最強殺し屋伝説国岡 完全版のレビュー・感想・評価
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2018年の作品で2021年に再編集して完全版に。これを一番最初に見るべき
伊能昌幸主演
初期の作品でつたない
カメラブレきつい
カット割りが変
最後の8分間のアクションは魅せる
上のしおりがヒットガールと判明
カランビットなぎさが不明
(藤井いつき愛稀が芸者と判明)
独特すぎるシュール殺し屋ギャグ映画
手ブレで画面酔いする
斬新な角度から切り込むもハマらず残念
途中からなんか疲れてきた
殺し屋密着なのに笑いの連続
こんな社会に誰が適合出来るのか?
みずほ銀行
京都在住の最強フリー殺し屋、国岡の公私に密着したモキュメ…いやドキュメンタリー。
殺し屋という非日常をどうしても日常の中に溶け込ませたいという、阪元監督の意地と工夫が感じられる。
殺し屋だってテレビ見るし、デートもする。
仕事中はあんなにキレッキレでカッコいいのに、プライベートはゆるふわな感じというギャップが堪らん。
クールでシュールな国岡さんを通して見える現代社会の諸問題。
自由、孤独、クレーマーにブラック企業。
彼らのアクションにはそういった日々の鬱憤を吹き飛ばしてくれるような力があった。
普段は大通りを、仕事中は路地裏を歩くような線引きをしている殺し屋たち。
それが崩れたらどうなるか。
市民を巻き込んだ銃撃戦や殺し屋同士の戦いも見どころ。
そもそも、密着1回目の依頼が〇〇の〇〇〇〇だなんて。
「そりゃ、裁判勝ちますよ。」
伏線回収に小ネタ、シュールなボケ等々、色々笑わせてもらいました。
そして、魅力的なのはなんといっても個性的なキャラクター。
国岡さんを取り巻く仲間、敵、ターゲット。
・藤井さんの芸者殺し屋もっと見たかった。
・あっさりだけどこってりヒロイン、ヒットガール上のしおり。
・あんなにサラリーマン似合う人いない。
・殺丸サイコー!
・憎めない処刑軍団ホワイトベアー。
・大坂さん今回はさらにクセ強い。
・ほぼ同業者と化している唯一の友達も好きよ。
・教授も何気に強い。
国岡さんも強いけど、本当に最強なのは多分監督。
あんな状況で一発も被弾せず、擦り傷さえ無い上、こんな良い画を撮っちゃう。
最強監督伝説阪元!
最初から引き込まれて、笑った笑った。
「ベイビーわるきゅーれ」にハマったので、同じような作品だろうと期待して鑑賞。
まさかのドキュメンタリー?、もう最初から笑っちゃった。
でもこれがこのまま続くのかな、て心配し始めた頃にホワイトベアーのおっさんたち登場。笑っちゃった。
ちょっと長いなと思ったところと、弾が当たらないところが(実際には当たらないのかな)残念だったけど、
笑った笑った。発想がすごいね、音楽もセンスいいし。
ウソをどうやってウソくさく見せないか、上手くこの作品の世界観に引き込んでくれた。
(病気なのに子供引き取って、次から次へと結婚してバトンみたいに渡していくって、全くリアリティのない話で泣かせる作品があったけど、あの説明の多い語り口は合わなかったな。評価高いからあっちでディスると攻撃受けそうだけど。)
良し悪し、好き嫌いというか、坂元監督の演出とは相性が合うんだろうな。
坂元監督まだまだ若いから楽しみ。
10年後にはハリウッドで「エターナルズ」の新作撮ってたりしてね。
目の付け所がシャープです
ベイビーわるきゅーれを見たときに予告編が流れ、その自然な会話に期待、ようやく見ることができた。第一幕?がとにかく面白い。国岡役の伊能昌幸、全く知らないが大したものだ。シナリオもメインの筋には伏線も張りつつなかなか凝った作りになっている。まだ相当若い阪元裕吾監督、この路線でどんどん連作をお願いしたい。
で、ここから先は、あくまで満足した上で、ちょっと気になった点。岐阜のくだりと結婚式二次会、この2シーンはもっと練れば絶対もっと面白くできるはず。ラストの格闘も長くてカメラグラグラで酔いそうになり、久々目をつぶってやり過ごした。相手役の演技も普通のアクション物のそれになっており、せっかくのフェイクドキュメンタリー風味が台無し。あとはおばさん二人も再現ドラマ風で残念でした。
殺し屋に密着した初ドキュメンタリー!?
