麻希のいる世界のレビュー・感想・評価
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☆☆☆★★ 少しだけの感想。 色々と書き込むにあたって、間違いがあ...
☆☆☆★★
少しだけの感想。
色々と書き込むにあたって、間違いがあると困るので、取り敢えず公式サイトを確認しに覗いてみたところ。監督のコメントとインタビュー記事があったので読んでみた。
…これはもうこの2つの記事で、全てこちらの思っていた事だったり、ほんの少しばかりの疑問点等は事足りてしまっている感じがしましたね。
スクリーンを見つめながら。W主演の2人が、多少は強引にも見える感情面でのぶつかり合い等が、この2人を当て書きして描いていたのが確かに分かりました。
W主演の2人は素晴らしかったですね。監督のコメントを読んで、確かに『さよならくちびる』の時に印象的な場面だったのを思い出しましたが。撮影当時にその様なエピソードがあったのですね。
本編中には描かれてはいない事件が過去にはあって。その事が全ての登場人物達の心の奥底に深い傷となって蓄積している…ってゆう内容でした。
それと同時に、この年代の女の子が持ち得ている、ある種の百合っぽさも背景には漂っていて。観ていても辛い瞬間が何度もありました。
ちょっとした強引過ぎるストーリー展開には、疑問点があったのは否めないのですが。それも全てこの2人の良さを引き出そう…との、想いの強さゆえと考えられるのなら分からない訳ではないですね。
海辺の小屋を使った場面では、「北野映画か?」と思わせる演出等、印象深いところもあり。今後もこの2人でのW主演の作品がもしも企画されるのであれば、次回は是非とも明るく笑顔溢れる作品も観てみたいと思います。
2022年2月1日 新宿武蔵野館/スクリーン1
40年前の女子高生。的な。
「さよならくちびる」の塩田明彦監督とは思えないほど酷い。脚本、と言うか話の流れも展開も交わされる会話も、主人公の考え方も行動も何もかもが、合わないですもん。
登場人物全員が自分勝手。しかもヘビー級の自己中で自分の世界を曲げられない、すなわち成長も変化もありません。ただ、関係が変化するのみ。エピソードが重苦しいです。力み過ぎです。力一杯のフルスイング。致命的なのが、魅力の無いキャラクターのオンパレード。ちょっと勘弁して欲しい。ダメ押しが救いの無いラスト。イヤイヤ、生きた証がコレですか?なんで、こんな報われない事に必死になります?しかも、それ、自分自身で何かを成し遂げるだとか、自分自身の手でゼロから何かを作り出すとか、そう言う創造性はゼロ。麻希が好きになった理由も合理的な説明無し。70年代のフリーセックス的行動に至っては「今時、そんな女子いねーよ」。貞操観念の変化を勘違いしてませんか?
画も魅力無いし、女優さんも全くもってアレだし。
これはムーラボを当て込んだ作品だったんでしょうか。あの曲だけは良かったです。
ここ数年の、JK青春もののクオリティの高さを思うと、もうどうしようも無いくらいに酷かった。と、自分に真正直に感想を述べてみた。
塩田明彦監督の次回作に期待します。
伏線回収なし?
持病を抱えてる高校2年生の由希は、海岸をぶらぶらしてた時に小屋から出てきた麻希と出会った。麻希は男性関係が原因で周囲から嫌われていたが、彼女の振る舞いが気に入った由希は麻希につきまとう様になり一緒に行動するようになった。麻希の美しい歌声を聞いた由希は、世の中を見返そうと麻希とバンドを結成しようとしたら軽音楽部と演奏対決の時ドタキャンされた。一方、由希の事が好きな軽音部の祐介は彼女から麻希を引き離そうとするが、結局は彼女たちに協力することになった。
麻希の父が刑務所から戻ってきて、麻希は事故で記憶喪失になり・・・てな話。
麻希役の日高麻鈴は魅力的だったけど、由希役の新谷ゆづみは可愛くもなくどこにでも居そうな普通の子で、なんでこんな子を主役にしたんだろうと不思議だった。
ストーリーも唐突に終わり、途中まで良かったのに、何?、って感じだった。
音楽も、彼女との関係も、麻希の父親の事も、由希の病気も、何もわからないまま終わった。
これなんだったんだろう?
