ドント・ルック・アップのレビュー・感想・評価
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今までにない面白さ。
アメリカ映画のパニック物はよくあるけれど、これは全然違っていた。いつもなら地球の危機に対してアメリカという世界一の国が地球を救うみたいな話になる。けれど、今回はパニック物の顔をした、人間心理メインの話だった。
世界の終わりを聞いても信じようとしない、見て見ぬ振りの大衆、自分の選挙のことしか考えない大統領、なんでも軽く流すテレビキャスター、などなど。
この、現実から目を背けて、軽くて安易な情報に流されてしまう、私も含めて現代人てそうなることありそうだなぁと思わさせれて怖くなった。デカプリオが魂から叫ぶその言葉に、現実に見えてくる彗星に、人々は目覚めるけれどもう遅いんだなぁ。最後の最後までオチをつけてくれて結構笑えた。
そして、ティモシー シャラメという役者がとてもイケメンで、他の作品探そうと思った。
嫌いじゃないけど
彗星による世界滅亡を危惧する学者さんたちと、それを真に受けない政府、金儲けに走るCEO。。辺りまではいいけど(いいのか)、他の国は何してたのとか終わりまでモヤっとする。危機感のなさも風刺なのかなとは思いつつ、、そして最後に出てくるのもあの人のアレなのか。。
てっきり猿の惑星につなげるのかと思った。
空を見ろ!
コメディ作品の作り手として定評のあるアダム・マッケイだが、個人的には2016年公開の「マネー・ショート」がベスト作品。 さて、今作も相変わらずのマッケイ節。 一応SFなんだろうけど、まあジャンル的なものはさておき「マネー・ショート」でも見せた、世相を反映した社会問題を、まったく悲壮感を感じさせずに描くセンス。これってやっぱり才能だと思う。 とにかく政府側の人間たちは度を越してひどすぎる(笑) もちろんメリル・ストリープもマーク・ライランスも役として演じているんだか、ジョナ・ヒルはなぜか役ではなくジョナ・ヒルにしか見えなかった(笑)
4
怖い現実から目を背けて、気づいた時にはもう遅い。。 巨大隕石が迫るディザスター映画だけど、アルマゲドン等とは違う 社会風刺を全開に効かせたブラックコメディ! 今の状況を自分ごととして考えてしまう、 ぜひ観て欲しいNetflix映画。 日頃どれだけ現実を見ていないかを身に染みて感じた。 政治やメディア等問題は様々あると思いますが、 一人ひとりが自分で考えず、誰かのせいにして 現実を見ようとしなかったことが結末の要因だと、 自分に置き換えて考えてしまった‥ ディカプリオやジェニファーローレンス等豪華キャスト! 気になっているティモシー・シャラメも出ています。
自虐に見せながら どこかしら…
なんだかんだビバアメリカでしょ!なテイストがそこかしこに感じられて嫌でした、超豪華キャストに魅かれて観賞しましたが 後味悪かったですね、ブラックコメディ気取るなら爽快感とか疾走感がほしいです。 個人的にメリル・ストリープは大昔からただの気持ち悪い人にしか感じられず 相性悪いですね、「プラダを着た悪魔」のときだけはよかったと思えたので 今回も或いは・と賭けてみたんですが大幅に期待外れでした、彼女のファンの方には申し訳ありません。。 まあでも 世界的に評価されてる人で 気持ち悪いと思ってるのは自分ぐらいなもんなので大したことないですよね。。
なんて愛すべきアホな人類
唖然だった。 なんて馬鹿らしくて、アホな話だろう。けど、これが現実で、実際この状況に遭遇したら、何もせずに傍観してしまうのかもしれないと思った。 それにしても素晴らしく豪華な俳優陣だけでも観る価値はある。
人類のエゴ映し出した作品。
地球の危機、現代における環境破壊、コロナによるパンデミック、目を向けなければいけない現実を皮肉って見るなというブラックユーモアたっぷりな作品。 人類がそれに気付く時は地球が終わった日だろう。
「今さら?」、、、ではなかった。
豪華キャストすぎ。笑 とんでもない金がかかってるぜ、 出演者のギャランティーだけで。笑 Netflixが配給権を買ったことにより そこらへんが潤沢になったんだとか。 2022年を迎えようって時に、 彗星墜落、地球滅亡系映画!? こんな豪華キャストを使ってまで? ちょっと今さら感ないかい? 時代錯誤じゃないかい? って思ったけれども、 いやはや、やはりそんなわけなかったね。 安心した。 なぜ今こんなテーマにするのかってのを 「ブラックコメディ」というジャンルで 風刺的に描かれてた。 メディアってこんな感じだよね 政治家ってこんな感じだよね 芸能人・インフルエンサーってこんな感じだよね 世間ってこんな感じだよね 今、現代で、地球滅亡するってなったら こうな感じの反応でしょうね、アメリカの世間。 ってのを、見せてくれてました〜。 キャストたちもそのへんを踏まえ 憎らしめのキャラに設定されてること多め。 面白かった。
