君を愛したひとりの僕へのレビュー・感想・評価
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どっちから観ても「”ラヴ・ストーリー”の要素を入れた、実にややこし...
どっちから観ても「”ラヴ・ストーリー”の要素を入れた、実にややこしいSFストーリー」だな。事前知識が無いまま彼氏 or 彼女を連れて観たら、頭が悪いヒトは絶対に騙される。
紫苑
「僕愛」を観てガッツリ頭を抱えてこちらを観るのを躊躇っていたのですが、なんとか決着をつけようと思い、重い腰を上げていざ映画館へ。
感想:アレ〜これなんか「僕愛」で観たことあるぞ〜でした。チャンチャン。
鑑賞日 11/8
鑑賞時間 20:55〜22:45
座席 G-6
やっぱり鳩がキーワードか?
こうなったらMONDAYSでもジョン・ウーでも持ってきやがれ!って感じの鳩。まぁ平和なんだけどね。とにかく、大流行のパラレルワールドもの。しかも原作者は中学生の頃の妄想から生まれたと公言してるくらいだから、中高生向けなんだろうと高をくくっていた。
さすがに両親の再婚により兄妹となった2人が結婚できないと悩むところから。う~ん、小学生の頃に少女漫画(少年誌にもあった)をよく読んでいたから、結婚できることは知ってたぞ。頭がいい暦君なんだから、そのくらい知ってろよ・・・
パラレルワールドの設定として、人間の身体が直接移動するわけじゃなく意識(虚質)が違う世界へと移動するもの。この説明は丁寧。同じ人間が同時に存在することはないので破綻は起きそうにない。まぁ、平たく言えば心が入れ替わるって感じの設定。ただ、高度な機械に頼らなくても近い並行世界には気づかぬうちに移動しているみたい・・・
交通事故によって肉体と虚質が分離してしまい、元の世界の栞が脳死状態になってしまうという大事件。しかし、昭和通りの事故現場には栞の幽霊がずっと現われ、それは暦にしか見えない。何とか元に戻そうと勉強、研究を続けた暦は栞の元の身体も死んでしまったことに落胆する。
で、最終手段がタイムリープ?!結局そっちかよ・・・と観客の落胆も大きいと思う(俺だけか?)。分岐点がどれだけあるかわからないけど、僕愛で100人がどうのこうの言ってたから、意外と世界は小さい。IP端末も三桁だったしね。だけど、人間の数と分岐点とを掛け合わせると膨大な数字になるはずで、迷子になってもいいから、パラレルだけで攻めてもらいたかったな。
そして重要な「愛」ですが、タイムシフトして暦と栞が出会わなかった世界にする方法を採ったりして、結局は暦の「贖罪」感が強い。知らない所で幸せになって欲しいという「愛」だとしても、それは見る者にとっても切なくなるだけ。タイムトラベルものによくある死の回避に他ならないのです。二度目の人生を終える間近にあんなことやこんなことも・・・と、全然幸せな気持ちになりませんでした。逆に自分の死に際まで考えちゃった・・・ほぼ74歳の老人。そっちの方が自分に近いからなぁ・・・てか、科学がこれだけ進歩してるのに寿命は長くならないのね。
これだけでいいやんけ...