【”生きている証””この若き女優さん達、誰!”と驚いた、日髙麻鈴、新谷ゆづみさん演じる凛として生きる女子高生の姿に魅入られた作品。】
ー 塩田明彦監督は、過去作で宮崎あおい、谷村美月をスクリーンで開花させたように、日髙麻鈴、新谷ゆづみの演者としての才能を見せつけてくれた。-
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・物語は決して明るくない。重い病を抱える由希(新谷ゆづみ)が、自由奔放だが少し悪い噂がある麻希(日髙麻鈴)に近づき、二人は徐々に親交を温めていく。
- 身体のせいか、覇気のない由希。彼女を想う軽音部の祐介(窪塚愛流)とは、お互いの両親(井浦新が、祐介の父と由希の主治医という重要なポジションで、作品を締めている。)の不倫もあり、距離を置く時の頑なな姿勢。一方、麻希に対しては、積極的にアプローチしていく。自分にない何かを感じたのだろう。-
・麻希の家は、性犯罪に関与しており、彼女自身も男の出入りが激しい。
- この辺りの描き方は非常に粗い。尺のせいであろうが・・。-
・麻希は、由希だけに心を開き、軽音部と競いあうことになるが・・。
- この時の、麻希を演じる日髙麻鈴のエレキギターをかき鳴らしながら歌う姿に痺れる。曲は「さよならくちびる」にも楽曲を提供した向井秀徳。非常に格好良い劇中歌が2曲歌われる。ちなみに、日髙麻鈴、新谷ゆづみは「さよならくちびる」のフライヤーを見たら、クレジットされているが申し訳ないが、全く記憶にない・・。-
<由希が見ず知らずの男達に身体を任せてしまうシーンや、祐介が麻希に行った行為と、それにより麻希の日常が大きく変容してしまう流れは粗い。
が、それを吹き飛ばす日髙麻鈴、新谷ゆづみの演者としての魅力(個人的には、エレキギターをかき鳴らしながら歌う日髙麻鈴の意志の強い”眼”にヤラレタ作品である。>
<2022年5月8日 刈谷日劇にて鑑賞>
麻希に近づきたくて背伸びする由希の危なっかしさが切ない
さよならくちびる で出てた
たしかハルレオの追っかけやってた二人だよね
そのときの二人の関係とはまったくリンクしていないけど
ストーリーは
まわりからあまりいい目で見られていない
不良少年に憧れる健気な少女の恋愛物語・・・
みたいなよくある構図
それが 女の子が女の子に憧れてその子に片思いの男子 という
やっぱり一方通行の想いが切ない青春映画
三角関係の構図はさよならくちびると同じですね
麻希に近づきたくて背伸びする由希の危なっかしさが切ない
でもなんで由希は麻希に惚れたのか
麻希の魅力が表現しきれてないような・・
ただのいわゆる不良少年(少女)の域から脱してないような
気がします。ただ突っ張っているだけでその陰に見せる
麻希の素顔をもっと観たかった
あれではもったいない気がします
本筋とは関係ない余計なシーンが多いです。
話があちこちに飛びまくるし
ある意味詰め込みすぎな展開
あとであれはどういう意味だったんだろうって
考えるシーンが所々にありました
3人があんな結末を迎えるのは
青春映画としては残酷すぎ 韓国ドラマみたい
できれば希望を持たせる
さわやかな展開になってほしかった
作品としたら嫌いではないですが
ツッコミどころ満載の映画でした
評価のベクトル(方向性)すら向けずらい映画…。
今年83本目(合計356本目/今月(2022年3月度)25本目)。
他の方も書かれていますが、どう評価するかで5.0と1.0が極端に入り混じりそうな状況です。
