「パーレイからの・・・」炎のデス・ポリス MARさんの映画レビュー(感想・評価)
パーレイからの・・・
砂漠にポツンと存在する小さな警察署にて、詐欺師と殺し屋、サイコパスと警察の4つ巴のバトルが巻き起こっていく物語。
予告編を見るに、最初から最後までノンストップバトルな作品なのかと思いきや、大きく盛り上がるのは意外と大分経ってからで驚いた。
序盤は、詐欺師が何故わざと警察に捕まったのか、彼を狙う殺し屋があろうことかここまで追ってきてしまったことや、2人の牢越しのやりとりが見せられる。そして警察官内にも不穏な動きが・・・。
サイコパスが現れてからは物語が一気に加速‼
ここからが期待の展開‼
とは言え、上述の通りもっとハチャメチャやる作品だと思ったが(いや、充分やっていたのだけれど・・・)、新米警官(ホントに新米!?)の絶体絶命のピンチに、詐欺師と殺し屋を秤にかける心理戦などが思いの外多くを占めていた印象。
バトラーさん、「その質問は後だ」的なこと言ったけど、すり抜けのタネ明かししてましたっけ?
そして、グリロ氏が撃った鏡・・・明らかにワンテンポ遅れて破裂したけど、火薬担当さん(?)ボーっとしてたんですかね(笑)?
さておき、ただただバリバリやるだけの脳筋作品ではなく、悪と悪への駆け引き、究極の選択などの心理戦もあったり、ここまでか!・・・と思った所から更に重なる展開に痺れさせられた作品だった。
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