劇場公開日 2018年11月24日

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「やはり、傑作。」恐怖の報酬(1977) MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やはり、傑作。

2018年12月15日
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25年以上前にレンタルビデオで観た作品。

当時ようやく「エクソシスト」を観られるようになった自分は(ビビリだったのよ)その傑作具合に打ちのめされ、あ、これ同じ監督なんだと借りて家で観た。
当然VHSでアナログTVだが、その映像の迫力だけは強烈に記憶に残った。
リメイク作品だというのは後から知ったが、自分としては珍しくオリジナルを観てみる気にはなれなかった。フリードキン版より良いとは思えなかったからだ。

で、ストーリーもほぼ忘れてた現在、よもやの劇場公開。
あの迫力を劇場で観られるならばと、ちいと遠い川崎チネチッタへ。

ストーリーはほぼ忘れていたし、フリードキン作品は説明セリフが無いのが当たり前なんで集中して鑑賞。
前半はトラックドライバーになる男達の人生のケツに火が付くまでを展開。なので少々眠くなるが唐突に銃撃や爆発が起こり眠らせてはくれない。

廃車寸前、と云うより廃車状態のトラックを甦らせる辺りからズンズン盛り上がり、待ってましたの地獄ドライブスタート。
もうそこからは恐怖、緊張、迫力の釣瓶打ち。そういえば「エクソシスト」もこんな展開だったなあ。

やはり、劇場で観て良かった。今観ても迫力満点。と云うより今だからこそ生の映像の迫力に圧倒される。監督自ら執念のデジタルリマスターを施した傑作。車で1時間かけて行く価値は有った。
劇場には千円で鑑賞されてる方が多かったが(笑)、今の作品に目が慣れてる方にこそ、オススメ。

エンドロールの始めにはH·Gクルーゾー監督に捧げるメッセージが。
うーん、機会が有ればオリジナル版も観て観るかな。

MAKO
こころさんのコメント
2022年7月17日

MAKOさん
詳しく説明して頂き有難うございます。
「 インファナル・アフェア 」未だ観ていません。
確かに、作品、或いはアジアに対する敬意が足りないと思われても仕方有りませんね。。
日本の監督が手掛けた作品が世界的に評価されると、国民の一人として誇らしく感じます。

こころ
こころさんのコメント
2022年7月16日

MAKOさん
そうなんですね 👀 ← 「ディパーテッド 」
MAKOさんの許せなさ、について教えて頂けませんか?( 分かりが悪くてスミマセン。。)

こころ
こころさんのコメント
2022年7月16日

MAKOさん
泥臭い人間像が、強烈な印象を残す作品でした。ドロドロ感がひたすら加速…(笑)
コメントを頂き有難うございます。
「 ディパーテッド 」の紹介文が揶揄するところとは?…すみませんが教えて頂けないでしょうか??
「 レインマン 」、確かにお二人は似ていませんが(笑)…途中から兄弟に見えてきました。兄弟に見えない知り合い、ソコソコ居ます 👀

こころ
るーさんのコメント
2021年9月17日

MAKOさん、初めまして♫
コメントありがとうございました。『エクソシスト』は、無理、無理〜、ビビりで怖がりですから〜。

川崎チネチッタ!
あの川崎にとってつけたようなイタリア感 笑笑

るー