嫌々、見てきました。
どうせ、面白くないSFラブストーリーなんでしょ、と思っていたら、案外よく出来ている。ちょっと、僕愛はなんだったのって感じ。2作品トータルで考えてこの評価だけど、単体としては★3.5くらいかな。別にいい作品でした。
蒔田彩珠の声がめちゃくちゃいい。
橋本愛の声は正直聞いていてキツく、彼女が演じるキャラクター自体も好きになれなかったのに対し、蒔田彩珠は声も、そしてキャラクターも愛おしかった。やっぱり好きなキャラクターがいるだけで、一気に作品に対する思いが変わる。声と人物設定って本当に大事だな。
平行世界とは言えど、あまりに性格違いすぎるだろ!とツッコミたくなる暦(宮沢氷魚)。だけど、僕愛より圧倒的にいい。何から何までこっちのほうが上回っている。弱々しいのは見ていて腹立つ。こういう、芯のある強い人物の方が深みがあって面白いし、応援したくなる。詩織(蒔田彩珠)との絡みも良かったしね。
演出面も、恋愛の描き方も、そしてラスト際のしつこさも、監督がちがうのがデカいのか、本作はそこそこよく出来ている。分かりにくいのは相変わらずだけど、取り残されている感はあんまり無いし、ツッコミどころも少なめ(といってもあるけど笑)。んー、なんで別々の監督にしちゃったんだろ。
しかし、ラスト10分の意味不明さ、そして落ちの呆気なさは否めない。なにやってんの本当に。音楽だけは一流。2つみたって全然気持ちよくないし、感動も何もあったもんじゃない。スッキリするどころか、モヤモヤが残る。というかそもそも、僕愛必要だったのか?僕愛で肝心な部分はほぼ本作でも出てくるし、僕愛は無駄なものが多すぎる。君愛のまとまりはそこそこ上手いから、君愛だけ見て、僕愛はネタバレをちょっと見るくらいで十分かなと。両方見るなら、僕愛→君愛が大正解。こっちのほうが質高いからね笑
にしても何見せられてたんだろう。
両作品通してみれば、結構失敗している。
原作は高く評価されているからって映画化して、あんだけ予告は盛り上げて、蓋を開けるとこれって。どうであれ、映画館で見るクオリティではありません。時間がねぇ!って方は、本格だけご覧になることをオススメします。
こちらの方が観やすいものの幽霊の感じはめ○ま風
続いてこちらを鑑賞。全体的にコチラのほうがまとまっていて、順行な展開にSF要素のエッジが効いていて面白かった。相変わらず1本として完成されているとは思えないけど。
結ばれるはずの2人に起きた軋轢と世界を変えるまでにもがき、葛藤する。しっかりとクロスロードさせながら展開させていく。要素に対してアプローチが凄く効いていて、SFとの相性も比較的良い形で見せてくれる。もちろん最後まで観れたことも大きいが。笑
しかしながら、2本で1つを完成させようとする魂胆が透ける展開がどうもハマらない。急に別の作品をモロ乗せてくるのは安売りかなと。違いを見せたいなら1本で描き切って欲しかったと思う。
こちらのヒロインは蒔田彩珠さん。透明感と少ししっかりとした声で作品に華やかさをプラスする。白いワンピースはめ○まを彷彿とさせるのは致し方ないかもしれないが…。笑
アプローチ自体が良かっただけにもう少し捻りが欲しかったところ。絶対コチラから見るべき。分かりやすくて楽しみやすかった。
面白かったけど、義兄妹の逃避行はさすがにどうなのか?? 日高暦と佐藤栞の愛の物語。
『僕が愛したすべての君へ』を池袋で観た翌日、こちらは上野で鑑賞。
不思議なもんで、キャラデザは『僕愛』と一緒なんだけど、こっちはあんまりあごトンガリウイルスに汚染されてる感じがしないんだよなあ。
エッジの立った鋭角で描くことを巧みに避けてて、瞳も楕円形。作監が違うと、同じキャラデザでもこうも生かし方が変わってくるという好例だ。
(以下、『君愛』、『僕愛』双方のネタをバラしまくっていますので、ご注意ください。)
