炎のデス・ポリスのレビュー・感想・評価
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無力な警官(男性陣)
この監督は『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』を観て以来、登場人物がゴチャ混ぜに派手な銃撃シーンがてんこ盛りかと思いきや意外と会話劇が多いようなダラダラしている訳ではないが前置きが長いようで内情は台詞と振り返る場面で描くお決まりなパターンかと、強い女が主人公である意外性、ジェラルド・バトラーはチョイ役?ながらも全部持ってく得な感じでブラッド・ピットが演りそうな役どころ!?
何だろうなぁ、タランティーノにはなれないフォロワー感がいつまでも、今やS・クレイグ・ザラーの勢いが凄まじくガイ・リッチーにも追い付けない、そんなイメージが強いジョー・カーナハンに興味がわかない。
警察署での西部劇
警察署での銃撃戦というゾンビ映画のような設定で、中身は西部劇。古い娯楽作品をごちゃ混ぜにしたようなエンタメ全フリの作品で面白かった。
つまらん低予算作品になりそうなものをジョー・カーナハン監督はうまいこと味付けした。ビミョーに安っぽさが残っているところもいい。
これまた、ちょっぴり安っぽさのあるフランク・グリロもいい味だ。
カーナハン監督はフランク・グリロ好きなのだろうな。何作か組んでるしね。
ジョー・カーナハンの演出は、どこがどうとかわからなくとも、なぜだか高揚感がありとてもいい。緊張感とコメディのバランスがいいのかな?
同監督の「特攻野郎Aチーム」も「コンティニュー」も似たような雰囲気で面白かった。
そして、カッコよさのためだけの無駄なシーン。これが最高だ。
あとは、物語もそこそこ良かったのではないか。
三つ巴から四つ巴、更に五つ巴まで、誰かと誰かが手を組んだり裏切ったり、誰もが誰をも信用出来ない孤独な戦いを繰り広げる。
最高ではなくとも娯楽作品として充分。
鑑賞動機:なんかバカアクションっぽい香りがした10割
もっとはちゃめちゃかと思っていたら、意外としっかりしているというか、目的は別にあったというところか。
ひっくり返すのはいいのだけれど、もう少し腑に落ちたかったかな。
若き女性警察官がカッコいい
正直そんなに期待しないで観てみたら
面白いじゃないですか~
最後まで誰が勝者になるのか分からない。
ガンアクションもかなりの凄まじさで
すごく迫力ある映像を見せてくれました。
主人公の若き女性警察官がカッコいい。
ジェラルド・バトラーを超えてカッコ良かった。
それにしても日本のタイトル名が残念。
このタイトル名で損をしているよなあ。
女は強い!
劇場公開時に見逃したが、CSでやっているのを発見して視聴。
いきなり「ダーティハリー2」のテーマで始まり、44マグナムではなくルガー・ブラックホークのアップへ。やるな~。
ネバダ州の砂漠の中の警察署を舞台に詐欺師、警官、詐欺師を狙う殺し屋二人が入り乱れ、殺し屋が警官を殺しまくり。署長以下警官が皆殺しにされる中、冒頭ルガーを手にしていた女性警官が孤軍奮闘する。
警察署内だけに銃器は豊富で銃撃戦し放題。銃撃戦だけでなく、微妙な駆け引きの心理戦もありジェラルド・バトラーが主演かと思えば主役は女性警官で、バトラーは脇かと思えば最後にちゃんと見せ場がやって来る。結構面白かったが、邦題をなんとかして欲しかったな。
この邦題は何とかした方が良いと思う
邦題でB級感満載かなぁと思いながら観始めて、予想通りの前半でしたが、風船売りに変装したアンソニーの登場で一気に緊張感いっぱいのドキドキの展開に
正義感まっしぐらのヴァレリー、絶対只者じゃない暗殺者のボブ、詐欺師のテディ、サイコパスのアンソニー、この四つ巴がホント面白かったです
ヴァレリーが誰を信じるのか、ヴァレリー目線で観ていました
後半は激しい銃撃戦、伏線回収はきっちり、ワクワクの残るラスト、また観ようと思うくらいとっても楽しめました
ジェラルド・バトラー目当てで観ましたが、ヴァレリーが一番カッコ良かったです
あきらめない新人警官
主人公(アレクシス・ラウダー)は小さな警察署の新人警官で、殴ってきた詐欺師(フランク・グリロ)を捕まえ、留置所に入れる。
次に酔っ払ったふりをした男(ジェラルド・バトラー)が留置所に。
なにかとんでもないことが起きそうだが、すぐに現実になる。