笑いとシリアスの妙
上映中、ずっとおもしろかった。フェイクドキュメンタリーという手法で殺し屋の仕事や日常をカメラで追うという設定がおもしろい。殺し屋というヒリヒリした日常をイメージするかと思いきや案外あっさりしていたり、抜けていたりと、どこかクスっと笑ってしまう愉快さあり。
かといって、笑いに振っているわけでもなく、殺しや格闘の場面の描写は低予算の映画ではありながら、観客を引き込むものがあった。笑いとシリアスがなんとなくバランスされた妙があって、もう一度観たくなる映画。人気が出るのも納得のおもしろさで、観客は満員だった。
たまたま観た回に舞台挨拶があって、さらにシリーズ化も予定されているようで、初作を超えることがあるんだろうかと思えるくらい面白かったが、初作を超えるとか、そういうノリではなく、ただおもしろいことをやっていこうという監督に思えた。次回作も観たいです。
ハチャメチャドキュメンタリー
すっかり阪本監督の虜になってしまい、今作を心待ちにしていました。
率直に感想を述べると、すげー笑えました。ドキュメンタリー風の映画なのに、ここまで笑ってしまうとは恐れ入りました。
阪本監督が殺し屋国岡のドキュメンタリーを撮るという触れ方が物語が始まりますが、普通に拳銃を机に置いていたり、ライフルを棚の後ろにねじ込んでいたりと、銃器の扱いが雑だったり、二度寝を推奨したり、服選びにも少しこだわったりと、人間くさい場面を存分に楽しめます。劇場はずっと湧いていました。
全体のドキュメンタリーの撮影を阪本監督が手がけており、銃撃戦の中にも思いっきり飛び込んで行ったり、部下を飛び込ませたりと、この映画で1番クレイジーなのは撮影クルーです。なんで巻き込まれないんだ?とかそんな細かい事どうでもよくなるくらいぶっ飛んでて面白かったです。監督の撮影を大体の殺し屋は許可するし、モザイクしてくれたら許すという寛容さ。しかも監督が前に出過ぎたら危ないよと優しく忠告してくれるのがもう面白すぎます。それさえ無視して特攻していく監督もクレイジーです。
国岡さんは殺し屋としてのキャリアは2年ながら凄腕の持ち主で、遠距離での銃での暗殺を撃つだけの簡単のお仕事と評するくらい腕が良いです。基本的には人目につかないところで、拳で一撃や銃やナイフを用いた近接戦闘、念の為の爆弾を用意するなど、ベテランの風格を漂わせる強者です。他の殺し屋たちも登場しますが、基本的に足を引っ張ったりする奴らが多いので、国岡さんのまともっぷりが発揮されます。
舞妓の殺し屋、ベテランの殺し屋、ヒットガールに憧れた殺し屋、ホワイトベアーという死ぬために用意された部隊、野良殺し屋と色んな種類の殺し屋を堪能できます。特に殺丸というど直球な名前のキャラがコメディリリーフになっており、彼が出演しているシーンはずっと面白かったです。彼の生き様も一本の映画として見てみたい…
後半はバトルが繰り広げられますが、ひたすら連打という北斗神拳も真っ青なアチャチャチャチャ-!を体験できます。銃もナイフも放りっぱでの拳と拳のガチファイトは手に汗握るものがありました。タイトルが出るタイミングも非常に素晴らしかったです。
最後にブラック企業の社長を殺すという序盤なんとなくM-1見ながら言っていた発言をサラッと回収するあたりも最高です。社長を殺すまでもハイテンポで殺戮を行っており、爽快感満載でした。
エンドロール後に、序盤にトラブった親子に裁判で勝利し、勝訴を広げ、東京へ向かう、どこか次の舞台を匂わす良い終わり方でした。
単独でもとっても面白いですし、「黄龍の村」「ある用務員」「ベイビーわるきゅーれ」へと続く殺し屋ユニバースの原点としてもとっても楽しい作品に仕上がっていました。監督やキャスト陣の裏話もとっても興味深く、特に阪本監督が半裸で国岡さんと対峙するシーンは是非見てみたいなと思いました。
鑑賞日 10/23
鑑賞時間 19:25〜21:00(舞台挨拶あり)
座席 C-8
最強の殺し屋は隣人かもしれない?
殺人依頼はスマホで誰でも簡単に出来る時代になりました!
子供からの依頼もきたりしますが、スマホですから請け負う殺し屋は普通に仕事を全うしてくれます。
たまには依頼人とのトラブルで裁判沙汰になったりしますが、なんたって最強の殺し屋ですから、裁判でも負ける訳が有りません。(笑)
確かに冷静に考えるとストーリーはぶっ飛んでますが、ドキュメンタリータッチでセリフもリアルなんで違和感は有りません…いや、そのギリギリの部分と言うか違和感が笑いに繋がります。
作品とは関係ないのですが、僕の席の右後ろの観客が笑いのツボがユルユルなのか、そこまで笑えるシーンじゃないやろって場面でも爆笑し過ぎてて、ちょっと集中出来なかったのが残念でした…
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