「理屈と感情」わたし達はおとな Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
理屈と感情
同棲中の大学生カップルに巻き起こる父親不明の妊娠話。
彼女が体調悪いって言ってるのに何もしないで飯を作らせる酷い彼氏という始まり、妊娠が判明したら、今度は父親が判らないっていう彼女、ってどっちも大概だな(´・ω・`)
そこから様々なそれまでの出来事と現在の出来事を飛びまわってみせていくけれど、シーンが変わって暫く観ていないといつの話か判らず取っ付き難いこと。
そんな感じが中盤過ぎまで続き、ギスギスした感じやドロドロした感じは良いけどなんだかのめり込めない。
彼氏も彼女もしっかりと向き合おうとする感じがみえなかったり、大切なことを相手に話さなかったりと随分勝手で、まあそういう若者をみせようとする作品ではあるのだろうけれども、結末も成る可くして成ったという感じで、残ったモヤモヤ感も、この2人にしたら1番ハッピーに繋がる可能性が高いものだったのかなという印象。
映画として面白かったかといえば…う~ん…嫌いじゃないけれど、自分には大して響くものはなかった。
それにしても、親の金で良い部屋住んでますね…。
今晩は
今作は地元のTV局が製作している事と、藤原季節さんと木竜麻生さんのW主演と言う事で、車を一時間半吹っ飛ばしてじゃなくって安全運転で観に行きました。(上映館が少ない・・)
で、苛苛苛苛しながら鑑賞しました。だって、ねえ。
少し前の席に座っていたお兄ちゃんは、途中スマホで時間を観るし(普段だったら、頭を引っぱたく距離でしたが、我慢)。
けれども、藤原季節さんと木竜麻生さんのある意味不毛な会話劇が”オイラも学生時代はあんな感じだったよなあ・・”と思いながら観ていました。
結論:藤原季節さんと木竜麻生さんの確かなる演技ありき作品。
では、又。