主人公は正義感だけで頑張るが、諦めないのがすごい。
警察署を舞台にした殺し合いスリラー
警察官を殴り拘置所に収監されたテディ。優秀な新人警官のヴァレリーはテディの狙いに気付き…。
警察署内を舞台とした四つ巴のスリラー映画。命の軽さやノリにタランティーノ的なものを感じる。今アクションではなく胡散臭さに全振りしたフランク・グリロが素敵でした。
冒頭から、B級感プンプンだけど…
フランク・グリロが出る時点で。やっぱりジェラルド・バトラー死んでなかった。トビー・ハスのサイコっぷり、何よりアレクシス・ラウダーが格好良く、終わり方も良かった。
イマイチ上がれず
オープニングが70年代風なポリスアクション。
300のジェラルド・バトラーが主役~というあらすじに引っ張られ過ぎたのも悪いのだけど、いつになったらこいつは活躍するのだ?とじりじりとしてしまった。
話の視点としては黒人女性警察官が主役に近い。
闇資金を持ち逃げしたディーラー、それを追う殺し屋、サイコパスなもう一人の殺し屋、それと内通している警察官、無能な警察署長などなど個性的なメンバーが僻地の警察署内で繰り広げる一種の密室劇なのだが、スター感漂わせてるジェラルド・バトラーが一番見所が無くて台詞も少ないので個人的に消化不良。
面白くなりそうなポテンシャルを持っているのだが、悪党どもの駆け引きにもあまり細工がなかったので、個人的にはイマイチあがれず盛り上がれなかった。いわゆるB級なのはわかってるんですけども。
地の果てまで追うわよと、救急車のハンドルを握る警察官。彼女もある種のサイコパスといいたい?よくわからないラストだった。
75点
主人公はジェラルド・バトラーではないです。
じゃあ誰なのと言われたら黒人の女の子です。主人公の女の子は正義感があり、同僚の刑事よりも頭が良くめちゃめちゃ優秀です。観てて気持ちがいい。
ジェラルド・バトラーはなんなの?というと酔っ払って牢屋に捕まってます。なんなら8割牢屋です。
すごく勿体ない演出ですが最後はかっこよく決めてくれます。さすがジェラルド・バトラー様。
次回作のジェラルド・バトラー出演の映画に期待です!
君は「白骨樹林」を知っているか?
闇の組織に狙われる殺し屋を巡り、深夜の警察署で繰り広げられる攻防を描く物語。
ジェラルド・バトラーが脇を固めるアクション映画。実質的な主演を務めたアレクシス・ラウダーが魅力的で物語を引き立てる作品ですね。
暴行現行犯で収監した謎の人物、その人物を狙う殺し屋、警察内部に蠢く不正。
謎を上手に散りばめながら、荒唐無稽な設定を上手にリアルを見せて描いています。
ガンファイトも、迫力よりはリアルを追及。緊迫感を醸し出します。
この作品のポイントは、深夜の警察署が襲撃されるシチュエーション。個人的に大好きなシチュなんですよね。
圧倒的な襲撃者に対して、警官とはいえ普通の人たちが必死に対抗し攻防するシチュは、個人的にはとても魅力的に映ります。
映画で言えば「ターミネーター」。小説で言えば(マイナーではありますが・・・)「白骨樹林」。
ただ、この映画は、その魅力を存分に活かしているとは言い難いように感じます。
唯一抵抗したのが主人公の女性警官。他の警官達は不意打ちによりバタバタと倒れていきます。一人位ならそれでも良いのでしょうが、何度も見せられると食傷気味になってしまいます。
ラストが派手になったのも、全体的な流れに反しているように感じられたのも残念。
また、ジェラルド・バトラー演じる殺し屋のキャラ付けが不明瞭に感じたのも残念なところ。
全体的には高評価出来る作品ですが、私的評価は4にしました。
拍子抜け
ガンアクションが結構なもんだよ、という前評判を頭に入れて鑑賞。期待が大きかったせいか物足りないなあと感じました。いや、俺、何を期待してたんだよってことでもあるんですけど。派手に撃ちまくるだけのガンアクションに飽きちゃったのかなあ・・・。
・前半、伏線だらけですので注意深く「観察」しましょう。後半でキチンと答え合わせしてくれます。
・ジェラルド・バトラーのこういう役、いいですね。見た目から強そうなんでぴったりでした。
・え?撃たれて死んだんじゃないの?あ、主役だったかw
・トビー・ハスのサイコパス感、キレ具合は絶妙。
・う~ん、警察の中もだけどみんな詐欺師じゃね?戦闘力が違うだけで。
・警察、ザコ過ぎ。というか、こんなんでいいのか?
