最強殺し屋伝説国岡 完全版

劇場公開日:

最強殺し屋伝説国岡 完全版

解説

「ベイビーわるきゅーれ」「黄龍の村」など、バイオレンス、アクション、ホラージャンルの作品で注目を集める阪元裕吾監督が、あるひとりの殺し屋の日常や仕事の様子を描いたフェイクドキュメンタリー。「ベイビーわるきゅーれ」のシナリオ作りに励んでいた阪本監督は、「関西殺し屋協会」なる殺し屋ビジネスネットワークの存在を知り、協会の紹介で京都最強と呼ばれるフリー契約の殺し屋・国岡昌幸と出会う。国岡の密着取材で彼と行動をともにする阪元監督は、友人や恋人と過ごす国岡のプライベートや、仕事として殺人の依頼を受け、淡々と対象人物を殺めていく姿を包み隠さずカメラに捉えていく。そんな阪本監督の熱心な密着取材が続く中で、殺し屋と依頼元との連絡ミスが良からぬ事態へと転じていく一幕があった。そのトラブルはやがて肥大化し、国岡は大殺戮を繰り広げることとなる。

2021年製作/93分/G/日本
配給:キングレコード
劇場公開日:2021年10月8日

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(C)2021「最強殺し屋伝説国岡完全版」製作委員会

映画レビュー

4.5フリーの殺し屋を密着取材するモキュメンタリー形式が生む絶妙なリアリティと可笑しさ

2022年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編の時点で面白すぎて、これは絶対見ようと思った作品でした。日本に殺し屋ビジネスネットワークがあるという設定が、フリーの殺し屋・国岡昌幸の日常を密着取材するモキュメンタリー形式で描かれることで、絶妙なリアリティと可笑しさを生んでいます。ちょっとチープな絵面やカメラの手ぶれなども、すべてドキュメンタリー番組の撮影だからという見せ方になって、現代日本の殺し屋はこれぐらいカジュアルなのかもと思ってしまうぐらいです。面白いものを見せたい! という意欲がつまったアクション部分も見ごたえがあって、阪元裕吾監督ならではのオリジナリティが詰まっている1作です。

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五所光太郎(アニメハック編集部)

3.5ベビワルとはまた違った魅力溢れる怪作。

2024年11月21日
iPhoneアプリから投稿

殺し屋ドキュメンタリーというコンセプトがまず良くできてる。
日常描写のリアリティが高く作り物感がないので、そこに当たり前にある殺し屋稼業のリアリティが半端ない。

故に、「こういう世界なんだ」という納得度が高く、作品を見る上でのノイズになっていないのが上手い。

ダウナーな日常描写と泥臭くもキレッキレのアクション。
あくまで仕事人としてクールに振る舞う国岡さん。
そこに飛び込む唐突なギャグ。

インディーズならではのとんがった作風はこの時点で健在。これを煮詰めて更にエンタメ性を入れたのがベビワルという事になるのだろう。

個人的には国岡さん自身の殺し屋稼業に臨むスタイルそのものが非常に魅力的に感じた。
特に仕事を終えてからさらりと「帰りましょう」と言い放つまでのくだり、ここが独特でありプロフェッショナル感が高く良かった。

ベビワルの原点でありながら、それでいて本作独自の魅力もきっちり担保された作品。
更にブラッシュアップされたクオリティで、ぜひとも国岡シリーズの最新作が見てみたいものだ。

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ジョイ☮ JOY86式。

3.5チープでも、そもそも動きがすごい

2024年10月27日
Androidアプリから投稿

確かに映像は安い。でも演者の動きの質が高い。殺し屋というトンだ設定を受け入れさせるだけの身体的説得力がある。
エネルギーを感じる。

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さいてょ

4.0かなり最高

2024年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

萌える

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にゃる

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