序盤こそ、2人の女子高生のお話(音楽のお話など)が出るので、いわゆるシスターフッド系の映画なのかな(かつ、アクションものでもない。2021年の「プリテンダーズ」などが該当)…と思いきや、まーるで関係のない男子高校生が出てきたかな…と思ったら、お話が極端にあっちこっち飛びまくる…というまるでバラバラな状況。
おそらく、トークショーやパンフレットなどあれば(こちら(シネマート)にはなかったです)わかったのかもしれませんが、何を述べたいのか…という「述べたかったであろう思想」が見えづらいです。強いて言えば、「限られた命(持病を持っている。このことは予告にも書いてあるのでネタバレ扱いしません)の中で、最大限何ができるか、そして相手は何ができるか」といった重いテーマを扱ったのだろう…とは思うのですが…。おそらくそれが正解筋ではないかと思う一方、大人の営み(一般指定なので、直接的な描写はなし)が出たりと、何がどうなっているのかわからない謎展開が後半で、ここでパニックになる人が続出しそうです。
典型的な「割引などきかなくても、デザイナーの方とトーク(まぁ、このご時世ですが…)できるようなときに見に行くべき映画」なのでは…と思います。個人だと6割かあって7割くらいの推測しかできないです。
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(減点0.2) 主人公(実質、2人のどちらを主人公と取るかは難しいですが)が自転車屋?でバイトをして、さらにボウリング場でもバイトしているという趣旨のシーン。
民法上はお互いに2週間前解除で、さらに民法の特別法と言える労働基準法などでは「使用者から言う場合は原則1か月前に言え」と強化されていて、一般的な会社のルール(社則)ではこれにならって「1か月前に」ということが多いです。が、民法の2週間を持ち出されると相手はなかなか抵抗はしづらいです(基本法なので)。
ただ、なぜかしら「2週間もたっていないのに」なぜかボウリングにいって履歴書を出してうんぬんという話は、反対解釈すれば、バイトは当事者で話し合って即日退職の扱いにしたのだろうとは思いますが、それは書かないとわからないです。
(※) バイトだといっても、労働基準法は適用されます。それを話し合って「労働者側に有利になるように変えることまでは」禁止されていない、というだけの話です。また、アルバイトだからといって好き勝手やってよいということは「労働者側も」「使用者側」も意味しません(労働基準法が働く以上、その適用を受ける)。
(減点0.2) そのあと、自転車を2人でのっていて、「あのーすみません~」の後のところ。
まぁ、いわゆる補導の範囲ともとることは可能ですが、あの映画のように弁護士も誰も来ず(来させず)(現在では当番弁護士制度というのがあります)、むりやり拇印だけさせて帰らせるというのは「現在の人権感覚として」怪しいです(かつ、この映画、なぜかしら地名がまるで出てこず地名の特定がしづらいですが、富士山がどうだのというバス停が出るあたりを見ると、静岡県?)。そこまではとは思いますが、都道府県の警察も「ちょっとまってくださいよ」レベルでしょうねぇ。
(減点0.2) この自転車の話は、最後の最後で「お話の収束のとき」にもまた登場します。しかしここでも自転車は正しくない使われ方がされています。
勝手に他人の自転車を持っていくのもアウトですが、その持っていかれた自転車が自分のだ、と思って勝手に取り戻したりすると、別の問題がおきます(占有回収の訴え/占有訴権)。とにかく、自転車という乗物は日本では非常にメジャーな乗物であり、これに関する法律は色々ありますが、民法もかかわってきます。