総じて、アニメ映画としての出来だけで言えば、『僕愛』より『君愛』のほうがずいぶんと「こなれた」仕上がりを示していると思う。
さすがは、有名原作の癖のないアニメ化においては、渡辺歩と双璧を成すカサヰケンイチ(『メジャー』『ハチクロ』『のだめ』『バクマン。』……すごいキャリア!)。最近しばらく仕事ぶりを目にしていなかったが、健在なようで何よりだ。
まずは『僕愛』より画面に躍動感があるし、キャラの動きも自然に感じる。
暦と栞が成長しながら親密さを増していく様子を、音楽に載せながら早回しでまとめていくあたりは、新海誠が『君の名は』の序盤でやったのと同様、「アニメっぽさを付加する」絶妙の効果を上げている。それ以降のパートも、テンポやリズムが『僕愛』より「アニメ寄り」なので、全体的に安心して観られるとでもいうか。
そもそも、もともとのお話自体が、『僕愛』より、ジュヴナイルの王道をいっている。
宮崎駿から雨宮慶太まで、オタクならだれでも大好き、「黒髪、白ワンピの美少女」栞。
トリュフォーの『あこがれ』を想起させる、「自転車少女」への熱いフェティシズム。
甘酸っぱい逃避行、SFガジェットの導入、……そしてヒロインの突然の死。
彼女に起きる悲劇を回避するために、主人公の人生を懸けた戦いが始まる……。
物語に起伏があって、明快かつ困難な目的があって、能動的な主人公がいる。
当然、アニメとしては作りやすいし、エンターテインメントとしても仕上げやすい。
ただ、序盤で激しくひっかかったのも、『君愛』のほうだったりするわけで。
原作を読んでいないので、もともとそんな話なのか、アニメ版で改変があったのかは知らないが。
とにかく、二人がIPカプセルに入るまでの一連の流れが、あまりに頭がワルすぎて、ドン引きしちゃったんだよね。
義兄妹だと結婚できないから逃げようとか、
このふたりは、いったい何を言っているのか??
真正のアホなのか?
昭和だろうが平成だろうが、両親の再婚で義理の兄妹になった連れ子どうしが、「兄妹になっちゃったから、もう結婚できない」とか思い詰めて逃避行にでたりとか、さすがにしないと思うんだ。
この展開ってたしかに『ママレード・ボーイ』とよく似てる。でも、あれだって、連れ子どうしだと思ってた間は二人はふつうに好きどうしで交際してたけど、「本当は異母兄妹なんだ」と思い込んだから、遊が京都に逃げたり、遊と光希とで九州に逃避行に出たりしてたわけだ。
すなわち、通例「血がつながった兄妹」とわかって初めて持ち上がるはずのインセスト・タブーの動揺が、「親どうしが結婚する」って聞いただけで発動して二人が突っ走っちゃうってのは、やはりどう考えてもおかしい。
あそこは、「じゃあ私たち結婚できないね」じゃなくて、ふつうなら「じゃあ私たち結婚できない『のかな?』」だ。で、調べるなり、訊くなりする。それで、終わりだ。
よほど「できない」と信じ込んでしまう外的要因(親にそういわれるとか、そういう小説を読んだばかりとか)か内的要因(頭が超悪いとか)があるなら別だけど。少なくとも二人は科学研究所の所長の娘と副所長の息子で、とくに暦はトップ合格するくらいの秀才だ。中学生だからって、あんな馬鹿な思い込みをするような子たちだとは、とても思えない。せめて、「小学生のとき」の話っていうのなら、まだなんとかこの流れでも呑み込めるんだけど。
それに、たとえ彼らが「結婚できないと思いこんだ」としても、そこから一足飛びに「じゃあ一緒に逃げよう」とか、「親どうしが結婚しない平行世界に行こう」とかなるのも、ドラマツルギーとしては相当におかしいと思う。
