目当てで近づいたとされているパトリツィアではあるが、 夫婦関係については、俯瞰的に第三者の視点から読み取ることしかできない。
そのため、サラ・ゲイ・フォーデンの原作小説同様に、実際は謎に包まれている部分も多く、今作で描かれていることがフィクション混じりで、どこまでが真実なのはわからないまでも、描き方としては、そこには愛は存在しており、グッチという大きな存在によって運命を翻弄された男女の物語としている。
レディー・ガガの見事な演技がそう感じさせているのかもしれないが、きっかけは何にせよ、愛の芽生えと出発点は同じであったはずが、 欲に溺れた女、愛に溺れた男の運命として、異なるかたちで枝分かれした悲劇にも感じられる。
結果的にグッチ一族を崩壊に導いてしまったのは、パトリツィアとマウリツィオではあるが、 グッチという大きすぎる存在によって、人間性までも見失ってしまったという点においては、ふたりもまた被害者といえるのかもしれない。
時代の変化、トレンドの変化をデザイン性による変化として見せるには、一般的に理解しにくい部分があることから、音楽によって時代の変化を表現している点は、工夫がみられる。だからこそ是非、音楽の使い方にも注目してもらいたい。
色付け足りない気がします
グッチ家のイザコザは全く知りませんでした。ですから、原作未読と等しいですね。
だからでしょう、興味深いドラマでした。
同族会社が外様に乱される定番ドラマではあるものの、事実でありショッキングな幕切れなので見応えはあります。面白いです。
しかし、人を描きたいのか?パワーゲーム(マネーも絡みますが)を描きたいのか?がどっちつかずで、味が中途半端だったかなぁ?もっともっとドロッドロの乗っ取り劇だっただろうし、愛憎劇ももっともっと醜かったのでは?と推測します。けど、良い塩梅にエンタメに昇華させたのかな?
仕方ないか。
あくまで事実をベースにしたフィクションですからねー。
そんなことはありますが、俳優陣良かったな。アダムドライバーってほんと良い俳優さん。キャスティング正解では?ガガもナイスキャスティング。ギラギラした野心家な感じ、洗練されてない外様感、セレブになりたい一般人にピッタリだったな。愛憎の「憎」が前面に出てからは特に良かった。ただ、悪女?哀しい女?野心家?ただの金好き?色付けが弱かった気がします。
家族の物語でアルパチーノって言ったら期待せざるをえませんでしたが、彼の扱いが勿体なかった。残念だったな。
深みが欲しかった作品。
千差万別
前作に引き続き150分越えの長尺を撮るリドリー・スコット。こんなに連発して撮れるものなのかと関心しながら鑑賞。
グッチというブランド自体、名前と商品を見たこと聞いた事ある程度ですが、今回はグッチのブランドそのものの経営の話という事だったので難しく考えずに鑑賞することができました。
なんといっても役者陣が凄い。レディー・ガガは歌手のイメージしかありませんでしたが、生き生きとしている若い頃の表情から、夫への恨み嫉みが溜まりまくった憎悪に満ちた表情まで、とにかく迫力がすごかったです。ジェレッド・レトも特殊メイクですっかり弱そうなおじさんに変化しており、ナヨっとした演技がこれまた作品にユーモアを与えてくれていました。他の俳優陣も多い少ない出番関係なく一目見ればすぐに印象に残るキャラクターばかりでした。
グッチ再生からの崩壊という分かりやすいストーリーながらかなり濃密な出来あがりでしたし、ジャンル的に言えばドキュメンタリーに近しいものがありました。そのせいか、前半は少し退屈でした。後半に一気にまくって盛り上げてくれました。実際の事件自体知らなかったので、良い勉強の機会になったなと思いました。
自分はポンポさん理論に取り憑かれている人間なので、やはり90分前後のサクッとまとまっている物語が好きなんだなと再確認。次回作も楽しみにしています。
鑑賞日 1/17
鑑賞時間 17:25〜20:15
座席 E-14
レディーガガの熱演
同族経営で財をなすとこうなるのか…
野心家
グッチの歴史知らなかったから勉強になった
レディ・ガガ、強欲妻の怪演がハマる!
その名はかくも甘く、魅惑的な響きを持つ。
お金持ちの悩みは尽きない…
長いけど面白い
GUCCI婦人
華麗なる一族
文句なく楽しい
マウリツィオとの仲が壊れていくほどに占い師ピーナとの仲が深まっていく。ふたりのいる場所がどんどん親密度が増していくのがおもしろかった。最初はTV、最後はお風呂。
乗り物も効果的。カウンタックに乗った彼が、最後は自転車に乗り、何かを思い出して嬉しそうに微笑む。素朴で真面目な人なのに、大きな家に生まれてしまったのがかわいそう。
アルパチーノがエプロンして皿洗いしてたのがかわいかった。バカな息子でも愛さずにはいられない描写として秀逸。
衣装も素敵だけど、やっぱりトムフォードやフリーダジャンニーニの先進的なグッチに比べると野暮ったいデザイン。ガガの身体の迫力がすごい。
あのころ、日本人は金持ちだったんだなあと寂しく思った。
みんなイタリア語なまりで話してたけど、イタリア人がみたら鬱陶しそう…。
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