要は「自力救済しちゃダメ」っていうことで(社会が混乱します)、なぜこういう部分をちゃんと書かないんだろう…とは思えます(直接的な描写はないが、ないために、「盗人の持っていったものなら盗み返してもいいだろう」と思う人がいますが、それは違います)。
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生きてるってなんだろ
歌声に才能があるね、でバンド組み始めたり序盤はこれベタな青春映画じゃねと思って「やべ~」と焦っていたが、そんなことはなくて一安心した。
主人公・由希の周りにいる人間が尽くみんな自分のことしか考えてなくてやばい。由希は由希で麻希のことしか考えてない。麻希は由希を結構平気で裏切る。
対バンのくだりだけど、ベタな青春映画だったら喧嘩別れしたバンドメンバーが駆けつけてきて最後に麻希がドーンと登場してジャーンと演奏してメデタシメデタシだけど、この映画ではそんなことはない。フツーに誰も来なくて由希は公開処刑される。約束をブッチした麻希は悪びれない。だけどそんな麻希にも由希は愛想を尽かさないどころか、さらに麻希のために何かしてやろうとする。
由希が麻希に惚れた理由はわからない。ヤリ部屋から出てきたところを見かけて、一度も話してないのに次の日には放課後ストーキングし、同じバイト先になろうとする。
最終的にぶっ倒れて声を失ってもまだ麻希のことを想っている。ここまでくると狂気だ。
でもそれが生きるってことなんだと思う。狂ったように、脇目も振らずに突っ走れば、生きてることが実感できるだろう。翻って、私はそんな生き方をしていない。多分、多くの観客も。
この映画は観客にそういうことを突きつけてるのだと思う。
麻希の魅力とは
麻希と、麻希に陶酔していく由希が周囲に様々な影響を与えていく様子が、主人公・由希を中心に描かれていきます。
かなり曖昧な表現が多様なされていたり、全てを見せない・語らない演出により、個人的に理解や共感が難しかったのが正直な感想。由希が何を求めているのかや、肝心の麻希の魅力もピンと来ず。
ただ、理屈抜きに由希にとって麻希は運命の人であり、それが沢山の喪失の引き金だったとしても、どうしても求めてしまう対象だったんだろうと。
青春映画と呼ぶにはなかなか残酷なお話でした。
この結末は幸せか、それとも不幸せが
自分の中では現段階で今年公開された邦画のベスト3に入りますが、これもかなり人によって評価がわかれる作品だと思います。
なんせ誰向けかというのが一括りに言えない。百合マンガを友達から借りたらおいこれ中身BECKなんだけど、みたいな感じです。いや、大体そんな展開なんですけど。
なお、この映画のメインキャストは3人いて、
①由希:主人公。多分同性の友達である麻希に惚れてる。ただ惚れてるのが麻希自身か麻希の歌(めっちゃうめえ)かはよくわからん。
②麻希:由希の友達。歌がうまくてギターが弾ける。男癖超悪い。家庭環境が複雑。
③祐介:高身長なイケメンで曲のアレンジとかも出来るハイスペッククソ野郎。由希に惚れてるが、親父も由希の母親に惚れてる。この時点で絶望まったなし。
ただ、それぞれがなんであいつに惚れたのかという描写が一切排されてるので、その辺が観る人によっては消化不良を引き起こすことになるやも、です。
なお、なぜこの作品の評価が高いかと言うと、あんまり見ないタイプだなと思ったまでで。
女子2、野郎1の三角関係なら『ひらいて』という作品もありましたが、あれよりずっと難解です。なんせ解説という解説が一切排されているこの作品。なんでこの登場人物がこの発言をしたか、自分で考えてみようね感あります。
行間を読む作品ですね。
ええ、大好きなんで。こういった作品。
