君が落とした青空のレビュー・感想・評価
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地に足の着いた青春映画
いわゆるキラキラムービーのイメージとは裏腹に、テーマが恋愛と見せかけて生き方だったり、俳優陣の演技やセリフが自然体だったりと地に足の着いた青春映画。
壁ドン、俺様キャラは出てこない、地味ではあるがじんわりと沁みる作品。
子供向けかな〜。
ちょうどいい時間にやっていたので、時間潰し的に鑑賞しました。
高校生のラブストーリーだけど、若い子向けですらなく、小さな子が憧れる高校生活みたいだなと。キレイでね。
小学生でも少し本を読むのが好きな子ならツッコミどころ満載だと思われる稚拙な物語ではあったけど、そこはそれ、憧れの高校生活を夢見ていた頃の純粋さを無理矢理思い出して、なるべく何も考えずに観ていました。
眠くはならなかったし、最後は良いこと言ってたので(ありふれてはいるけども)、良かったです。
東宝シンデレラ浜辺美波の後輩福本の宣伝とジャニ系松田のファンが観て楽しむ作品
この手の作品は時をかける少女が代表作だが大抵オチは深い諸事情があったりするもんだが本作は細かな点は省略されシンプルに描かれてる 東宝若手の売り出し中の浜辺美波の期待の後輩福本の宣伝とジャニ系松田のファンが観て楽しむ作品で女性客が大半でした!
期待してなかったけど思った以上に良かった。
自分は中学生の時に月イチの映画デートしてたので本作を鑑賞(笑)
そして福本莉子さん目当て。
11月1日の7時から19時を何度もタイプリープするストーリー。
福本莉子さん演じる実結と付き合っている修弥が事故に合うのを阻止しようと実結が何度もチャレンジする展開。
最初は思った事が言えなかった二人がタイムリープを繰り返すうち、素直に自分の思った事を言い合える仲になる展開がとても良い!
福本莉子さん。前作の和菓子屋で奮闘する作品よりも演技が上達した感じ(笑)
まだ伸び代はある感じなので、これから応援したい女優さん。
場内はほぼ女性ばかり。
オヤジ一人でちょっと恥ずかしかったです( ´∀`)
志は良い
ハッピーデスデイ、コンティニュー、パームスプリングスなどループ映画がアメリカで見直されている傾向は感じるがそこを受けた日本の青春映画。前情報としては、ジャニーズとTOHOシネマズの紹介動画の女優ということだけ。もっとギャグを入れてくれればなぁと思う。主演の二人にギャグをさせられないのならギャグ要員を用意するとかもできたのでは。さっぱりした出来で、90分にしたことは評価したいが、あまり欲張らない作りのため、減点も少ないが加点も少ない。そもそも25歳以上は観客として想定されていないのかもしれない。それでもこのジャンルを志した挑戦的な態度は評価したい。でももっと遊び心が欲しい。このジャンルのビバリウムというとんでもないワースト作品を昨年観てしまったので、悪くない出来に思える。この作品も小説原作ということにも驚く。映画に影響を受けた他ジャンルの映画化パターン。
秀逸な青春ドラマに喝采!
福本と松田の人気もさることながら、底辺にあるテーマが実に堅実で、評価が高くなるのは(4.5)、最後に良くわかりました。4回も同じ時間が繰り返される中で、福本は人生に対する考え方を深めていきます。4回やっても残念ながら松田の運命はほとんど変わらず、最後には1回目の出来事と同じことが起きます。しかし、その背景にある深まった人生観が、福本に力を与えてくれます。「運命は変わらないけれど、その人の生き方で人生は変わる」ことを教えてくれる秀逸な青春ドラマでした。というか、年代に関係なく学ぶことが多い作品です。高校生のピュアな恋とは、愛することに対する恐怖や自信のなさが誤解を引き起こします。それが4回のパラレルワールドの出現で、相手に対する本当の気持ちを覚知します。しかし、運命は変わらず、松田は瀕死の重症となったわけです。それでも福本は人間の本当の幸福とは何かを考え、縁する人たちへの感謝の念が沸き起こるのです。結局、恋愛とは相手に気持ちを表現しなければ、何も伝わらない、何も変わらない、そのことを純粋に教えてくれた、素敵な恋の物語でした。
彼氏の秘密がそんなこと?