二人とも親とは大変良好な関係にあるわけで、普通は「パラレル・シフトしよう」ってなる前に、さすがにいっぺんは親に訊くよね? 二人がやろうとしてることは「今の親」を捨てるのと一緒だし、「パラレル・シフトする」ってのは相当の覚悟が要ることだと思うんだが。しかも、一見して一人用のカプセルに二人で入るとか、どこの世界に飛ばされるかもわからないのに「漠然と同じ世界に行けるって信じてる」とか、やることなすことあてずっぽうすぎる。だいたい、小学生のときに栞がパラレル・シフト実験に暦を巻き込んだのって、「ひとりじゃ機械を操作できないから、お互いで操作しあってパラレル・シフトしよう」って話じゃなかったのか?? 二人で入っても作動させられてるじゃん。
結局、「中学生二人がIPカプセルで事故る」というシチュエイションを作るために、作り手が後付けでいろいろ適当に考えたようにしか思えないんだよね……。
と、このへんでがっつり「ひっかかって」しまった僕は、その後、作中ずっとモヤモヤを抱えたまま視聴することに。きっと、あんまり気にならなかった人も多かったろうし、まあ、そのへんはひっかかった僕が悪い。
他のところでも思ったけど、なんか暦って、本来「天才タイプの頭の良い主人公」って設定なのに、その割に行動が常にお粗末というか、「後先考えずに突っ走るタイプの元気っ子主人公」がやるような言動が多いというか。その辺のバランスの悪さが、ずっと気になるようになってしまった。
あと、自分は残念ながら理系脳ではなく、SF系のうんちくにもとんと疎いのだが、パラレル・シフトの仕組みについても、よくわからない部分が結構多い。
たとえば、暦と一緒にパラレル・シフトした栞の虚質が入った状態でいきなり事故にあったとして、その栞に入られて追い出されたほうの栞の虚質はいったいどうなってしまったのか? 少年時代の暦の例からすれば、栞Aが栞Bに入れ替わった瞬間、栞Bの虚質は栞Aの身体(IPカプセルの中)に飛ばされてるはずなのでは? 要するに、栞Aの虚質は事故で死んだ段階で「消滅」して、戻る身体を喪って「幽霊化」しちゃうのは、栞B(勝手に別平行世界の栞にパラレル・シフトで追い出された栞)のほうではないのか? このロジックは間違っているはずなのだが、どう間違っているのかが、よくわからない。
タイム・シフトについても、おじいちゃんの暦が栞を連れて過去に向かい、本人は記憶も何もなくしてReDiveするっていう理屈はなんとなくわかったんだけど、それだと過去の暦の虚質ってどうなっちゃうんだろう? まさか死にかけてる未来のおじいちゃんの身体に転生するのか? それだとさすがにあんまりじゃないかと思うんだが(笑)。
過去の栞の虚質がどうなるのかもよくわからない。今度はトコロテンみたいに押し出されて、子供の栞が幽霊になってしまったりして。「同化」するにせよ、「上書き」されるにせよ、なんだかどうしても理不尽な扱いな気がしてしまう。
結局、選択の数だけ平行世界は枝分かれしてて、暦に会わないまま栞が「幽霊化」しない世界線だって、「もともとある可能性の一つ」として存在していて、その世界線では、「もともと『僕愛』と同じ人生を暦と栞と和音は送っていた」わけだ。それをわざわざ別の平行世界から乗り込んできて「奪い取る」ことに、いったいなんの意味があるのか?
たとえば『Reゼロ』のように、死に戻りを繰り返しながら、特定の「クリア条件」に向けて試行錯誤するのなら、過去に戻る意味がまだあると思うのだが、Aの世界線で失敗したカップルが、単に出逢わない世界線Bまで戻って、記憶を失いながら「生き直す」だけなら、世界線Aの暦・栞にも、世界線Bの暦・栞にも、たいして利得はないような気がするのだが。
もちろん世界線Aの栞が「幽霊化」することは避けられるのかもしれないが、そもそも「可能性の数だけ平行世界が分岐する」のなら、この物語の二人がタイム・シフトできたところで、やっぱり「出逢ってしまった」世界線は、可能性のひとつとして形成されてしまっているのではないか?