究極のブラックユーモア
あまり前情報なしで観たのが、よかった! 究極の風刺。 ブラックユーモア満載のストーリー。 しかも、豪華なキャスト。 ティモシー・シャラメが出てきたときには、もう、テンションMAX。 しかも、最後のオチが笑える。 やるなぁ~ で、やっぱり最後は祈るのか(笑) 日本人、手つないで念仏唱えるかなあ。
精一杯の悪ふざけ
何故かシリアス分野に転向してしまったアダム・マッケイ、牙を抜かれてメジャー映画にしては精一杯ふざけたのでしょうか。でもこれじゃないよ彼の魅力は。こんなのデッドプールに任せておけばいい。俳優たちは豪華で安心してみてられたけど、風刺具合もいかにもメジャー映画基準で消化不良だわー。ストーリーもずば抜けて奇抜ではないし、何で2時間以上飽きずに見られたかと考えたらやっぱり俳優かな。ジェニファー・ローレンスってちょっとエキセントリックな女の子演じるとバツグンです。
黒い象(ブラック・エレファント)
「黒い象(ブラック・エレファント)」という言葉を思い出しました。
誰もがその危機がいつか起こると分かっていながら対処をせずにいること…みたいな意味合いだったかと思います。
映画自体はバットエンドではあるけれどハッピーエンドとも言えるような感じでした(主人公たち)。
異星への移住を果たした人たちが、生物として衰退段階である老人期が多数だったことも皮肉が効いていておもしろかったです。
(ブルジョア連中は人類のことなんて考えてないんですよね)
彼らの持っている富や名声って資本主義社会の中でしか通用しないのに、異星(未開社会)でも当然通用するかのような(素っ裸のくせに)振る舞いをしていたものの、先住獣のエサとなってしまいます。ここもおもしろかった。
あと、学生の頃に読んだ「影の学問 窓の学問」という本を思い出しました。
シュールな映画かも?
社会風刺が入っているのかなと思ったら、なるほど。 けれど豪華キャストが一般人の役を演じるのが いつまでも慣れなかった。 前半ちょっともたついた気がしたが ティモシーシャラメがカッコよく! レオナルドもカッコよい! ジェニファーローレンスもさすがの演技 地球滅亡の日 誰と一緒にいるのか どう過ごすのか 考えてしまった 不安恐怖も確かに感じるだろう でもどうすることも出来ないなら 家族とともに 今あるものの感謝をして生きたい そう思った
今ある危機なんだな…
コメディなんだけど、ブラックすぎて恐ろしすぎる。 この作品をコメディとして笑いながら観られる自分は、博士が出てたあの番組の視聴者と変わらないのである。空を見上げず、今そこにある危機から目を逸らし、冗談で誤魔化す。コロナウイルスという世界的な厄災に対して我々がとっている行動を考えた際にいかがなものだろうか。 とか言いながら、やっぱり作品として面白すぎる。 役者陣も豪華すぎて、正月映画感ありまくり。 ハッピーにアンハッピーな映画体験ができて幸せです。
コメディーそれともシリアス?
巨大彗星の地球衝突に伴う政府・企業の欲に 振り回される教授と学生の奮闘を描いた映画。 コメディーのジャンル分けだが、 最近の地震やコロナの事が頭をよぎり、 意外にシリアスな印象だった。 ジェニファー・ローレンスが出演してるので、最後は「パッセンジャー」を意識したのか?
アルマゲドンみたいに美談になればどれだけいいだろね。 流し見してし...
アルマゲドンみたいに美談になればどれだけいいだろね。 流し見してしまったがちゃんと見るべきだった。 隕石が落ちて地球滅亡の危機が発覚するが、政治や欲望、世間体、陰謀論、なんのかんのでぜんぶ台無しになる話。めちゃくちゃ怖い。何が怖いって本当にありそうで怖い。大統領選やコロナで、人々がいかに愚かで盲目的だかわかってしまった今、登場人物達のバカさ加減をありえない、と流すことはできない。
最高
ディカプリオは素晴らしい俳優だが、真骨頂はコメディのウルフ・オブ・ウォールストリートだと勝手に思っている。今回の映画は、芯は真面目でナーバスなのに簡単に金や色に流されてしまう男の心情を最高に演じ切っている。しかも脇を固めるのがメリル・ストリープ、ケイト・ブランシェット、シャラメ、アリアナ・グランデも素晴らしいので楽しいディザスタームービーである。ストーリーも現代社会に警鐘を発するような内容。 こんな俳優を集めるってネトフリは幾らお金があるの? 都内では劇場で公開しているらしいが、札幌でも劇場公開してほしいな。
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