「観た感想は、共感ではなく”実感”なのだ。」わたし達はおとな CinemaExpressさんの映画レビュー(感想・評価)
観た感想は、共感ではなく”実感”なのだ。
本編全体に、楽観的なキュンキュンストーリーで構成されているわけではない。
自分がこれまでに経験したような、もしくは知人から聞いているような物語だった。
いい意味で「よくある話」。
これは「共感」ではなく「実感」なのだ。
自分自身にも当てはまることだが、法的に成人になっても、精神的にオトナかと言われたら、そうとは言えない。なので、そういうメッセージを込めていると思われる、このタイトルは皮肉だなぁと感じた。
恋人や友達と、リアクションを取りながら楽しみたい作品である。
可能なら発声上映をしてほしい!!
そして、俳優陣の演技が素晴らしい!
ホテルについた女子4人組の森田想さんが、着いて早々に服を着たまま、湯船に飛び込むシーンとか最高だった。ありそうでなかった演出ではないか??
本当に自然体という感じの映画である。
藤原季節さんが演じる役は、ほんと、クズ人間。
初めはそんな人とは思わなかった。(←まるで友だちの彼氏のように言うww)
やはり、パートナーとしての責務を果たせない人間が避妊もせずに求めるなんて、ちゃんちゃらおかしいぜ。
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