KAPPEI カッペイのレビュー・感想・評価
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役者さんってすごい。
みなさんよくこんなバカらしい演技を真剣にえんじられれもんだ、と。ほめてます、これ。終末の世界とは言えどそんな気配は画面には一切なし。ひたすらオジサン達とヒロインのギャグな恋愛話。内容はどうあれ演技合戦に笑いましょう。
イケてるオヤジ達と西畑大吾のもやしっぷりが可愛い
実写化の成功例
2022年劇場鑑賞70本目。
この原作もその前作も次回作も単行本全て持っていますがこの人の漫画の最終回が毎度すっきりせず、後あまり絵柄も好みでないのでファンではないです。デトロイト・メタル・シティが評判いいだったのでなんとなく買って惰性で買い続けている感じでしょうか。いや、途中までは結構面白いんですが、締め方にカタルシスがなくて心に残らないんですよね。
だから今回も大体展開は覚えていたのですが最後が曖昧で・・・。あんなんでしたっけ?
とはいえ、絵柄が好みではないというのは実写で完全にクリアされまして、モデルがケンシロウということでひと昔前ならば阿部寛の可能性が高かったのでしょうが、さすがに年齢が行き過ぎているということでウーノのCMでケンシロウを演じた伊藤英明に白羽の矢が立ったのでしょう。よく引き受けたな。でもこれでかなり彼の役の幅が広がったと思うので今後コメディにどんどん出てくれると面白いですね。
この映画のコメディという評価として、テンポもよく、笑いどころも多かったので満点だと思います。
爆笑ではなく、失笑なのがコロナ禍の映画らしくて良い
くだらなすぎて面白い
小学生の息子と鑑賞したけど・・・、エロ注意
小学生の息子と鑑賞したんだけど、小学生向けではないエロネタも多かったです。
でも、それ以外のところは小学生でも充分楽しめる感じで、親子で結構笑っちゃいましたし、他のお客さんもそこそこ笑っていました。
それでね、伊藤英明さんって、カッコ良いイメージしかないじゃないですか。
そんな伊藤さんが、振り切ったコメディをやってくれてるんです。
真面目な表情で、ズレた言動で笑わせてくれるの。
これ、伊藤さんのカッコ良さの土台がしっかりしてるからこそ、これだけ面白いんだと思うんですよね。
そして、他の終末の戦士を演じた大貫さん、山本さん、小澤さんも、真っ直ぐでズレた感じを出してくれるの。
愛されお馬鹿キャラになりきってくれたから、四人とも幸せになって欲しいと思ったもん。
役者さんが巧いだけじゃなく、演技の方向性がきっちり合わさっていたんじゃないかな。
それから、他に巧いなと思ったのが啓太を演じた西畑さん。
終末の戦士たちの天然ボケに乗りつつ突っ込む感じが絶妙でした。
彼のお蔭で、この濃い映画がスムーズに展開したんじゃないかな。
面白い映画でしたよ。
何も考えず観れる娯楽映画
【”暑苦しい映画”(褒めてます。)40歳以上のおぢさんでないと分からないと思われるギャグ多数。伊藤英明さん始め、小澤征悦さん、まさかの山本耕史さんの”不惑トリオ”が、身体を張った大熱演コメディ。】
ー いつもの通り、鑑賞前にWCに寄ったところ、変な張り紙が・・。
”まだ、出るぞ!終末まで、出し切れぇぇえい!” 何だ、これ! と思って隣を見たら
”給料は上がらないのに、尿酸値は上がる一方じゃな。節制せい、SAY!"