福本莉子さんの透明感が半端ない作品。彼女演じる実結がタイムリープしながら、彼氏の事故を回避しようと奔走するお話。その度に少しずつ成長していく実結の姿は清々しい。しかし、原作は未読だが彼氏の脩弥の秘密がただのアルバイトだったオチが弱い。実結に付き合って2年目記念日プレゼントを渡す為に、ほとんど会えないくらいアルバイトしてるなんて、どんだけ高価なものを贈ろうとしてんたんだろう。ラストに向かい、実結は1日1日を大事に生きることを学びます。スティーブ・ジョブズみたいじゃないか。なにか心洗われるキラキラ青春映画でした。今後も福本莉子さん作品楽しみです。
なんだかポップ
ジャニーズ主演系だとどうしても女性ファンが多い(というか自分はそもそもこの映画のターゲットではない笑)のと、上映中のザワザワ度もいつもより高いので公開直後とかに行くのは避けていたのですが、スクリーンがデカかったので他の人との距離も空けれるなと思いいざ突撃。原作は数年前に読んでいてうっすらとですが記憶に残っていました。
まぁざっくり言ってしまうとめちゃくちゃ軽い恋愛作品になってしまっていました。原作だと主人公の成長譚として重みのあるストーリーと同時に感動する場面も多々あり、多少無理な設定もありましたがそれすらも跳ね除けてしまうほどの魅力があったのですが、タイムリープラブコメになってしまった結果、量産型の恋愛映画に仕上がっていました。
タイムリープという題材自体、長い間映画では使用され続けてきており、差別化という差別化はかなり難しいものになっているとは思いますが、それにしても雑です。基本的には映画を見にいく約束をする→映画に行く前に何かしらトラブる→どっちかが事故る→時計台に雑な落雷を4回ほど繰り返します。この設定、小説だと違和感なく読み進められるのですが、いざ映像にすると違和感マシマシです。交通事故のシーン、そこそこのスピードが出ているトラックに轢かれた割には音は小さいですし、傷なんて殆どありませんし、多分軽い怪我で死んではいないのにだいぶ大袈裟なシーンに思えました。ここにある程度の説得力はあって欲しかったのですが、まぁそうもいかず。予算的な問題や、主演俳優たちの顔を傷つける訳にはいかないとか配慮はあったと思いますが、その時系列をひっくり返すほどの衝撃だったりがそこにはありませんでした。
キャラクター達の行動にも難ありで、事故の前に映画館に行くか友人のパーティ会場に行くかという分岐ルートが今回は語られるのですが、映画館なら別に映画館に行けばいいのでは?とかこれは修弥のバイト仲間のカンナに問題があるのですが、コイツは美結に嫉妬でもしてるんだと思いますが、バイトがあるとかの嘘をついて呼び出したり、何かと美結に高圧的な態度を取ったりしていて、コイツ1人いないだけでも選択肢は狭まるのに厄介なことにほとんどの事象に絡んできます。かなりここはイライラしました。あと信号が赤だったのか青だったのか分かりませんが、もし赤だった場合は何信号無視してるんだ?って話になります。野暮ったいですけどね笑。
登場人物の配置も従来のキラキラ映画と何ら変わりないポジショニングでこれ見たよ!の連発でした。
役者陣の演技はなかなか良かったのと、映像がとても綺麗だっただけに内容がお粗末に思えてしまいました。意外とこのような完成度の高い中高生向け小説の実写映画というのも邦画にとっては鬼門なのかもしれない…と思いました。
鑑賞日 2/20
鑑賞時間 12:30〜14:15
座席 M-28
こうゆう感じ、好き❓‼️嫌い‼️❓どつち‼️❓
なんかいい加減な展開だけど、そもそも、思春期はいい加減な精神状況なんで、これでいいのだ。
出演者と鑑賞者とか諸般の事情で高校生ですが、関係性からすると中学生的ストーリーだと考えれば、腑に落ちてくる。
そう、自分の中学生時代もしくは高校生初期が当てはまる。
なんだか、いつも言葉足らずで誤解の数々、ありそうになくてあるんだね、これが。
SFじゃなく夢オチだけど、そんことどうでもいい。
感性で感じる映画なんだな、これが。
ヒロインは、セーラー服着せたら当代随一の姿、是非、映画館で見てほしい、浜辺美波以上ですから。
ライバルの女の子が、何故か、風俗嬢のコスプレみたいでワロタ。
感傷と思い出に耽りたい、中高年こそ、是非。
#14 リピート物としては弱かった
過去に戻って同じ日を繰り返す話はたくさんあるが、本作の場合理由が曖昧。
かつ戻っても大きな進展もなく、単に主人公が成長していくという話。
せめて『君と100回目の恋』くらい強い意志を持って過去に戻って欲しいよね。
まあ、それでも未来は変えられないんだけど。
2回目見た方が楽しめる
フレッシュなキャスト陣の繊細なお芝居と、
各シーンで感情を揺さぶるような音楽が印象的でした。
お話の設定にはツッコミどころありですが、
一度見ておしまいではなく、2回見た方が登場人物の気持ちが色々考察できて楽しいと思いました。
福本莉子ちゃん演じる主人公は、1人だけ何度もタイムリープしていて、気持ちの変化がお芝居から伝わってきました。
どんどん成長していく姿を見て、「実結がんばれ!!」と応援したくなりました。
言わずもがな、福本莉子ちゃん、どんな状況でどの角度から見ても、すごく可愛いです。
松田元太くん演じる彼氏は、不器用だけどまっすぐ、実結以外は見えてない、ということがお芝居から伝わってきました。
セリフはそこまで多くないものの、表情で見せるお芝居が印象的でした。
頭ポンポンする前、ただじっと実結を見つめてるところ、かわいいな〜と思っているようにしか見えないです。笑
本当はかわいいって言いたいのに、言えないから頭ボサボサと言ってごまかしてるのかなと思いました。
友達の輪を抜けて実結へ走っていくところはもはや犬のしっぽが見えそうです。
言葉足らずで誤解を生んだり、優しすぎてうまくいかなかったり、
ついつい目が離せない感じの、母性本能をくすぐるワンコ系年下男子松田元太くんの魅力が詰まっていました。
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