アイス・ロードのレビュー・感想・評価
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リーアム・ニーソン映画というジャンル
リーアム・ニーソンの「96時間」から始まった(と個人的には思っている)「オジサンアクション映画」。本家のリーアムおじさんの最新作。さすがに年齢的な問題があるのか、派手なアクションは控えめ。最近のリーアムおじさんは素早い動きをしない映画ばかりだ。でもそんな状態の主人公でもそれなりのアクション映画って作れるんだな。
あれだけの重量のものを載せてアイスロードを走ることがいかに大変なことなのかって宣伝されていた記憶があるので、意外とそうでもなかったのが少し残念だった。もちろんトラブルはあるんだけど、吹雪くから氷はすぐに復活しちゃうし。それに兄貴(リーアム)が意外とドジなのが笑える。笑えないレベルのドジなんだけど。それで弟が命を落としそうになるし、すぐキレちゃうし。弟よりも兄貴の方がトラブルメーカーじゃねーか。
他にもツッコミどころの多い映画なのだが、悪いこと考えている奴らとの対決とか、仲間との信頼関係とか、兄弟愛とか、見どころはちゃんとしていた。
それにしてもかなりコンスタントに映画の主演をしているリーアム・ニーソン。一時期のニコラス・ケイジの出演ペースを想起してしまう。もはや「オジサンアクション映画」のジャンルを飛び越え、「リーアム・ニーソン映画」とジャンル付けしてもいいのではないか。本編始まる前に、次の主演作の予告編が流れているのを見て、もう次があるのか!と驚きながらそんなことを思った。
スリル満点
兄弟愛が素晴らしい。オススメします
リーアム・ニーソンのこの手の作品はハズレがないだろうと思って見てきました。
予想以上に面白かったです。意外だったのは訓練を受けた元暗殺者とかCIA職員とかのよくある設定はなく、
イラク戦争で後遺症のため失語症の弟の面倒を見る心優しいトラック運転手の兄を演じていて二人の兄弟愛が良く描かれていました。
30時間以内に鉱山事故現場に重量のかなりある救出装置を厚さ80センチの氷の道「アイス・ロード」を通って届ける内容ですが、救出活動を邪魔する悪役の登場で次から次にトラブルが続き最後には・・・。
多少気になる箇所はありますが巨大トラックの雄姿とトラブルを兄弟が協力して解決する姿が胸を打ちました。
恐怖の報酬という名作がありますが、その兄弟版というところでしょうか。
「マトリックス」シリーズのローレンス・フィッシュバーンがリーダー役で元気な姿を見せてくれます。
失語症の弟役が上手で心温まりました。誰にでもお勧めできる安定のリーアム・ニーソン主役映画でした。
飽きた
いろいろめちゃくちゃだし、もう飽き飽きしたパターン。
北国版『恐怖の報酬』のスタイルはとりつつ、リーアム・ニーソンがいるので当然事件には裏があり、陰謀渦巻き命を狙われる展開。
後半は時間の概念があってなきがごとし。
あと何時間、何分と口では言うが、やってることは数時間かかるような内容。
雪ですれ違いが無理な一本道で、別のトラックをトレーラー連結を入れ替えるなど「どうやってやんの?」というむちゃくちゃさなど、ツッコミどころ多数。
次々とピンチが襲ってきて観客に考える暇を与えない工夫だけは頑張っているなぁと、生暖かく見守るモード。
時間とお金に余裕があって、ニーソンのこういうパターンが好きな方にはいいですが、正直私はもう勘弁。
『アルマゲドン』の脚本家ヘンズリーが監督と後で知り、科学と理屈は全くなく、感情で全て片付ける世界でありました。
この人が監督と知っていたら、観に行かなかった。
すごく楽しめた
はらはらドキドキの連続!でも本当に怖いのは・・・・
「塩沼亮潤とひろこさん」
監督の手腕は大したもの
文句なしに面白かった。ボディダブルのスタントマンもいたとは思うが、御歳69歳のリーアム・ニーソンが体を張ってリアルなアクションに挑んでいるシーンに胸が弾む。
ストーリーは意外に入り組んでいて、単に危険を冒して荷物を運ぶだけの映画ではないことはすぐに解る。シーンは極限までカットされていて、テンポよく物語が進んでいく。そんな中で主人公マイクをはじめとする登場人物が上手に紹介されている。脚本も担当したジョナサン・ヘンズリー監督の手腕は大したものだと思う。