と、まあ、ない知恵を絞っていくら考えても、どうも仕組みの大元がよくわからない。
すべての可能性に準じた平行世界があるのなら、そこを行き来する行為には、成功する未来を勝ち取る達成感というよりは、別の自分を押しのけていく身勝手さというか、独りよがりな感じのほうが僕のなかでは際立ってしまうということだ(実際、『僕愛』では、子供を喪った和音がやらかした所業として、「絶対そんなことをやってはいけない」って話になってたはずだ)。
そんなこんなで、王道のヒロインと、王道の主人公と、王道の展開のおかげで、基本的に青春アニメとして楽しく観ることはできたのだが、どうも心からハマることはできずじまいに終わった。
とくに、大人編に入ってからの、この世界線での和音の扱われようも、たいがいだと思うし。
「前世」で和音を「都合のいい女」扱いしたその「悔い」ゆえに、過去に転生した暦は、ReDiveした「栞と出逢わない」人生を「生き直す」にあたって、あれだけ和音に告白しつづけ、執着してみせたのではないか。要するに、彼は記憶を喪ってなお、和音に対する「罪滅ぼし」と「後ろめたさの解消」に励んでいるわけだ。
ついでに言うと、両親の離婚で付いて行く先が母親か父親かの差だけで、暦の性格やキャラクターがああも変わってしまうもんかな?と観ていて思うわけだが、あれも、ReDiveした暦が無意識のうちに「大人しく」「目立たないようにして」「栞に」見つからないようにしている、だから『僕愛』の高崎暦はあんなにキョドってて根暗なんだと考えればなんとなく合点がいく。
それと、もうひとつだけ。
『僕愛』の感想でも指摘したことだが、終盤になって「もう一つの物語」があれだけのボリュームでごそっと挿入されるのは、やはり相当に奇異な印象を受けたといわざるをえない。
とくに、『君愛』に挿入される『僕愛』の少年篇は、ほぼそのまんまのダイジェストになっていて、さすがに観ていてなんだか妙な気分になった。
ここまで懇切丁寧に「もう一方の物語」を紹介しないと、この映画×2って成立しないもんかね?
むしろ、いさぎよく「別の平行世界の話は、もう片方の映画で観てね!」で済ませたほうが、印象は何倍もよかったのでは?
自分は『僕愛』を観た「後」で、こちらを観たから、延々昨日と同じ話を見せられることにいささか辟易したし、『僕愛』を「まだ観ていない」客にとっては、概ねこれから何が起きてどうなって終わるかまで強制ネタバレされた映画を、このあと観ることを強いられるわけだ。
これって、ギミックがうまくはまっていない気がするのは俺だけか?
声優陣に関しては、主役のふたりとも「声質に関してはとても特徴的で良かった」と思うんだが、なにぶん技術的な部分ではかなりの違和感が残った(それでも宮沢氷魚くんは、たぶん『君愛』のほうが録りが「あと」だったのか、『僕愛』に比べるとずいぶん上手になっていた気がしたけど)。
一方、声優を起用した幼少時の暦(田村睦心)や、おじいちゃん役(西村知道)は完璧な仕上がり。
全体に無難な声でまとめてあったら、また映画の印象もちがったかもしれない。
なお、『俺愛』も『君愛』も、観客は9割20代の若者で、7割がたがカップルだった(若者比率が映画館内に増えると、こんなに館内にポップコーン臭が充満するのか、と)。となりのカップルとか、映画そっちのけでイチャコラしてたし。
オッサンは俺ともうひとりいたくらいで、些か気恥ずかしかったが、若い子がこうやって映画館に足を運んでくれるのは、本当に素晴らしいことだ。
いろいろ不満は書き立てたけど、ほぼ強制的に映画2本を観させるギミック自体は目新しかったし、大いにわくわくした。
ま、それでいいっちゃ、それでいいんだろう。
うーーん。
これだけ見ました。二作品見て物語が完結!するらしいのでワクワクしながら見ましたが、終始感動する場面が私的にはなかったです。ん?ん??ほぅほぅ、、、ふーーん。という具合でした。結婚出来るのに、結婚できないんだー!わー!といって脱走?するところ。その脱走をきっかけに人生が崩れるところみて「なにやってんだ!アホか!」と率直に思いました。個人的に面白くなさすぎたのでもう一個の方はどうしても見る気になりませんでした、、、もう一個の方みるなら違う作品読むかな、値段変わらないし。
簡単なことでした。
キミアイ→ボクアイだと、幸せなかんじになるのじゃなかったっけ?