・上にも書いたこともあるけど、結構、ご都合主義感がミエミエで心が静まる。
という感じなんですけど、ドルビーアトモスだったりIMAXだったりしたら印象、感想も変わるかも。ですね。
【”祈りの前に、銃弾を。”激突留置場バトル。砂漠の小さな警察署が一夜にして戦場と化す四つ巴バイオレンスワンシチュエーションアクション。】
■アメリカ・ネバダ州の砂漠地帯にたたずむガンクリーク警察署に、詐欺師・テディ(フランク・グリロ)が連行されてくる。
実はマフィアのボスに命を狙われているテディは、わざと逮捕されたのである。
ひと息ついたのも束の間、マフィアに雇われた殺し屋・ボブ(ジェラルド・バトラー)が泥酔男に成り済まし、警察署の留置場に拘留される。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・今までの、ジェラルド・バトラー像を少し悪に傾倒した役柄を、彼が巧く演じている。
・そして、脳内で”署で、一番クレバーなのが新人女性警察官ってどうなのよ!”等と、突っ込みつつヤングが重症を負いながらも究極の選択をしていく様がハラハラドキドキである。
・悪徳警官、ヒューバーやサイコパスのアンソニー・ラムなどのキャラ立ちも良く、密閉された空間での騙し合い、駆け引きなどが巧く描かれた作品である。
<それにしても、ジェラルド・バトラー主演作は「エンド・オブ・ホワイトハウス」を劇場で見て嵌り、その後「グリーンランド・地球最後の二日間」まで、新作を劇場で見て楽しんできたのだが、その後今作を含め、私の居住区では公開規模が一気に狭くなり観れていない作品がもう一作ある。なんか、あったのかな?>
タランティーノっぽい
映画で観ようとしたんですがタイミング合わず…
ジェラルドさんが出るので鑑賞しました。
あまり出番なかったですが、B級感溢れる映画でしたが、銃をバンバンぶっ放してたので気持ち良かったです。
撮り方がタランティーノっぽい感じ受けました。
なぜこんな邦題を付けたのか タイトルで、パスする映画に仕分ける人が...
なぜこんな邦題を付けたのか
タイトルで、パスする映画に仕分ける人がどれだけいるか知れず勿体ないことだ。
キャストのキャラが立っていてカッコいい傑作アクション映画だ。
痛快!そんな言葉が真っ先に浮かぶのが、本作です。それはなぜか。ほと...
