ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価
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黒い象(ブラック・エレファント)
「黒い象(ブラック・エレファント)」という言葉を思い出しました。
誰もがその危機がいつか起こると分かっていながら対処をせずにいること…みたいな意味合いだったかと思います。
映画自体はバットエンドではあるけれどハッピーエンドとも言えるような感じでした(主人公たち)。
異星への移住を果たした人たちが、生物として衰退段階である老人期が多数だったことも皮肉が効いていておもしろかったです。
(ブルジョア連中は人類のことなんて考えてないんですよね)
彼らの持っている富や名声って資本主義社会の中でしか通用しないのに、異星(未開社会)でも当然通用するかのような(素っ裸のくせに)振る舞いをしていたものの、先住獣のエサとなってしまいます。ここもおもしろかった。
あと、学生の頃に読んだ「影の学問 窓の学問」という本を思い出しました。
シュールな映画かも?
今ある危機なんだな…
コメディーそれともシリアス?
アルマゲドンみたいに美談になればどれだけいいだろね。 流し見してし...
最高
笑えるけど笑い事じゃない
巨大な彗星が衝突するというSFあるあるな地球の危機を訴えるも、まともに取り合ってもらえないというブラックなコメディで笑えました。
大統領も実在の人物を大いに連想させますし、その支持者も現実を直視せず盛り上がる様など、コロナ禍でもマスクをしない運動などを思い出しました。
何でもネタ化しようとするテレビのワイドショーやSNSも、現実を反映しているなと。
地球の危機だというのにそれでいいのか?と笑えましたが、リアルにこんな状況になったら本当にこういう展開になりそうとも思わされ、笑い事じゃない気もします。
様々な問題に対するリーダーシップとか報道とか、既にリアルに起きていることのようでもありますが。
日本の現状も他人事ではないかと。
役者陣の演技も、コミカルながらリアルなディテールで楽しめました。
凄い手腕とアプローチ
おそらくと言うか確実にトランプ政権下を揶揄してるの
だけど、
それを追突して来る隕石に例えた手腕に脱帽。
温暖化とか言われても目に見えないからイマイチ分からない
部分を見える物、どんどん迫って来る物に例える
誰でも思いつきそうでやってなかった閃きに
単純に感動しました。
最初馬鹿な奴らだなぁと笑ってる見てたけど、
どんどん笑えなくなって来て最後はやっぱりとても怖い。
今から何かしないとまずいんじゃないのか?
と本気で思えるからスゴい。
ゴシップに大事なニュースは掻き消され、
環境問題は政治に利用され、
金持ちたちはさらに金儲けに走り、
陰謀論に踊らされ、SNSで噂が飛び交う、
俯瞰で見てたらこんなに自分たちは可笑しな世界に
生きてるのか!と思えました。
アリアナグランデが良い味出してました。
決してフィクションと笑えない
ネトフリで視聴
地球を破壊するに十分な直径9キロの
隕石を発見してしまった天文学者達が
その事実を社会に伝えるまでに起こる
困難を笑い飛ばすブラックコメディ
面白かったけど
今のコロナ禍の世界において
そんなに映画の中だけと笑ってられる
話とは思えず考えさせられる部分も
ありました
感染しているかしていないかも
ハッキリわからないが
人同士が集まることで確実に
広がっていることが明らかでも
マスクをしない
集まるのもやめない
死者が出ても経済を止められない
だから何もしないでアメリカは
とっくに世界大戦より多くの死者が
出てしまっている
にもかかわらずまた感染力だけは
半端ないオミクロン株が
広がり続けています
重症化はしなくともこんな
日和見感染を繰り返しているうちに
また危険な変異株に変わる可能性も
否定できないわけです
この状況と何ら変わりありません
結局政治や経済で抑えきれない
ほどの巨大な有事に対抗できるのは
誰かと言えば人間一人一人の意識と
協力なのでしょうね
コミカルに露呈する現代人の倫理観
ディテールの心地よさ
社会風刺コメディー
諦観の最終形
アダム・マッケイ節の進化形作品
スター俳優やアーティストを配した作りは見事である リアルではなく”リアリティ”を追求するにはこれ位のレベルが必要なのであろう
で、この悲観的叙述詩は、自分だけじゃなく、頭の悪い、でも資本主義の恩恵に預かった馬鹿共に抉るように刺さる内容である。劇中にあるように資本主義の勝者達は地球を脱出する。市井は祈りを捧げて地球と運命を共にする。さぁ、社会主義国はどうなのか? そこが描かれていなかったのが残念である。あの宇宙船に”プーさん”の名札があれば面白かったのだがw
冗談はこれ位にして、行着くとこまで行った資本主義と、グレタ嬢のヒステリーを冷笑するマジョリティ、極まった社会を冗談風にしかしリアルな描写として刺々しく描かれた今作品の”キモ”は”赦す”ということ
結局、人は”赦す”という高いハードルを越えることができるかが”叡智”なのである
私は今作品のように或る日唐突に彗星が落下するとしたら・・・神を本当に信じようw
Netflixオリジナル歴代1位だな
いやはや、すごい映画。
とこぞのホラーより怖いホラーかもしれない
基本はコメディ
しかし、これは本当にコメディだろうか。
彗星衝突はあきらかに地球環境汚染のメタファーだ。地球人類が住めなくなる、そう言われているのに無関心。政府は真剣に対策を考えないし、国民も真剣に捉えない。そう言うことに対する警鐘の意味もある。
この話に恐怖を感じたなら、我々の現実に対しても同じ感覚となるべきだろう。
映画としての蛇足感が多くて、もう少しコンパクトにまとめて欲しいけど、全体としては面白い作品。
ジャストルックアップ
大統領が食われるオチは最高だね。
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