切ないぞ?
和音の気持ちよ
ボクアイをみたら感じが違うのかな。
みたらまた更新します。
声はみなさん、俳優の方も浮いてなく素敵でした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
『僕愛』みました。
簡単なことでした、そりゃ切ないラストです。こっちを後にした人は切ないラストとの触れ込みだったのだから。
そりゃそーだ。
確かにこちらを後にしていたら大分切なかったと思う。
そして大まかに全体を説明しているのは『僕愛』の気がした。
両方みて残念なのは、栞の花嫁姿みたかった!&二人が結ばれる平行世界もつくって欲しかった!
でした。
全体的に切ないんよなー、この作品。
アニメはハッピーエンドがいいなぁ
ジュブナイルSFの鉄板プロットに新たな語り口を持ち込んだ野心作
両親が離婚して父と暮らすことを選んだ暦が父の職場である虚質科学研究所で栞と出会って意気投合、長い時間を過ごすうちに恋心を抱くようになるが、暦の父と栞の母が再婚することになり兄妹になることを受け入れられない二人は並行世界への逃亡を試みるが・・・。
別れた彼女と過ごした記憶を消去しようと決意した主人公が、施術の最中に自分の過ちに気づき、記憶の中の彼女と逃亡を試みるミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』を思い出してしまう展開ですが、この逃亡が早々に失敗して大変なことになります。並行世界という思春期SFに欠かせないプロットにオカルト要素を足した点が白眉で、心霊現象の解釈に並行世界の概念を導入して独特の世界観を構築しています。切なさが溢れる終幕はもう『僕が愛したすべての君へ』への目配せになっています。
どちらから観てもいいということにはなっていますが、『君愛』で並行世界の概念や世界観が丁寧に説明されて前述の通り結末も匂わせているので個人的には『君愛』から観る方が入り易いように思います。
君愛→僕愛の順番で見ました!
君愛のヒロイン(詩織)のほうが推せそうだったので、君愛を後半に見るつもりだったのですが、君愛→僕愛の順番のほうがハッピーエンド感が得られる、という口コミを見てこの順番にしました。
結果としては、君愛もそこまで切ない終わりではなかったかなと個人的には感じました。
片や若者の恋、片や老後まで寄り添った愛情が、最後にフォーカスされていた形でしょうか。
君愛→僕愛のほうが伏線回収がスッキリ頭に入ってくるんじゃないかな、と感じましたが、逆の順番で見た方は、僕愛→君愛のほうが…と感じてるんですかねw
君愛から僕愛へ
結論から言うと、結果論かもしれませんが、君愛から見るほうが楽しめるなと感じました。二つ見ないと完成しない作品です。
君愛の方の作画は、最初少し荒いように感じました。僕愛の方はさほど気になりませんでした。また同じ場面をそのまま流用しているのが、少し残念でした。違う視点で書くなど、もう少し工夫して欲しかった。
君愛は、栞を取り戻そうとする一途な暦の物語です。栞が亡くなる、和音が登場するくらいしか、物語の展開はありません。
逆に言えば、狂気とも言えるほど、栞に対して一途な暦を見れます。
またsf要素が強く、難しい単語が連発したのでワケワカメでした。(最初にこちらを見たため、慣れていなかった可能性はある)
一方僕愛は、栞とは会わない世界線です。和音との恋の駆け引きや、研究、アイデンティティの問題などが見れて面白かったです。
君愛世界での和音が二人の約束を叶えようと僕愛世界に干渉する場面は感動しました。和音しか勝たん。