余りにもおバカだが面白いので、大の方にもわざわざ入って見たら
(我ながらおバカである・・。)
”力め!不条理な世の中の憤りを便と一緒に流してしまぇぇえい!” ・・・。
私、これからこの映画を観るんだよな・・、と軽く脱力しながら劇場内へ。 -
◆感想 <Caution! 少しだけ内容に触れています。>
・”勝平”を演じた伊藤英明さんを始め、小澤征悦さん、まさかの山本耕史さんの”不惑トリオ”が、身体を張った暑苦しい程の、大熱演である。
ー この人誰だろう・・と思って観ていた守を演じた大貫勇輔さん。凄いプロダンサーじゃないの!良く、出演したなあ・・。後半、華麗に踊ってました・・。-
・それまで、外界と隔絶した島で、乱世の救世主となるべく幼き頃から鍛錬を積んできた”週末じゃなかった終末の戦士達”が、イキナリ師範(古田新太)から”解散!”と言われて、変な衣装を渡されて、外界に放り出されて・・。
- 師範の用意した”勝平”意外は”コスプレ”みたいな衣装を着ている・・。特に山本耕史さんは”良いのか!良いのか!山本さん!”と思う様な、股間に馬がぶら下がっている衣装を身に着けている・・。-
・山本耕史さん演じる”正義”が、社会に疑問を持って中学生たちと尾崎豊の”卒業”ヨロシク校舎の窓をたたき割っているシーン。
- とても可笑しいが、40歳以上じゃないとこの可笑しさは分からないのでは、とやや懸念する。-
・同じく山本耕史さん演じる”正義”と”勝平”の対決シーン。”正義”の左右お尻ぺんぺんシーンも可笑しい。
- ホント、山本耕史さん良くオファーを受けたなあ。”居眠り磐音”の格好良い武士のイメージがガラガラと崩壊して行く・・。-
・ラスボス感満載の“英雄”を演じる小澤征悦さんも凄い。コスプレ衣装と、正面から見たらいけてるおじさん(横から見ると、髪が後ろに彗星のように伸びている・・。)の姿のギャップ。
ー ついでに言えば、”勝平”を上回る“英雄”の暑苦しさが、作品全体の暑苦しさを更にパワーアップさせている事は、間違いないであろう。(勿論、褒めてます。)ー
・途中、警察官の任務も果たさずに、矢鱈と終末の戦士達の戦いぶりをジックリと観察する二人(森永悠希&橋本じゅん)の掛け合いも、絶妙に可笑しい。
・大切な事を書いていなかった・・。
ヒロイン、ハルを演じた上白石萌歌さんの存在が、今作では、正に一服の清涼剤である。
映画では、お姉さんの萌音さんが「舞妓はレディ」でイキナリの主演デビューし、その後も着々とキャリアを築いているが、この方も萌音さんと共演した「羊と鋼の森」で初めて拝見し、凄い姉妹がいるものだとビックリしたモノだ。
<いやあ、今作、面白かったです。
伊藤英明さんを始め、小澤征悦さん、山本耕史さんの”不惑トリオ”の鍛えた身体と、真面目にコメディに取り組む姿。
この様な俳優さん達の姿勢が、今作品の面白さを倍加させている事は間違いない。
正にプロフェッショナルである。
ノストラダムスの大予言とか、尾崎豊とか、ヤンキーとか、北斗の拳とか、40代以上のおぢさんが嵌るワードがてんこ盛りで、クスクス笑いながら見てましたよ。>
最高でした。
ちゃんと真面目にバカでした👍
週末は、来る!
館内大爆笑!
ではありませんでしたが、面白かったです。
寒いシーンもあったような、ワザと逆ウケ狙いのような、よく分かりませんが、大の大人のイケメン役者が、ギャグ漫画の「フフッ」程度のシーンをそのまんま演じているのですから、おもしろいというか感心しました。
この際劇場に行く方も、はじめから開き直って大笑いモードに自分を入れてから観ると、「大人の恥ずかしー演技」を充分楽しめると思います。なのでもう一回観てきますね。
因みに、連載時の本来のお目当てのは「ベルセルク」だったんですが、あまりに休載が多かったので知らぬ間にカッペイと仲良くなりました。
ともかく、
続編「KAPPEI 怒りのデス・ロード」に期待!むりか‥。
フラツシュモブがとても楽しい‼️❓
ずっと笑えるコメディの傑作。
原作未読ですが、エンドロールでちょっと観られて、久しぶりに漫画を読みたくなるくらい楽しめました。
終末の世界から人を守る為に、子供の頃から鍛えてきたカッペイ達。が、おっさんになった現代に道場が解散。東京に来たカッペイは、たまたま助けた大学生の部屋に居候することに。その流れで学生達と花見をしていて、現れたハルに一目惚れ。そこから、おっさん初恋バトルの始まりだ。それも相手は20歳程離れた女子大生。なかなか難しい設定だよな。
予想を裏切られ続けたのが、同じ終末戦士達。北斗の拳だと、ライバルはみんな敵になってて殺し合いだ。この映画でもライバル達が登場した時点では悪役設定。しかしみんな同じ釜の飯を食った仲間。悪い奴はいないのさ。
ヒロインを演じた上白石萌歌ちゃん、相変わらずのコメディエンヌっぷり可愛かった〜。
そして最強ライバル英雄との告白対決、爆笑してしまった。付き合ってもいないのに英雄やりすぎ〜!そしてまさかのカッペイ。
歌って踊って喧嘩して楽しいおっさんラブコメ。ラストも見事な落ちでスッキリ。大大満足でした。
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