特にマイクの弟ガーディの人物造形は見事で、愛されるために生きているような無辜の人間だ。ガーディが愛されないのは世の中のほうがおかしいからだ。マイクの怒りは根深い。
それともうひとり、先住民の血を受け継ぐタントゥという女性ドライバー。勇敢で負けず嫌いで正直者である。この人が迫害され差別されるとしたら、やはり世の中のほうがおかしい。タントゥがいつも怒っているのはそのせいだ。メイフラワー号以来の400年にわたる怒りと言ってもいい。
ところで、タントゥ(Tantoo)という名前でどうしても思い出してしまったのが、ターントゥ(Turn-To)という種牡馬である。日本の三冠馬ディープインパクトの父サンデーサイレンスはターントゥ系のサラブレッドだ。競馬に詳しい人ならすぐに解るが、そうでない人には何を言っているのかわからない話である。どうもすみません。
牽引の免許取得はかなり難しいが、ユンボなどの重機を操るオペレーターは、現場に重機を運ぶのに必要だから取得している。一度話を聞いたことがあるが、日当は6~7万円だそうだ。結構な高額である。ユンボの免許も含めて特殊な技術であり、危険も伴うから、金額としては妥当だと思った。
本作品に登場する牽引車は、アメリカならではのデカさである。貨物車(トレーラー)も巨大だから、生身の人間の力ではどうにもならない。動かすには強力なエンジンの力が必要だ。そこに本作品の面白さがあると思う。
私自身もドライバーなので(笑)
普通かな?
リーアムアクションの中では下の中くらいの?
【ガァーーディーー‼️/モーーフィアーース‼(?)️】
「アイスロード」上映前に、2ヶ月後のリーアム兄さんの新しい映画が予告されていた。
本当にタフな兄さんだ😁
僕は、昔、2月下旬にフィンランドのヘルシンキ湾にある要塞の島スオメンリンナ島にバスで渡ったことがある。
1700年代に対帝政ロシア防衛のために築かれた要塞で、ユネスコの世界遺産にもなっている。
観光案内所で島に渡りたいんだけど、行くことが出来るのかと聞いたら、「行けるよ。バスが、そこのバス停から出るから。あと、20分くらいかな。すぐ着くよ」って、凍りついたヘルシンキ湾は船は使えないから、冬の間はバスでヘルシンキとの間をバスで皆、行き来するんだと教えてくれた。
ちょっと緊張した、
でも、映画の、4月に、大型トラック、それも3台で、重量バリバリの荷物を引いてってのは尋常じゃない!
(以下ネタバレ)
しかしだ!
今回は、申し訳ないけど、ガーディとタントゥーの活躍なしには語れない!
タントゥーには、グッと来た!
モーフィアスには驚いたけど、それにしても、心の中で、ガーーディーー‼️と叫んでしまった。
リーアム兄さん、もっとボコボコにしてやれ‼️
以上
リアルなのは良いけど‼️❓カタルシスが無い‼️❓
頭に来た! 出発だ!!
ガス事故で坑内に閉じ込められた作業員を救うために、現地に巨大器具を届けようと、トラックで僅か80センチの氷床を行く男達の物語。
ツッコミ所は多いものの、序盤からテンポ良く分かりやすい内容で面白い。オーロラのもと、夜のアイスロードを滑走するのもオツなもんですなぁ~。
・・・何て思ったのも束の間、朝になれば気温も上がりトラブル頻発!!パリパリいったり波打つ氷床は中々スリリング!!
そして何より、鉱山事故の真実が・・・。
氷床上のハラハラは勿論の事、レースバトル(ではないか)やアクションも盛り沢山。
危険は無さそう?リスク予想が得意?
フラグをビンビンに立てやがって!!と思ったら・・・!?
そろそろ終わりかなぁと思った所で次々と畳み掛けますね。ワタクシの好きなMMAの技術も満載(笑)!!
それだけでなく、鉱山事故を巡る陰謀などもあり、約2時間飽きることない滑り知らずの作品だった。
・・・。
欲を言えば、坑内組の方でもっとアレコレあっても良かったかな。モールス信号はカッコ良かった。
キャラクターとしては、どんな状況でもポーカーフェイスを貫くガーティが良かったかな。
総じて、良作です!
ひどすぎる話に最後のカタルシスが追いついてない
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