息子が生きてる世界と亡くなった世界、二人の和音は同じようで全く違う。もし自分が他の選択をしていたらどうなっていたのか、考えさせてくれます。
僕は僕だから、どの世界の君も愛すというようなセリフがとても良かったです。あらゆる可能性をも肯定するような前向きさが見受けられました。
最後、暦が栞に幸せですかと確認する場面には救われました。
また、和音にあなたと結婚できて幸せですと言う場面も良かったです。
ちなみに、君愛の和音が二人の約束を叶えようと、僕愛の世界に干渉する場面が一番感動しました。和音しか勝たん。
結論、僕愛を見ればどちらのタイトルの意味も考察することができ楽しいと思います。
必ず2つ見てね
この作品は2つを見て互いを補完する作品です。私の個人的な見解ですが片方だけなら4割しか楽しめません。特に僕愛(青)だけなら3割かもしれません。1つを見て2つめを見るかどうかを決めるのではなく、1つめがよっぽどの低評価でない限り両方見る覚悟で臨んでもらいたいです。どちらから見たらいいかの話がよくありますが、おすすめは君愛(赤)→僕愛(青)です。まず物語の根幹である並行世界を理解することが僕愛(青)先行ではかなり難しく、2つめを見ようとする気持ちが萎えてしまう可能性が高くなります。君愛(赤)先行の方がまだ並行世界に対しての理解が十分でなくても楽しめます。特にこれまでにこの作品のような、パラレルシフトだの時空を越えるなどのファンタジーな話に慣れていない方は、僕愛(青)を先に見てしまうと、「よくわからなかった」という思いだけで次に君愛(赤)に進むという選択に繋がらない可能性が高くなると思います。この2作品の評価は2つ見てからしてもらいたいというのが私の願いです。君愛(赤)→僕愛(青)で多くの方が理解できるかと思います。実際に私は君愛(赤)→僕愛(青)で見ました。2つ見て大満足というのが本音です。逆で見ていたらどんな気持ちになったのかは人の意見を聞いてしかわからないのですが、多くの人が「難しくてわからなかった。」「もう一つは見なくていいかな」となっているのを聞きます。僕愛(青)→君愛(赤)は理解するには上級者向けなのかと思います。ただ(青)→(赤)→(青)が本当は1番面白いというのもコアな人たちが言っていますがそれもなるほどと私は思います。何度も言いますがこの映画を「並行世界がよくわからない」という壁に当たること、2つめを見ずに評価をしてしまう人が多いのがとても残念です。
話が変わりますが声優がプロではなく人気の役者さんを起用しているのが残念なのは多くのレビューにあるようにその通りです。せっかく話に入り込んで見ているのに、そこに妙な違和感を感じて冷めてしまうのがとても残念です。ただそれを差し引いても本当に涙が出るすばらしい作品だと思います。個人的には和音さんの献身的な人柄に感情を持っていかれました。並行世界の自分に手紙を書く、待ち合わせの場所と時刻をIP端末に入力する、愛した人を別の女性に会わせる、指輪を自分で買って小指にはめるなど健気すぎます。大人すぎます。真似できないほどかっこよすぎです。また主題歌の歌詞が作品にピッタリです。見終わった後に聞けば聞くほど好きになっていきました。そのあたりもぜひ楽しんでもらいたいです。
青のみ、もしくは、桃を見るなら青も見た方がいいかも…
相変わらず訳分からないが、
青(僕愛)見た後なのでなんとなく分かる。
青に出てくる幽霊(?)が
どうしてそうなったかが分かります。
でもそこまで気になっていなかったので、
そういう人は見なくて良いかも…?