痛快!そんな言葉が真っ先に浮かぶのが、本作です。それはなぜか。ほとんどが密室劇にもかかわらず、見終わってすっきり解放感に浸れるから。なにしろ米ネバダ州の砂漠地帯の真ん中にたたずむある小さな警察署が一夜にして「悪vs悪」の巣窟と化し、戦場となってしまうのです。法と秩序の象徴のような場所が、銃撃戦で破壊されるというとんでもない設定のだから、もう何も考えずに見ることをお勧めしたいです。
無駄に多くの銃弾が飛び交う娯楽作に徹していて、B級テイストのタイトルを裏切りません。同時に、不条理な窮地をどう生き抜くかということと、いのちを託さざるを得ない相手は悪人たちという状況に陥ったとき、どちらの悪人の言葉を信ずるべきかという心理劇も展開され、舞台を見るような緊迫感がありました。
とはいえ、斬新なシチュエーションで見せる西部劇並みのガンアクションはぶっ飛びもの。これを痛快無比といわずしてなんと形容したらいいのか考えてしまいます。
ワケありの詐欺師テディ(フランク・グリロ)は、マフィアから逃れるため、わざと暴力沙汰を起こして逮捕されます。警察署の地下の留置場でほっとしたのも束の間、向かいの檻には毛むくじゃらの泥酔男がいることにことに気づきます。ボブ(ジェラルト・バトラー)との名乗る男の話から、彼が自分を追ってきた殺し屋だと感づきます。留置場内で詐欺師が抹殺される寸前に正義感あふれる女性警官ヴァレリー(アレクシス・ラウダー)が止めに入り、阻止します。
さらに、マフィアから刺客として放たれたサイコパス男(トビー・ハス)が、風船の配達員を装って署内に侵入し、警官を次々と射殺してしまいます。ヴァレリーも撃たれ、致命傷を負った彼女は銃弾の中、堅牢な地下留置場に逃げ込むます。出血を早く手当てしないとヴァレリーはもう動けません。救命セットを持ってくるには、詐欺師のテデイか殺し屋のボブかどちらかの悪党と手を組むしかないという苦渋の決断を迫られることになってしまいました。
全編の大半は、吹き抜けの前時代的な警察署内で展開されるワン・シチュエーション。 警察署が舞台の作品にはジョンーカーペンターの「要塞警察」があり、西部劇が下敷きでした。こちらはマカロニウエスタンです。
本作の四つどもえの戦いは「善対悪」の対立ではありません。正義のヴァレリーも含め、それぞれの信条を貫いているだけなのです。それらがぶつかり合って激しいアクションとなっているです。
早撃ちの達人の警官が黒人のヒロインだったり、マシンガンでの銃撃や派手な爆発があったり、マカロニにかかっているソースはモダンです。4人を演じる役者たちが存在感たっぷりで、特にトビー・ハスのサイコパスぶりは見事でした。
それにしてもアメリカの警察官はみんなこんなにアホか、ワルの手先になっているのかと心配になってしまいます。ただひとり正義感にあふれたヴァレリーが映画を面白くていました。孤軍奮闘で悪に立ち向かうヴァレリーを演じた1996年生まれの黒人女優、ラウダーがカッコ良すぎます。44口径の大型銃ブラックホークを巧みに使いこなす場面には、惚れ惚れすることでしょう。
バトラーが本作のようなB級作品に出演しているだけでも、役柄がネタバレになってしまうと思うのですが、それは置いといて(^^ゞ
バトラーが脚本を読んで「これはもっと手を入れれば面白くなる」と思ったそうです。そこでプロデューサーは緊張感あふれる映画作りに定評のあるジョー・カーナハン監督の手を借りることにしたそうです。すぐにジョーは「ブリット」や「ダーティー・ハリー」など1970年代の映画のような傑作を手本に緊張感を膨らませていきました。加えて、彼はサミュエル・ベケットの不条理劇「ゴドーを待ちながら」のスタイルに収めたという。誰が噓を言って、誰が真実を述べているのかわからないスリラー映画です。この心理劇のところでも意外な展開があり、楽しめました。
暑い夏をぶっ飛ばす、警察署内のバトルロイヤルはどう決着がつくのか。B級グルメのおいしさと楽しさは十分に味わますよ。2022年7月15日公開。上映時間:1時間47分。
思ったよりもキレキレ
映画館で鑑賞しました。
何も考えなくていい映画を見たいなと思い、題名から、とにかく銃をブッ放しまくる映画かな、と思って見に行きました。
前半は登場人物の人物像が少しずつ描かれていきます。全然ドンパチはありません。サイコパスな殺し屋アンソニーが現れてから、心理戦や緊張の銃撃戦が展開していきます。
予想とは異なり、思ったよりも登場人物同士の心理戦などもあり、結構楽しめました。映画全体からいい味が出てるな、と思いました。
ヴァレリー、かっこいい!
全58件中、1~20件目を表示