なお、個人的にこの3人の中で誰が一番病んでるかと言われたら、ぶっちぎりで祐介って答えます。
やってしまったことではなく、きっとそうすれば由希に振り返ってもらえる→振り返らせるという心境ですね。
絶対あいつストーカーになりますわ。
向井秀徳提供の劇中歌も非常に良かった。
これはひどい
塩田監督の演出はとことん肌に合わない。
話をぶつ切りにして場面を展開させるやり方は、ヌーヴェルヴァーグにおけるゴダールとかリヴェットとかがよく取り入れていたけど、きちんとストーリーを成立させなきゃいけない映画においてこれをやった所で観客には何をしたいのかが伝わらない。
ただ単に脚本が破綻しているとしか思われないだろう…
チャレンジ精神は買うが、作品と撮影スタイルが全く合っていない時代遅れ。
前作も酷かったがそれを遥かに上回る酷さ。
これにお金払うのはもったいない。
ガッカリが半端ない・・・
監督の過去作品「さよならくちびる」大好きなんですよね。ですからすごく期待したんですよね。それなのに・・・。同じ監督の作品と思えなかったです。あ、脚本家が違うのか?なんて思いましたが「さよなら〜」も監督・脚本塩田さんでした・・・あぁ、逃げ場のないがっかり。
由希の状況はわかる。麻希の状況もわかる。しかしな、なぜ由希が麻希に病的なまでに固執するのか?自らを顧みずにすがるのか?そこが、さーーーーーーーーーっぱりわからんのです。なぜそこに見出すの?ってのが。生きがいを感じる理由が。
そんなに惹かれる歌声か?才能か?生き様か?由希も結構自由に生きてんじゃん。傲慢に生きてんじゃん。親に不満なの?病気に絶望してるの?友達いないの? 何でさ?それはどうしてそー何たのさ?あまりにも軽く描きすぎじゃないかな?だから、行動がエキセントリックにしか見えない。何かに向けた情熱なのか?今から逃れたい一心なのか?心情が見えない。
さらに麻希のパーソナリティもステレオタイプすぎないかな?親がそれだとこうなるの?で、事故があった時に親来てるし。てかさ、崩壊してるよ。後々明らかになる男女関係とか・・・いや、それがあるなら軽音楽部に来るか?再び。由希を何度も何度も裏切るのはなぜ?わからん。その行動の背景を語ってくれ。
さらに周辺の大人連中がクズだらけ。ストーリーを作るためだけにクズ設定にしたとしか思えない。あまりに酷い。井浦さん扮するお医者さん、もうおかしいでしょ?
クズとエキセントリックな方々しか出てこないから、そういう面で何かのテーマを描いた方が良かったんじゃない?ってくらいに崩壊していると思います。麻希の電気の顛末・・・失笑・・・無理矢理すぎるでしょ。ラストシーンも、「はぁ〜」です。カッコつけただけじゃん。全体的に子供が大人っぽい作品を作ろうと足掻いてみたけど・・・脚本こねくり回して、伏線作りまくって・・・・だけど、収拾がつかなくなったって放り投げて「ま、もういいや!これで」って感じの一本です。
演者さんもずっと叫んでばっかりだったし・・・うるさいよ。こんな演技をよくOKしたよな。最後まで女子2名の関係性がわからなかった作品でした。今年のワースト級。邦画、既にワーストが3本目。早いなぁ。
そりゃ飽きない話にはなる
主人公の麻希がぶっ飛んだ性格なんだよね。たいていの話は、そのぶっ飛んだ存在によって、周りの普通の人たちに何か変化が生じるってなるんだけど、この作品は主要人物全員がぶっ飛んでるの。
なので話は予想がつかない方向に転がっていって観てて飽きないけど、それがどうしたと言われると、どうもしない気がしたな。
3人の関係?
歌声期待したけど、なに!
ストーリーがぐじゃぐじゃ。
由希の声はなぜでなくなった?
麻季の名前がなぜ変わった?