どっちも見るなら
桃(君愛)→青(僕愛)だとは思いますが、
青(僕愛)の方には栞が出てこないので、
(子供時代に、タイムシフト?した時一瞬出ますけど)
栞の話が好きなら、青(僕愛)は見なくても良いかも。
こっちの映画には
①桃(君愛)・・・0の世界(今の世界)
②青(僕愛)・・・栞と出会っていない世界
この2つの世界が出てきたと思う。多分。
なんか、ドクター・ストレンジMOMの
スカーレットウィッチを思い出した。
なんで『青で』じゃないんだ…笑
あっちは魔術だから分かりやすかったな。
ビールの泡が沈むのを見て、
暦がひらめき何か言っていましたが、
何しているのかさっぱり分からず
到底納得できるものではなかったです。
和音『また先を越されたわね』的なこと言いますが、
えっ!?越されたの?今?え、どういうこと??
と置いてきぼりになりました。
青にも書きましたが、
全く同じシーンが長々とあります。
挿入歌+映像のみのシーンに関しては
『長すぎる…早く終われ…』と思いました。
苦痛…
監督、両方見せるつもりなかったのでは…?
両方見せるなら、もっと違う作りに
してくれても良かったのに…
2つ通してみると、高くついたなという感想。
青→桃ならハッピーエンド、
桃→青ならアンハッピーとか、
結末が変わるわけではないので、
どっちから見ても大丈夫だとは思います。
敢えて言うなら、
桃(君愛)の方は
暦と和音が可哀想な感じがあるかな…
だから、どっちも見たい!というなら
桃(君愛)→青(僕愛)かな…
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どうしても分からないのが…
子どもの頃(7歳?)まで戻すって言ってたよね。
幽霊として60年交差点にいたんだよね…?
おじいちゃんの暦に会うまで。
そのあと子供に戻ったってこと?
あの約束した時、
桃(君愛)の暦がおじいちゃんなんだから、
青(僕愛)の暦もおじいちゃんだよね…?
60年待つって意味が分からなかった…
期待通り良かった!
僕愛は「暦が栞と出会わず和音と結ばれた2度目の人生」、君愛は「暦と栞が結ばれなかった1度目の人生~2度目の人生へ時間シフト」。
小説は君愛→僕愛がおすすめな気がしますが、映画は(君愛エンドロール後のおまけ解説付きなので)僕愛→君愛の順で見ると納得できると思いました(エピソードゼロみたいな感じ)。逆順で観ると栞の顔が頭をよぎりつつ、暦君のやり直した人生を延々と傍観している気持ちになります。サントラなども僕愛→君愛の順で曲が配置されています。
僕愛+君愛をラノベ風タイトルにすると「どうやっても栞と結ばれなかったので人生をやり直したら和音と結ばれた件」になるのでしょうか。
ネタバレ無し!僕愛は色が落ち着いていて映像も綺麗。少年期と老年期の暦君の声がGood!和音の声もなかなかしっくり来ていてよかったと思う。一方の君愛は、僕愛と比較すると精細さに欠けちょっと綺麗なテレビスペシャルみたいに感じました。3DCG部分も絵が浮いてしまっていて残念。栞の声が棒読みなのは薄幸さの演出?エンドロール中の映像は基質に落ち込む2人を描写しててこみ上げてくるモノがありました!
声当てに関しては、もちろん上手な俳優さんも多いですが、やはり声優というプロがいるのだから、声優さんを使えば良いのに... と思いました。
面白かった。。。。。
最高でした。
僕あいを読んだ後見ました。全てのことがいろんな方向からつながっていく感覚が素晴らしかった。
原作の良さがそのまま映画になった感じです。
今日から小説を読み始めています。
僕あいで、このおばあちゃんは?で終わったなぞはわりかし早目に解決しましたが、そこからがなかなかまっすぐにつながるわけもなく、ほんとに楽しみながら見せてもらいました。3人の関係が素敵すぎてたまりません。
暦は少し勝手かも知れないけれだ。
とにかく素晴らしい作品でした。
また来週僕あい観に行きます。
面白かった。
全76件中、21~40件目を表示