「全部内務卿の手のひらの上」プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
全部内務卿の手のひらの上
敵も味方も有能が多くて、誰が主導権を握ってるか分からないハラハラ感がスパイものの醍醐味。今回はプリンセス側、第二王子側、内務卿サイドの三つ巴にプリンセス側にもバックストーリーがあって思惑が絡みまくってどこに落ち着くかと思ったら、プリンセスの優しさ故の質作で一気に情勢が傾きました。まだ切り札ともいうべきプリンセスの入れ替わりに誰も気づいていないので最後の逆転は狙えそうですが、内務卿の動きが不安すぎる。自己の栄達とかではなくあくまで王国の利益第一なので内務卿が勝つのがある意味一番いいのかもしれんが、そうはならんだろうな。
しかしここでこのヒキのままいつまで待たされるのやら。年末、は無理か。
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