ラストは、愕然としました。
主演2人がかわいそう。
監督、「さよならくちびる」は、とってもよかったですけど、これはヒドイ脚本です。
期待が大きかったので裏切られた気持ちになってしまった
これは、ごめん、ちょっと怒っている。関係者やファンが読むと気分を害すると思うので、読まないでください。
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オーラのある女の子がいて、綺麗というよりかわいい感じの女の子がその子を好きで、間でイケメンがうろちょろする三角関係って『さよならくちびる』もそうだったよね。そんなに描きたいもののわりには、えらい中途半端で雑な脚本でびっくりする。どうした。
好きな女子に向かって「おい!」と何回も怒鳴り散らす男子。アンプを使った殺人マシン。息子と同じ高校の女子と一回寝とく医者。ボウリング場に来た筋の悪そうな男三人と車に乗る女子高生。なんでやねんとしか。
それだけいろいろと事件が起きるわりに、三人の気持ちは最初に提示したシチュエーションから一歩も動かないし、それゆえ交わらず化学反応も起きないので面白くない。女の子を好きな女の子を二作続けて描いたのに二作続けて恋がズタズタになるエンドっていうのも悪意を感じる。
タイトルは好き。恋に落ちたときの世界の見え方ってそんな感じだと思う。主演の新谷ゆづみさんの演技も生硬な感じはするけどそこも含めていいと思った。
この監督の映画は今後、どんなに予告や宣伝ビジュアルが魅力的でも、劇場では観ないことにする。そうすれば、こんなふうにせっかく生まれてきた映画を腐すこともしなくて済む。読んでしまった人、ごめんね。
これは、青春を感じさせないといけなかったんじゃないかな。
女優さんのキャラからすると、もう少しさわやかに、青春を感じさせないといけなかったんじゃないかな。
話がとっ散らかって、最後は犯罪になりましたか?
かなり、疑問なストーリー展開ですね。
不純異性交遊はいりませんし、記憶喪失に、失語症ですか?韓国ドラマじゃないですからね。
バンドのボーカルも良かったし、そのあたりをもっと描いていけば、女優さんのキャラも引き立ったんじゃないでしょうかね。
もっと、きれいに撮ってあげないとね。そんなキャラじゃないでしょう。
またまた、脚本をこねくり回して、収拾不能になりましたかね。
ラストシーンは、倒れて、ごまかして、終わり!
もったいないなぁ…。
自転車泥棒
重い持病を抱えるハブられJK由希が、家庭に問題を抱え自身を大切にしないやさぐれ同級生麻希の歌声に惹かれ彼女に光が当たって欲しいと奔走する話。
海辺の小屋から男と出て来た麻希が気になり校庭で弁当を食べる彼女やバイト先を追いかけたりして行動を共にする様になって行く中で、鼻歌に心惹かれて巻き起こるストーリー。
本人以上に熱い想いを爆発させて空回りしたり一緒に演奏したり、そして音をつくろうとするところまでは良かったけれど…まあ、3人組とのお出かけは???だったけど。
ただ、シールドボンッ!の件以降は、麻希にしても由希にしても父子にしても、ちょっと何言ってるか判りません状態。捻り過ぎちゃいました?
そんな状況を抱えたまま、ラストは中途半端にばっさりで、余韻に浸るどころか置いてきぼりにされてしまった。
ありがちながらも途中までは悪くなかったんだけどねぇ…。
取りあえず、大人はみんなクソばかり。
ときには欲動のままに
誰もが好きになる音楽じゃあない。
誰もが繰り返し観たいとは思わないかもしれない。
それでも、世間の無理解と冷たさと不条理と、欲動に付き動かされる人間の本性のような物に、微かな救いが見えるかも
しれない。
ままならない人生に絶望する前に、こんな生き方もあるかもしれないと考えさせられる映画でした。
最後まで予断を持たずに見られるなら、作者の意図が感じられるでしょう。
由希は麻希になんであそこまて惹かれたんだろ
主演二人のファンとしては五点満点としたいけど・・
新谷さん:レギュラー番組での練習の成果か、舞台挨拶の受け答えのスムーズさが良かったです
日高さん:アイドル時代にはないロックな曲をもっと聞きたかったです
舞台挨拶で二人が監督を困らせていたことや窪塚さんの天然ぶりなど、塩田監督は苦労したんだなーと思える楽しいエピソードが聞けて良かったです。
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